メタナイト(メディアミックス)

登録日:2021/09/26 (Sun) 12:39:30
更新日:2021/10/18 Mon 21:42:25
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この項目では、ゲーム「星のカービィシリーズ」に登場するキャラクター・メタナイトの、漫画・アニメ・小説といった各メディアミックスでのキャラクター等について解説する。



漫画版のメタナイト

デデデ大王と同じくどの漫画にも大体いるのだが、 全ての漫画で最初からレギュラーキャラだったわけではない。
これは後述のテレビアニメ版以前のゲームにおける立ち位置によるもの。
当時でも『夢の泉の物語』や『スーパーデラックス』でこそ普通の面ボスとは明らかに一線を画す扱いではあったが、逆にそれら以外の本編作品では全く出番がなく、また番外系でも出番なしorただの脇役扱いで、シリーズ通してのレギュラーキャラとは言えなかった。
事実、アニメ版以前に連載されたカービィ漫画では、下記のさくま良子版や『デデデでプププなものがたり』のようにメタナイツ共々、単なるゲストキャラクターとして扱われることが多かった。

さくま良子版

通称『さくま版』。
前述の背景もあり、非常に出番が少ない。
小学館より刊行された『星のカービィ おあそびブック』では戦艦ハルバードと共に登場したが……

デデデでプププなものがたり

通称『ひかわ版』。
さくま版よりはちょっと多い方ではあるものの、まだレギュラーキャラと呼べるほどの扱いではない。
そのため、登場するたびに設定が変わることもあった。

連載前半はプププランドを狙う敵として登場。
カービィに「ポペペ…お兄さん!」と涙ながらに抱きつかれるが、
即座に「誰が兄さんだ、抱きつくな!」と否定しているので兄弟ではない模様。また、カービィが上に乗っかってドラえもんのマネをする場面もあった。
以降はゲストキャラとしての散発的な出番が殆どだが、中には彼とメタナイツがメインの敵役で登場するエピソードも存在する。詳細はそちらで。

アニメ版の放送以降はなぜか登場しなくなってしまった。
コロコロアニキで再連載されて以降は昨今の境遇を反映してちょくちょく出るようになったが、他作品に比べたら登場頻度は低め。ミステリアスな雰囲気とどこかズレた面を持つキャラとなる。またデザインが最新作基準に変更された。

も~れつプププアワー!

通称『谷口版』。
アニメ版以降の作品であるため、ほぼレギュラーキャラとして登場。
……が、それ以上に他の作品と比べて ギャグ補正が強く、英語混じりのルー語もどきで喋るキザで天然な勘違い系ナルシスト という強烈なボケキャラに変更されており、 作中一番のネタキャラと化してしまった。
口癖は「オーマイガー!」「ヘイ、ユー!」「愛と正義の名にかけて~」。
登場する時は薔薇を背景にポーズを決める。あと連載初期のドロッチェは彼のことを拒絶反応を示すほど嫌い(実際に嘔吐までしている)だったが、後期になるとそのような反応はしなくなった。

以下、そのネタっぷりな活躍の一部。
  • 仮面が外れた時にトイレットペーパーで顔を隠す→カービィから「目田内藤」と呼ばれる。
  • テンプレキャラを脱するために普段やらないことをする→どじょうすくいの舞「メタナイトダンス」でおちゃらけ、周囲をドン引きさせる。 それもプププランドに隕石が接近している最中に。
  • カービィに攻めようとした時に身体中に謎の物質が付き纏う→寒さで凝固したカービィの鼻水だった。

そんな彼もやる時はやる。
レギュラー化以降はデデデ同様やられ役や洗脳される展開も増えたり、色々と狂気入ってたりもする原作や小説・アニメ版とは逆に、かなり健全で安定したメンタルの持ち主。
メディアミックスのメタナイト中、立ち直りの速さとメンタルの強さは最高クラスだろう。
マルク初登場回では、プププランドに落下しそうな爆弾を食い止め、別コロの大長編での鏡の国から来たダークメタナイトとの戦いでは敗北・封印された原作『鏡の大迷宮』とは反対に勝利を納め、その実力を認めた彼と和解している。
この時はカービィやデデデ大王と抜群のチームワークを発揮した。
ちなみにこの長編を描くに当たっては、HAL研の協力があったらしい。

