ウイグル獄長

登録日:2019/02/28 Thu 23:57:30
更新日:2024/04/24 Wed 02:46:58
所要時間:約 10 分で読めます




あ~~、聞こえんな!!

いやがるやつの命を賭けるからおもしろいのだ! フハハハ~~!!


ウイグル獄長とは、『北斗の拳』に登場する悪役である。
ちなみに英語表記はUighurで実在する民族ウイグル族(Uighur)と全く同じ綴りになっているが、スピンオフの作品などによってUygleやWigulといった表記揺れが存在する。


概要

CV:郷里大輔(TVアニメ、劇場版)/ 三宅健太(天の覇王)/ 大友龍三郎北斗無双)/ 楠見尚己(北斗が如く)

『北斗の拳』前半における最強の敵、ラオウこと拳王。
その拳王の支配する不落の大監獄「カサンドラ」の支配者こそが、ウイグル獄長である。

身の丈はケンシロウの倍ほどもある超巨漢であり、その体重は本人親告で350㎏、アニメ版では500㎏に及ぶ。
ちなみにホッキョクグマのオスは450㎏ほど、競走馬が500㎏前後らしい。人間じゃないな。
むさくるしい白髭を生やし、防具は拳王のそれを思わせる巨大な兜を除いてはほぼ裸である。
そのインパクト抜群の外見もあって、作画の原哲夫氏は「一番気に入っている悪役」としてウイグルを挙げている。
原氏によればファンタジーアートの大家フランク・フラゼッタの作品に出てくる戦士が外観のモデルらしい。


カサンドラは拳王に歯向かった者、目をつけられた者達が閉じ込められた巨大な監獄であり、
どんな凶悪犯でもその拷問に耐えられず、泣き声が消えることもない。
そんな「鬼哭島」の最強不落伝説を守り注いできた男こそが、支配者たるウイグルその人である。

ウイグルにとって、囚人達は暇潰しの道具でしかない。
拳王の恐怖を世に伝えるため、ウイグルは囚人達を次々に血祭りにあげていた。
脱走者を虫けらのように殺すなど、もはやルーチンワーク。
反逆者が出れば返り討ちにするだけでは飽き足らず、(適当に髭を抜いてその本数で決めた番号の監獄から)無関係な囚人を連れ出し、見せしめとばかりに連れ出した囚人達も巻き添えとして処刑していた。
その徹底した恐怖統制は部下達に対しても行われ、おそらくカサンドラにおいてはNo.2&3と思しき門番のライガ&フウガ兄弟にも彼らの弟・ミツを人質に取ることで反逆を防いでいた。

また、自分の飼っている猛禽を処刑獣として飼いならす一方で、「気が変わった」の一言で嘴を切り落とす(アニメではそのまま斬殺!)など、気まぐれで命を弄ぶ非情さは身内に対しても向けられる(もっとも、部下の刑吏や処刑人を率先して殺した描写はないが)。

獄長が本気で畏れ、尊ぶのは、彼にとって「力」の象徴である拳王をおいて他にはいないのだ。



他方で、拳王軍でも指折りの戦闘力や、残虐ながらも溢れる威風と鷹揚さ、殺戮慣れした拳王軍兵士でさえ慄く残虐性などから、ある種のカリスマでもって獄卒達から慕われてもいる。
主君であるラオウからも信頼を寄せられており、トキのこともよく知らされていた。

また、ウイグルはどういうわけだかケンシロウに対して「さすが劉家北斗神拳」と発言したことがある。
後付け設定にて「北斗神拳」には「北斗劉家拳」なるものが存在し、「北斗神拳に伝承者なき場合は、これを劉家拳より出す」という設定も加わったため、ウイグルは(恐らくラオウ経由か)北斗神拳について相当詳しかったらしいことが仄めかされている。

