登録日:2009/05/31 Sun 12:06:20
更新日:2025/02/02 Sun 22:41:54
所要時間:約 7 分で読めます
機動戦艦ナデシコとは、1996年10月1日~1997年3月25日にかけて放送されたSFラブコメ
ロボットアニメ。全26話。
【概要】
本作は様々な要素を内包した多層的な構造となっている。基本となるのは木星から来襲する謎の敵との戦闘とラブコメディの組み合わせ。これだけならば従来の
マクロスシリーズなどでも見られるが、そこにさらに1970年代的なロボットアニメのパロディや皮肉、および主な視聴者層であろうオタクの揶揄などが組み込まれている。
作中作であるアニメ「ゲキ・ガンガー3」はその象徴である。
主人公が幾人もの魅力的な美少女と恋愛関係になったり、お気楽なギャグシーン、様々なパロディが見られる表層上は明るい作風ながら、その本質はハードで重暗い。戦争という状況もあり自分の目指したい正義を追求しつつも、無情な現実が付きつけられるというシビアな展開が多々見られる。戦闘や実験によって死人が出ることもしばしばある。また、物体をテレポートさせる「ボソンジャンプ」という技術があり、戦略やドラマにおいて重要な要素となっている。
主人公についても、1970年代の作風をデフォルメしたような「熱血」のノリに憧れを示しつつも、
自分はどうあるべきかという苦悩や葛藤を抱えている。この点は同時期の「
新世紀エヴァンゲリオン」にも似た点と言える。
脚本のレベルは非常に高く、これら様々な要素を満載しつつもテンポよくサクサクと話が進んでいく。伏線も多く、何気ない描写が実は重要な設定や意外な事実と関わっていることも多い。第21話では「記憶麻雀」という極めて独特かつ意味深な描写がなされた。
また、複数の人物が対比の構造になっている丁寧な作劇も見逃せない。特に顕著なのが第17話と第19話で、それぞれ「理想に裏切られた者」と「理想と現実を分けられる者」、「主人公に想いを伝えた者」と「なかなか伝えられない者」が対比的に描かれている。
ただし、終盤については戦争の決着まで描かれておらず、やや投げっぱなしともいえる結末になっている。ただし主人公の恋愛や己の信じる正義については答えを出しており、話は区切りのいい所でまとまっている。
『
宇宙のステルヴィア』と共に続編製作の予定があったが、2005年8月9日に監督のサイトで、製作は
「永遠に不可能」になったことが伝えられた。
【あらすじ】
人類が火星まで進出した時代。木星から謎の侵略者“木星蜥蜴”が攻めてきた。
木星蜥蜴の圧倒的戦力に、人類は成す術なく火星圏~月まで制圧されてしまう。
民間企業のネルガル重工は、制圧された火星の奪還計画『スキャパレリプロジェクト』を立案。
独自開発した新造宇宙戦艦〈ナデシコ〉を発進させる。
だが「能力のみ、人格を問わず」と言う方針で集められた<ナデシコ>のクルーは、どいつもこいつも変人揃いだった…。
ネルガル、軍、木星蜥蜴の思惑が交差する中、ナデシコクルーの珍道中が始まる。
【主な登場人物】
◆
テンカワ・アキト
CV.上田祐司(現:
うえだゆうじ)
主人公。火星出身の青年。
かつて両親をテロにより失うという悲惨な生い立ちをしている。
さらに守ろうとした女の子を目の前で失うという悲しい経験をし、戦争が
トラウマとなっている。
火星で獲れる味のよくない野菜を調理によって美味しくできるという点からコックになることが目標。
エステバリス(人型兵器)パイロットに必要なIFS処置を行なっているため、兵隊上がりと誤解されるという理由で食堂をクビになってしまう。
ふとした瞬間に街で幼馴染みのユリカと再会し、成り行きでナデシコのコック兼パイロットをする事に。その後はコックとパイロットという2つの目指すべき道の間で揺れ動くことになる。戦闘への恐怖に直面しつつも、恋愛関係となったユリカやメグミを守るべく戦う決意を固めていく。
恋愛については優柔不断だが、なぜか様々な女性からモテる
ギャルゲー主人公みたいなキャラ。よくも悪くも素直で純情な人物には間違いない。
作中世界のアニメ作品である『ゲキ・ガンガー3』(後述)が好きで、幼い頃に視聴していた。話はありきたりと評しつつも熱血のノリには理解がありガイと意気投合する。その作風は彼に大きな影響を与え、たびたび視聴しているシーンがある。自分の中のゲキ・ガンガーが終わってしまうという理由で長年の
最終回を視聴できずにいたが、終盤にて……
主人公には珍しく、機体カラーはマゼンタ。
悩みの多い1990年代主人公タイプ。
◆ミスマル・ユリカ
CV.
