登録日:2024/12/16 Mon 00:46:26
更新日:2025/04/24 Thu 16:35:14
所要時間:約 22分で読めっぞ
概要
アニメ『ドラゴンボール』の完全新作テレビシリーズ。
ニューヨーク・コミコン2023にて、『ドラゴンボール』原作40周年記念作品として発表。
プロデューサーの伊能昭夫によると、2018年から構想を始め6年の歳月をかけて完成したという。
GT以来のアルファベットかつ2文字以上のタイトルとなる「DAIMA」は、
鳥山明による造語であり、ピッコロ大魔王などで使われた大魔や
英語のEvil(悪)などの意味を持つ。
鳥山が原作・キャラクターデザイン・ストーリーを手がけ、設定やモブキャラに至るまで力を入れていたが、放送前の2024年3月に急逝し早すぎる旅立ちを惜しまれた。
放送枠は『
ドラゴンボール改』や『
ドラゴンボール超』を放送していた
日曜朝9時枠ではなく金曜23時台となり、『ドラゴンボール』としては初の深夜アニメとなった。話数は全20話と、2クール未満の長さになっている。
原作40周年を記念した招待制無料イベント「ドラゴンボールダイマツリ」では本作のプレミア上映会が行われ、第一話の一週間前には2022年公開の映画『
ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が地上波初放送された。
偶然にも放送された2024年は辰年である。
特徴
ストーリーはある陰謀に巻き込まれた悟空たちが小さな子供の姿に変えられてしまい、新たな舞台・大魔界へドラゴンボールを探しに行くという、『
ドラゴンボールGT』を彷彿とさせる展開。
長らく継続していた立ち塞がる強敵とのバトル路線ではなく、無印の冒険活劇に回帰し、未知なる世界への大冒険に比重を置いている。
バトルシーンはテレビシリーズでありながら高水準で推移し、第一話やタマガミとの闘いではその本気度が伺える。
新キャラクターには多くの魔人が登場。
大魔界に関連して界王神の出自など今作で明かされた設定も多く、『ドラゴンボール』の世界観や魔人ブウに纏わる秘密にも触れている。
時系列は放送前まで言及されず、第一話で魔人ブウから世界を救った直後と明かされ、名場面が新規作画で作り直された。
そのため『
ドラゴンボールZ 神と神』から続いていた『ドラゴンボール超』に関連する作品ではなく、『超』で登場した一部の設定が引き続き採用されている一方、『超』の描写とは明確な矛盾点が存在する。
小さくなったキャラクターは野沢雅子を除いて既存の担当声優とは別に配役され、エンドクレジットでは(ミニ)と表記。
小学一年生相当の容姿で、鳥山の手で新規にデザインが描き起こされた。
悟空は比較的少年期まで戻っているが、ブルマやチチ等は大人の姿をベースに若返り、元々子供の悟天たちは赤ん坊にまで遡っている。
なお、収録のほとんどは2024年前半時点でほぼ完了していたようで、同年に逝去した
梅津秀行と
松野太紀にとっては本作が最終出演作となる。
『ドラゴンボール』関連作品との連携が放送中から積極的に組まれ、家庭用ゲーム『
ドラゴンボール Sparking! ZERO』『
ドラゴンボールZ KAKAROT』『ドラゴンボールゼノバース2』、ソーシャルゲーム『ドラゴンボールドッカンバトル』『ドラゴンボール レジェンズ』、アーケードゲーム『ドラゴンボールスーパーダイバーズ』、TCG『ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド』等、数多くの参戦が決定している。
あらすじ
魔人ブウを倒し
地球に平和を取り戻した孫悟空と仲間たち。
しかし、ブウとの闘いを魔界のモニターで観る2人の魔人がいた。
ダーブラの死亡により今や大魔界を支配するキング・ゴマーと従者デゲスは、科学者ドクター・アリンスの一言で悟空の存在を脅威と感じ、大魔界の
ドラゴンボールを作ったナメック人のネバを連れ地球へ向かう。
一方トランクス9歳の誕生日と地球の無事が盛大に祝われる中、ネバの能力でドラゴンボールは回収、ゴマーの願いにより悟空とその仲間たちは小さな子供の姿に変えられてしまい、赤ん坊となったデンデは大魔界へ拉致されてしまった。
界王神と協力し大魔界へ乗り込む準備を進める悟空たちだったが、突如魔人のグロリオが現れ、大魔界を支配するゴマーを倒すべく助力を乞う。
悟空は自らの姉弟が陰謀に関与している界王神、クールで謎の多い少年グロリオ、機械いじりが好きな魔人の少女パンジを連れ、デンデの救出と体を元に戻すため大魔界を冒険し、ドラゴンボールを集めに行く。
登場人物
悟空と旅の仲間
CV:
野沢雅子
我らが『ドラゴンボール』の主人公。
襲い来る強敵から幾度となく地球を守っている
サイヤ人の武道家。
トランクスの誕生日パーティーで運動代わりにベジータと一戦交えていた最中、ゴマーの陰謀で小さな子供の姿に変えられてしまった。
グロリオからゴマー打倒を依頼され、デンデ救出を兼ねて大魔界へ旅立つ。
体格が縮んだ影響で格闘戦におけるリーチの減少と違和感に悩み、久々に少年期に愛用していたじいちゃんの如意棒を武器として携帯し、如意棒を中心としたアクションが描かれている。
かめはめ波や
瞬間移動、
超サイヤ人への変身といった身につけた技は一通り使用でき、舞空術は子供の体に慣れるまで数日を要したが勘を取り戻した。
第3魔界の冒険を通して子供の戦い方や空気の重さにも慣れ、タマガミ・ナンバー・スリーにかめはめ波を解禁し、圧巻の戦闘力を見せつけた。
子供の姿に弱体化しているが、それでも並大抵の魔人では手も足も出ず、敵側から要注意人物として警戒されている。
演じる野沢雅子は本放送中に御年88歳を迎えるも、バトルパートや関連イベントでは大変気合の入ったかめはめ波を披露。他のアニメシリーズと比較すると原作寄りに悟空の訛りが抑えられている。
そして終盤では魔のサードアイを手にしたゴマーとの戦いで「超サイヤ人3」に変身して戦う。
アニメ18話では『ドラゴンボールGT』で登場した
超サイヤ人4にまさかの変身。