強さで言うならば拳王軍でもラオウに次いでトップクラス。
詳細は後述するが、拳王軍で彼に並べそうなのはジャギアミバ・リュウガぐらいのもの。
さらにケンシロウを苦戦させた度合いで見るならば、ウイグルは以上の3名をはるかに上回るダメージを与えている。
手の内を知っているジャギとアミバ(トキの技を再現)はケンシロウにとって戦いやすかったのに対して、ウイグルは「見たことのない闘技」といわれる初見殺しの技が多かったにせよ、
その戦闘力は拳王軍ナンバーツーといわれてもおかしくないほどのものがある。

TVアニメ版では原作において拳法家から極意書を奪い取る役目がラオウから彼に代わっており、カサンドラに収監された拳法家から家族を人質に取り極意書を奪っては、抵抗した拳法家を副官のターゲル(アニオリキャラ)に始末させていた。
奪った極意書はラオウに献上していたようである。


作中での活躍

トキを探すべくケンシロウ、レイ、マミヤの3人はウイグルの支配するカサンドラへ向かう。
ライガ・フウガにその器を見込まれたケンシロウは開かずの門を通ることを許され、ウイグルは見せしめのために二人の弟・ミツを処刑しようとする。
しかしミツが己の運命を受け入れカサンドラ滅亡をケンシロウ達に懇願したのを受けて
「死を恐れない者を殺しても意味はない」と処刑を取りやめ、自らがケンシロウ抹殺に乗り出した。(アニメでは部下にミツを処刑させている。ヒドイ!)

髭を抜いて巻き添えを引っ立て、更にケンシロウの墓穴を掘らせようとするも、当のケンシロウからは「もっと大きくしないと獄長が入らんぜ」とバカにされる。
手始めにウイグルは泰山双条鞭で挑みかかるも、ケンシロウに先端を結ばれてしまう。
ならばと今度は兜から千条鞭を引き抜き、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる「この数なら見切れまい」と豪語した通りケンシロウを縛り上げ、切り札である蒙古覇極道を食らわせてケンシロウを吹き飛ばす。
その威力はケンシロウをして失神させるほどであったが、「直撃すれば間違いなく即死」という過信故か、生死の確認とトドメを刺さなかったことが仇となり、ダメージでふらつきながらもケンシロウは再起動。

2発目の覇極道は見切られてあっさり避けられ、トラップによって回避できない状況で放ったダメ押しの3発目は、受け止められて肩を潰されてしまう。
苦し紛れに兜のトサカに隠された刃で突撃しようとするも、カウンターの北斗百裂拳で兜ごとボコボコに殴られて秘孔を突かれまくり、
最後は渾身のパンチで吹き飛ばされ、新しく掘った墓穴に押し込められる形で体が爆裂した。
ちなみに、アニメ版では北斗百裂拳で殴られた時間が一番長いキャラだったりする。


墓穴が狭すぎたようだな だがじきにちょうど良くなる 安心して死ね!

ひ…ひィ たたずげべ ば!!


悪党に墓標はいらん!


これを受けて(北斗ワールドでは本当に珍しいことに)部下が仇を討たんと襲い掛かろうとするもケンシロウに一喝され、カサンドラ不落伝説は終わりを告げる。
しかし驚くべきことに獄長はまだ死んでおらず、血だるまになりながらも墓穴から這い出て部下達に「トキとケンシロウを会わせてはならぬ」と絶叫し、そのまま事切れ爆死した。

あ…あわせではならぬ!!

あ…あのふ…ふたりを… ふただりをぉ~~


をろあ!!!

因みにアニメでは「カサンドラ伝説にはもう一つあり、最後にカサンドラは荒野に帰る」へ変更された。


能力・武器

泰山流 双条鞭(たいざんりゅう そうじょうべん)

獄長のトレードマークともいえる2本1組の巨大な
先端が音速にも達する自在な動きで敵を打つが、相手を打ち据えるよりも締め上げて切り刻むことに特化している。
単純なスピードも相当だが、その軌道の読めなさに真価はあり、ボウガンを掴み取るケンシロウですら当初は避けられず食らっていた。
南斗六聖拳の一角にして南斗水鳥拳を使うレイですらも「見切れない」「相当な達人」と評しており、これだけでも相当強力。
これだけでもウイグルが南斗六聖拳に匹敵する実力者とわかる。

