千原ジュニアの座王

登録日:2021/01/27 (水曜日) 23:16:04
更新日:2024/04/11 Thu 22:14:46
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ただ今より『座王』を、開催いたします!!



千原ジュニアの座王とは、関西テレビで毎週金曜深夜に放送されているお笑い番組。

概要

ざっくり説明すると、「10名の芸人によるタイマンのネタ対決で即興ネタNo.1芸人『座王』を決める」番組。
司会は番組名通り千原ジュニア、進行アシスタントとして竹上萌奈(関西テレビアナウンサー)*1、週替わりのゲストが審査委員長を担当する。

2017年10月に開始し、当初は月一回放送の特番だったが、「複数の異なるお題でひたすら即興ネタバトル」というありそうでなかった内容が人気となり、翌年4月からレギュラー放送となった。

番組は一部のフジテレビ系列局で放送されているほか、TVerによる無料見逃しおよび各種配信サイトで過去回を配信している。2021年からは改編期を中心に全国ネットでスペシャルが放送されるようになった。

芸人としての力量が目に見えて問われることから、回を追う毎に芸人界隈では有名となり、番組の規模に反して影響力は決して少なくはない。ちなみに、タグの「お笑い十種競技」とは司会者がこの番組を端的に表した言葉である。

番組テーマ曲は、ウルフルズのバカサバイバー*2

ルール


  • 出場資格
特に無し。芸歴・性別・実績に関係なく10名(SPではそれ以上)の芸人が集められる。出場者は原則白いTシャツ(持参)と名札付きビブス(男性は青、女性は赤)を着用するが、Tシャツについてはネタで使用している衣装や小道具がある場合免除されるので義務ではない。

当初は吉本興業所属の芸人のみで行われていたが、回を追うごとに無名の若手やベテラン・賞レース優勝経験のある実力者など芸歴・事務所問わず様々な芸人が参戦するようになり、中にはこの番組に出るためだけにわざわざ大阪にやってくる*3者が現れるほどの群雄割拠な番組となり、ここで活躍した芸人が他局の大喜利番組に呼ばれる事も増えている。

  • 対戦方法
イス取りゲーム。まず、音楽(オクラホマミキサー)*4に合わせて出場者全員でイス取りゲームを行い、スタート・ストップコールはジュニアが担当する。
イスにはそれぞれお題が書かれた札があり、座れなかった芸人が先攻となりお題と座っている芸人を吟味した上で一人指名し対決。

対決は審査委員長が判定し、面白かった芸人(引き分けの場合は再戦)が勝利して残り、敗れた芸人は退場し敗者席で待機する勝ち残り方式。
一度だけ対決した両者ともスベりすぎて決着がつかなかったために「両者とも敗退」というジャッジが下ったこともある。この時ある珍記録が発生したが、詳細は後述。

また、一度選択されたお題はイスと共に無くなっていくほか、無暗に座ると苦手なお題で対決する羽目になることもあるので、運や戦略性がある程度問われる。例えば、敢えて座らず確実に勝てる相手を狙い撃ちしたり、苦手なお題のイスに絶対座らないよう立ち回るなど、単なるネタ勝負だけに留まらない要素も多い。
一応降参可能であるほか、あまりにも結果が明白である場合は「先攻(後攻)の札をお挙げください!」とジュニアが直々に敗北を言い渡すこともある。

2020年6月以降は新型コロナの感染拡大状況を鑑みて、密を避けるため一旦イス取りゲームを廃止、5名ずつの2ブロックに分けジュニアのくじ引きで対戦者を決める、トーナメントに近い方式に変更された。
同年末には再びイス取りが復活したが、フェイスガード着用の上十分に距離をとっての対戦が求められるなど、さすがに今まで通りとはならない様子だった。その後も感染状況に合わせてくじ引き式とイス取り式を行き来していたが、同年4月頃にはイス取り式に落ち着いた。

ちなみに、深夜番組でありながら回を追うごとに子供から人気を集めるようになり、不思議に思ったスタッフが調べたところ「イス取りゲームが楽しそうだから」というのが真相だった模様。

  • その他
自由。勝負は必ずしもネタだけではない。例え負けてもベストを尽くしてこそ真の芸人というもの。

披露できなかった持ちネタで一矢報いるも良し、自らのキャラに任せて暴れ回るも良し、大口叩いて周囲に牽制するも逆に大スベリするも良し、などとにかく自由。場合によっては本戦以上に本領を発揮できる芸人も少なくない。

主なお題




ミュージックスタート!!


  • 大喜利
この番組を代表するお題にして、ほぼ全ての回に出題されているお題の一つ。

番組から出題される問題にフリップで回答する至ってシンプルな内容で、同系列キー局のIPPONグランプリと要領は同じ。ただしお題は1回で使い切りなのでそれ相応の戦略が求められる。
しかし、座王ではそれらに加え、回答方法のみを指定したお題*5や、深夜番組ならではの「下ネタ大喜利*6」、身内ネタ全開で特定の人物をイジる「せいじ(ほんこん)大喜利*7」のような独自のお題もしばしば出題される。大喜利のお題からスピンオフした週替わりのお題として画面右下に「※個人の感想です」というテロップが出た状態で偏見意見を述べる『※個人』がある。

また、この番組の公式ツイッターでは大喜利問題を募集しており、実際に採用されることもあるが、一部の下ネタ大喜利・せいじ大喜利も何気に視聴者考案だったりする。

  • 1分トーク
ほぼ全ての回に出題さ(ry 一言で表すなら簡易版「すべらない話」。
ジュニアの合図から数えて1分以内にトークを一つ披露し、任意のタイミングで手元のボタンを押すことで終了する。
ある程度準備が可能なお題なので、話術の腕さえあれば若手でも比較的安定して勝利しやすい。腕さえあれば。

