CP-0(ONE PIECE)

登録日:2022/06/30 Thu 17:17:17
更新日:2022/07/03 Sun 13:42:48
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「"CP-0”…! 何しにここへ…?」

「も、もしかして…"CP9"と関係が!?」


「その"最上級"の機関よ」

「彼らが動くときにいい事なんて起こらない」

【概要】

ONE PIECEに登場する世界政府直属諜報機関サイファーポールの中でも最上級と評されている天竜人直属の組織。
「サイファーポール"イージス"ゼロ」という正式名称だが、劇中ではCP0と呼ばれていることが多い。

他のCPとは違って着用している帽子やスーツの色は純白と一見すると諜報員とは思えない程目立っているが、仮装用の仮面を被って素顔を見せない、偽りの職業をもっていたりと任務によってはそのような事をして素性を明かさないようしている。

CP9スパンダムや政府から追われる身になっていたCP9所属のルッチとカクが復帰かつ昇格という形でメンバー入りをしている。
メンバーは六式の習得者ばかりなことから、スパンダム以外優秀なCP9が抜擢されるのかもしれない。


【活動】

主に
  • 天竜人の護衛
  • 五老星の指令による諜報や暗殺
  • ONE PIECE FILM GOLD」の関連冊子では裏社会でのや武器の管理
  • 「天上金」流通経路の警護
など天竜人の繁栄に大きく関わる任務を行っている。そうしたこともあり、実質的な世界政府の特使としてワノ国に赴くなど、任務の重要性や危険度が高いことも多い。
その権限は海軍元帥すら超越するほどで、彼らの意向にお構い無く情報の共有すらしないためサカズキらは「天竜人の傀儡」と忌み嫌っている。
……と、ここまでは裏の秘密機関らしさ全開なのだが、時には上層部である五老星から無理難題をふっかけられても断れず、半ば強制的に任務遂行を求められるため、汚れ仕事を断れない下請けの悲哀を感じさせる場面も。

その秘匿体質と行動から海軍本部の機密特殊部隊「SWORD」とは場合によっては争うほど対立している。
時には政府及び天竜人の最上位であるはずの五老星すら飛び越えて動くこともあるようで、その「もっと上」と直接の繋がりを持っているのではないかとも言われる。

そのような背景と不気味に思える姿からドレスローザの民衆は彼らが来たことに動揺し、後ろ姿で闊歩していた彼らを目撃しただけでも傲慢なシーザーすら狼狽し、ローも驚いていた。


【戦闘能力】

例外こそいるが多くのメンバーが六式使いかつ、能力者もいる。
ロビンによると、マスクを着けたメンバーはCP-0の中でも別格とのことで、ミンク族の戦士達は「異常な強さだ!」と称し、邪魔しに来た最悪の世代四皇幹部とも渡り合うなど高い実力をみせつけた。
ちなみにルッチも以後は素顔だが顔見せした時はマスクを着けていた。

【メンバー】

※名前が現時点で判明してないものは仮面などの特徴を示す

礼を言うのが先じゃないか?

元CP9エージェント。
スパンダムの父スパンダインが病気になり権威が弱まったことや、元々ルッチ達の戦力としての価値が高かったこともあり、エニエス・ロビーの件は不問とされ他のメンバーと共に政府にCP0の一員として昇格した。
ドフラミンゴ逮捕後のドレスローザに素顔を隠して来ており、劇場版「FILM GOLD」、原作では世界会議編でチャルロス聖の護衛として再登場。

おっしゃる通りですぜダンナ!!

元CP9長官。
かつての部下とともにCP0入りしているが、父親スパンダインが病気になり権力が弱まったため、実質ルッチの腰巾着に成り下がってしまっている。
ドレスローザではルッチの傍らカクからの会話を聞いていた。
原作ではこれっきりだが、「FILM GOLD」では上からの命令でギルド・テゾーロの元に派遣されたが、彼から無能という事で相手にもされずルッチに助けを求めた。
ここでも良いところないかと思いきや、後半でルフィを窮地に追い込むという意外な活躍をみせる。
ゲストキャラの妨害で逃してしまったが。


天竜人に逆らうな 子供でも知っとるぞ

ドレスローザでは会話でのみ登場し、世界会議編にて、ルッチと共に再登場。
チャルロス聖の横暴を止めようとしたレオとサイを妨害し、しらほし姫の身を案じたネフェルタリ・ビビの抗議も一蹴した挙句、目の前で娘を攫わんとする天竜人に怒ったネプチューン王を迎撃すべく構えるが…*1

  • ステューシー
――勿論、罪はあなたに被って貰うけど…!!