相手に2本とも絡み付かせて引っ張ることで、相手を輪切りにする熊胴断波(ゆうどうだんは)という奥義もある。

なお、DS版『天の覇王』では、腕の鎖を振り回してこの技を放っている。

鞭を自在に操る拳法だが、同じ拳王軍のヒルカが使う「泰山妖拳・蛇咬帯」も帯を自在に操り相手の拘束に長けるという泰山流の拳法なので、何か関連があるのかもしれない。


●泰山流 千条鞭(せんじょうべん)

兜の角を引き抜くことで出てくる無数の鞭。
もちろん普通の鞭よりもずっと扱いにくいが、ウイグルはこれをいとも容易く使う。
泰山流双条鞭とは異なり相手を倒すための武器ではなく、縛り上げて動きを封じ、下記の蒙古覇極道につなげるための技。
『北斗の拳外伝 拳王軍 ザコたちの挽歌』ではウイグルの頭にでも詰め込まない限り兜に収まらないと主人公が発言していたが、多分読者の皆様もそう思う。
劇場版では大地に地割れを起こす程の威力を見せたが、レイの敵ではなかった。

また兜のモヒカン部分は斧になっていて、相手を突き刺すこともできる(未遂)。

蒙古(もうこ)覇極道(はきょくどう)

肩の筋肉を大きく膨張させ、全身の力を詰め込んで決めるショルダータックル。
発動までタメがあるので、使用する前には千条鞭で動きを止めておく(角を地面に突き刺すことで杭にする)ことで、衝撃を殺さないように仕向ける一石二鳥の戦法を取る。
威力は半端ではなく、本人が「この技を食らって生きていた奴などおらん」と豪語する通りで、
ケンシロウに上記の戦法を使用した際には千条鞭をブチブチ引き千切ったうえで十数メートル吹き飛ばし、吐血させた上で失神にまで追い込んだ。
ケンシロウを相手にこれほどのダメージを、たった一撃で与えたのは他に類例がないといっていい。ラオウでさえ一撃失神はできなかった。
筋肉も相当頑丈になり、ケンシロウの策で尖った鉄柱に激突させられたが無傷だった。

しかし、こんな大味な技がケンシロウに二度も三度も通じるわけもなく、2発目は回避され、3発目は鉄をも引き裂く北斗鋼裂把で止められて肩を潰された。
また、基本的に泰山流千条鞭で相手を抑え込むのが理想なので、二度目以降は泰山流千条鞭が使えず、当てにくいという問題もある(本編ではトラップを仕掛けて逃げ道を防ぐなどしていた)。


その他の作品における活躍

拳王軍の中ではジャギアミバ、リュウガ、ガルダ(パチンコ及び外伝漫画オリジナルキャラ)といった大物に並ぶか上回るぐらいの強さと、
圧倒的な絵面、役職のインパクトもあって、「拳王軍」という組織が登場する作品においては高確率で登場する。

旧劇場版

「トキが存在しない」という大ナタが振るわれたため、拳王軍のNo.2に消去法で抜擢。
特注と思しきバカでかいバギーに乗って、ラオウの行く先どこまでも腹心として追従した。
またこのアニメ映画ではカサンドラは拳王軍の首都になっているので、ウイグルは「獄長」と呼ばれるシーンがない。

終盤、拳王はサザンクロスを滅ぼしてユリアを攫い、カサンドラに幽閉する。
リンとバットはこの世紀末に唯一咲いた花の植木鉢を持って囚われのユリアにプレゼントするも、
それを訝しんだラオウとウイグルは彼女を処刑すると脅し、花を差し入れたヤツをおびき寄せようとする。
リンをかばってレイが処刑場に現れたことでウイグルは始末に向かうも、原作ではただ驚かれるだけだった二条鞭をあっさり結わえ付けられてしまい、
切り札の千条鞭も当たらなければどうということはないとばかりに躱され、輪切りにされて昇天した。