派生として、自分のケータイにある写真を一つ選びそれをテーマにトークする『写メ』や、匿名インタビューという体でちょっと言いにくいディープな話をする『すりガラス』がある。

ちなみに、一度に複数のトークをすることも、1分どころか一言で終わらせてしまうことも可能だが、いずれも勝ち目は薄いのでほぼ無意味。なお、極めて稀ではあるがうっかり話す前に手元のボタンを押してしまった場合は仕切り直しになる。
また、1分といってもあくまでも内容や話術の質を評価するための目安であり、超過しても特にペナルティは無い。

  • モノマネギャグ
ほぼ全ての回に(ry*8 読んで字の如く、即興・手持ち問わずモノマネまたはギャグを披露する。

当然ながら手数が多ければ多いほど有利となり、お題の中でも得意不得意が顕著に表れやすい。他のお題では勝てそうにない相手に下剋上を仕掛けたり、逆に追い詰められた芸人が新たな武器を手にするきっかけとなるなど、熱い展開を生みやすい。

モノマネについては必ずしも有名人/有名キャラクターである必要はなく、あるあるネタや若干ギャグ寄りの想像モノマネでも可能。

モノマネやギャグを得意とする芸人は、他のお題でも強引にモノマネ・ギャグを組み込むことがあるが*9、元のお題の形式に沿っていれば不問とされる。バリエーションとしてFUJIWARA原西孝幸の言いそうなギャグで競う『原西』が本人不在回で一度試みられている。

  • モノボケ
ほぼ全(ry イロモネアでもお馴染みの、番組が用意した小道具*10を使ってボケるお題。

道具は何個でも使用可能で、常識に囚われない柔軟な発想力が問われる。ギャグが苦手な芸人はこちらでカバーしていることが多く、熟練者ともなれば、小道具を選ぶ準備段階で笑わせるという芸当も。

なお、小道具は番組が用意したものに限らず、スタジオ内にあるものなら何でも使用可能となっている。その時の自分の着用物はもちろん、何なら出演者やスタッフを小道具として使用しても良い。お見送り芸人しんいちが出演する回では私物のギターと私物でもないのに常に持ち歩いているR-1グランプリの優勝トロフィーも小道具に追加される。

ネタの特性上この項目に載せても魅力が伝わらないのが残念

ほ(ry 流れるBGMに歌詞をつけて歌いあげる。
誰でも一度は聞いたことのある曲が課題曲として選ばれるので、クラシックの一節・アニメや映画のBGM・洋楽や邦楽のイントロなど非常に豊富。いわゆる「替え歌」ではなく、ボーカルが乗っている部分がお題に使われることはない*11

歌詞の傾向は、シンプルに笑わせるタイプと構成力で魅せるタイプの2つに分かれ、稀にその両方を兼ね備えた『名曲』が生まれることがある。
歌ネタとしては割と珍しい方式のためか、後に総集編で歌オンリーの特集が組まれたことがある。

  • 写真
ほぼ全ての回に出題されていたお題*12。IPPONグランプリの「写真で一言」の簡易版。大喜利と要領がほぼ同じなので得意とする芸人が重複しやすい。

派生のお題として、昔の自分の写真を題に当時の自分へのアドバイスをする『過去』や、神様に願い事をする女子アナの心の声を勝手に代弁する『神社(新春SPでは「初詣」)』、明らかにやりに行っている複数の写真から1枚を選んでツッコミを入れる『ツッコミ』などがある。

  • メンチ
週替わりのお題の一つ。審査委員長を睨みながら罵倒する。
回答者の性格が非常に出やすく、相手が大御所のゲスト審査員長の場合は弱気になりすぎたり尻込みしてしまうパターンもあれば、普段温厚なことで知られる芸人から鬱憤を込めたであろうガチの罵倒が飛び出すこともしばしば……。
内容によっては審査委員長の中には罵倒を受けた瞬間本気で傷付いた表情を浮かべる者や、「正直傷付く」という一言を漏らす者もいる。
逆にドMな審査委員長(木村祐一)にとってはご褒美にしかならない。

一部のSP回では審査委員長ではなくジュニアに対してメンチを切る特別バージョンも存在する。2023年10月の全国ネットSPが初出。
普段はメンチを切られる側の審査委員長がここぞとばかりにドロー判定を出してジュニアにツッコまれるのがお約束となりつつある

  • キス
週替わりのお題の一つ。マネキン*13に対してキスをする前後の一言で笑いを取る。
比較的難易度の高いお題であるためか、終盤まで残されて結果gdgdになることもしばしばある。特に、2023年新春SPの最後で凄まじい泥仕合を行った平子は泣いていい。

  • ビンタ
週替わりのお題の一つ。マネキンにビンタをかます前後の一言で笑いを取る。
このお題で使われるマネキンは、女芸人が軽く叩いただけで首が変な方向に曲がるほど脆いものであり、ネタの絵面がバイオレンスになりがちである。

マネキンを用いた他のお題としてベンチでうなだれるマネキンに話しかける『なぐさめ』、トレンチコート姿の刑事になりきりマネキンを問い詰める『取り調べ』、病室のベッドに横たわったマネキンに話しかける『お見舞い』などがある。

この他、放送回によっては指定された場所(クロマキー合成)を背景にリポートをする『中継』、自分が思っている事を大声で言う『叫び』、神様になりきって人類に神の宣告お告げをする『お告げ』(魔王になりきる『魔王』、某総司令みたいな人になりきる『司令官』などもある)、ベッドに寝そべり布団から何かをつぶやく『寝言』等のお題が出題される。