ゴマーに圧倒されて絶体絶命のピンチであったが、ネバの術によって潜在能力の様なものが引き出されて変身。従来のGTの4とは違って子供の状態のままや多少差異がある容姿であるが、弱体化した子供の姿でもゴマーへの反撃に出ることができた。
一時は追い詰めたものの、サードアイの力を更に引き出したゴマーが再び攻勢に出て、術によって変身が解けてしまったが…。
+
|
フッ……もう一つオマケ |
19話ではグロリオが大魔界のポルンガに頼み悟空達を元の大人の姿に戻す願いを叶え、大人の姿に戻る。アリンスからの情報を元にゴマーからサードアイを抜き取るためベジータと交代し、超サイヤ人4に再び変身。変身前には、かつて魔人ブウとの戦いの時に行った超サイヤ人の全形態について、変身と同時に説明するシーンがオマージュされている。変身中は大魔界全体が揺らぐほどの膨大な気を放出している。
実は、超サイヤ人4自体は悟空はすでに習得していた。魔人ブウとの戦いの後密かに修行し、独自に編み出した変身であった。これにベジータは「まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな…」と苦言を呈していた。
|
CV:太田真一郎、
小林由美子(ミニ)
第7宇宙を管理する
界王神の1人。
キビトとのポタラ合体解除をブウに依頼するため偶然パーティーに出席し、一連の陰謀に弟のデゲスが関わっていることを察知、自身も大魔界出身であることから旅に同行する。
地球に現れたグロリオを警戒し、見識が広く大魔界にも詳しい解説役。
あのフリーザ程度なら一撃で倒せる戦闘力に自信を持っているが、グロリオの身のこなしを見た悟空は「界王神さまより強いかも」とも発言している。
出自など意外と謎の多いキャラであったが、第2魔界の界芯星出身、種族がグリンド人で姉弟が存命、普段は「シン」とも名乗っているが、魔人としての本名が
「ナハレ」であることが明かされた。
魔法が得意で魔人に偽装するため悟空の耳を一時的に変形し、第3魔界の魔人が装着を義務付けられている破壊不可能な首輪を消滅させた。
旅の一員としてメインキャラクター化、新たに姉と弟の登場、本名の初公開等、久々に大きく扱われている。
CV:
内山昂輝
謎多き魔人の少年。
界王神やパンジの見立てでは第3魔界出身だが首輪が無く、ある人に雇われ第1魔界で暮らしている影響からワープさまを通る権限を持つ。
大魔界に突入した3人の中では最も飛行機に慣れ操縦手を担当。
あまり自分の事を語らない寡黙でクールな性格で、悟空から「グリロー」「ゴリロー」とも呼ばれている。
「グロリオだ…」
悟空の規格外な行動にも冷静で肝が据わっており、悪人には脅迫といったアウトローな手段も厭わない。
荒事も慣れたもので巨大な魔物を一蹴し子供姿の悟空が手を焼くほど強く、拳銃と格闘術、得意な電撃の魔法は技が非常に多彩。
ゴマーを打倒できる強者として地球に居る悟空の存在をカダン王に吹き込み、その伝令と案内係として旅に同行。
悟空たちと親睦を深めつつも、カダン王から依頼を受けた経緯が発言ごとに食い違っており、界王神には疑いの目を向けられている。
本当の雇い主はアリンスであり、悟空たちを監視しながらドラゴンボールを集めるように仕向け、時折アリンスに近況報告を入れ、スパイの立場に身を置いている。
CV:
ファイルーズあい
第3魔界にあるカダン城のお姫様。
首にマフラーを巻いた小柄なツインテールの少女で、容姿こそ幼く見えるが実年齢は82歳。
息絶え絶えになりながら小石を浮かせる魔法を使えるが、専門はメカニックで憲兵を気絶させるスタンガン、通信装置を機能停止にする妨害電波等、機械いじりが大得意。
男勝りで気が強く、憲兵隊の横暴に仮面をつけて抵抗を試みた際に悟空に助けられた。
ゴマー打倒を見届けるためメカの腕を買われて同行し、ややデリカシーに欠ける悟空のツッコミ役。
飛行機に大量に私物を持ち込んで墜落させてしまうが、彼女の生活用品とメカは何かと役に立っている。
ビジュアル公開時にはメインキャラで唯一仮面とマントで姿を隠し、後日情報公開する形が取られた。
映画『ドラゴンボール 神龍の伝説』には同名のキャラが登場しているが別人である。
CV:
堀川りょう、三野雄大(ミニ)
戦闘民族サイヤ人の誇り高き王子。
小さくなった姿は少年期と同様で、「可愛らしくなっちゃって」とブルマには好評。
あとどちらかと言うと胸派らしい。
悟空と共に大魔界に乗り込もうと意気込むも、グロリオの飛行機は定員オーバーで置いていかれ、ハイビスの到着を待つことになる。
その後ハイビスの飛行機で悟空達と合流した後はタマガミ・ナンバー・ツーと戦い、クラーケンやネバの能力でパワーアップしたタマガミ・ナンバー・ツーに苦戦はしたものの、何と
地上波アニメでは初となる「超サイヤ人3」に変身して圧巻の戦闘力を見せつけた。エピローグでベジータはその姿を「
ウルトラベジータ1号」と名付けていた。
そして、19話では何と
ブルマと一緒にお風呂に入っているという余りにも衝撃的な事実がブルマの口から暴露され、視聴者へ
腹筋が崩壊するほどの衝撃が伝わった。
ちなみにベジータによると「惑星ベジータ」には蛇がいるらしい。
CV:
久川綾、
中原麻衣(ミニ)
カプセルコーポレーションの天才科学者。
美容好きで若返ったことを喜びつつも、事態解決のためグロリオの飛行機を調べ宇宙船の修理を試みた。
仮にも界王神の付き人であるキビトを瞬間移動が使えることを理由に容赦なくこき使っている。
CV:
古川登志夫、山口智広(ミニ)
面倒見の良い悟飯の師匠ですっかり丸くなった
ナメック星人。
デンデ救出のためベジータたちと共に大魔界に乗り込む。
ナメック星人から大魔界に残ったネバの存在を伝え聞き、同族の間では伝説の人物として名を挙げている。
ナメック星人は元々大魔界出身で、支配を好まない気質からナメック星といった他の場所に移住し、今作では種族名として「ナメック人」と呼称されている。
CV:れいみ
カダン王の配下。立場が上の相手には「っす」と語尾につけて話すのが口癖。
頭から短い触角が生えているようにしか見えないが、美容院で整えるほど気を使っている。
腹のベルトには山で拾ったという目玉を填めているがギョロギョロ動いて不気味…だが!?
