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ザクⅡの派生機一覧

登録日:2012/01/04 Wed 22:31:41
更新日:2026/05/30 Sat 13:09:53
所要時間:約 4 分で読めます





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「オペレーターのユウキ・ナカサトです。よろしくお願いします!」
「ここでは、主にMSVや外伝作品におけるMS-06ザクⅡの派生機について明記させて頂きます」

「なお一部資料は別途ご用意させて頂きました」


「上記の機体につきましては、該当の項目をご覧下さい」


○地上用

●ザク・デザートタイプ(MS-06D)

連邦軍の資材を盗用して機体各部の防塵処理、機体冷却システムと装甲の強化を行った砂漠戦仕様機。
こちらもアンテナが1本または2本のタイプがある。
114機が生産され、その殆どがアフリカ戦線で活躍した。
主な使用部隊はロイ・グリンウッド率いる「カラカル隊」、「ピンクパンサー隊」、中東西部に侵攻したカーミック・ロム大尉率いる「スコルピオ」など。

ジオン残党軍御用達で、『機動戦士ガンダムΖΖ』に改良型のディザート・ザク(MS-06D)が登場している。
機動戦士ガンダムUC』にも登場。

主な使用部隊はロンメル隊や青の部隊(外見だけ似せたレプリカ)。

本編未登場だが、ディザート・ザク(ロンメルカスタム)(MS-06DRC)も存在する。

比較的ザクシリーズの中ではメジャーな部類だからか、2021年にはプレミアムバンダイ限定で販売された。
基礎となっているのがORIGIN版ザクⅡなのでクオリティが高く、しっかりと武装周りの再現も忠実に行われている。
ただ、膝を曲げると膝アーマーの一部が独立可動してしまう。何とも中途半端で見栄えが悪いので、脛側に固定してほしかったという声もちらほら。

ディザート・ザクの方のプラモは現在に至るまでアニメ当時に発売された旧キットのみ。しかもMSVの旧キット「ザク・デザートタイプ」のリデコ品なため、ΖΖの他キットより作りが古め。
リアルスケールガンプラとしては珍しく他商品(ドワッジ)との連動ギミックがある。
ロンメルカスタムは未だプラモ未発売。

ゲームでも派生機の中では多めに登場している。
Gジェネでは地上限定という制約はあるが、純粋なザクⅡよりも射撃の手数が多く火力が高いので敵にすると厄介。ただ、どうあがいてもザクⅡなので基礎ステータスは低めで、多少でもステージを進めて練度が上がったプレイヤーには相手にすらならない。
バトルオペレーション2では、200コスト始動の汎用機として登場。攻撃・防御共に無難な射撃機といった具合で、地上適正と廃熱効率適性化スキルで足回りは優秀な部類。GPで購入すればザク・バズーカを主兵装にあてがえるので、即よろけ射撃を持たせて先手を取りやすくできる。
後にMSVからのDA(ダブルアンテナ)仕様も登場。こちらはコスト300始動の支援機で、ザク・マシンガンの長銃身仕様を持っている。大よろけの取れる腰部ミサイル・ポッドの存在などもあり、後方からよろけを取って汎用機や強襲機に討ち取らせるというスタンダードな戦法に向いている。

SDガンダム外伝シリーズでは、通常仕様がジオン族の戦士(ファイター)デザートザクやリザーデスのモンスタービーストデザートザクとして、青の部隊仕様がインフェルデスの青闘士ディザート・ザクとして、ロンメルカスタムがフランデッドの邪鬼戦士ディザートロンメルザクとして登場している。


●ザクタンク(MS-06V)

ザクの上半身をマゼラ・ベースに取り付けた再生機。
下半身を破損したザクの上半身とマゼラ・トップを失って残ったマゼラ・ベースをくっ付けたらしい。
決まった形はなく、バリエーションがかなり多い。型式番号も便宜上のもの。
もちろんガンタンクの対にもなっていない。
作業用だが大戦末期にはキャノン砲を装備して実戦参加もした(こちらは『戦場の絆』などのゲームでシステム上ガンタンクのライバルになっている)。

こちらも『第08MS小隊』に登場。ただし08小隊版は上半身が旧ザクである。
後の『機動戦士Ζガンダム』でもグリプス戦役時にジャブローで使用されていた。
他にもボルネオの工作部隊が運用した「グリーンマカク(MS-06V-6)」、『MSV-R』の「ワイルドボア(MS-06V-8)」等が存在する。
漫画『MS BOYS』では序盤から主人公たちの機体として登場。姿を変えながら、物語の最後まで戦い抜いた。