司会者


  • 千原ジュニア
この番組の企画者兼司会者。肩書は「座王主宰」。
多くのレギュラー番組を抱え、IPPONグランプリなどの大喜利番組での活躍、あとダンスが気持ち悪いことで知られるベテラン芸人。

進行としてもさることながら、まだ日の目を見ていない芸人に積極的に話を振ったり、キャラ芸やギャグを得意とする芸人を敢えて自由にさせるなど、この番組のカオスっぷりを加速させる元凶としても活躍する。
大喜利回答者としての面も健在で、時折エキシビジョン的に回答したり、他出演者との絡みで出場者以上に笑いをとることもしばしば。なお、一度出場を打診されたことがあるが、本人曰く「大喜利と写真以外がボロボロだから」という理由で断固拒否している。

ツボにハマると両手でテーブルをバンバン叩きながら大笑いする癖があり、出演者はおろかこの番組のスタッフからも時々イジられている。

  • 竹上萌奈
この番組のアシスタントを務める関西テレビアナウンサー。2021年以降は欠席で代役の女性アナウンサーが務める回が増えている。

基本的には、審査委員長の紹介程度の役割でしか目立たないが、大喜利でジュニアにも回答を促したり、逆にジュニアから回答を依頼されることも。

2023年11月には、審査委員長のポンコツぶりにジュニアがその審査委員長に退場を命令。代役として、竹上アナが審査委員長を務める異例の事態となった。

主なプレイヤー

  • 西田幸治
2010年度M-1チャンピオン『笑い飯』の髭面ロン毛の方。

この番組の顔とも言うべき存在で、人呼んで「Mr.座王」。
特番時代からの最多出演者であり、初回をその圧倒的な実力で制した記念すべき初代座王
その後も快進撃を続け、2024年4月時点で最多優勝・準優勝・勝利数・最多連勝・最多連覇記録保持者であるばかりか、回を追うごとに弱点を克服して更なる成長を遂げるという化け物染みた戦績から座王の鬼と恐れられるようになった*14

西田のビブスだけ特別仕様(100勝達成~199勝までは金色、200勝達成以降は黒地に金の刺繍)になったり、西田に勝利することが「鬼退治」または「鬼狩り」としてファインプレー扱いされるなど半ば殿堂入りのような扱いだが、「現役であるところを見せ続けたい(大意)」西田(と番組)の希望により現在も出場者として参加し続けている。
50回目の座王獲得を機に審査委員長を担当するようになり、以降は回によって審査委員長の立場を務めたり出場者として引き続き他芸人と鎬を削ったりとマルチに活躍している。

その余りの強さが評判になったのか、2020年には10年振りとなるIPPONグランプリに出場することとなり、見事優勝している。

大喜利・モノボケ・写真が得意で、特にモノボケは2021年10月の回でトム・ブラウン布川に敗れるまで無敗を誇った。近年では、横綱相撲よろしく相手のボケを利用して勝利することもしばしば。
当初は苦手としていたモノマネとギャグが数少ない攻略法だったが、後に土壇場で会心のギャグと汎用性の高いモノマネ『秦の始皇帝』を編み出し克服、現在ではこれといった弱点が無くなってしまっている。そのため、西田に挑む場合下手に搦手を使うより真っ向勝負の方がまだ勝機がある。
また、本戦では滅法強い西田だが、温厚な性格と運動音痴が災いしてかイス取りゲーム自体は結構弱い



代表的な回答



Q.広瀬すずをカッコ良く振って下さい <大喜利>

A. すずってのはネコの首につけるもんだ オレみたいなオオカミには似合わないぜ


Q.落語「AV男優」のオチは? <大喜利>

A. 顔にぶっかけるはずが火事の火元に大量発射、ガンシャのつもりがカンシャされたというお話です


Q.<寝言>

A. ……ああ、嫌や…嫌やって言うてるやろ……安田大サーカスには入らへんって!!


Q.リモート会議で社内不倫がバレた!なぜ? <大喜利>

A.女の家で飼っている九官鳥が「カチョーカエラナイデーカチョーカエラナイデー」


Q.♪うそ(中条きよし) のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ 路地裏で 飲んでつぶれ 倒れたまんま小便もらす 溜まってゆくその小便に 月が映る


  • 堂前透
コンビ『ロングコートダディ』の細身でメガネの方。
2018年4月頃から参戦。あまり言及されないが、西田に次いで出場回数が多い。
近年ではキングオブコント、M-1グランプリ共に複数回の決勝進出など好成績を残し、ついにはピンで吉岡里帆とCMで共演。
満を持して2023年4月に東京進出を果たした。

当初は地味な風貌と知名度の低さからあまり注目されていなかったが、その実ほとんどのお題でスベることなく立ち回れる高い対応力の持ち主
着実に成長を続けた結果、初優勝までの期間こそ長かったが通算優勝回数14回を誇り、2022年2月18日放送回にて100勝を突破2人目となる金ビブスを獲得。優勝回数は歴代4位である。

西田とは何度も激闘を繰り広げており、中でも4度にもわたるドローの末ようやく決着がついたモノマネ対決は語り草となっている。

得意なお題は歌・モノボケ・大喜利、苦手なお題はモノマネ・ギャグ。持久戦に強く、ドローになった際の伏線回収めいた天丼ネタに定評がある。
実は西田やR藤本と比べて勝率が低めで、鉄板ネタを持つプレイヤーとの対決ではあえなく敗れることもあれば、まさかの逆転勝利を収めるなど割と振れ幅が大きい。

子どもからの人気が高いらしく、何度か番組宛に堂前へのファンレターや似顔絵が届いたことがある。


代表的な回答



Q.♪ヒゲのテーマ(アキラ100%のbgm) のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ あ~ お前と 出会ってから 少しだけ 明るくなれた!