また初回登場時から彼の持っている剣は宝剣ギャラクシアとされており、作中で大昔に作られたありがたい剣との説明がある。
これに関しては後述のアニメ版とも共通する設定でもある。なおゲーム中においてメタナイトの剣がギャラクシアと明言されるのは2009年の『毛糸のカービィ』の時(カービィシリーズに限定しなくともスマブラXの2008年)であり、このエピソードが紙面上に掲載されたのはそれより2年前の2007年のことであった。

星のカービィ プププヒーロー

強い戦士の募集を聞いてデデデ城にやって来た。
ワドルディ、ワドルドゥからは「一頭身の輝ける星」と慕われており、デデデに替わる新たなる王として擁立されるが興味がないと断っている。
グルメレースを知らないのにカービィに勝負を挑んだりと天然ボケな一面も。

『星のカービィWii』をベースにした長編でも当然出番があり、カービィ達と行動を共にする。
このエピソード自体が原作に忠実な描かれ方をしているため、必然的に漫画版でもっともゲームに忠実な扱いと思われる。
更に本作ではチリーがレギュラーキャラとなっているので、剣士と並ぶ雪だるまというなかなか珍しい光景も見られる。



テレビアニメ版のメタナイト

これまで出演頻度が散発的で、総合的には脇役の域を出なかった彼を、今に続く地位にまで確立させたとも言える作品。
デデデ大王の部下として第1話から登場。
基本的に「メタナイト卿」と呼ばれ、一人称は「私」。平時はクルマユマントを羽織って歩く姿*1がおなじみで、ゲームと違い翼に変形はしない。
CV:私市淳*2

声と見た目からは想像もつかないが、本作では設定の都合上 とてつもなく長生きしている元戦士のご老人でもある。
カービィの成長を見守り、時に手助けする保護者的ポジションにあり、従者としてソードナイト/ブレイドナイトの二人を引き連れている。
放送以降ゲームでの出演頻度が大幅に増え、メディアミックスにおける扱いも劇的に向上したため、この作品で形成されたキャラクターが後の人気を決定づけたといっても過言ではない。
愛剣である宝剣ギャラクシアの初出もこの作品で、持ち主に少し遅れる形ではあるがゲーム版にも定着するようになった。

また、この番組のエンディング後の次回予告が流れる前に放送されていたコーナー「プププつうしん」においては、
2002年10月に発売された『夢の泉デラックス』の告知がなされ、その中のプレイモードの一つ「メタナイトでゴー!」の紹介をメタナイト自身が行っていた。

人物像

常に落ち着いて物事を見れる、冷静沈着な男。
かつて共に戦った仲間の子供から憎しみを向けられてもうろたえることはない。
周りと比較して途方もなく歳を重ねた故の経験則からか、現実主義で警戒心も強く、上司のデデデ大王が仕掛けた悪巧みに乗る、ないし乗せられることは皆無。
村の流行りも例外ではない。
一度だけ命令でカービィに決闘を挑んだことはあったものの、それもデデデの命令に便乗して彼を鍛える思惑があってのことである。

常に仮面をつけているせいで時折、何を考えているのか分からないように見られることも無いわけではないが(特に番組初期はそうだった)、心に根差しているのは(旧世代の)星の戦士としての正義。
カービィがいずれ流れ着くことを予期してプププランドに定住し、デデデ城地下でひそかに戦艦ハルバード建造を進め、ナイトメアの本拠地に乗り込む時を待ち続ける程度には「 逆襲 」を諦めない執念深さを併せ持っている。