マゼラアタックの項目にもあるが、プラモデルでザクの上半身とマゼラ・ベースとを組み合わせようとすると、実は各モデルのサイズが合っていないという問題がある。
この話題への回答の一つとして、Netflix配信CGアニメの『復讐のレクイエム』ではザク1機と複数のマゼラアタックのパーツを継ぎ接ぎして造られたという解釈が採られている。

SDガンダム外伝シリーズでは、ザビロニア帝国の僧侶ザクタンク、オルバニア武道大会の参加モンスターであるザコーピオンとして登場している。


●陸戦高機動型ザク(MS-06G)

J型の総合性能向上型。
グフとの混血児であり、推進系の改良により機動力が向上するもホバー走行は不可能。
グフの量産開始と共に生産中止となったため少数(50機ほど)しか作られなかった。

機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、戦後レストアされた機体が登場する。

設定そのものは『MSV』から存在し、小説版『コロニーの落ちた地で…』でも登場したが、詳細設定と全身像の初出は意外にもSDガンダム(当然SD頭身)。
『ガシャポン戦士』で「陸戦型ザク改修型」として商品化されたが、現在とは脚部のデザインが異なる上に設定も少し違っており、こちらはホバー走行が可能とされている。
その後『MSV-R』にて非SDのイラストが設定とともに改めて作られる……という少し珍しい経緯をたどった機体でもある。

映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』にはサザンクロス隊用の陸戦高機動型(MS-06GD)が登場するが、『THE ORIGIN』準拠の設定なため、元のG型との関連は不明。こちらもホバー走行が可能。


●ザク・ワーカー(一般作業用ザク)(MS-06W)

地球攻撃軍の工作部隊で用いられた作業用機。
型式番号は正式なものではなく、前線における慣例的なもの。
現地で使用不能になった機体のパーツで組み上げられた再生機のため、決まった形はない。
『MSV』に掲載されたよく知られたデザインの機体はザクⅠベースだが腕部はザクⅡからの流用。
派手なカナリアイエローの塗装は本国に作業進捗を知らせるプロパガンダ用にわざわざ塗りなおしたらしい。

主にアジア西部やアフリカ戦線を中心に確認されたが、北米でも確認されている。
しかし末期にもなると四の五の言っていられず、戦闘に参加する事が多かったようだ。
装備は荷物デッキ、ウインチ、大型スコップ

SDガンダム外伝シリーズではザビロニア帝国の工兵ザクとして登場している。


●湿地帯戦用ザク(MS-06J)

初出は川口克巳によるジオラマ作例。『ホビージャパン』や『SFプラモブック 機動戦士ガンダム リアルタイプカタログ』に掲載。
掲載当時は単なる「迷彩塗装のザク」として扱われていたが、後に「湿地帯対応の小規模改修(エアフィルターのカビや湿気によるモノアイ結露などを防ぐ処理)を施した機体」とされた。
装備は通常機と同じ物の他、アサルトライフルと携帯式ミサイルラック(脚部ミサイルポッド用)を携えた機体も確認されている。


●ザクⅡ寒冷地仕様(MS-06J)

『ギレンの野望』や『ガンダム外伝』など一部の作品に登場。
極地や雪原といった寒冷地での戦闘を考慮してカラーリングを雪に溶け込む白にリペイントし、関節部に防雪カバーを掛けたるなど耐寒・防寒処理が施されている。
作品によっては雪上歩行用として足裏にスパイクを追加した機体や、荒天下でも通信を安定させるよう後頭部にロッドアンテナを追加した機体も存在する。

●ドアン専用ザク(MS-06F)

派生機というよりかは現地改修機だが一応記載。
元々は一般的なザクⅡと姿形は変わらず、原典15話のククルス・ドアン回に登場したザクの作画崩壊をファンが揶揄して生まれた二次創作のような代物だったが、映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開にあたって作画崩壊すら設定に落とし込んだ上で事実上の専用機として生まれ変わった。
妙に長い口吻状のパーツはもちろんのこと外装の一部は剥がれ落ち、バックパックのスラスターは蓋つきになっているなどのアレンジが加えられている。
性能も落ちているのだが、脱走兵であるドアンの操作技術によってカバーしており、サザンクロス隊の何人かをヒートホーク一本で葬り去った。


○宇宙用

●強行偵察型ザク/ザク・フリッパー(MS-06E/MS-06E-3)

センサーやカメラの増設及び強化による偵察用改修機。
敵艦隊への威力偵察も任務としていた為、機動性向上を目的にS型のバーニアが増設された。
その反面、装甲が犠牲になっている。
主にミノフスキー粒子散布下での有視界偵察で活躍した。
一年戦争後に接収された際にその偵察能力が連邦内でも評価されており、カーキ色に塗装された機体がグリプス戦役時で確認されている。