Q.「こんなコンビニはイヤだ!」を漢字だけで答えてください <大喜利>

A. 店内団体猿徘徊中


Q.「スタッフが美味しくいただきました」よりも、これいる?的なテロップを教えてください。 <大喜利>

A.※いや~ 夢のような収録でした*15


Q.落語『消費増税』のオチは? <大喜利>

A. そら大変やなぁ~ ちゅうことは ワシが飼ってる犬の「ハチ」も「ジュウ」にせなあかんな


Q.♪ドラえもんのうた のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ 今も僕がここで元気に笑っていれるのは 家族や他のすべての人たちの支えがあったからこそ
父よ 母よ 友よ 海よ 空よ 雲よ 山よ 君よ 生きとし生けるすべてのものに マジ サンキュ


ベジータやジャムおじさんのモノマネで知られるピン芸人。2019年8月頃から参戦。この番組では「R藤本」と書いて「ベジータ」と読む。
あくまでもベジータとして参加しているため、いつもの戦闘服の上からビブスを着けているほか、R藤本と呼ばれると「ベジータだ!」と逐一訂正する。
またジャムおじさんなどのネタをする際は「モノマネである」と言及するが、ベジータとしてのネタではそういった断りは入れない、と姿勢が徹底している。

初登場時からジュニアに鬱陶しがられようと臆せずベジータを貫きイロモノ扱いされていたが、実際は自身の長所と短所をしっかり弁えた実力者
持ち前のベジータ・ジャムおじさん芸を最大限に活かし初登場にして初優勝を果たす。その後も順調に優勝を重ねわずか1年で通算優勝回数2位に登り詰めた
2021年半ば頃から連敗が目立つようになり、戦闘服を奪われ青タイツのみにされたり、次の参加回に戦闘服を賭けて挑むも敗北の末その回の優勝者に奪われたり、遂にはベジータを捨て地球人素のR藤本として参戦する羽目になったりとスランプ気味だったが、同年10月頃優勝し克服、雪辱を果たす。
その後は復調し、2022年6月3日放送回にて遂に3人目となる通算100勝を達成。以降は金色のビブスを着用した(スーパー)ベジータとして戦っている。

戦略性に長けており、苦手なお題を避けつつ脅威になりそうな相手は上から叩く、など計算ずくで短所をカバーするキャラに合わない堅実な戦法をとる。

得意なお題はもちろんモノマネとギャグ。一分トークが苦手と公言しているが、どのお題でもその気になればベジータに頼らず勝利できる程度には即興力を備えていたりする。また、初登場のお題に関わると1回きりで終わらせがちである*16

根が常識人なので、他のキャラ芸人との絡みではどちらかと言えばツッコミ役に回ることが多い。また、しばしばアニメキャラ対決*17を演じることもあるが、勝利を優先してベジータにこだわらず素の実力で答えることも。いいか、5回も出たらこうなるんだ!

どういうわけか祇󠄀園木崎をライバルとして持ち上げている。


なお、この芸風でやっていくにあたり関係各所への権利的なアレはクリアしていない様子。



代表的な回答


Q. <ギャグ>

ママとパパ お兄さん お姉さん おじいちゃん おばあちゃん お隣さんも死ねーっ!!


Q. 「ワレワレハ ウチュウジンダ」の言い方で普段言いにくいことを発表してください <大喜利>

A. カメハメハ ウチタインダ


Q. ♪勇気りんりん のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ ジャムおじさんは バタコのこと エロい目で見てる


Q. ♪きよしのズンドコ節 のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ 宇宙の果てからやってきた ベジータ・ナッパのふたりのサイヤ人 色々(い~ろいろ)あったけど 今はひとりで 活動中


Q. <土下座>

A. 集英社・バンダイ・東映アニメーション各位、もう少しだけ見逃してくれ~~~~~っ!!!!!


  • 岩部彰
関西ではロケ芸人として知られるコンビ『ミサイルマン』の髪の毛が逆立っている方。特番の頃から参戦。通称「武将様」。

その異名の通り戦国時代をテーマとしたネタが特徴*18。常連芸人の中でも調子の良し悪しの差が激しく、終盤までは残るも優勝にあと一歩手が届かない事が多い。

歌唱力に優れており歌の勝利数では最多を誇るも、大喜利・写真がやや苦手。
しかし真骨頂は盤外戦にあり、
  • 椅子取りゲームが始まると同時に出演者を1人排除、無理矢理挑戦者側とする*19
  • 勝敗が決した後対戦相手を暗殺
  • まきびしをばら撒いて足止め
など、勝敗に関係なく周囲を茶番に巻き込んでは戦況を引っ掻き回す。
なお、定番ネタとしてしばしば他の芸人に無茶振りを仕掛けてくるため*20、主にあまり絡みのない関東芸人たちから巻き込み事故に遭うのを恐れられている。
また、戦国時代ネタの他に、主宰であるジュニアの塩対応や微妙な言動を暴露したりモノマネしたりして笑いを生む機会も多い。



代表的な回答


Q.♪ミュージックステーションのテーマ のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ 甲冑を着て 馬に乗り 刀を忘れて城に戻る


Q.♪暴れん坊将軍のテーマ のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ 千利休の茶は旨味よりも 苦みが凄いよね~


Q. 「新・指切りげんまん」の歌詞を教えてください <大喜利>

A. 指切りげんまん ウソついたら信長様が普段使ってる刀で 首斬った!!


Q. ♪俺ら東京さ行ぐだ のイントロに歌詞をつけてください <歌>

A. ♪ 関ヶ原の前日に 愛する女を抱いた  女が耳元で「子どもができたんよ」って この戦は絶対負けれんぞー!!

  • 田崎佑一
ラララライ体操でお馴染みのコンビ『藤崎マーケット』の小太りの方。2018年6月から参戦。
未だにリズムネタの印象から全国的には知られていないが、関西ではちゃんとした服を着た実力派漫才師としての実績を多く持ち、ネタの手数も非常に豊富。西田に勝利した最初のプレイヤーでもある。