カダン王の命令により地球のベジータたちを飛行機で迎えに行き、大魔界へ案内する。
職務には忠実だがマイペースな変わり者で、何かとベジータとブルマを翻弄している。
ドラゴンレーダーに似た地球の地理や宇宙の座標を示す道具はブルマの興味を唆る優れ物。
CV:中博史
大魔界に住む年老いたナメック人。
大魔界にある(グロリオ曰くむしろ本家の)ドラゴンボールと守護を担うタマガミを作り出した張本人で、ナメック人が他へ移り住む際に1人で大魔界に残り数万年を見届けた生ける伝説。
ややボケていて覇気も感じられない佇まいだが、ゴマーにドラゴンボールの第一人者として招集され、1000年の寿命追加と引き換えに自らの能力を提供する。
地球のドラゴンボールを感知して一瞬の内に収集し、石化を解き即座に使用できる状態に戻す等、人知を超えた能力を持つ。他にも、タマガミの能力を引き上げる事ができる術を使う。更に、各魔界に張った道穴の結界もネバが張ったもの。
11話で再登場の際、実はボケているフリをしていた事が判明。ピッコロの親であるカタッツの事を知っているらしい。大魔界のドラゴンボールもナメック星のものと同様に合言葉を言うにはナメック語を使わなければならないので、合言葉を言ってもらうために悟空達に同行。ちなみに同じナメック人のピッコロは、現在ナメック語を覚えてるかどうか怪しい模様。
天下一武道会であんなにペラペラと話していたのに。
ピッコロ曰く、地球での暮らしに慣れすぎたせいでナメック語を忘れてしまったらしい。参考までに、第23回
天下一武道会時点で生後2年、ブウ編終了後の今作では最低でも生後21年である。
大魔界
ゴマー陣営
CV:
森久保祥太郎
ダーブラ亡き後の大魔界を統べる大魔王。
キング・タマーではない。
体は小さいがずる賢く高い魔力を持ち、歴代の大魔王が継承していた魔のサードアイを手中に収めようと目論んでいる。
外界に降りたダーブラを興味本位で観察していた中、魔人ブウの復活&撃破、ダーブラとバビディの死亡といった予想外の事態が立て続けに発生し、次いで名実共に優れていたため王の座を手にした。
地球のドラゴンボールで悟空たちを弱体化すべく子供の姿に変え、赤ん坊となったデンデを大魔界に連れ去った。
王座を継いでからというもの、第3魔界の住民から多額の金貨や寿命を取り立て、ダーブラ以上に悪どいと嫌われている。
一方で、抑揚に欠ける絵本の読み聞かせを行うベビーシッターを咎め、私利私欲のためとはいえデンデに良い環境を提供する一面も。
16話では、紆余曲折を経て魔のサードアイを手に入れ、自らの額に取り付けて
「ジャイアントゴマー」へとパワーアップ。今までの小柄な体型から筋骨隆々の体型に変化した。
なお、服装のデザインやカラーリングから第11宇宙の某戦士を思い出した視聴者が続出。悟空一行や魔人兄弟、タマガミ・ナンバー・ワンをまとめて相手にし、圧倒する程の実力を見せつける。
サードアイによる不死身とも言える程の回復力で、大人の姿に戻りリベンジに出たベジータも圧倒し、超サイヤ人4に再度変身した悟空にも回復力で喰らいついた。だが、クウによって後頭部を3回叩かれサードアイが外れてしまい、元の姿へ戻った。
その後、捕縛されアリンスがマーバが持ってきた壺に100年程封印しようとするが、ピッコロが「デンデを誘拐したが命までは奪わなかった」と進言し、情状酌量によって1年ほど刑を軽くし「99年」に負けてもらった。先に捕まっていたデゲスと共に封印されてしまう。なお、壺の中は思っていたより快適であり、住居スペースもありゲームも色々と揃っているらしい。エンドロールでは、2人でゲームをやったりして過ごしながらのんびりと暮らしているカットが描かれている。
CV:榎木淳弥
キング・ゴマーの副官を務めるグリンド人。界王神とアリンスの弟。
界王神とよく似た顔立ちで、体格は成人男性並み。
ゴマーの側近として甲斐甲斐しく働いているが、ドラゴンボールの願いを一つ求めるなどしたたかな面を持つ。
界王神に悪感情を抱いている野心家で、ダーブラがブウに食われ動揺するゴマーと異なり大魔王の座が空いたことに興奮し、ブウが主人のバビディを倒した際も歓喜していた。
16話ではゴマーを出し抜こうとデンデを人質に何処かへ連れ去ろうとするが、パンジの機転もあり奪還されてしまいピッコロにノックアウトされ、カダン王達に拘束されてしまった。
その後、ゴマーと共に壺の中に封印されてしまいそこで99年間共に生活する事となる。
- 憲兵特戦隊
- カデム CV:小山力也
- ダニマ CV:谷昌樹
- ヒリア CV:伊丸岡篤
- マシム CV:松野太紀
- ガイモイ CV:武虎
憲兵隊の中でも腕の立つメンバーで構成されている。だが、仕事面の意識に難があるのが目立つが、コンビニで魔人クウと魔人ドゥーにお菓子を買うなど面倒見は良い。初登場時には
クセのある派手なポーズで名乗り上げる。
デンデを救出するために城へ向かう悟空達の前に現れるが、ベジータが1人で全員を相手にする事となり、1人ずつ挑むが全員一蹴されて拘束されてしまう。なお、拘束された後も何故か明るく、悟空に持っていたポテトチップスをあげていた。
全員一般憲兵隊の様に紫色の肌に黄色い目、猫の様に尖った耳を持っているが、顔に赤いラインがペイントされている。
5人とも毒を持つ生物が名前の由来となっている。