また頭部カメラを三連ターレット型に換装、背部にセンサーブームを装備したE-3型は「フリッパー」と呼ばれた。
どっかの最低野郎にどことなく似ている。

よく同じ偵察用のアイザックと比較される。

ゲームでは、バトルオペレーション2でコスト300始動の強襲機として参戦。その際の告知画像は、明らかにどっかの最低野郎を意識したポーズやタッチとなっていた。
強襲機ではあるが攻め手にはやや乏しく、耐久値や防御性能も若干心持たない。反面よろけ値の高い攻撃が多く、アンチジャミングやカメラガンを使ったトリッキーな戦法を得意とする。なので前へ前へと攻め入るタイプではない。

SDガンダム外伝シリーズではネオジオン族の斥候ザクスカウターとして登場している。


●ザク・トレーナータイプ(訓練用ザクⅡ)(MS-06T)

大戦初期に使用された練習機で、C型をベースに教官用のコクピットを増設した機体。
訓練で目立つよう各部に黄色い発光バンパーが追加され、胸部にもモノアイがあるのが特徴。
また、ショルダーアーマーのスパイクが無い代わりに胸部バルカン砲が装備された。
MS戦記』によると、本機が導入される以前は練習にも単座機*1が使用されており、訓練生の事故死が多発していたという。

設定された当初は文字設定のみでデザインが無く、モデラー個人の解釈に委ねられていた。
中でもモデラーにして作家の小田雅弘氏が作成した双頭の「練習用ザク」はインパクト抜群。


●ザク・マインレイヤー(MS-06F)

F型ザクに宇宙機雷敷設用バックパックを装備したタイプ。
機雷を積載した分運動性が落ちた為、戦闘には不向き。
推進剤を通常のザクの2倍積んでいるため継続戦闘能力が高い……ハズだったが推力は変わってないので機体の重量で相殺され、結局継続戦闘能力は通常機と同じ。

『MSV』で登場。
ちなみに当時出た1/144ガンプラには通常ザクへの改造パーツも付属しており、「量産型ザクのガンプラのリニューアル版」として歓迎された*2
当時の漫画『プラモ狂四郎』でも「最高のザクモデル」と評する台詞がある。
そんな評判もあってかプレバンによるザク・シリーズのバリエーション展開の中では期待されなかった部類なのだが、何故かHGをすっ飛ばしてRGで限定販売された。
当然だが本体は成型色変更のみで、バックパックのみ新規造形となっている。

ガンダムバトルシリーズ』においては鬼火力の機雷番長
『バトルオペレーション2』でも機雷散布による鬼火力は健在。ただ、機雷は使用すると周囲を漂うだけで、暫くすると自動で爆発するので使い所はかなり見極めが重要。
また上のそもそもHGUCブランドのキットが無いという理由から、『ガンダムブレイカーシリーズ』で本機がいる場合、ザクⅡファミリーでマインレイヤーのみ「RGブランド・プレバンいつもの単色印刷の箱」がHG版キット…というか1/144キット扱いになるもののボックスアートとして扱われている。
こっちでも機雷の使い勝手はイマイチのため、どちらかというと「ごついバックパックをつけたい」の需要を満たす方が大きいか。EXVSのパーフェクト・ガンダムみたいに手榴弾にするとかならよかったんだけど…


●マニピュレイションシステム装着型ザクⅡ(MS-06MP)

『ガンダム パーフェクト・ファイル』に掲載。
作業用ポッドと組み合わさった機体で、ランドセルには4本の精密作業用マニピュレーターがある。
2人乗りで、もう1人は左胸の増設コクピットに乗り、キャノピー越しに外を視認しながらマニピュレーター操作を行う様になっている。
とはいえ機体操縦との分担が必須となる本機はやはり扱い辛かったのか、製造数は3~4機に留まり、実機はソーラ・レイの改造作業にあたった。


●ザクⅡ(砲手用)

0083の前日談『機動戦士ガンダム0083 with ファントム・ブレット』に登場。
終戦後も月で独自にテロ活動を続けていた「ザメル砲部隊」の1機で、射手を担当している。
ベースはF型だが胸部のみF2型で、背部にはザメルの主砲を懸架、右肩に砲架、右足にスパイク、頭部に遠望カメラを増設している。


●ザクⅡ F2型(測距手用)

こちらもザメル砲部隊の一員で、測距手用に携帯型の測距機とザメル砲の砲座を懸架している。
また、測距時に会敵した時の為に左腕にグフ・カスタムのシールドガトリングを装備している。