得意なお題はモノマネ・ギャグ・モノボケ、苦手なお題はこれといってない一方で、なぜかモンスターエンジン西森には滅法弱く一方的にライバル視している。
2019年以降優勝から長らく遠ざかっていたが、2022年からは大富豪のイーロン・マスク氏のモノマネを新たな鉄板ネタとして引っ提げ、約3年ぶりとなる優勝。更なる躍進を遂げている。

  • 稲田直樹
バケモンと男前のコンビ『アインシュタイン』のバケモンの方。2018年4月から参戦。
コンビでのネタと同様に、唯一無二の強烈なビジュアルを活かしたネタを武器に好成績を収めている。
また、岩部同様盤外戦でも輝くタイプであり、近年の風潮に負けず顔弄りを中心のお約束芸で存在感を放つ。

得意なお題は大喜利・モノボケ、苦手なお題は写真。なお、稲田曰く「一番のブスはジュニア」らしい。

  • 西森洋一
「暇を持て余した神々の遊び」でお馴染みのコンビ『モンスターエンジン』の「私だ」の方。2018年4月から参戦。
いつどんな状況でもタバコを吸おうとする男を演じるギャグ「ヘビースモーカー」や、機械工場だった実家での経験を基にした「鉄工所の職人モノマネ」、とんでもない接客をする近所のコンビニでのエピソード「ダメコンビニの話」など、自身の経験をそのまま笑いに変えるネタを得意とする。

得意なお題は大喜利・一分トーク、苦手なお題は歌。先述の通り田崎から一方的にライバル視されているが、西森は西森で、田崎との相性の良さを承知しており、田崎を「お徳用パック」「お得先」と呼ぶ*21

2023年5月12日放送回にて4人目となる通算100勝を達成した、隠れた実力者。
ただし、ネタ中に盛大にセリフを噛んだり、タイトルを言い忘れるというような実力とキャリアにそぐわない凡ミスで敗退することも。


  • 大須賀健剛
コンビ『セルライトスパ』の太ってる方。2019年R-1準優勝者でもある。特番時代の2018年1月から参戦。
出場初期は初戦敗退がほとんどで、当時の最大連敗記録(7連敗)の持ち主だったが、2020年に入ると勝利数も増え2023年10月時点で通算優勝回数歴代3位の強豪となった。お見送り芸人しんいちの天敵*22

そんな大須賀の初座王は、準決勝の「モノマネ」にてクオリティの酷さから「両者敗北」のジャッジが下されたため、この日終始イス取りで座るのみだった大須賀が1戦も戦わずに座王になったというもの。
イス取りで座ろうとした相手をヒップアタックで弾き飛ばして強引に座るムーブや腰痛持ちという自身の境遇を活かした「腰痛持ちあるある」ネタでおなじみ。

座王における勢力「細身メガネセンス/細身センスメガネ」の命名者*23

  • 木崎太郎
関西でも男前コンビとして名高い『祇園』の(主に)ボケ担当。2017年10月の特番初回から参戦。
この頃はほとんどが初戦敗退ばかりの弱キャラで、後述のしずる池田が更新するまでは最大連敗記録(8連敗)保持者でもあり、最弱決定戦の『土下座王』にもエントリーされるなど番組でもスベリ芸人扱いされる事が多かった。
また、前述通りベジータになぜかライバル視されている。
しかし、子供が誕生した2021年頃から戦績が上昇し始め、2022年7月の放送で、決勝でベジータとの対決を制し、番組記録の24回出場(内5回は準優勝)の末、ついに座王に輝いた。
大喜利が得意だが、後は殆ど苦手。

  • 八木真澄
自他共に認める正反対コンビ『サバンナ』の大柄な方。2018年12月から参戦。
世間一般的な印象通り、ギャグがそこそこ強い以外はなんとも言えず、結果的にスベり芸に甘んじていることが多い。
ただし、「寝言」や「死に際」では一転して「寝王」の異名をとるほどの異様な強さを発揮*24したり、極稀に調子が良くなり会心の回答を連発することもあるため、決してからっきしなわけではない。

どちらかと言えば、本人の意図しない部分で笑いをとることが多い*25

  • 村上健志
何かとネタに事欠かないコンビ『フルーツポンチ』のヒザ神だったり俳句名人だったりする方。2019年11月から参戦。

実力はお世辞にも高いとは言えず、基本的に持前の運動神経の鈍さから座れずに勝負を挑むも、あっさり返り討ちに遭うことが多い。
また、上を見ず下を見ようとするヘタレで、「面白くない奴を集めてほしい」というリクエストをしたり、運よく座れても格上の相手に指名されて絶望したりと情けない姿を見せることもしばしば。
とはいえ、負け残り形式の『土下座王』という特別戦を行う形で先述のリクエストを聞き入れられたことがあり、スタッフからはなんだかんだで目をかけられている様子。

後にこの土下座王をきっかけに、やっすいモノマネと言葉遊びを合体させた「チープモノマネ」という新ネタを編み出した。
このチープモノマネの会得は村上にとって大きな転機となった様子で、実力者相手に勝利を収めたり悲願の優勝を果たしたりと、「ナメてかかると痛い目を見る存在」というポジションに落ち着いた。そしてエルフ荒川等が徐々にチープモノマネをパクり始めた。