元とはいえ、ギャラクシアの力も合わさって星の戦士としての実力は相当なもの。
それでも寄る年波には勝てないということなのか、流石に最強魔獣クラスの強敵が相手になると敗北することもよくあり、既に全盛期から衰えていることが伺える。

過去

前述のように、大昔は銀河戦士団という組織に所属し、宇宙規模の軍勢を誇るナイトメアに立ち向かった「星の戦士」の一人でもある。カービィ的には大先輩も大先輩にあたる存在。
同僚には女戦士のガールードや、後のナックルジョーの父、忍者部隊を率いる忍者のヤミカゲもおり、共に戦場で戦う間柄だった。

だが、彼らとはいずれも非情な形で別れた。
共にギャラクシア奪還任務にあたったガールードは、ギャラクシアを握る資格を持たなかったため、魔獣との戦いで命を賭して引き抜きメタナイトに託した。
ナックルジョーの父は敵に捕まり洗脳され、手にかけることしかできなかった。
ヤミカゲに至っては、より強い者につくと言わんばかりに銀河戦士団を裏切った。

そして悪化する戦局の中、従者に迎え入れたソードナイト、ブレイドナイトやごく僅かな生き残りを除いて 星の戦士は全滅した。
作中で語られた以外にも数多くの死と別れを見てきたであろうことは想像に難くなく、星のカービィ全体でもかなり悲惨な経歴の持ち主である。

天然?

……その一方で、 本気なのかネタなのかはっきりしてほしい絶妙な言動 も彼の魅力。ご存知の通りこれは半分ネタアニメなので彼もたまにキャラが崩壊する。
ある時は「私は陛下の忠実なしもべです」と言いながら 坂道で大王の乗った車を蹴落としたり 、またある時は必要だったとはいえエスカルゴンに「 もっと痛めつけなくては…… 」とノリノリで拷問を行ったりで迷言も多い。
自分のフィギュアが肖像権侵害も同然に、無断で作られたとフームから教えられた時に至っては「 いよいよ私もレア物か…… 」と呟き、満更でもないご様子だった。
自分の作ったパイを「 まずい 」と言われてしまうと怒ってパイを投げ付けてくる魔獣を前にした時も「 まずい な。カワサキの言葉に反応したぞ!」と思わず口走ってしまい被害に遭った他、次回予告で「自分で言うのもなんだが… 賢い私は 」などとナルシストな発言をのたまったり、ネタ発言を挙げていくときりがない。


趣味・特技

ストイックなのか?な人物として描写されることが多いため、道楽者のデデデと比較してプライベートな趣味を伺えるシーンは非常に少ない。
ただ、城内に設けられた彼の私室には一枚の畳と机、掛け軸などが用意されたスペースが存在することから、和風に関心があるものと考えられる。

剣技以外では、レーシングカーと無断で借りパクしたデデデカーなど乗り物の操縦技術に優れており、プププグランプリではカービィとは激戦を繰り広げたこともあった。
シリカの落としたクロスガンを土壇場で手に取ってミサイルを撃てたり、そもそもハルバード建造に関わっている辺り、部下同様に機械類はとりわけ強いと思われる。

周囲との主な関係

最も気にかけている存在にして、いずれナイトメアを倒せる可能性を秘めた新世代の星の戦士。
どこで知ったのかは不明だが、彼がゆりかごの宇宙艇で眠りについている情報を把握していたので、ププビレッジに滞在して彼の目覚めを待ち続けていた。
カービィがププビレッジに住み着いた後も、魔獣との戦いでピンチに追い込まれる彼を時には助けながら、着実に成長するのを見守り続けている。

自身と同様に、カービィの保護者的なポジションにある。
しかし、メタナイトは試練という形でカービィの成長を促そうとするのに対し、フームは母性からかその優しさを「逃がす」方に持っていくことがあるため、時には意見が対立することも。
それでもお互い、カービィの成長と勝利を願う立場であることには変わらない。
また、デデデの策略によって学校の教師に任命されたフームが不良生徒達に立ち向かうことを決意した際には、彼女の頼みで護身術を教えた。