アリンス陣営
CV:
日笠陽子
優れた美貌を持つ妖艶な天才科学者。界王神とデゲスの姉。
胸元の開いた大胆な衣装を好み、移動には専ら宙に浮く機械の箒に乗っている。
刺激を求めて大魔界に残り、ダーブラと手を組み研究費の援助を受け、第3魔界の住民が義務付けられているカッチン鋼の首輪を作ったマッドサイエンティスト。
ゴマーを唆して悟空たちを呼び込み、一連の出来事を仕組んでいた黒幕。
悟空と魔人ブウの決戦時にはブウの肉片を回収し、マーバの力を借りて魔人クウを作り、グロリオに悟空たちの監視を命じている。
秘密裏に大魔王の座を狙い、ドラゴンボールを集める計画を企てている。
CV:
関智一
サイバイマンをベースに数種類の魔物と魔人ブウのエキス、コントロール用にアリンスの唾液を煮詰めて作られた人工生命体。
製造コンセプトは「我が強く制御が効かないというブウの欠点を克服した、強力な魔人」。
人物像は楽観的でマイペースな性格。タマガミに降参してアリンスから失望されても、「相手が強すぎただけ」とサラッと割り切っており、おつかいなどの雑用等に重宝して欲しいといった自己アピールをしていた。
誕生後はテストも兼ねてタマガミ・ナンバー・ワンに挑戦するも、上記の通り敗北を認めて自ら降参する。
手や口から気功波や気弾を発射するといった戦闘スタイルだが、タマガミを倒すまでには至ってはいない。
その反面、知能が高いのかナンバー・ワンに課された最後の勝負である億単位の高速暗算を、アリンスですら計算ができていなかった中唯一答えを導き出した。また、サポート面でも優秀であり、ドゥーのパワーアップのためにチョコクッキーを用意したり、アリンスから頼まれて書庫から持ってきた書物を超高速で読み進めて瞬時に目的のページを開いてみせるなど、幅広い活躍を見せる。
タラコ唇から『ドラゴンボールZ』の
アニメオリジナルエピソードに登場した
パイクーハンを思い出した視聴者も多く、サプライズで現れた栽培マン由来のキャラクターは度肝を抜いた。
栽培マンも大魔界出身で、魔人が外界と交流を持っていた時期に売買に利用し、今や残り少ない希少種となっている。
そして、結果的に運良くクウがゴマーのサードアイを取り外した事となったので、魔王を倒した者が次の魔王と言う慣習に倣い新たな大魔王に就任。アリンスをNo.2の地位に置きカダン王やネバ、グロリオなどを有力者達を大臣に指名した。ネバからはいい大魔王になりそうだと評価されている。エンディングでは悟空達を見送っており、「もしヤバい事になったらまた助けに来てくれよー!」と叫んでいた。
CV:
落合福嗣
アリンスがクウの次にマーバに作らせた魔人。クウとは兄弟関係であり弟にあたる。制作過程はクウとは少し違って、残った魔人ブウの肉片丸ごとを入れ、サイバイマンの種をより深い20cmの位置に埋めて作られた。
見た目は、ブウ(無邪気)にサイバイマンの要素を足した様な容姿ではあるが、目は純粋や悪のブウと同じく赤い瞳孔に黒い眼をしている。
人物像はブウ(無邪気)と似た食いしん坊で無邪気な性格で子供っぽい。登場の際、「んちゃー!」と
何処かで聞いたことのある挨拶をした。チョコレートを好む。
戦闘スタイルは、身体を奇想天外な動きで相手を翻弄するといったかつてのブウの様な闘い方。チョコクッキーを食べた時は超サイヤ人3に変身した悟空の真似をして、超サイヤ人3みたいな形態に変身。だが、本家同様に燃費の悪いスタミナ切れを起こしバテてしまった。
エンディングではお土産として悟空達にチョコクッキーをあげていた。
CV:堀越真紀
かつて魔人ブウを作った魔女。
服にはバビディや作り出した魔人同様に「M」の文字が描かれている。
魔法により物体を浮遊させて雑務をこなし、怪しい大釜をかき混ぜるなど如何にも魔女らしい人物。
ドクター・アリンスに協力し、何度かの失敗の末に魔人クウを作り出した。
長年魔人ブウに関しては秘匿し、アリンスに指摘された際は動揺を隠せなかった。
CV:
三宅健太
第3魔界のドラゴンボール・三星球を守護するタマガミ。
タマガミの中では両腕や胴体が大きくマッシブな体型。
巨大なハンマーを念動力によって自由自在に操り、掌からエネルギー弾や光線を放つ。
如意棒を駆使した悟空を退け、超サイヤ人への変身後も互角の闘いを繰り広げるも、かめはめ波との撃ち合いに敗れて実力を認め、最後の勝負を執り行った。
悟空の猛攻を受けてもすぐに立ち上がるなど非常にタフで、お互いに余力を残したまま闘いを終えている。
悟空たちの旅立ち時には悟空に憧れた全世界の子供たちのようにかめはめ波の構えを練習し、手を振って見送った。
CV:
梅津秀行
第2魔界のドラゴンボール・二星球を守護するタマガミ。
ワン同様スタイリッシュな体型だが顔は魚顔。
武器としてトライデントを扱う。
ベジータが挑戦に来た時は子供の外見から故に見くびっていたが、創造主のネバが戦いに観戦に来ていた事から謝罪し、戦闘を始めた。
途中、ネバによって力を引き出されベジータを追い詰めるが、ベジータが超サイヤ人3に変身して押され、降参を宣言。
CV:高橋広樹
第1魔界のドラゴンボール・一星球を守護するタマガミ。
スリーと比べるとスタイリッシュな体格で腕や脚が長い。
大剣を振り翳し、掌からは攻撃を防ぐバリアを張る事ができる。
魔人クウが挑戦するが、終始圧倒してクウ本人が降参を宣言した。