  • KAƵMA(旧名・池田一真)
レッドシアターなどでお馴染みのコンビ『しずる』の目が小さい方。2020年1月から参戦。

絵に描いたようなビッグマウスの持ち主で、対戦相手を吟味中のR藤本に座った状態から宣戦布告して惨敗して以降、散々挑発しておきながらあっさり返り討ちにされるパターンが定番となり、座王ワーストタイの11連敗という不名誉な記録を打ち立てている。

『土下座王』で連敗をストップしてからは実力が安定して来たものの、初優勝が「疑惑の判定」でノーカン扱いされたり*26と不遇なまま。
とはいえ、「中継」「取り調べ」などモノボケ以外の一人コントの形に持っていけるお題では好成績を出したり、奮戦の末文句なしの優勝と汚名返上を果たすなど、全く良いことが無いが無いわけではない。

ちなみに相方の村上純は2度目の出場時に堂前との歌対決*27で心を折られたため以降出演NGとしている。

  • 市川義一
文字通りの男女コンビ『女と男』の男の方。2018年11月より参戦。

芸能リポーター井上公造のモノマネをする「井上小公造」というキャラ芸を得意としており、本戦のみならず新喜劇芸人の暴露ネタでも活躍していた。
しかし、ネタに関しては小公造に完全に依存しているため素の実力ははっきり言って番組中最弱
余裕をかまして小公造を封印して挑んだ『土下座王』では、負け続けた末に中途半端に小公造を使ってもなお勝ちきれず醜態を晒した結果、当時11連敗中だった池田にすら大敗を喫し屈辱の『土下座王』に認定された。

村上やKAƵMAとは対照的に『土下座王』以降は深刻なスランプに陥り、近年は多少持ち直したものの十八番の小公造すら(そもそも井上公造が2021年に引退していることもあって)すっかり迷走してしまっている。

  • 浅越ゴエ
『ザ・プラン9』のメガネのメンバーで、前述した武将様の家老でもある。
元は2018年7月から審査員としてのみ参加していたが、西田の推薦により2020年9月からプレイヤーとして参戦するようになった。

鬼・西田のお墨付きなだけあってその実力は申し分なし。中でも思わず「巧い!」と言ってしまうような精度の高い大喜利、多くのロケ番組で鍛えられた中継、無敗を誇る人魚セットを使ったモノボケは必見。
人魚ネタに関しては「使命感から(当時公演中だった劇団四季の)リトルマーメイドの千秋楽を観に行った」とまで発言している。
また咄嗟の対応力が非常に高く、苦手と公言するギャグやモノマネでギャガー芸人を打ち負かすことも。
なお、プラン9の元メンバーであるなだぎ武からは「浩志」と呼ばれている。

関太(タイムマシーン3号)と裸眼時の目つきが悪い者同士による番組内ユニット『きつねとたぬき』を結成している。ちなみに戦績はたぬき関の方が優勢。

  • サーヤ
個人事務所「レモンジャム」所属の男女コンビ『ラランド』の女社長の方。2020年12月初登場。女性芸人の中では出場回数は最多。

女性芸人の中でもずば抜けたセンスを持っており、大喜利やモノボケ、歌を中心に好成績を収めている。中でもモノボケでの某沖縄生まれの不登校少年ユーチューバー風のネタは有名。一方でギャグでは「芸人が題材の作品の中に出てくる何年も支えた彼女役の雰囲気」といったようなギャグと言うよりはモノマネのような変化球のネタで挑むことも。2022年12月にやす子に抜かれるまでは最年少座王記録保持者であった(当時24歳)。
2022年7月8日放送回では腕にジュニア、お腹にせいじの入れ墨を仕込み、ジュニアから「『ドキュメンタル』でやる事」とツッコまれた。

  • きりやはるか
4人組女性お笑いグループ『ぼる塾』の普通体型のメンバー。2020年10月初登場。
自他共に認めるアホの子にして、凄まじく低レベルなギャグを自信満々で披露し、そんなギャグを得意と言い放つヤベー奴。
また、その独特な雰囲気に充てられた相手が調子を崩してしまうことが多く、無意識に場の空気を支配する「ペースメーカー」ならぬ「ペースブレーカー」として恐れられている。

  • 平子祐希
極めて独特な芸風で知られるコンビ『アルコ&ピース』の髭面でガタイの良い方。2021年2月初登場。

戦績こそまずまずなものの、2022年の新春SPにて審査委員長の松本人志(ダウンタウン)相手に鋭いメンチを切ったり、西田と「反対」*28のお題で当時最長記録となる6連続ドローという死闘を繰り広げるなど*29、存在感はトップクラス。
2023年の新春SPでは鬼退治を果たした上での初座王獲得という栄誉に輝いたが、三島達矢(すゑひろがりず)と繰り広げた決勝の「キス」対決のスベり泥仕合っぷりは平子が収録Vのマスターデータ削除を願い出るレベルで、別の意味で伝説となった
なお、これほどの即興力を備えていながらも、別番組で語ったところによると「フリップ芸が死ぬほど苦手」らしい。

  • 加藤歩
2021年3月をもって解散したザブングルの「悔しいです!」でお馴染みの方。2019年1月の新春SPにて初登場。

『土下座王』でKAƵMAに勝利するまでは、成績はそこそこ良かったものの、これ以降全くと言っていいほど勝てず、ついにはKAƵMAが打ち立てた連敗記録(11連敗)に並んでしまった*30
とある回では座王開始前に土下座をして、自分を決勝まで選ばないでくれと他のプレイヤーに懇願するも1回戦であっさり指名されて惨敗したこともあり、現状では土下座王・市川に匹敵する最弱候補と言わざるを得ない。
番組としてはオイシイ存在なのでちょくちょく呼ばれるのだが、その体たらくに鬼・西田からは「(加藤を呼ぶと)補助金でも貰えるんですか?」と弄られている。