桑島法子
ナデシコ艦長を務める才女にして
一応メインヒロイン。
美人で巨乳。性格は明るく能天気で恋愛脳。20歳とは思えないほど子供っぽい面がある。
そのお気楽さは本作のシリアスで重暗い展開を中和するのに一役買ってくれている。
地球連合大学の統合的戦略シミュレーションで無敗を誇り、そのまま首席で卒業するほど能力は有能。また敵の行動を先読みして手を打つことができ、いきなり戦闘に放り込まれてもその場で具体的な指示ができる。第20話では「釣り」と称して幾重もの策を弄して敵を出し抜くという彼女の知略が存分に描写された。加えて、上からの命令でも納得できなければ毅然と反抗する芯の強さを持つ。
また、彼女なりに葛藤を抱くところもあり、家柄や父親の命じることに関係なく自分が必要とされているナデシコを居場所だと認識している。加えてアキトとの恋愛を成就させようとしているが、具体的なビジョンはなく、その点をエリナに指摘されることもあった。
多数の人命を犠牲にする重い決断を下したこともあり、その時はさすがに堪えきれず嘔吐してしまう。ただし、その後には本人が恋愛脳なこともあってかすぐに切り替えて見せるなど、よくも悪くも艦長としての適性は十分にあるといえる。
一時期火星に住んでいた事があり、アキトとは
幼なじみ。当時から彼にぞっこんで「アキトは私が大好き(はぁと)」と公言する。だが、アキト本人は他の女性とも関係を持っており、ユリカに対してはむしろゲキガンガーに夢中だったりする。
中の人は後に別の艦の艦長になる。
後原作中で複数脚本家方式だった為脚本家間での連携が全く取れておらず、全員が「メインヒロインなんだから誰か書くやろ」と思った結果メインヒロインなのにヒロイン回ゼロとか言うとんでもない事が起きている
◆
ホシノ・ルリ
CV.
南央美
ナデシコのオペレーターを務める
ツインテールの美少女。
特殊な生い立ちゆえに普段は無表情で感情の起伏は乏しいが、彼女なりの人間らしさはしっかり持ち合わせており、時折それが垣間見える。
放映当時の人気はすさまじく、ヒロインを差し置いて作中一番人気とされた。あだ名は“ルリルリ”(命名ミナト)。
普段は物静かだが一度口を開けば辛辣で毒のある発言が飛んでくる。
やかましいナデシコのクルーたちを「バカ」と評しており、彼女の台詞「バカばっか」はあまりにも有名。
ネルガルでナデシコのオぺレーターとしての教育を受ける以前の記憶と記録はともになく、完全な空白。ゆえに自分の存在を空虚なものだと感じている。無駄と知りつつもオモイカネに1000回以上も問いかけることもあった。第18話はそんな彼女の出生の秘密に迫る内容である。
ナデシコで過ごすうちに居場所を見出すようになり、自らもそんなバカの1人であると認めるようになる。当初よりその傾向は見られており、第2話にして「あたしも結構バカよね」と発言している。これは本気で嫌って見下している訳ではなく、子供らしい率直な意見ということだろう。
ユリカとは性格が真逆だが嫌いではない模様。彼女に対して傷つけるような発言をしたメグミに対しては「意地悪ですね」とコメントしたり、ユリカがミスを犯した際には彼女をかばって自らの責任だと主張し頭を下げたこともあった。
年齢の割に落ち着いた性格だが、子ども扱いされるのは嫌なようで「少女」だと主張する。かと思えば「子供なので大人のことは分からない」と子供であることを場面で使い分けるというしたたかさを見せることもある。
ナデシコのメインコンピュータ〈オモイカネ〉に対する思い入れは強い。第12話では一時期不具合を起こすが、アキトの尽力で事態が収束した際には素直に感謝の意を伝えた。
アキトに惹かれる女の子の1人であり、アイドルコンテストに出場して歌唱を披露する第19話は必見。
◆アオイ・ジュン
CV.伊藤健太郎
ナデシコ副艦長でユリカの親友。
ユリカに片想いしているが、全くと言っていいほど異性としては認識されておらず、当人からは『最高の友達』扱いされてる可哀想な子。
目立ったのは見せ場のあった第3話くらいで、やたら扱いが酷く
空気気味。
それでも友達であることを受け容れて、ユリカのために行動を起こす場面があるなど健気。
◆ハルカ・ミナト
CV.岡本麻弥
ナデシコ操舵士。
元社長秘書だが、充実感を求めナデシコへやってきた。優しい大人な女性で頭も切れる。
作中では分かりにくいが、スカウトされるだけあって操舵技術に優れる。
序盤から中盤にかけてはゴートといつの間にか親しくなるが、終盤では木星蜥蜴の構成員と出会い、そして……
後述の漫画版ではやらかしてくれました。
◆メグミ・レイナード
CV.高野直子
元声優の通信士。
声のプロフェッショナル。色々あってアキトに惚れており、序盤に恋愛関係となる。
おとなしい印象とは裏腹にかなり積極的であり、猛烈アタックを仕掛ける。なんと親しくなったその回の内にキスにまで漕ぎつけたほど。しかしその様子はユリカに目撃されており、後にややこしいことになる。
他にもアキトが任務で降りる時に同行したり、VR室で色仕掛けを行ったりとあの手この手を尽くす。しかしユリカ同様料理の腕は壊滅的。
一時解雇を言い渡されたアキトに着いていきナデシコを降りたこともあった。地球を守るために生きるのも1人の女の子を守って生きることも同じ戦いとして、パイロットでない人生を提示するが、戦争から目を背けることができなかったアキトの心を変えることはできなかった。
その名前や看護師資格を持つ声優という設定は、1990年代に大ブレイクを果たした
とある声優が基になっている。
◆ゴート・ホーリー
CV.