続いてドゥーが挑戦し、彼の予想不能な動きに翻弄されるがチョコが欲しいとドゥーがゴネ始め、猛攻をドゥーに仕掛けるものの買い出しに直様出かけたクウが、チョコをドゥーの口の中に投げ入れ調子を取り戻したドゥーの反撃により敗北。
その他
CV:楠見尚己
第3魔界を統治する魔人の王。パンジの父親。
巨漢でヤシの木カットの髪型がトレードマーク。
マフィアの親分のような風貌で、城で訓練を積んでいる兵士の他、数多くの盗賊を従えている。
善人には手を出さず悪党に絞って盗みといった犯罪の対象とし、パンジによると見かけほどの悪人ではない模様。
新たに大魔王に即位したゴマーの横暴に業を煮やし、グロリオから悟空の存在を聴き、自らが大魔王となるべく大魔界へ連れてくるよう依頼する。
悟空に嫁と子供がいるため即座に断られたが、ゴマー打倒の暁にはパンジの婿に迎えるつもりだった。
終盤では配下を引き連れ第1魔界に駆けつけた。その後、新たに大魔王となったクウによって大臣に任命される。
CV:
立木文彦
第3魔界の洞窟を住処とする巨大な筋肉隆々の魔人。
鼻息がとても臭い。
縄張りの洞窟で眠っていた悟空たちを強襲するが、悟空とグロリオの常人を遥かに超えた手合わせを目撃し逃げ帰ってしまった。
CV:
緒方賢一
大魔界の行き来を管理する意思を持った転移装置。
宇宙と大魔界の各所に存在し、暗証番号を伝えることでのみ行き来が許される。
口から通じる体内では小ワープさまが大魔界の3つのゲートを管理し、空間移動中は凄まじい揺れや回転に見舞われ、乗り心地はよろしくない。
ゴマーの王宮からオンオフの切り替えができる。
口数は多いが短気で怒りっぽく、姿は鋼鉄の巨大な金魚そのものでコンプレックスを感じており、悟空に「金魚」「デメキン」呼ばわりされて憤慨した。
「超魔神」という肩書を持つ小柄な老人のような魔神。
当時の大魔界の大魔王から与えられた「大魔界を拡大する」という使命のもとに宇宙を創造し、第2魔界のグリンド人に「界王神」という身分を与え監視の名目として各宇宙に派遣した。
全王との関係は今のところ不明。
後述の通り第2魔界にある惑星「メガの星」で暮らす種族で子供と犬を相手に超サイヤ人の悟空達の総力でも歯が立たなかった。
悟空の家族・仲間
CV:
田中真弓、金田アキ(ミニ)
亀仙人の元で苦楽を共にした悟空の親友。
現在は髪を伸ばしているが、小さくなった姿は頭を丸めていた少年期と同様。
体の変化には「子供に戻ったというよりチンチクリンになった」と違和感を感じている。
家族揃って子供化の影響を受け、妻の
人造人間18号と一緒に赤ん坊となったマーロンを抱き抱えてる。
CV:鈴木崚汰
少年期に悟空と鎬を削ったライバルの一人。
小さくなった姿は身長が縮んだ以外に大きな変化は見られない。
長年ヤムチャを演じた
古谷徹の過去の不祥事が発覚した事に伴い放送開始直前に声優の変更が発表され、今作から新たに鈴木崚汰が担当。
CV:金光宣明(ミニ)
悟空とクリリンの師匠。
小さくなった姿でも頭はツルツルでサングラスをかけ、額にお灸の跡が無いのを除けばクリリンと似ており、初見で悟空は亀仙人と認識できなかった。
オシャレを楽しむなど子供の姿を満喫し、「亀仙人のアニキ」と名乗っている。
カリン様から預かった悟空の如意棒をカメハウスの物干し竿として使っていたことをすっかり忘れていた。
CV:
加隈亜衣(ミニ)
悟空の妻で悟飯、悟天の母。
小さくなった姿は少女期よりも頭身が高く、髪型や服装は現代から変わっていない。
ブルマと同様に若返って肌ツヤが良くなったことを大いに喜んでいた。
父親の
牛魔王も影響を受け、小さくなった姿では無印の登場時に被っていたゴーグル付きの兜を着用している。
CV:野沢雅子
悟空とチチの次男坊。
トランクス、デンデ、マーロンと同様に元々子供のため、赤ん坊の姿にまで戻っている。
言語は喋れないが人格は変わらず、トランクスとは赤ちゃん言葉で意思疎通が取れていた。
CV:
草尾毅、
代永翼(ミニ)
ベジータとブルマの長男。
運悪く9歳の誕生日がゴマー襲来と重なってしまい、現在はブルマが手配したベビーシッターに預けられている。
CV:
平野綾、後藤恵里菜(ミニ)
地球の神となったナメック星人の少年。
ゴマー襲撃に必死で抵抗するがデゲスの手刀一発でノックアウトされ、赤ん坊の姿に変えられた上に将来的なドラゴンボールの利用と人質を兼ねて大魔界へ拉致されてしまう。
幽閉されているものの手厚い扱いを受け、専属のベビーシッターがお世話を担当している。
CV:川津泰彦、斉藤貴美子(ミニ)
地球の神に仕える神殿の管理者。
デンデと共にゴマー襲撃に巻き込まれ、悟空たちに一部始終を伝えた。
長年頭に巻いたターバンの下は謎に包まれていたが、子供の姿に戻ったことで鬼のような二本の角が生えていた事が明かされた。
CV:魚建
カリン塔に住む仙猫。
登場した悟空の仲間では珍しく、ゴマーの願いによる影響を受けた様子はない。
度々下界の様子を観察しているため、悟空たちの現状を知っていた。
子供の姿にされたばかりで舞空術に苦戦していた悟空に
筋斗雲を貸すと言ったが即断られた。
CV:青森伸、半田裕典(ミニ)
界王神に仕えるグリンド人。
小さくなった姿でも身長以外は大きく変わらず、外見が小学一年生と思えないほど貫禄がある。