  • ぱーてぃーちゃん
ワタナベエンターテインメントに所属するトリオ。2022年9月に初登場。

すがちゃん最高No.1・信子・金子きょんちぃからなる名前通りのパリピな見た目でパリピなキャラの3人組。
しかしいかにも一発屋っぽい芸風に反し当番組では結果を残しており、中でもきょんちぃは座王に一度輝いているほか、2022年10月のゴールデンSPでも決勝に進出*31している。
また、信子に関しては2回も優勝している*32が、ブレーン役であるはずのすがちゃんはネタ後に審査委員長やジュニアから若干ガチ気味のダメ出しを受けてしまったり、1人だけ2023年新春SPに呼ばれない、スタッフから『ムードメーカー』扱いされるなどやや不憫。

  • モグライダー
マセキ芸能社所属のコンビ。M-1グランプリ2021の決勝進出が決まったことで、2021年12月17日に初登場*33

メガネにリーゼントの器用なツッコミ・芝と、赤いジャケットに半ズボンの不器用すぎるボケ・ともしげの2人からなるコンビ。
双方共に座王でかなりの爪痕を残している。特に芝は3度の座王に輝いた実績をもっており、鬼である西田が審査員を務めた際「何やってもおもろかった」と芝を高く評価。本人の「あんま呼ばないでください」という言葉とは裏腹にその後も出演を続け実績を残している。ここでの活躍もあってか、TELASAのWeb番組「まいにち大喜利」ではMCとして回答者の仕切りと介護を担当。
ともしげは出演回数こそ少ないが、お題「キス」を選んだ理由として「(キスを)したかったんで」とモンスターっぷり全開の発言をし、椅子に座っていたAマッソ村上を戦慄させていた*34

  • 怪奇!YesどんぐりRPG
サンミュージックプロダクション所属のYes!アキト、ケイダッシュステージ所属のサツマカワRPG・どんぐりたけしによるトリオ。サツマカワは2022年4月、アキトとどんぐりは2022年7月に初登場。

赤色のカマーベストとメガネがトレードマークのアキト、青いチェック柄のスーツと出っ歯とカツラがトレードマークのサツマカワ、緑色のジャケットと坊主頭がトレードマークの3人の中で唯一R-1グランプリのファイナリストになれていないどんぐりというギャガー3人からなる即席ユニット。

サツマカワはトリオの中で最も早く登場し、本業といえるギャグでの活躍だけでなく大喜利で鬼退治まで果たすなどオールラウンダーとしての一面を遺憾無く発揮し、5度の座王に輝く実力者となっている(2024年現在)。

アキトとどんぐりはサツマカワより3ヶ月遅れて登場し、初戦でいきなりギャグで対決。アキトに軍配が上がったものの、5回連続のドローとなる名勝負を繰り広げる。これをノーカットで放映したため、その煽りを受けこの回は座王史上初となる週跨ぎ放送となった。
以降もメンバー同士で対決を繰り広げるなど共に切磋琢磨し続けているが、どんぐりはトリオの中では勝ち星が少なく、2023年新春SPにも呼ばれなかった為、やや地味な存在になっている。

  • スカチャン
ジャニーズなどの細かすぎて伝わらないモノマネで知られるヤジマリー。と、「ホクロ占い」で本も出している宮本和幸からなるコンビ。吉本興業東京所属。

まず2022年にヤジマリー。が単独で初登場し、翌年の2度目の参戦で初勝利の勢いそのままに初座王に輝く。腰に据えたスプレーとラメの衣装といういかにも色物な風体ながら、得意のモノマネやスプレー芸だけでなく1分トークなどでも上手さを見せ勝利を収めるという意外な強さを見せてコンスタントに戦績をあげており、2023年10月のチャンピオン大会SPにも出場。2024年新春SPではメンチのお題で審査委員長の今田耕司を独身ネタでいじり倒す胆力を見せ準優勝に輝いた。
その後同年12月に宮本も初登場、派手な見た目の相方を食ってしまうレベルの強烈なドMエピソードを武器にいきなり準優勝と結果を残した。

  • くっきー!
わかりやすくやべー奴とわかりづらくもっとやべー奴のコンビ『野性爆弾』のわかりやすくやべー坊主の方。

番組初期に一度プレイヤーとして呼ばれ、「歌」のお題を語りで対応するなどいつも通りの暴れっぷりを見せる。
その後は主に審査員を務めている。一時は審査員を担当すると、エンディングでその回にて出題された大喜利のお題に回答させられ、変な空気になったことにブチギレながら終わる...というのがお決まりパターンと化していた。
2023年6月の審査員として参加した回で、その回のみの優勝特典である「ジュニアのInstagramへの登場権*35」にうっかり興味を示したところ急遽プレイヤーとして参加させられるという無茶振りを受ける。審査員の証である赤ジャケットはプレイヤーの中で最も芸歴の長い椿鬼奴に譲渡され、審査自体もそのまま奴さんが行った。
この事態を受けて、番組自体もこの回は45分拡大SPとなった*36

司会・プレイヤー以外の出演者

  • ほんこん
130Rの片方で、近年SNSで顔に似合わない社会派発言をすることでお馴染みの大阪のおっちゃん。回答者ではなく審査委員長としてのみ参加。

初登場はやや遅めだが、頻繁に変わる審査委員長としてはお~い!久馬(ザ・プラン9)に次ぐ第2位の出演数を誇る。
引き分けの判定が非常に多く、そこまで拮抗していない対決でも引き分けにして長引かせやすいことから「ドローのほんこん」と揶揄されていた(後に出場者はおろか視聴者からもクレームが来ており、不服ながらも以降は意識的に引き分けを出さないようにしている模様)。