小杉十郎太
元軍人で屈強な体格に強面の男。戦闘経験を買われナデシコに乗艦した。某殺し屋みたいな顔した巨漢だが、案外カワイイ性格。ウサミミをつけたり赤くなったりすることもあった。
堅物のようにみえるが、自らの意志を貫いて時には規則を破って見せる胆力もある。
◆プロスペクター
CV.小野健一
チョビヒゲのおっさん。通称“プロスさん”。経理担当で苦労が絶えない。一見胡散臭いが実はかなりの切れ者で、常に計算を怠らない。作中トップクラスにカッコいい人。
プロスペクターはペンネームみたいなもので本名は不明。
◆ウリバタケ・セイヤ
CV.
飛田展男
違法改造屋で生粋のメカ
オタク。技術力を買われてナデシコ整備班に。
乗艦理由が妻子からの逃避だったり、勝手に経費使って自作エステを作るなど問題は多いが、腕は超一流。メカニックがしくじればパイロットの死に直結するという理由で仕事には責任と誇りを持つ職人としての顔も持っている。整備班班長であり、整備班メンバーから慕われている。
フィギュア製作を嗜んでいたり、オモイカネに不具合が出た時にはルリに協力してプログラムにアクセスしたりと、様々な分野に通じている。かと思えば、一行が海に来た時に海の家を出してわざわざ不味い
ラーメンの味を忠実に再現するなど、妙な拘りを発揮することもある。
若い女性が好みであり、第17話ではジオラマ製作を通して親睦を深めたヒカルに言い寄るが、趣味と恋愛は別と考える彼女には受け入れられなかった。しかし大人としてその結果は認め、すっぱりと身を引いている。また、リアルな兵器の模型を作ってもそれは本物ではないとし、現実と理想を切り分けることをアキトに伝えた。
「こんなこともあろうかと!」
◆ダイゴウジ・ガイ
CV.
関智一
エステパイロットの1人。70年代のロボットアニメにいそうな髪型をした
暑苦しいまでの熱血漢。
超のつくゲキガンガーの大ファンで、映像ディスクやグッズを多数所持している。自らを主人公に見立てて
攻撃中に必殺技叫んだり、エステをゲキガンガーと呼ぶなど、非常にゲキガンガーに対するこだわりが強く、ほとんど病気。
困難に直面しても気合で何とかしようとするなど、とにかくポジティブで脳筋。
ナデシコが暇になった時には自ら上映会を開いて布教に努めたが、興味を持ってくれたのはアキトだけだった。しかしそのアキトは熱血のノリに強く心惹かれておりゲキガンガーを通じて意気投合する。彼の存在はアキトに大きな影響を与えた。当初、アキトは操縦する時に技名を叫ぶのは抵抗があったが、自らを鼓舞する意味も込めて叫ぶようになっていった。
濃すぎるキャラにも関わらず、なんと3話で退場。
さらにその状況も愛機にゲキガンガーのシールを貼ろうと格納庫にいたところ、見かけた軍人に声をかけたらいきなり撃たれたというもの。あっけないにも程がある死に方であった。
「俺より目立つ死に方しないでくれよな!!」と言った直後にかなり地味な死に方をしたため、視聴者には大きな衝撃を与えた。
本名はヤマダ・ジロウ。ダイゴウジ・ガイは魂の名前と言い張り本名で呼ばれる度に訂正する。
死んでからの方がカッコいい。
ちなみにナデシコ最強パイロット候補。
こういうキャラクターを救済するのに定評のあるスパロボでは、ほとんどの作品で生存フラグが用意されている愛されキャラ。フラグすらなく完全に無条件で生き残る作品もざら。本名が"
ガイ"の人を羨むことも。
特に『
W』では優遇されており、劇場版仕様の顔グラが
捏造用意されたり、頭部は使い回しながら新型エステバリスにも乗ったりしている。
◆スバル・リョーコ
CV.横山智佐
補充要員『エステ3人娘』の一人。男勝りで純情な性格。
パイロットとしての腕はピカ一だが、戦い以外に取り柄がない事にコンプレックスを持っている。
素直に腕前や容姿を評価してくれるアキトに恋心を抱く。
パーソナルカラーは赤。
◆アマノ・ヒカル
CV.菊池志穂
3人娘の一人。やたらハイテンションな
メガネっ娘。
ゲキガンガーが好きで趣味は
同人誌制作なゲキガンオタク。ノリは軽くいつもふざけているが腕はいい。
パーソナルカラーはオレンジ。
◆マキ・イズミ
CV.長沢美樹
3人娘の一人。
幽霊みたいな顔をした女性…っていうか貞k(ry。
ホラーチックな雰囲気とは裏腹に寒いギャグのプロフェッショナルで、自分で言ったしょうもない洒落に笑うという妙な癖がある。
唐突に真面目な『シリアスイズミ』になる。上二人と同じく腕前は確か。
ヒカルとともにリョーコの恋愛の行方を気にするなど、意外と俗っぽい所がある。
変人だが悲しい過去を持っており、第21話の幽霊騒ぎにてそれが明かされる。
パーソナルカラーは水色。
『飛べ!イサミ』に同姓同名のキャラクターがいるが、多分関係ない。
◆ムネタケ・サダアキ
CV.