悟空と同様に瞬間移動を得意とし、緊急事態とはいえ数日間ブルマに運送業者の如くこき使われた。
ハイビスが迎えに来た後はブルマ達とは同行せずに神殿の留守番をしている。
魔人ブウ編で界王神とポタラ合体しキビト界王神となったが、本来合体したら元に戻れない
ベジットが悟空とベジータに分かれた理由は、原作でも軽く触れていたブウの体内にある特殊なガス(悟空曰くいやーな空気)が原因で、この体内構造を利用してブウがキビト神を一度吸収し吐き出すことで界王神とキビトに戻っている。
CV:櫻井トオル(ミニ)
地球を代表するスーパーヒーロー。
小さくなった姿はマントを着けて服装も異なり、少年期を知らない悟空とベジータにはサタンと認識されていなかった。
実はサタンの幼少期の姿が描かれたのは今作が初である。
CV:
塩屋浩三、安室志穂(ミニ)
かつてバビディの父親・ビビディによって作り出され、界王神にトラウマを刻みつけた最強の魔人。
魔人ブウ編で復活し地球に甚大な被害を及ぼしたが、事態終結後はサタンの弟子として犬のベエと共に暮らしている。
今作ではビビディにブウを作るような実力は無く、マーバが偶然の産物で作り出したとされている。
その他
CV:
大友龍三郎
ドラゴンボールにより呼び出される伝説の龍。
地球のドラゴンボールにおける3つの願いは
常連へのサービスであったことが判明し、初見のゴマーを怪しんで願いを1つだけ叶えて消えてしまった。
CV:野沢雅子
悟空とチチの長男で『ドラゴンボール』もう一人の主人公。
魔人ブウ編の回想しか登場しておらず、ブウとの戦いを終えて久々に勉学に集中できる環境に身を置き、トランクスの誕生日パーティには不参加と悟空から告げられている。
悟空「悟飯の野郎、付き合い悪いんだよな~」
現在はどうなっているかは不明だが、悟飯は幼い頃が最も強かったため、そこに老界王神の潜在能力解放が重なっていると思われるため、強すぎて扱いづらくなっている可能性がある。
CV:
大友龍三郎
かつて大魔界を統べた大魔王。
父親のアーブラは先代の大魔王を務め、代々魔のサードアイを継承し莫大な力を得ていたが、アーブラの時代に紛失してしまい以降途絶えている。
大魔界では絶対的な存在として君臨し、第3魔界の住民に横暴を働いていたが、バビディに操られ魔人ブウ復活に尽力。
バビディ同様に本作では既に死亡しているため、主に魔人ブウ編の回想として登場。
CV:
島田敏
他者の邪心を利用して心身を操る妖術に長ける優れた魔導師。
魔人ブウ編ではブウ封印の隙を突き父親のビビディを倒した界王神への敵討ちを目論み、ダーブラを従えかつてビビディが作ったというブウを復活させるも…。
用語
本作の主な舞台となる世界。
耳が尖り魔法を得意とする魔人が住み、第3魔界の住民でも1000年は生きるほど長命。
代々大魔王が統治し、現代ではダーブラが支配していたがバビディに操られた挙句死亡してしまい、次いで力を持つゴマーが王座を継いだ。
大昔に大魔界から大勢の魔人が脱出した時期があり、以降は外界との自由な往来が禁止され、一部の権限を持った者のみがワープさまを介して行き来が行える。
第1魔界、第2魔界、第3魔界と階層が分かれ、3つの魔界を繋ぐ道穴が存在しているが光のシールドによって封じられ自由な往来はできず、同様にワープさまを通じての移動を余儀なくされた。
大魔界内では瞬間移動も使えるが、ワープさまが必要な場所への移動は封じられている。
大魔界にもドラゴンボールが3つ存在し、集めるには番人たるタマガミが立ち塞がる。
流通貨幣の単位は「ドクロ」。
大魔界の一番上に位置する世界。
各地に存在する火山の影響で重力が地球よりも重く、陸路は荒野と岩盤、崖の間は死の海の危険地帯で車の流通も見られず、加えて大魔界で最も広く専ら宇宙航行も可能な飛行機やスカイシードを使って移動する。
ヒエラルキーとしては最下層にあたり、荒くれ者が多く盗みが頻発する等治安が大変悪く、基本的にワープさまを使う権限も持っていない。
ダーブラの時代から第3魔界の住民は生まれて間も無く役所でカッチン鋼の首輪の装着を義務付けられ、憲兵隊が調べれば居場所を把握できるよう発信機の役割がある。
大魔王の配下である警察組織の憲兵隊が各地で多額の金貨や寿命を徴収するといった横暴を働き、パンジや一般市民から目の敵にされている。
ハンバーガーなど食文化は地球と大きく変わらないようだが、トカゲの丸焼きやムカデの缶詰が出てくるなど、肉の種類は知らない方がいいらしい。
仙豆と似た効果の復活虫や、二人で食べると一定時間合体するくっつき虫など、薬虫が流通しているが魔人でも虫を食べるのは好みが分かれる模様。
大魔界の中層に位置する世界。
ナメック星に似た景観であり、ナメック人の住んでいる星が浮いている。第3魔界と比べると空気は軽い模様。
かつて界王神達グリンド人が住んでいた界芯星があるとされる。現在、住人はナメック人のネバのみ。
海にはクラーケンという巨大な怪物が住み着いている。クラーケンは低く飛行する飛行機や物体などを捕食する。
また、大魔界で2番目に危険なメガの星があり、メガスという巨人が生息している。
大魔界の一番下に位置する世界。
空は赤く、ゴマーの宮殿が位置している。
全体的にドンヨリとした雰囲気とは打って変わって何故かコンビニがある。
少年時代の頃に