  • デデデ大王
メタナイトの次に長生き疑惑がある男。
上司ではあるのだが、自身の様々な思惑に都合がいいから従っているだけで 心からの忠誠心は無きに等しい。 次回予告の時ですら平気で「デデデ陛下はどこまでアホなのか」とか言っちゃってる。
デデデが差し向けた魔獣とカービィが戦う時には陰から、時には堂々と助言や手助けをするなど、日常茶飯事のごとく背信行為も繰り返している。
一応、表面上は「陛下」と敬称をつけて呼ぶなど、最低限取り繕う気はあるらしい。

当のデデデは彼のことを「現役を引退した安く雇える老いぼれの元戦士」としか思ってなかったようで、裏で 国家予算を横領して戦艦を建造する ほどの大それた秘密には気付けなかった。まあ魔獣遊びに比べれば大分マシな金の遣い方ではあるのだが…
彼が一向にメタナイトをクビにしないのは、戦力上の理由もそうだがカービィを基本味方とカウントしていない(したがらない)ため、万が一の場合に辞められたら流石に困る……という事情があるのかもしれない。

もう一人の上司。
デデデに比べると幾分かまだ善良な面もあるためか、彼が魔獣のせいで困り果てた時には救いの手を差し伸べたこともある。
エスカルゴンから見たメタナイトは「なかなか働いてくれない困った部下」という印象らしく、ワドルディ達が敵襲に備えて城を守る中で彼らの姿が見えなかった際に「 たまには働くでゲスよ! 」と叫んだことも。そのせいで一部からはメタニート卿なんてあだ名もつけられた

  • ソードナイト/ブレイドナイト
メタナイトが重宝する部下。
デデデに対する自身の態度と違い、過去に救われた経験からメタナイトに厚い忠誠を誓っている。
主と違って冷静な精神力までは培いきれてないようで、因縁の敵であるチリドックが再び現れた際にはメタナイトがやられたとはいえ、彼の「カービィを守れ」という命令を忘れて熱くなってしまったこともあった。
また日頃の食事にも困っており、フードプロセッサー持参による料理大会に参加した時はメタナイトも二人の情けない様を擁護するほど。でも回転寿司は食わせない。

  • ププビレッジの村人達
村人からは基本的に敬われており、メタナイト側も基本的には親切に接している。
その一方で、毎度のように一時の流行やデデデの悪巧みに流されまくっているため、メタナイトは彼らについて「 愚かな民 」と苦言を呈している。
日夜工場で働き続け、その間にププビレッジの自然が酸性雨で壊滅したことを彼らが気付けなかった時も「 愚か者は痛い思いをしなければ理解できない 」とバッサリ切り捨てた。

余談

  • 「何を考えているのか分からない」ためか、本作では 感情に応じて目の色が変わる という特徴がある。
    ただし、ゲーム版のように目が消えて仮面の内側が真っ黒になる描写は無い。
    • 赤→怒り
    • 緑→本気
    • 青→感動
    • ピンク→自惚れ
    • 暗い黄色→気絶または睡眠…誰が呼んだか「電池切れ」

  • アニメが放送される前に制作されたパイロット版では何故か 他の敵キャラ達と同様に完全な敵役 としての登場だった。
    おそらく、この頃はレギュラー的なキャラというイメージが薄かったためこのような扱いにされてしまったのだろう。しかも作中では攻撃を仕掛ける間も無く、カービィが吸い込んで吐き出したキャプテンステッチをぶつけられて倒された。