この番組独自の大喜利問題である「ほんこん大喜利」の題材としてもよく登場しており、時にはほんこん出演回でも堂々と出題されることも*37

ちなみに、一時期までは年始の新春スペシャルでは彼の相方である板尾創路が審査委員長*38として参加するのが恒例となっていたが*39、ほんこんは逆に一度も新春スペシャルに参加したことが無い。

  • 千原せいじ
司会者である千原ジュニアの相方兼実兄。出演することはなく、「せいじ大喜利」の題材としてのみ登場する。




追記・修正はイス取りゲームして座れなかった方にお願いします。

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最終更新:2024年04月11日 22:14

*1 回によっては他の女性アナウンサーが代役で登場することもある。

*2 ただし、R藤本があと1勝で100勝の回など、流されない回もある。

*3 全国ネット版は東京(主に関西テレビのキー局であるフジテレビの湾岸スタジオを使用)で収録を行う。

*4 当初は普通のものだったが、最近では視聴者からのアレンジ版を採用しており、常時音源募集を実施している。

*5 「フリップを3枚使って、3枚目でオトしてください」・「フリップチラ見せで笑わせてください」・「赤ペンもお渡しします。有効的に使ってください」など。

*6 「映画『私のパパはAV男優』の泣けるシーンとは?」、「放送コードギリギリのコンビ名を教えてください」など。

*7 「ほんこんにとってプロフェッショナルとは?」・「宇宙飛行士になったせいじが地球との中継で言いそうなこととは?」など。後に写真でも出題されるようになった。

*8 プレイヤーが9人、かつ属性がモノマネーの芸人が参戦していない場合にはモノマネがお題に選ばれないこともある。

*9 「メンチ」のお題でギャグ対決に持ち込んだFUJIWARA原西VS流れ星☆ちゅうえい戦など。

*10 使える小道具は放送開始当初から徐々に増えており、回によってラインナップが微妙に違う。

*11 ボーカル部とほぼ同メロディのイントロが使われることはある。

*12 2020年9月より、週替わりのお題の一つとなっている。

*13 初回は女性型であったがのちに無機質なものに変更。

*14 一部の回では彼が座れなかったときに椅子を見て回る際に、ダース・ベイダーのテーマがbgmとして使われている事から、その恐ろしさが伝わって来るだろう。

*15 この回は堂前が座王になったのだが、表彰の時にはこのテロップがそのまま挿入された。

*16 「ちゃぶ台」でいわゆる正解を出したり「ニュース」で初回なのにダイジェスト送りにされてしまった挙句敗北するなど。

*17 相手はアイデンティティ田島(孫悟空もとい野沢雅子)、若井おさむ(アムロ・レイ)、プラス・マイナス兼光(フリーザ)など。

*18 ただし戦国に関しては本来徳川家に仕えたとされる服部半蔵が織田信長の部下になっているなど割と雑な認識ではある。

*19 席の取り合いで殴り合い等は起きていない事からセーフとされた

*20 主な相手は、ユニット活動の相方でもある浅越ゴエや、審査員を務める藤本敏史(FUJIWARA)など

*21 ちなみに、田崎より西森の方が先輩である。

*22 モノボケにおいて、上記の通りアイテムとして用意されているしんいち持込のギターとR-1のトロフィーを必ず選んだ上でぞんざいに扱うため。

*23 細身で眼鏡着用でセンス売りの芸人。座王出演者では堂前透(ロングコートダディ)、林田洋平(ザ・マミィ)、永見大吾(カベポスター)、芝大輔(モグライダー)、ガク(真空ジェシカ)など。源流は浅越ゴエ(ザ・プラン9)、竹若元博(バッファロー吾郎)あたりまで遡ると思われる。

*24 ジュニア曰く「八木の発言は立っていうほどのことじゃないから」らしい

*25 「中継」のお題でうっかり合成バックと同色の緑色のハーフパンツを着用していたため下半身が消える、など

*26 決着時にカメラマンが対戦相手の都築拓紀(四千頭身)をアップにしたため。対戦自体もドロー続きであり、将来ある都築を慮った審査委員長の藤本敏史(FUJIWARA)がTKO扱いとした。表彰テーマの『威風堂々』もリコーダーとウクレレによる脱力アレンジとなった。

*27 前出「ドラえもんのうた」

*28 デモ行進の先頭でプラカードを持ちながら練り歩き、何かに対して反対を叫ぶという趣旨

*29 のちに2023年1月放送回でソマオ・ミートボールvsどんぐりたけしが8回連続ドローの新記録をたたき出している

*30 2022年7月にタイムマシーン3号・関に勝利し、連敗記録は11でストップ。

*31 14名ずつのブロック2つで予選を行い、その上位各2名が決勝に進む形での結果。通常回であれば優勝あるいは準優勝相当の成績である。

*32 トリオのうち2人が座王を獲得したのはぱーてぃーちゃんが初。ちなみにコンビの両名とも座王を獲得しているのは2024年2月現在モンスターエンジン・銀シャリ・コウテイ(のちに解散)・マユリカのみ。

*33 この2日後にM-1グランプリ2021決勝戦が控えていた

*34 ちなみに結果はともしげの勝利

*35 元々はジュニアから塩対応を受けている岩部による要求。

*36 結果は準優勝。座王はモンスターエンジン西森

*37 というか、今ではむしろ彼が出演しているタイミングをねらって出しているとしか思えない状況

*38 なお、審査委員長は赤ジャケット、赤の蝶ネクタイを身につけて出演しているが、板尾のみいつもの衣装(白タキシード)で出演。

*39 新春スペシャルが関西ローカルであった2021年まで。2022年11月以降は通常回にも参加。