じいちゃんから譲り受けた背中に背負って所持している真っ赤で簡素な円柱形状の棍棒。「伸びろ!」の言葉で自在に伸びて敵を倒す武器で、小さくされた体の小ささを補うため久しぶりに使用する。元々はカリン塔と神の宮殿を繋いでいたが亀仙人がカリン様から預かり、あろうことかカメハウスで物干し竿代わりに使われていた。タマガミなどの強敵では超サイヤ人と併用して使用する。
第3魔界にて売られている虫。この虫を食べると様々な効果を得られる。悟空達が第3魔界のドライブインに立ち寄った時に、グロリオに頼んで何匹か購入したがゴマーとの戦いの途中に落として紛失してしまった。経営してる夫婦によると、あまり人気はないらしい。
以下は、現在判明している薬虫一覧。
クサクサ虫 |
体からとてつもない悪臭を放つ。 |
軟膏虫 |
体の痒み、腫れ、かぶれに効く。 |
頭痛虫 |
頭痛に効く。謂わば頭痛薬。 |
くっつき虫 |
半分に食べると合体する。時間制限あり。謂わばポタラやフュージョンの様なもの。 |
復活虫 |
効果は体力を回復する。所謂魔界版の仙豆。効果はちゃんとあるが、実食した悟空曰く「美味くねぇ」との事らしい。 |
アチチ虫 |
火傷を治す。いわゆる火傷治し。 |
美容虫 |
お肌がツヤツヤになり美容に良くなる。 |
界王神やキビトの種族名。
体つきは界王神らが男性、アリンスが女性だが、性別の概念は存在しない。
第2魔界の界芯星には数百年に一度グリンドの木から赤ん坊が誕生し、5本ある内の同じ木から産まれた者同士を兄弟と表現している。
現状では、グリンドの木はすべて枯れている=このままなら滅ぶことが確定している種族でもあったりする。
大魔界のドラゴンボールを守護する3人の戦士。人型で
ウルトラマンフェイス。
ナメック人のネバによってドラゴンボールと共に作られ、一部の者は「タマガミ様」と敬称を付けて呼んでいる。
タマガミは各魔界に1人ずつ存在し、ドラゴンボールを入手するには直接対決で打ち破る必要がある。
大魔王となったダーブラをも凌ぐ戦闘力を持ち、全て倒して願いを叶えた者は存在しないが、結果的に悟空の闘志を掻き立てる形となる。
ダーブラの父であるアーブラ大魔王が付けていたとされるアイテム。額につけるととんでもない力を得るという代物。
代々大魔界の王が付ける事になっていたが、ダーブラがアーブラ大魔王の時代に王の座を狙っており、ダーブラの策略によって盗まれてしまう。そして、ダーブラはサードアイを失ったアーブラ大魔王を倒して新たに大魔界の王となり、配下にサードアイを隠して後々回収する予定であったが、第3魔界を訪れた配下がゴロツキに襲われるハプニングに遭遇し、そこでサードアイを紛失してしまいそれ以降行方知らずに。
しばらく経って、ハイビスが偶然山でそれを発見し、上記の通りベルトのバックルに付けていた事が判明。
それに気づいたゴマーがデゲスに取りに行くよう命令し、デゲスは変な帽子の美女(CV:藤井ゆきよ)をバイトとして雇い、彼女をハイビスの元に差し向け、ハイビスは美女の被ってる帽子と交換。そして、デゲスが捕まってしまい巡り巡って最終的にゴマーの手に渡ってしまう。
なお、サードアイ自体は取り外しが可能でありアーブラも取り外していた時があったとの事。その方法は、頭の後ろを強めに3回叩けば取れるらしい。
地球へ帰還する前に数が限られている仙豆の代わりとして復活虫を購入するために、悟空達は第3魔界で薬虫を買ったドライブインに寄る。その時、パンジが埃を被った瓶を見つけ、何とその中に魔のサードアイ入っており普通に販売していた事が判明。しかも2つも。
店員のおばちゃんによると、何でも最初は3つ入荷したが高値で胡散臭い代物であったため、大昔売れて以降誰も買わずにそのまま放っていたとの事。
この事実に流石の悟空達も驚愕の声を挙げ、物語の幕はそこで閉じる。
主題歌
ジャカ☆ジャ〜ン
作詞:森雪之丞 作曲:Anton Zaslavski、KEEN(C&K) 歌唱:C&K
『ドラゴンボールZ』以降、数多くの主題歌の作詞を担当した森雪之丞が参加。
アメリカ合衆国でグラミー賞を受賞したZedd(Anton Zaslavski)がタイアップアーティストとしてOP、ED共に作曲を担当。
エンディングテーマ含め、歌詞の一部に「鳥山明」が入っている。
NAKAMA
作詞:AI 作曲:Anton Zaslavski、AI 歌唱:AI
各話リスト
第○話 |
サブタイトル |
1 |
インボウ |
2 |
グロリオ |
3 |
ダイマ |
4 |
オシャべリ |
5 |
パンジ |
6 |
イナヅマ |
7 |
クビワ |
8 |
タマガミ |
9 |
トウゾク |
10 |
ウナバラ |
11 |
デンセツ |
12 |
ソコヂカラ |
13 |
サプライズ |
14 |
タブー |
15 |
サードアイ |
16 |
デゲス |
17 |
ゴマー |
18 |
メザメ |
19 |
ウラギリ |
20 |
ゼンカイ |
- 既に完パケしてるらしくて2クールとか聞いたな -- 名無しさん (2024-12-19 23:55:29)
- 梅津さん、生前に収録してたんだなぁ -- 名無しさん (2024-12-25 10:24:12)
- 普通に面白いと思うけどなあ -- 名無しさん (2025-01-12 10:51:28)