天の覇王 北斗の拳 ラオウ外伝

同作はラオウが主人公なので、原作で描かれなかった拳王軍の覇道が掘り下げられている。
まずはウイグルについて触れる前に、カサンドラの出自に関して説明する必要があろう。

『天の覇王』においては物語開始からさかのぼること十数年、龍帝を名乗るアモンなる男が建設したのが、不落の軍事要塞カサンドラである。
十数年前というのが核戦争開始前か後かはよくわからないが、仮に前であれば核シェルターも兼ねていたのだろう。
カサンドラには無数の罠が仕掛けられ(原作でライガ&フウガが必死で抑えていた吊り天井など。これが原因でソウガは片足を失った)、猜疑心の塊となったアモンはカサンドラに引きこもり、覇道を忘れ果てる。
カサンドラの鉄壁さに惚れ込んだラオウは腹心のソウガ&レイナ兄妹と共にカサンドラに攻め込み、老害と化したアモンを破り城を奪取。
かくして、カサンドラはラオウ───拳王に背く者達を詰め込む鬼哭島となったのである。
ちなみに初代獄長のギオンは、ラオウに黒王号を引き合わせたというだけで選ばれた。
ラオウにとってそれだけ黒王号を得たことはデカかったのだ。

そんなカサンドラで大暴れする囚人が現れたと、拳王のもとにギオン直々の報が飛ぶ。
その囚人は火炙りも毒も槍もギロチンさえも通じず、あらゆる処刑に耐えて次々と拳王兵を殺傷しているという。
言うまでもなく、その男こそがウイグルであった。

巨体と凶暴さを見込まれて拳王軍にスカウトされたウイグルであったが、敵勢力との小競り合いを見てその余りの不甲斐無さに逆上したウイグルは、自分の所属する小隊もろとも敵軍を瞬く間に皆殺しにしてしまう。
仲間殺しのカドでウイグルはカサンドラに送られるが、聞き入れるわけもなく暴れ始め、枷に結ばれた鎖を振り回して刑吏たちを真っ二つにする始末。

駆け付けたラオウは黒王から下りもせずにウイグルの振り回す鎖を掴んで止め、そのまま引っ張って制止しようとするも、2人の怪力に耐えきれず鎖は破断。
ウイグルはその時初めて、自分より強い人間が世界にいることを知った。
そしてラオウはウイグルの力のみならず我の強さも一級であると認め、ギオンをクビにしてウイグルにカサンドラそのものを与える。
自由を得たウイグルが最初に命じたことは、誰よりも強き男……拳王を模した兜を権威の象徴として造らせることであった。

ちなみにアニメ版ではカサンドラにトキ(自ら拳王軍に身を差し出した。少なくとも本作ではそういう設定)を拘禁する場面が追加されている。
自らを無視するトキに千条鞭で襲い掛かるもすべて躱され、覇極道はケンシロウを上回る指1本で制止された。
……獄長、何が「この技を食らって生きていた奴はいない」でしたっけ? はいけませんよ。「あ~~、聞こえんな!!」

その後、原作通りウイグルが戦死し、トキが野に放たれたことを知ったラオウとソウガは「何だと!?」と激しく動揺しており、彼らがウイグルの実力をいかに高く評価していたかがうかがえる。


◆北斗の拳外伝 金翼のガルダ

拳王の命を受け、ガルダ(南斗神鳥拳継承者)に南斗最後の将の居城を示す地図を渡すも、彼が解読できなかったため役立たず呼ばわりした。

北斗無双シリーズ

原作通り中ボスとして登場。
グラフィックは牙大王の改造である。でかいので地面パンチは通じない。
無印のジャギ幻闘編では、ジャギとアミバのお目付け役としてついてくる。

◆北斗の拳外伝 拳王軍 ザコたちの挽歌

6話で主人公・ノブが研修でカサンドラに向かう話がある。
登場早々にノブの眼前で反逆者3人を虫けらのようにシバき倒してカサンドラの恐ろしさをまざまざと見せつけた。

あの兜の角は「カブトツノモドキ」という軟体動物であり、千条鞭に当たる部分は8本の触腕。
過去に干からびて死にそうになっていた所を獄長に助けられてペットになったらしい。
これを絡み付かせて、角の底面部分にある口で相手に齧りついて食らうのだという。……核戦争の影響で進化したのだろうか?
ウイグル以外には全く懐いておらず、研修教官(カサンドラの刑吏)が兜に手を伸ばした際には食らいついている始末。
ちなみに雄と雌のつがいだが交配はしないようだ……。もうわけわからん。