真殿光昭
オネエ口調でキノコ頭の地球連合宇宙軍の提督。
ナデシコを「アタシのナデシコ」と主張する独善的な性格で、ナデシコ艦内では一切好かれていない。
一行が海に行く回では砂浜に埋められて何度も波をかぶる羽目になるなど、憎まれ役ゆえのオチ要員のような扱いであった。
第3話でガイを射殺した張本人であり、アキトからは疑惑の目を向けられていた。
よくも悪くも職務には忠実であり、優秀な軍人である父に憧れている純粋な面もあった。
第17話では情報漏洩の件の責任を取らされて降格処分を下される。これは信じていた軍が失態を犯した自分をあっさりと切り捨てたという悲しい事実を示していた。己の進退が窮まった彼は自暴自棄に陥ってしまう。
◆アカツキ・ナガレ
CV.
置鮎龍太郎
キザな性格のロン毛の青年。
ガイの死後、入れ替わるようにナデシコに乗艦した新型エステのパイロット。
戦闘では冷静な判断を下すことができ、焦るアキトに対して無駄弾を撃たないよう抑えたこともある。ミスをしたユリカをエリナが責めている際には前向きな発言でフォローするなど、気配りのできる性格ではある。
色々怪しく、敵とも味方とも付かない行動をとっており、その正体は謎に包まれている…と思っているのは本人だけで、一部の馬鹿を除きだいたい皆気付いてた。
アキトとはパイロット仲間ではあるが、アニメは好きではないと堂々と口にするのでアキトはあまり快くは思っていない。しかしシミュレーショーンゲームでの模擬戦に誘ったりと、嫌っているというより何か思うところがあるような振舞いをしている。
ガイとは真逆の性格であり、彼やアキトの信奉する「熱血」や「正義」に対して疑問を投げかけるアンテーゼのような存在。終盤では誰もが自分の正義を持っているとアキトに自身の意見を説いた。これは勧善懲悪が特徴の70年代の
ロボットアニメに対して、善悪が相対化される傾向にあった1980年代の
ロボットアニメの作風を踏まえている。
スパロボにおいては扱いのいいガイとは対照的に微妙な扱いを受けている事が多く、アキト+ガイ、3人娘が合体攻撃で目立つ中、戦闘面では一人だけポツンとサブに回っている事が多い。
『BX』においては珍しくガイが死亡状態でスタートした結果、スパロボで初めてアキトとの合体攻撃を使えるようになる等、今までの鬱憤を晴らすかのような活躍をしている。
◆エリナ・キンジョウ・ウォン
CV.永島由子
アカツキと同じく後にナデシコに乗り込む副操舵士。
性格はややキツく、高飛車で仕切りたがり。しかし一行が海に行った際には自身も普段の制服の下に水着を着こんでいるという可愛げのある面も描かれた。
本職がネルガル社長秘書なので、副操舵士なのに偉そうにしている。
ビジョンが不明瞭なユリカに対し、自分は3年以内にネルガルのトップの座に就き、地球の経済を掌握することで自らの手で復興を成し遂げるという野望を秘めている。
アキト好き4人目。自分が成り上がるためならば平気で他人を利用する性格ではあったのだが、知らず知らずに惹かれていき、終盤でアキトを引き留めようとするセリフは本心からのものであった。
◆イネス・フレサンジュ
CV.
松井菜桜子
ナデシコ医療班、科学班担当の金髪女性。
ナデシコが火星に降り立った時に出会い、そのまま乗艦する。
ネルガルの人間であり、ナデシコの開発に関わっていたスタッフの生き残り。
『説明
おばさん』の異名を持つほどの
説明好きで、頻繁に
敵装備などについて解説し、疑問が上がる度に「説明しましょう」と言って現れる。
◆ホウメイ
CV.一城みゆ希
ナデシコの食堂を指揮する気さくな
おばさん。
中性的な顔立ちで一見すると
美男子にも見えるがれっきとした女性。
死にゆく兵士に故郷の料理を出してやれなかったという過去の苦い経験から、ナデシコの厨房に世界中の調味料を揃えているなど、料理に対して並々ならぬこだわりを持つ。
色々と深い年配者。
◆ホウメイガールズ
ホウメイの食堂で働く5人娘の総称。
戦後はアイドルグループとしてデビューした。
◆テラサキ・サユリ
CV.
矢島晶子
◆タナカ・ハルミ
CV.中川玲
◆ミズハラ・ジュンコ
CV.松澤由美/今井由香(劇場版)
◆ウエムラ・エリ
CV.