SDガンダム外伝シリーズではキンバライト基地仕様がマドコープスのモンスターマッドブッシュザクとして登場している。


●ザクⅡ[シュトゥッツァー](MS-06F)

『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場。
ジオン残党が作製した「シュトゥッツァー」(伊語で「伊達者」の意)と呼ばれる装備を増設したMSの一種で、型番はF型だが実際のベース機はF2型。
無理矢理ビームライフルを使用するべく、胸部にはゲルググ用ビームライフルとウィンチユニットを備えた保護板を、背部にはビームライフル用の増加ジェネレーターを背負っている。
ウィンチユニット先端はマニピュレーターになっており、これにも武装を持たせたりワイヤートラップを仕掛けたりも出来る。

なお、シュトゥッツァーは有り合わせの部品から作製されたので機体毎に装備の内容は異なる。


●ザクⅡ(スキウレ仕様)(MS-06F)

移動砲台スキウレに搭乗したザク。
腕部や太股などが白く塗られている。
設定的にはF型そのままで特に改修もされていないが、『ギレンの野望』などゲームの仕様上この様に分類されている*3


●ミサイル装備型ザク(MS-06L)

ツクダホビーの卓上ウォー・シミュレーションゲーム『ジークジオン』(1990年)の拡張キット『トワイライトオブジオン』に登場…した機体らしい(詳細未確認、情報求む)。
シールドや肩パッドを外し、両肩5連装・両前腕3連装・両脚3連装・腰部両脇2連装のミサイルポッドを装備している(他にヒートホーク1本)とされるが、文字設定のみで挿絵等は不明。
艦隊戦での火力支援に用いられた模様。



○その他

隊長のザクさん

「え、ボクですか?」


サク

「サクッ、サクッ」


○ザクZ

Zザクではない。
『魔法の少尉ブラスターマリ』に登場。
スペースコロニーが変形する全長50km以上のMS。


○バルブス(MS-06MS)

『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の外伝作品に登場。
脚部まで腕に換装されており、ビームライフル四丁銃使いという地味にとんでもない機体。
無論、人間がこんな機体を扱えるはずも無く、乗っているのは…


ツチダ専用ザク(MSー06OP)

特異な経歴を持つ機体。本編にも外伝作品等にも登場していない。


○にせガンダム

初出は横井孝二の4コマ漫画『元祖!SDガンダム』。
ガンダムへの復讐のために、外装をガンダムに偽装したザクⅡ。
実際、モノアイや動力パイプなどが見えるものの、ぱっと見ではガンダムそっくりになっている。
しかしその外見ゆえに味方のザク等からも追いかけられ孤立してしまい、その後はにせガンダムMk-Ⅱ・にせΖガンダムと共に「にせガンダム軍団」を結成するなど独自に活動する様になった。

SD版MSVともいえる『SDV』では「模擬訓練時の敵部隊役を担う偽装MS」という設定を付与された。
なおゲム・カモフとは違い実戦投入は想定されていない、あくまで模擬戦用の機体である。

映像作品では『SDガンダム猛レース』に登場。CVは神代智恵。
但しこのエピソードはDVD・Blu-rayには収録されていない。唯一の出番が…。


○偽Ζガンダム

コミカライズ版『機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス』より。

ガンダムチームのネームバリューにあやかった宇宙海賊がザクⅡのボディにΖガンダムの頭部(ハリボテ)を載せてリペイントしただけ、素人目に見ても全く化けられていない雑な偽装MS。
小癪にもシールドを左肩に移設して少しでもΖっぽくしようとしている。
武装はザク・マシンガン改のみ。

偽ガンダムMk-Ⅱ(バーザム)、偽百式(ジム)と共にガンダムチーム(主人公のヨーン曰く「パチモンガンダムチーム」)を騙って海賊行為を働いていた。
だが乗り手はお世辞にも素人ばかりで、そこに駆け付けたジムⅢディフェンサーには全く歯が立たず一瞬で制圧された。

ちなみにこのネタの始祖、上述のにせガンダム軍団で「Ζの偽物」を演じているのはザクⅡではなくズゴックである。



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最終更新:2026年05月30日 13:09

*1 後付け設定だが、後に最初期生産型のザクⅡA型が設定された。

*2 なにせ当時の「1/144量産型ザク」はガンプラ最初期の製品であり、足首は妙に細いし動かない・股関節が左右に開けない等、不満の多い出来であったのだ。

*3 ちなみに『ギレンの野望』では武器変更により「ザクⅡ(マシンガン)」や「ザクⅡ(バズーカ)」への切り替えが可能。