CP-0所属の諜報員。
表の顔は“歓楽街の女王”とあだ名されている裏社会の大物。その立場から四皇ビッグ・マム”のお茶会にも出席している。
例にもれず爆乳で美しい容姿をしているが、現在の立場や周囲の人物の発言から年齢は中年以上だと思われる。


  • 白仮面の男
世界の情勢が大きく変わろうとするこの時に…

口元以外を覆い隠す白マスクを着用し、口元も白塗りした男。名前や素顔は不明。
ドレスローザにでドンキホーテ・ドフラミンゴ王下七武海脱退が誤報であることを伝えたり、ワノ国にてオロチと武器交渉の取引に赴いたりとCP0の中でも比較的出番が多い。
スクラッチメン・アプーに敗走を決意させX・ドレークを手こずりながらも撃破する程の実力を持つ。
五老星からは「特級のエージェント」と評される程。
後述の展開からあまりの苦労人っぷりに読者からよく同情されている。

  • 赤い仮面の男
ムスッとした強面な仮面を装着した男。
ドレスローザ編、世界会議編、アニオリSP「ハートオブゴールド」で登場。
ハートオブゴールドでは襲撃に来たマッド・トレジャーと交戦するも彼の能力による手痛い一撃で吹き飛ばされる。

  • マハ
上記の白仮面の男とゲルニカと共にワノ国を訪れたひょっとこのような先住民族デザインな仮面を装着している男。
仮面の下には持ち手があり、戦闘時でも片手で支えていた。
白ひげ海賊団の隊長であったイゾウと渡り合う実力を持つ。

  • ゲルニカ
右目にかけて縦線がはいった仮面とシルクハットを装着した男。
初登場時に腕組みの長さからして手長族ではないかと言われていたが、脱出時や政府との連絡時に腕の関節が2つ有った事から手長族の者と判明。
ドレスローザ、ワノ国で登場。上層部との連絡係という形で戦闘描写こそ無かったが、月歩で鬼ヶ島から脱出した。



他には、マザー・カルメルの元にやってきた政府関係者も同様に白スーツと仮面をきていた事から彼らもCP0の一員ではないかと言われている。
カルメルが「リンリンがCPになったら"天竜人の最強"になる」と言っていたので、少なくとも60年以上前からCP0という組織はあったと思われる。

【劇中の動向】

ドレスローザ編

白仮面男、赤仮面男、ゲルニカが初登場。
ドフラミンゴの王位放棄及び七武海脱退が誤報であったことを伝えるために現れ、動揺するドレスローザの民衆には「この誤報は午後三時に号外として世界に知られるから、内密にしていつも通りに過ごしてくれ」と伝える。
ドンキホーテファミリー崩壊後から3日経った時にルッチ、カク、スパンダムが地下密輸港にある武器及び密売リストを回収に訪れるも既に革命軍によって回収されていた。


ホールケーキアイランド編

ステューシーが、表向きの職業からビッグ・マムのお茶会に参加。
目的はビッグ・マムが所持していた秘宝玉手箱の回収。
ルフィによるお茶会乱入の混乱に乗じて玉手箱を確保しようとしたが、既のところで玉手箱は場外へ落下。さらに中身が強力な爆弾に変えられていたために落下と同時に大爆発を起こし、ホールケーキ城は倒壊。結果的にルフィたちの脱出を手助けする形となった。
ホールケーキ城倒壊後はそれをさり気なくルフィの仕業にし、自分の正体を知るモルガンズと共にモンドールらの隙をついて万国を脱出した。

世界会議編

チャルロス聖の護衛としてルッチ、カク、ステューシー、赤仮面の男が登場。
しらほし姫を奴隷として奪いに来たチャルロスの横暴を止めようとしたサイ、レオを蹴散らし、「そんな勝手な言い分、理屈が通らない!」と語るビビに「天竜人はこの世界を創造した""。神が欲する物は全て差し出すのは必然。通す必要はない」と下界に当たる王族ごときと一蹴。

この行動については「いくつかの国を救って見せた(=天竜人に逆らったことでアラバスタ等の国々は滅ぼされるかもしれないから)ので礼を言うのが先」と主張した。
娘を取り戻そうと殴りかかるネプチューン王にチャルロスの命令で殺害しようと動きだす…とミョスガルド聖が金棒でチャルロスを制裁。
彼から引き下がるように言われたCP0はおとなしくチャルロスを連れ出して会場を後にした。

ワノ国編

第二幕

白仮面男、ゲルニカ、初登場のマハが登場。
兵器の購入で仲介役だったドフラミンゴが逮捕されたので、将軍の黒炭オロチから直接兵器取引するためにワノ国に入国するも、オロチの無茶な取引内容*2に頭を悩ませている。
ワノ国およびカイドウとの取引は政府上層部の他には完全に極秘で行われており、CP-0をワノ国内で目撃した海軍特殊部隊員も驚愕を禁じ得なかったようだ。


第三幕

武器取引の交渉は難航していたものの、一応オロチによって金色神楽にも客人として招かれていた。
そんな中、カイドウに取引相手のオロチが殺され、更に突如カイドウとルフィらの決戦が勃発。
驚かされながらも趨勢を傍観していた。