川上とも子
◆サトウ・ミカコ
CV.本井えみ
【用語】
《
ナデシコ》
ネルガル製新型戦艦。
単機で敵勢力下まで向かう事を想定して作られたため、相転移エンジン、グラビティブラスト、ディストーションフィールド(いわゆる
バリア)等の新技術を多数搭載し、正規軍の戦艦よりも数段上の性能を持っている。
『能力優先で人格は問わない』という方針で乗組員を集めた結果、人格破綻者ばかり集まった変な戦艦。
《
エステバリス》
IFSで動くネルガル製の、全高6m程の
人型兵器。略称は“エステ”。
コックピットブロックを交換し、状況に応じて適切なボディに
換装出来る。乗り換えた方が早いとか言うな。
またナデシコの重力波ビームが届く範囲にいれば、ワイヤレスで常時エネルギー供給が行われるためエネルギー切れの心配がない(だが範囲外では数十分しか動けない)。
ディストーションフィールドも装備しており、火器が無くてもフィールドを用いた
パンチや体当りで充分戦闘可能。
基本的に陸戦、空戦、砲戦、0G(無重力)戦フレームの4種類を使い分けるが、他にも重武装フレームなどが存在する。
《IFS》
「イメージ・フィードバック・システム」の略。
ナノマシンを注入し脳の付近に補助脳を形成、イメージを機械に伝え思い通りに操作するシステム。処置を行なった人間は右手の甲に特有のマークが浮かぶ。
戦闘機や
エステバリスに搭載されており、火星では作業用の車にすら採用されているほど普及しているが、
地球では戦いしか能がない者が処置するという認識があるため、エリート等は持っていない。
アキトは兵士でもないのにナノマシンの注入を行っていたが、これは子供の頃に重機を動かして遊んでいたところ制御が効かなくなってしまい自身とユリカを危険に晒したという過去のため。
《木星蜥蜴》
木星の向こうからやってきた謎の侵略者。保有する兵器は地球のそれを圧倒的に凌駕しており、侵攻してすぐに火星を勢力下においた。何故か虫型無人兵器しか使わず、その正体は一切不明である。
名前の由来は、何度倒しても蜥蜴の尻尾のように際限なく出てくる事から。
その正体は木連(機動戦艦ナデシコ)を参照。
作中の1970年代に作られたというわけではなく、行き詰ったアニメ業界が当時のセルアニメを技術的に再現して作ったもので、製作されたのは作中世界で割と最近のこと。だが当時は受け入れられず、予定の半分くらいで打ち切られた。
内容としては3人の青年が合体ロボに乗り込み、いかにも悪いヤツですという容姿の悪の帝国と戦うという勧善懲悪を前面に押し出したもの。1話から最終話までのサブタイトルとあらすじはちゃんと設定されおり、仔細に至るまで力がこもっている。古めかしい絵柄の再現のみならず、逃げ惑う人物が使い回しですべて同じになっているなど、時代ゆえの不備もわざわざ表現されいる。
『3』は三機
合体の意味で、
三作目という訳ではない。また、70年代=熱血というのはかなり誇張された表現であり、スポ根ものなどの要素が混ざったようにも感じられる。
実は作品内で重要な意味を持っており、ガイやアキトをはじめ作中の様々な人物に多大な影響を与えている。「熱血」「正義のために戦うこと」という点はアキトに憧れを与え、パイロットとして戦う原動力となった。その影響力はなんと敵勢力の行動原理にまで及んでおり、本作のメタフィクショナルな構造の一端を担う欠かせない存在となっている。
なんと、娯楽が乏しい敵勢力の中では聖典として扱われいる。そのため、主人公と敵がともに同じアニメ作品から影響を受けているという極めて珍しい設定になっている。
また、本編中で流されるゲキガンガーのシーンは、その回の話の内容とリンクしている。特に第3話は象徴的であり、ゲキガンガーのパイロットのジョーの英雄的な死と、ガイのあっけない死は残酷なまでに強烈な対比となっている。終盤にて死んだはずのキャラクターが再登場するという、盛り上がるがご都合主義的な展開も、現実では死んだ者は生き返らないという悲しい現実を表すのに使われている。
放映当時としても古めかしい作風の熱血アニメが大勢の人々の在り方を左右するというのはシュールな光景である。作品を通して交流を図ることもあれば、作品の解釈をめぐって対立を繰り広げる
オタクの揶揄や皮肉にも感じられ、傍から見ればバカバカしいと思うかもしれない。
だが、アニメを現実に存在する宗教に置き換えると途端に笑えなくなる。宗教とは人間が創造した物語といえ、異なる宗教、あるいは同じ宗教でも宗派によって悲惨な戦争が起こっている。そう考えると本作独自の侮れない点だといえるだろう。
スパロボでも重要なキーワードとして取り扱われることが多く、『
J』では
ドモンや
カティアまで虜にした。
『W』では何と主題歌が戦闘用BGMとして採用された。
でもナデシコキャラよりトロワにつける人続出。
《
なぜなにナデシコ》
イネス・フレサンジュ監督による館内放送。「ボソンジャンプ」など色々な小難しいSF的な内容をNHKの教育番組のようなノリで教えてくれる。
スパロボでも『A』『R』『J』『W』『
BX』でそれなりに活躍。J以降は専用
BGM+ビジュアルも登場し曲は戦闘用に設定できる。
教えるお姉さん役:
ホシノ・ルリ(11歳)
教えてもらう
ウサギ役:ミスマル・ユリカ(20歳)
《遺跡》