DD北斗の拳

漫画ではCLUBカサンドラの店長として登場。ドM
アニメ版では第25話で鶯と極楽鳥のハーフ「ウイグル獄」が登場。

北斗の拳 イチゴ味

兜を脱ぐとテクノカットであることを聖帝軍の密偵(汚物を消毒してるモヒカン)に見られてしまう。
密偵を処刑しようとするが、生き埋めになって命乞いをするのが得意な男が活躍したため許したらしい。
その後、ラオウを探して気まま旅を続けていたハンがカサンドラを訪れた際は、童貞扱いされて激怒して戦いを挑むものの完敗。さすがに相手が悪すぎた……。

◆北斗が如く(PS4のゲーム)

第四章「監獄伝説」にて登場。
トキに仲間の治療を頼む為にカサンドラを訪れたケンシロウと対峙する。
ケンシロウの強さにビビっていた部下に、「わめくな、使えん犬め」と言い、高所から飛び降りてその部下を全体重かけて踏みつけ、ミンチにした。
大勢の部下をアッサリ倒したケンシロウを褒めて「ぐふふふっ……よかろう。中に進むがいい……きさまには、それなりの死に場所を用意してやろう!」自らケンシロウを獄内へとエスコート。
しかし、後からケンシロウの目的が「トキに会うこと」だと知ると獄長はブチ切れ。戦闘に突入する。

鞭は使用せず、巨体を生かした打撃が多い。たまに地面に埋まっている岩を引き抜いて投げつけてくる。
ある程度獄長の体力を減らすと、ケンシロウの周りをトゲ付きの壁で囲み蒙古覇極道をするが、原作(3発目)と同じく北斗鋼裂把で止められて肩を潰された。
ここのQTEに失敗すると、ケンシロウが鋼裂把出来ずにトゲ付きの壁に潰されて即死してしまう。

事前に墓を掘っていなかった為、最期はその場で棒立ちしながら「いべぼぉぅ~!!」というオリジナル断末魔をあげて爆死。
原作とは異なり、部下達は「カサンドラはおしまいだぁぁ」などと言いながら逃げ出した。

余談

アクションゲーム『ファイティングファンタジー』に、ジャイアントの「ポン」という見た目がモロに獄長なラスボスが登場する。
外見だけなら上記したフランク・フラゼッタのリスペクトにも見えるが、肝心の必殺技が完全に蒙古覇極道な構えから繰り出されるショルダータックルなので獄長がモデルなのは確定的に明らか。
しかも続編『デスブレイド』では前作主人公を差し置いてプレイアブル兼タイトル画面担当に抜擢されるなど謎の優遇を受けている。ゲーム界でも獄長は人気キャラ、という事なのだろうか……。
なお、両作を作ったのは変なゲームばっか作る事でおなじみデコこと「データイースト株式会社」。「濃いキャラが主人公の座を簒奪」というのもある意味デコの伝統である。

格闘ゲーム『ワールドヒーローズ』では初代から登場しているJ・カーン(チンギス・ハン)はモンゴル相撲の使い手で、「覇極道!」と叫びながらショルダータックルを仕掛ける。
ただ技名は蒙古覇極道ではなく蒙覇極道なのでセーフであろうか。

また、原作ではケンシロウ達を指さすシーンが二度あるのだが、その二度とも手が6本指になっているという作画ミスがある。
そんな彼が自慢の蒙古覇極道をケンシロウの6本の指(左右の手で3本ずつだが)で受け止められてしまうのは果たして偶然だったのだろうか。



フッハッハ!今日のワシは気分がいい! 3日ぶりに追記・修正してやろう!!



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最終更新:2024年04月24日 02:46