登録日:2021/11/20 (土) 09:16:00
更新日:2025/04/13 Sun 16:13:09
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うちゅうのかたすみで じゃあくな
こころをもったせいぶつが うまれた
それはきょうぼうな ほんのうの
めいじるままに かずかずのほしを
めつぼうへと おいやっていった
そのせいぶつのなは・・・・
ギルギルガン という・・・
【参戦作品】
最初のスパロボだけあって参戦作品は非常にシンプル。
グレンダイザーすらまだない。
一応ギルギルガンやピグドロンは劇場版マジンガーの敵なのだが、後発の作品とは違いノンクレジット。
F91は当時
公開1ヶ月後という超スピード参戦であり、それ故に性能的に優遇されている。
家庭用ゲーム機向けのスパロボではこれが現在でも最速参戦記録となっている
(参戦作品にある程度融通がきくアプリ作品では『X-Ω』における『
劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の
マイナス1日が最速)。
【プロローグ】
謎の宇宙怪獣ギルギルガンによって、スーパーロボット達の星は重大なピンチに見舞われつつあった。
ギルギルガンは怪電波を使い、スーパーロボットを次々と操り人形にしてしまったのだ。
だが、ここに不屈の精神でその支配を打ち破ったヒーローがいた。
彼は立ち上がった。ギルギルガンに支配されたかつての仲間達を救い出し、再びこの星に
平和を取り戻すために。
【ゲームシステム】
以降のスパロボとは大幅に異なるシステムを採用している。
●ストーリー
ロボットにパイロットの概念がなく、コンパチヒーローシリーズのように
ロボットたち自身が意思を持つような
擬人化がされている。
ストーリー上も会話がなく、各ステージ開始時に
あらすじが表示される程度のシンプルなものとなっている。
●パラメータ
「HP」「攻撃」「防御」「素早さ」「カリスマ(HD版では魅力)」「忠義」の6つ。
特に素早さは相手より20以上高いと再攻撃・再反撃が可能となるため重要度が高い。
武器は1ユニットに最大3つ。
マップ上に落ちているアイテムを入手し、インターミッションで使用することでパラメータを向上させたり、武器を追加・交換したりできる。
●戦闘
気力・エネルギー・弾数の概念はないので戦闘では最強武器をぶつけ合うことになる。
ダメージ計算は(攻撃+武器攻撃力)×地形適応/100-防御という単純なものなので結果は予測しやすい。
遠距離攻撃は双方の射程を問わず反撃不能。移動後にも使用可能だが射程1の近接攻撃として扱われる。
●チームセレクト
ゲーム開始時にガンダムチーム、マジンガーチーム、
ゲッターチームの3つから使用するチームを選び、
更にその中から主人公に当たるヒーローを選択する。ヒーローは能力値のボーナスポイントに加え、
精神コマンドが使用可能。
そのため、ヒーロー単機を突出して育成し、無双した方が楽なバランスになっている。
選択しなかったチームは敵として出現する(後述)。
初期メンバーが他のチームより多いため、序盤戦は楽に進められる。
……と言いたいところだが、後述する人数制限があるため、このまま進めると説得で仲間にできる人数が限られてしまう。
そのためガンダムなどの弱いメンバーは
わざと死なせて間引く必要が出てくるかも知れない。
個々の性能では、素早く強いF91・全武器中最強のハイメガキャノンを持つΖΖがツートップ。
次点でνガンダムだが、本作では中盤から説得できる
サザビーの方が強いのが気になるところ。
ダブルマジンガーとヒロインロボトリオのチーム。
歴代スパロボでも珍しい、アフロダイとダイアナンを同時使用できる貴重な作品。
しかし強さではやはりダブルマジンガーが突出しており、この2機を軸に進めていくことになる。
またマジンガーチームは強化パーツによる武装強化が特に多い(というか他2チームが極端に少ない)ため、パーツを集めて強化していく楽しさがある。
ちなみに
ボスボロットはGB版では仲間にならず、チョイ役で出てくるだけ。
一番人数の少ないチーム。
あまりの人材不足に、原作では敵でしかなかったゲッターQまでチーム入りしている。
しかしながらゲッターGが非常に強いため戦力的には全く問題ない。
2機のゲッターロボは「変形」を行うと、GB作品ながら
ちゃんとゲットマシンに分離して再合体を行うというスタッフの拘りが光るユニットとなっている。
一方でゲッターQはヒーロー候補中最弱な上に、「カリスマ」がぶっちぎりで低いため説得でも苦労するというもはや縛りプレイのためにいるような存在である。
残るテキサスマックは当時から変なガイジン口調で、このキャラ付けはその後のスパロボや『