ナデシコにおいて物語の根幹に関わる超重要施設。
「遺跡」または「火星極冠遺跡」と呼ばれ、地球と木星の争いは元を辿ればこの遺跡を巡る争奪戦。
しかしその最深部には何重にもディストーションフィールドが張られていることから両者とも出だしが出来なかった。
それほどまでして両者が手に入れようとした遺跡とは「ボソンジャンプには必須の演算ユニット」。
これは本編では詳細が語られることのなかった古代火星人による産物、そして古代火星人とは太陽系外に生息する知的生命体
彼らの文明の産物は演算ユニット以外にも木連が木星軌道上で発見した無人艦隊製造工場、アイちゃんが手にしていた謎のプレートも古代火星人の代物。
プレートは遺跡にある装置に入れることができそれによると、彼らはボソンジャンプを使い宇宙を旅する種族で火星の遺跡は中継地。
無人艦隊製造工場も本来の用途は先行してボソンジャンプ装置設置・目的地開発を行う先行派遣隊に過ぎない。
当の古代火星人はというと本編でアイちゃんは古代火星人の元に飛んでしまうがプレートを渡して地球に送り返す。
上記のことが語られたゲームではボソンジャンプ失敗で行方不明になった人たちを救出してくれただけでなく
「銀河系内は危ない種族多いから気を付けた方がいい」と警告。
2016年に発売されたファンブックではこのプレートに書かれた訳が判明したがかいつまむと
「こんにちは、いずれ皆さんに会いに行きますのでその時はお願いします。あと遺跡は自由に使ってもらっていいですよ^^」
と人類には非常に友好的な種族であることが判明している。
【主題歌】
OP
『YOU GET TO BURNING』
ED
『私らしく』
OPはルリの独白から始まり
BGMがイントロと調和しており切れ目に全く違和感がない。美麗な作画もあり、飛ばせないOPの1つとして知られる。
EDはユリカを演じた桑島氏による歌唱で、CDデビュー作でもある。
本編中でもアイドルコンテスト回にて披露された。
【その他】
【遊撃宇宙戦艦ナデシコ】
少年エースで連載された漫画版。全4巻。作者はキャラクター原案を務めた麻宮騎亜だが、絵柄がアニメととんでもなく違うため何の気なしに見ると驚くこと必至。
タイトルが違うことからも分かる通りストーリー、設定はアニメとは全く異なり、一部キャラの性格も変わっている。
【スパロボシリーズ】
『
A』でTV版名義で参戦したのが初出。同作ではシナリオやプロモーションでもかなり大きめの扱いで、当時のスパロボとしては「異色」な作品だった事もあって発売前から話題を呼んだ。
シリーズ全体では、劇場版と合わせて結構な回数出演している。TV版の場合、ガイや九十九が生存するかはまちまち。
ナデシコはフィールドによる堅牢な防御力と
MAP兵器による殲滅力が高いが、燃費が最悪に近い。
エステバリスは、もっぱら小型で回避率は高め、更にディストーションフィールドによる
バリアが魅力的だが、ニュータイプが乗ったMSほど避けたり当てたりはしない。
TV版では合体攻撃がメインのダメージソース。劇場版だと、アキトは単機で突っ込んでいってEN切れになったら戻ってくる感じ。
総合的にややパンチ不足だが、『
BX』では少々話が異なる。
『BX』では、改造を進めると「PUにおけるフレームに対応した地形適応S」というボーナスが与えられている。
また、気力増加に伴い全パラが上昇する「IFS」がシリーズでも補正値がとりわけ大きく、気力限界突破すると数十レベルくらい上のパラメータになる。
なので、最終的な機体・パイロットの性能が高く、最初から全地形Sの合体攻撃が標準搭載でほぼ撃ち放題であるため、出すだけ出しといて損はないというスペックとなっている。
素の性能がやや控えめなので戦場に出してみないと真価が分かりづらいことと換装の手間が難点。
一方で敵として木連が登場する場合はとにもかくもディストーションフィールドが厄介。
特に初参戦した『A』ではビーム兵器のダメージ3000以下無効、グラビティブラストは5000以下無効、他の攻撃は
50%軽減と圧倒的な防御力を持っている上にそれが雑魚であるはずのバッタも含め全員完備というえげつない状態であった。実質HP倍になったと言えるだろう。
ただし強力なビーム兵器であれば貫通するので
スーパーガンダムや
3機のドラグナーカスタム辺りなら逆にカモにできるだろう。
勿論味方の
エステバリスやナデシコのディストーションフィールドも同じであるが、やはり敵として登場が数、シナリオともに多いため非常に手を焼かされる。
なお『Aポータブル』でも
補正値はそのまま。同作品が高難易度と言われる一因となっている。
流石にさすが過ぎたのか『
R』では全ての補正値が半減させられた。
また武器改造も個別から一律式に変更され、
ビームライフルが移動後攻撃可能となった為に非常に対処が楽になった。
他方、原作、『A』共に一話限りの登場であった「デビルエステバリス」がオリジナル部隊の主戦力として何度も登場するので妙に印象に残るだろう。
攻撃力がデフレ気味の『
IMPACT』では「最終ダメージから一定量軽減」のタイプとなる上にやはり数が多いので非常に鬱陶しい。以降もそのタイプとなった。
ちなみに『BX』より後の木連側の
バリアは「時空歪曲場」という名前となっている。
次回もこの項目を、みんなで修正しよう!!