小説版のメタナイト

レギュラーキャラとして登場。
一人称は「私」。
カービィと立場が対等かつ味方寄りなので、アニメ版とは少し口調が異なる。歩くときもマントは羽織らない。

剣の名前はもちろん「ギャラクシア」。ただし喋らない。(一方、第17弾では「ギャラクシアに心があったら〜」という台詞がある。勿論比喩表現だろうが。)
別にこれでなくとも剣術は十分凄いが、やはりこれが一番馴染むようで、持っただけで偽物かどうかも分かる模様。また、「持つと勇気が湧いてくる」と地の文で言われていることから、少なくともなにかしらの不思議なパワーはあるようだ。

パラレルとなる「星のカービィ 夢幻の歯車を探せ!」では、歯車と羽根付きのスチームパンク風の帽子を被った貴族として登場。
カフェを営むドロッチェのスイーツが好物。勿論騎士ではない為、攻撃には剣ではなく羽根を使う。

人物像(小説版)

アニメと同じく、冷静沈着で正義感が強い部分は同じ。一方、時たま真意の読めない行動を取るのもゲーム版と同じで、結果的にカービィ達の敵に回ることもある。
加えて曲がったことが嫌いな超絶現実主義で、ワガママなデデデや悪役に対し時に冷徹ともいえる台詞を吐くことも。マホロアのお墨付きな程度には薄情。
とはいえ彼なりの基準はあるようで、自らの意思で行動しなかった者は深く追求しない一方、明確な悪意で犯罪や迷惑行為に走る者は徹底的に締め上げようとする。
基本的に相手が誰だろうと容赦しない代わりに一度こらしめたら割と友好的というカービィとはやや対照的。
そのおっかなさは非戦闘時でさえ、時にギャラクシアを持ち出してまで詰め寄ることも辞さない(第20弾)など、振る舞いがぶっちゃけ ヤクザに片足突っ込んでいる。
特に、ガリック男爵という犯罪者に対しては一杯喰わされた苦い経験があるため、彼を部下と一緒にとても強く憎んでいる。そのガリックと対決する姿が描かれた第4弾での熱い死闘は必見。

高いカリスマ性ゆえに心から慕う部下も多い。
主な部下はバル艦長、なんとかナイトさまソードナイト&ブレイドナイトメタナイツ4人組とゲームでもお馴染みの面子。ただし船員仕様のワドルディは、小説版におけるワドルディの設定の都合上存在していない*3
彼らは全員メタナイトへの忠誠を強く誓っており、メタナイトも部下達のことを大切に思っている。

宇宙では物凄く有名な剣士らしく、あろうことか極普通の一般家庭にまで知れ渡る程だが、そのせいで名を上げようと目論む宇宙中の荒くれ者共にしょっちゅう襲撃されており*4、私欲のために利用しようと近づく輩も後を絶たない。
更に、当人は後述のトラブルメーカー達のせいもあってか、くだらない、興味が無いと感じた頼み事は冷酷に突っぱねるなど、余計なトラブルに巻き込まれるのを避けようとする傾向がある。
人前で不必要に目立つのも嫌い。テレビの生放送出演なんてもってのほか。
仕方なく出演する時でさえ(目的が別に存在するためだが)露骨にやる気がなく、番組サイドの事情など知ったことかと仕事を途中で放り出してしまう。

……と、このような堅物な一面とは裏腹に、実はメタナイツ共々に 甘いものが大好きな甘党集団
ゲーム側、というかカービィカフェで甘党が暴露されたことを切欠に、小説版でもそのように設定が開示されてからは、ちょくちょく甘い食べ物に関するシーンがあったりする。

幅広い交友関係を持っており、盗賊団のボスから惑星の王様まで様々な所に顔が利く。

苦労人

本シリーズの数少ないシリアスキャラだが、その立ち位置はワドルディと同じく気苦労が絶えない。
メインキャラのカービィとデデデ大王が凄まじい食いしん坊で、我が強く人の話を聞かないこともしばしばあるので、彼らに関わるたび毎回その自由奔放ぶりに振り回され、呆れ果てたりプルプルと怒りに震えてキレそうになったりクラっと倒れそうになったりする(大抵は大人らしくグッと堪える)。
そのため彼らのことを完全なトラブルメーカーと認識しており、カービィ達と協力する必要のある案件以外では関与しまい・させまいとする態度がとても強い。
ひどい時には自分の船の積み荷呼ばわりするほど。(第4弾)