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』のジャックに引き継がれた。
●精神コマンド
現行の作品と違い、ヒーローにしか使用できない上に「3つの精神コマンドがランダムに選ばれる」「使用をキャンセルしても『せいしん』を選んだ時点でポイントが消費される」ため容易には使えない。
(本作にはマップ中のクイックセーブ・ロードすらまだない)
…のだが、ある
裏技を使うと精神コマンドが無限に使用可能になり、劇的に難易度が下がる。
●説得
現在のスパロボでも各種
フラグ立てで必要になる説得だが、今作では趣がかなり異なり、
一部を除くほぼ全ての敵ユニットを説得可能。ジオン系のMSはおろか、機械獣・メカザウルスすら自軍に引き込める。敵としては通常登場しない変形した状態のMSもしっかり再現されている。
ただし、説得したユニットはその場で味方になるため、出撃枠に空きがないと必ず失敗する。
またヒーロー含めて12体までしか仲間にできない。
説得側のカリスマ(魅力)と相手側の忠義が高く、相手側のHPが減っていて、マップ上に存在するタワーを攻略している数が多いほど成功率が上がる。
ラスボスであるギルギルガンすら説得して仲間にできる裏技が存在したが、これをやってしまうとクリア不可能になる。
ちなみに味方ばかりでなく、何と敵側がこちらを説得してくることもある。
この場合、味方からの説得とは逆に忠義の低いユニットに対して成功しやすい。もちろん成功するとユニットが引き抜かれてしまう。
精神コマンド「正義」を使うと味方全体の忠義が上がるので、これで予防しておこう。
なお、ゲッターロボが相手を説得する際の
「きみいいからだしてるね、ゲッターチームにはいらないか?」という体育会系全開の台詞はよくネタにされており、
『
スーパーロボット大戦W』でのゲッターチームと
ユリカの会話中に意識したネタがあったり、
『
新ゲッターロボ』で異世界の弁慶が似たようなセリフを吐いたりしている。
●通信対戦
GBの通信ケーブルを用いて対戦が可能。
【HD版】
グラフィック面の大幅向上だけでなく、マップ中での
中断セーブや戦闘アニメのOFF化などの便利機能の追加、
精神コマンドの仕様変更(全ユニットが3つまで習得でき、ヒーローはそれに加えて毎ターンランダムで変わる3つを使用可能)、ユニット数の拡張(出撃枠が埋まっていても説得可能)など、
オリジナル版よりも格段にプレイし易いように変更されている。
加えて、オリジナル版の13話を「第一部」とし、追加シナリオとして13話分の「第二部」が実装された。
第二部では第一部と違い、今まで仲間にしたことのあるユニットの内から自由に選んでチームを組んで始められる。
第二部をクリアした後は、第一部でも同じようにフリー選択で開始可能となる。
ってか最後のマジでなんなんだ
ちなみに、先述したラスボスをはじめとする一部にユニットを説得する裏技は不可能になっており、説得した場合「昔は昔、今は今」というトロフィーが入手できる。
きみいいからだしてるね、アニヲタwikiで追記・修正しないか?
- ボスボロットもリメイク版で追加になったんだよね -- 名無しさん (2021-11-20 10:28:56)
- 君、いい体してるね。ゲッターチームに入らないか?って確かコレのリメイクで言ってたセリフだっけ -- 名無しさん (2021-11-20 12:07:24)
- ↑リメイク前からあるよ -- 名無しさん (2021-11-20 18:46:24)
- パイロットおらんくて世界観がSD寄りなのよね -- 名無しさん (2021-11-20 19:21:14)
- 意外にこれまで項目なかったんだな初代 -- 名無しさん (2021-11-20 20:34:14)
- HD版、Switch向けの配信で移植してくれないかしら…… -- 名無しさん (2021-11-20 20:35:36)
- 確かXΩだと『とある魔術の電脳戦機』がゲーム発売当日に実装されたはずだけど -- 名無しさん (2021-11-20 20:56:47)
- 『とある魔術の電脳戦機』は小説から数えればだいぶ経ってるから…… -- 名無しさん (2021-11-21 15:21:49)
- HD版は真ボスが追加されてるんだっけ 闘神ゴッドノアとかいう... -- 名無しさん (2021-11-21 19:44:43)
- 初期3チームなどについて書いてみた。ゲッターQ単機クリアとかやってみた猛者はいるんだろうか -- 名無しさん (2021-11-22 18:34:17)
- ↑某動画サイトで、GB版アフロダイ単機は見たことがあるな(TASだけど) -- 名無しさん (2021-11-25 21:44:18)
最終更新:2025年04月13日 16:13