- スパロボでの優遇作品の一つ。使いやすんだろうね。 -- 名無しさん (2013-10-20 00:14:56)
- ↑実際、ナノマシンにテラフォーミングに宇宙移民に抹消された歴史に重力制御に涙あり笑いあり成長あり絶望あり主人公の取り合いありと盛り沢山だからな。最近のロボットアニメでもどれか1つはナデシコと被っちゃう要素が出てきちゃうくらいだからな…… -- 名無しさん (2014-01-11 18:52:57)
- 「 意外とシリアス」のタグがよく似合うアニメ -- 名無しさん (2014-01-19 21:40:38)
- スパロボのイメージで誤解されがちだけど、本編は所謂「ヒーローロボットもの」に対するアンチテーゼみたいな作品だったよな。ゲキガンガーに憧れ英雄としての活躍と死を望んだガイが大した活躍もせずあっけなく死んだり、敵が「勧善懲悪のヒーローアニメ」を教典とした結果、地球を悪の帝国として殲滅しようとして和平の道を蹴ったりと アキトも最後にはゲキガンガーを愛しつつも乗り越え、アニメに囚われることをやめて自分の道を進んだし -- 名無しさん (2014-01-19 21:56:13)
- 一つ疑問があって,エステバリスはジェネレーターを搭載していないらしいのだがアカツキ専用機はアンテナおよびジェネレーターは従来のエステバリスのものにくらべて小型の改良型になっている。とあるのだがこのジェネレーターって何? -- ステルンクーゲル (2014-03-01 17:23:08)
- ↑俺もよくわからんがエンジンみたいなやつだと解釈してる。 他の作品にもジェネレーター出力が云々って表現あるし。 -- 名無しさん (2014-03-01 17:49:31)
- ジェネレーターは発電機だと思っていいよ。なんらかのエネルギーを電気エネルギーに変換するものがジェネレーター。現実の車にも搭載されてるし(こっちはオルタネーターって言うけど)まぁ、エンジンみたいなもんだね。発生するのが運動エネルギーか電気エネルギーかの違い -- 名無しさん (2014-03-01 18:05:45)
- ↑x4ただ、その描かれ方から、「ロボットアニメに対する嫌味に満ちている」と評されていることも…。 -- 名無しさん (2014-03-01 19:44:31)
- ごめん。誤解させた。外部からエネルギーを供給されるエステバリスにとってこのジェネレータは何の役に立つのかという意味 -- ステルンクーゲル (2014-03-01 23:27:51)
- ↑普段は外部からエネルギーを供給されるものであっても、エネルギー供給が受けられない際の非常用動力を搭載していることがある(例:トロリーバスに搭載されたディーゼルエンジン) -- 名無しさん (2014-03-01 23:31:41)
- 昔まわりにイズミさん好きいなくて泣いた覚え -- 名無しさん (2014-03-01 23:32:58)
- 続編みたいなあ -- 名無し (2014-03-19 16:25:09)
- ↑多分ない。 -- 名無しさん (2014-03-19 16:37:03)
- ↑2 どうあがいても声優交代があるだろうしなぁ… -- 名無しさん (2014-07-03 17:15:37)
- てかなんで製作ダメになったんだろう・・・ -- 名無しさん (2014-07-03 17:47:32)
- 主題歌やエステバリスは好きだったがノリ含めて全体のノリは好きになれなかったな -- 名無しさん (2014-08-15 21:53:43)
- ノリを二回言っちゃった -- 名無しさん (2014-08-15 21:54:20)
- 何かアカツキに感情移入しそうになる。作品における製作者が用意した良心の部分っていうか。酷い表現で申し訳ないが。 -- 名無しさん (2014-08-15 22:13:08)
- ムネタケとガンダムXの関連聞いてなんか嫌いになった。どっちも好きな作品だっただけに辛い。 -- 名無しさん (2014-08-15 22:42:26)
- ↑脚本家の川崎ヒロユキがガンダムXの制作事情を皮肉って書いたっていうね……(高松監督をモデルにしたムネタケが「マトモに使えないデカい大砲持ったロボットに乗って自爆」)アレはなぁ…… -- 名無しさん (2014-08-15 22:56:28)
- なんで続編無理なんだろう? -- 名無しさん (2014-10-08 21:56:04)
- 何か敵に電文で”快男児”と呼ばれたユリカが「私、こんなにかわいい女の子なのにー!」と激昂するシーンはほんと可愛かったが、自分で言うなとも思った。 -- 名無しさん (2014-11-22 14:32:10)
- BXでもちゃんとガイ救済あるといいなあ -- 名無しさん (2015-05-26 12:25:05)