その強硬と毛嫌いぶりは、カービィとデデデ大王からハルバードへの通信を居留守で徹底的にごまかす所にも表れており、こればかりは流石の部下でも呆れている。
が、紆余曲折あって結局付き合わされるハメになるのはお約束。
観念して事件解決等に協力するものの、内心では彼らと一緒に行動するのも悪くは思っていないようだ。
ただし、事情を聞いてのっぴきならない事件だと察知した場合には素直に協力してくれることもある。

バーサーカー

メタナイツのトップであるが故に責任感が強く、知的な人物であるように見える一方、
その本質は部下を持つ身として強さを誰よりも求めているために、強者との戦いを本能レベルで望む戦闘狂
一度タガが外れたら最後、バーサーカーの如く脳内が戦闘一色になってしまうことも(デデデ曰く『暴走するとバカ』)。
食い意地が張ったカービィやデデデと同程度に一切の聞き分けが無くなり、実は作中人物の誰よりも血の気の多さを併せ持っている。
本人も一応の自覚はあるようだが、それでも完全な自制は難しいとも考えており、どんな時でも仲間を守る優しさを忘れないカービィに憧れてる節がある。

以下は彼のバーサーカー気質が引き起こした出来事。

  • 部下を失った(と思いこんだ)時に、己を鍛え直す名目で銀河最強の戦士を再召喚する(第8弾)
バーサーカーの初出、かつその極致といえる事件。
部下を失った責任を感じたメタナイトはひたすらにギャラクティックナイトとの戦いだけを望み、彼の姿が消えればカービィが隠したのだろうと決めつける視野狭窄っぷりで周囲を振り回した。

  • バトル大会で部下とタッグを組むも、相手がカービィだったのでルールガン無視で決闘を挑む(第10弾)
競技内容がボールを相手チームのフラッグに当てるというものだったのだが、対戦相手がカービィだったことで 最初から知ったことかと試合放棄し、一方的に決闘を挑んだ
そのせいで一緒に組んでいたアックスナイトは完全に置いてけぼりとなり、実質一人で頑張るハメになった。

  • 正気を失っていた自分がカービィに負けたと聞き、思わず剣に手をかける(第11弾)
ジャマハートに操られていたので仕方のないことだったが、不本意な戦闘だったのにそんなに悔しいか……。

『夢幻の歯車』では剣を武器としていないこともあって、本編のようなバーサーカー気質は見せない代わりに スピード狂 と化している。

余談(小説版)

  • 自慢の戦艦ハルバードは外見スマブラ、性能アニメといったところで宇宙航行に対応可能。
    それ以外にもオリジナルのデザインである簡素な小型飛行船も所有するが、あまり出番は無い(第1弾)。……まあ パーティー会場に物々しい戦艦で乗りつける奴がどこにいるんだ って話である。




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最終更新:2021年10月18日 21:42

*1 後に原作ゲームのムービーにも逆輸入された

*2 ボルン署長や一部ゲストキャラも兼任。また『大乱闘スマッシュブラザーズX』にメタナイトがプレイアブルキャラとして参戦して以降、同シリーズにおけるメタナイトの声優は私市氏が担当している

*3 小説版のワドルディはゲームと違って、ある時期まではたった一人しか存在しなかった。

*4 無論、その殆どはメタナイツの足元にも及ばない小粒な連中ばかりであり、倒した数を競うための的にされるなど完全にかませ犬扱いである。

*5 『夢の泉』でのボスとしてのメタナイトはどちらかというと用心棒としてのイメージが強く、FC版では何故かカービィにキャンディを投げ渡すなど、デデデに対して忠誠は全く見られなかった