できるだけ潰し合ってくれ…海賊の諸君…

+ 討ち入りの後半戦
飛び六胞と大看板の敗北後、おそらくマリージョアにいるルッチから「世界政府の艦隊がカイドウが敗れた場合ワノ国の占領のため近づいている」「上からの指示だ。ニコ・ロビンを拿捕せよ」と連絡を受け、白仮面の男、マハが遂に戦場に赴く。
ロビンを逃がすためにミンク族の戦士が妨害し、黒炭カン十郎が作り出した火前坊に飲み込まれたもののほぼ無傷で済む。
アプーがモルガンズに情報を売る為に撮影されたため彼を攻撃し、アプーを追って現場をみたドレークも「不都合」と攻撃しかかるも武装色で防御していたアプーに逆襲され、そのまま2人と交戦する。
手こずったもののドレークと三鬼を撃破し、アプーは一美を連れて逃走したので追跡を再開し、同僚に「邪魔がはいったうえ、戦場も火の海だからそろそろ脱出した方がいい」と連絡する。

その後、元白ひげ海賊団16番隊隊長かつおでん家臣だったイゾウと遭遇。
本来なら白ひげ残党のイゾウを放っておけないが、今はロビン拿捕のために見なかったことにしてその場を去ろうとする。
が、麦わらの一味を狙う彼らをイゾウが見逃すはずがなく、交戦になってしまい、マハがイゾウと相討ちで倒されるという最悪の事態に陥る。

そこへ更に五老星からの勅令として「カイドウと戦ってる"麦わらのルフィ"を消せ」と指令がはいる。
世界の頂点を担う怪物らの戦いの中に介入するという無茶ぶりに流石の白仮面の男も抗議する。

カイドウの戦いを邪魔しろというのか!?不可能だ!!

不可能は承知の上での話だ。察しろ
"万が一"に備えての命令だ

と五老星が、貴重な特級エージェントの命を引き換えにしてでもなんとかして阻止したいほど危惧していることがあるからと返される。

命令の為にドクロドーム屋上に向かおうとした白仮面の男だったが、重傷ながら意識を取り戻したドレークに背後からサーベルで胸部を貫かれる深手を負う。

理由を言え…ドレーク…

おれの正義だ!!

うらやましいよ…

と命令で遂行しているだけで本意ではない自分らの立場と違って理念あって動いてるドレークにそう語り指銃で倒した。
白仮面は重傷ながら、ルフィとカイドウの決戦に乱入し、鉄塊でルフィの動きを封じてカイドウの"咆雷八卦"を直撃させることでルフィの始末に成功。
戦いの邪魔をさせた事にカイドウは怒りと戸惑いの表情を見せたが、任務を達成しその場から逃げも隠れもしない“を覚悟した”白仮面を見て、その姿に愕然とする。

「承知の上か」

死を覚悟し俯いた男を、カイドウは彼なりの敬意を持って八斎戒によって叩き潰し粛清した。






……が、この介入がきっかけでルフィはある力に覚醒し、この指令を下した五老星が最も危惧していた事態を逆に引き起こしてしまう事になる。
更に言えば直前でルフィが「この攻撃が通じなかったら負け」と覚悟しており、このため白仮面の男が介入していなければそのままルフィは敗死していた可能性が高い*3
加えて以前自分で「首を切って勝利宣言すべきだった」と語っていたカイドウは場内に降りて勝利宣言こそしたものの、決戦に水をさされて「また自分以外の力で勝ってしまった」後悔のあまりか、倒れたルフィに対して確実にとどめを刺さず放置してしまっている*4
つまり結果論ではあるが、白仮面の介入のおかげでルフィは覚醒までの間に命を拾っているとすら言え、白仮面の男の行動は命を賭けたにも関わらず、その行動は敵に塩を送り全てが裏目に出てしまうという彼にとってあまりに救いのない最悪の結末を迎えてしまった


生き残ったゲルニカは最終局面で鬼ヶ島から脱出し、近海に待機していた政府の船に帰還。
ルフィの覚醒及びカイドウとビッグ・マムの敗北、ワノ国付近までやってきていたゾウがどこかへ去った旨を報告するも、五老星から「せめてニコ・ロビンは確保しろ」と無茶な指令を受けてしまう。
CPー0と五老星の連絡を傍受したモルガンズによるとビッグ・マムの船を目撃したという通信を最後に音信不通になったらしく、シャーロット・スムージー等のビッグ・マム海賊団に敗れてしまったのかもしれない。


【余談】

  • マハとゲルニカの名前の由来は有名な画家の作品から
マハ…ゴヤ作の"着衣のマハ"
ゲルニカ…ピカソ作の"ゲルニカ"

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最終更新:2022年07月03日 13:42

*1 この時のネプチューン王はビビ達に感謝しつつも、地上と人間に対する絶望を口にしていた。

*2 見返りとしてDrベガパンクを引き渡すよう要求していた。

*3 なおこの後に覚醒したルフィの猛攻にもカイドウは耐え続けていた

*4 モモの助ですらも一時はルフィの「声」が消えたことを感じているため本当に死んだと考えてしまう事も無理はないのだが