- 魔人兄弟、二人ともちゃんとお礼が言えるいい子たちだったね -- 名無しさん (2025-01-18 22:48:33)
- クゥーとドゥー→(ある情報によると)ブウ(Buu)の次だからクゥー( Cuu )でドゥー( Duu )らしい、カダン王→花壇、グリンド→どんぐり、ライムス→ライム、もしくは「スライム」かな?...マーバは...魔婆かな?なんだろう?? -- 名無しさん (2025-01-18 23:10:29)
- 野沢女史に関してはセラムンの三石琴乃女史、ポケモンの大谷育江女史と同様替えがきかないのもあろう -- 名無しさん (2025-01-18 23:36:57)
- ちっちゃくなってるの無視してちょっと悟空達が苦戦しただけで叩いてる奴らはいい加減にしてほしい -- 名無しさん (2025-01-28 19:33:02)
- メーデー案件大杉ない? -- 名無しさん (2025-01-28 19:52:36)
- 梅津さん、松野さんの生前に収録したってことは大人ヤムチャは撮り直したのかな -- 名無しさん (2025-01-29 11:31:18)
- 深夜帯に設定したのも原作ファン向けに練ったからだろうか?原作テイストの強い墓場鬼太郎も深夜枠だったし -- 名無しさん (2025-02-05 23:53:28)
- ↑4 心情は分かるけど叩く人を叩くのも勘弁… ネットはキツい物言いになりやすいから皆優しくなって欲しい -- 名無しさん (2025-02-08 11:47:34)
- DAIMA自体は原作最初期のような冒険部分が主体だけど、中期以降のバトル漫画って前提で見ちゃうからギャップでなんか違う…ってなるのかしら -- 名無しさん (2025-02-12 10:09:22)
- まぁ原点回帰的なことをやりたいのはわかるんだけどそもそもその原点(最初のドラゴンボール集め)やってた頃あんまり人気出なくてレギュラーキャラをほぼリセットしてバトル路線に切り替えてから本格的に人気出た作品だから原点に返られても・・・という感じではあるんだよね -- 名無しさん (2025-02-12 10:54:14)
- しかしバトル路線も仕方がないけどひたすらにインフレを極める一方だから食傷気味ではある -- 名無しさん (2025-02-12 11:09:08)
- 当wikiのネタバレの解禁は放送から1週間後ルールです -- 名無しさん (2025-02-12 11:20:06)
- 長期作品となるとむしろそれが新鮮になるからな -- 名無しさん (2025-02-12 12:01:14)
- 序盤のスローな冒険展開何だったんだっていうくらい中盤から忙しいな!ラスト付近の全員で行くぞ!とか含めて劇場版作品みたいな感じだ -- 名無しさん (2025-02-12 12:50:02)
- 全話数を追加して最新話の内容一旦消しました。 -- 名無しさん (2025-02-15 01:59:45)
- RPGっぽい要素が多くて、これを元にオープンワールドゲームとか出たら面白そうだななんて思ったり -- 名無しさん (2025-02-15 22:21:58)
- サードアイゴマーとメガスどっちが強いんだろ? -- 名無しさん (2025-02-17 00:03:19)
- 超サイヤ人4?に続けて、意外にこの最終回でビルスさまとウイスさんもサプライズ出演したりして。 -- 名無しさん (2025-02-28 23:55:09)
- 魔人クウ、有能すぎて新キャラで一番好きになった(他の新キャラもなかなか魅力的だったけど) -- 名無しさん (2025-03-01 19:57:25)
- くっつき虫出番無かった… -- 名無しさん (2025-03-01 20:25:19)
- 鳥山先生の逝去が制作にどのくらい影響したのかとかスタッフインタビューが読んでみたい。2クール未満の中途半端な話数とかくっつき虫にデゲスの出番とか、アイデアは出されたけど煮詰める前に亡くなられたからあぁなった気がしてならない -- 名無しさん (2025-03-01 20:38:33)
- ラストはまさに鳥山先生らしいラストだった。 -- 名無しさん (2025-03-02 11:18:39)
- ↑2どうだろうな。多分続けるつもりはあったと思うけどこれもこれで鳥山作品の終わりによくある「終わった先でも物語は続いていく」という雰囲気が出ていていいと思う。 -- 名無しさん (2025-03-02 22:00:36)
- Zや超のノリで見ると間延びするのは分かるけど、個人的には小さい頃夕方に見てたアニメを思い出す作りで好きな作品。童心に返って見られる -- 名無しさん (2025-03-03 13:18:34)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2025-03-10 13:06:47)
- コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2025-03-17 13:19:58
- エピローグのサードアイの話があったお陰で、「謎だらけの魔界」のまま終われたのは良かったと思う -- (名無しさん) 2025-03-18 15:33:01
最終更新:2025年04月24日 16:35