- ガイは間違いなく生存するさ。 -- 名無しさん (2015-05-26 16:26:50)
- 今までのスパロボは優遇と言う名の原作崩壊(ほぼ明るい所しかやらない、ゲキ・ガンガーの無条件礼賛etc)してたけど、今回は暗い部分もきっちり再現して来そう。 -- 名無しさん (2015-08-14 09:28:46)
- どうやらBXでは原作通りにガイは…。 -- 名無しさん (2015-08-14 12:12:15)
- 今回は似たような状況どころかこれよりも最悪の事態に陥ったAGEが居るから明るいだけじゃ無理かな -- 名無しさん (2015-08-20 02:48:58)
- BX気合入ってるなぁ。パイロット系はほぼ新録だし、エステの戦闘アニメもガシガシ動く。フォーメーションアタックの出来がいい感じ。 -- 名無しさん (2015-08-26 19:47:21)
- ガイはフラグすらなしに普通に生存することすら珍しくないよね、そういう意味ではプル達より優遇されてる -- 名無しさん (2015-08-26 20:09:54)
- クロスオメガではVガンと共演させようぜ! -- エクスバリスの元ネタはエクスカイザーだと思った (2015-08-26 21:14:20)
- 改めて観るとSF要素てんこ盛りの和製スタートレックだよな・・・。エンタープライズ号モチーフなだけにナデシコにはホロデッキも完備してるし。 -- 名無しさん (2015-09-22 09:14:45)
- 個人的にはスパロボでダイガードと共演してほしい。ヤマダ繋がりという意味でもないけどwww -- 名無しさん (2015-09-22 10:07:01)
- SFロボアニメの王道を往く…と見せかけてそれらを否定するような描写を容赦なく入れ、でも王道を捨てたわけじゃない、そしてシリアスもギャグもラブコメもやる…よくよく考えると、ようこれで上手く纏まったアニメになったなw -- 名無しさん (2015-09-22 10:53:20)
- ゲキガンガー関連とかを削って火星文明の話を中盤あたりに出しておいた方が良かったんじゃ…あれもこれもと欲張って中途半端になっているという印象を感じてしまった -- 名無しさん (2015-09-26 00:59:37)
- 元々はガンダムみたいにシリーズものにする予定だったんじゃなかったっけ -- 名無しさん (2015-09-26 01:45:40)
- パトレイバーやうる星の様なノリもすごく感じる。 -- 名無しさん (2015-10-10 00:13:14)
- テーマ的にはむしろ遺跡よりもゲキ・ガンガー関連の「異なる正義の激突」の方が重要 -- 名無しさん (2015-10-10 19:19:07)
- イツキ・カザマは何時スパロボに出るかと待ち続けている…やはりゲーム版も一緒じゃないと参戦出来ないのか -- 名無しさん (2016-09-11 00:10:51)
- ナチュラルライチのバトルアニメへのシフトを悲しむメグミ、そして今、あの忘れ得ぬ日々を -- 名無しさん (2016-09-26 21:36:53)
- アカツキ会長って勧善懲悪ものの表面しか見てなさそうな感じだよね。味方にも碌でもない奴が出てきて敵に寝返ったり、敵にも憎めない悪役や味方に寝返る奴がいるし、味方が本性を表してラスボスになる場合もあるっての。 -- 名無しさん (2017-02-03 09:18:02)
- できればスパロボVでは、劇場版仕様のガイが、復讐の鬼と化したアキトを説得して仲間に引き入れる、ってイベントを期待したい。 -- 名無しさん (2017-02-03 10:26:53)
- ↑TV版と同時に収録された(なおかつガイが無条件で生存する)Wのような展開でも無い限り無理な話だ。第一、黒アキトはゲキガンガー卒業しているし(Wは第1部と第2部の期間が短かったとはいえヴァルザガードの初登場時は「燃える・・・・・」と多少は興奮していたが) -- 名無しさん (2017-02-21 11:56:01)
- ↑3いやアカツキ会長は口ではああ言ってるけど多分勧善懲悪ものも結構好きだぞ。その手の作品に出てくる実は敵だけど迷える主人公に時にアドバイスを送り時に立ち塞がり最後は協力するニヒルなライバルキャラとか本人じゃん -- 名無しさん (2018-02-02 17:40:03)
- エヴァはアニメ制作者によるオタク叩きみたいな話は時々見るけど大体同時期のこちらの方が露骨じゃないかって思う。『所詮二次元の女性』発言は今やったら炎上しそう。 -- 名無しさん (2018-08-09 23:30:37)
- スパロボ参戦したとき苦情来たみたいな話聞いて「はあ?」と思ったよ。エステバリスはロボじゃねえのか -- 名無しさん (2018-08-10 20:11:41)
- とあるSRCシナリオでは、アカツキ、ルビンスキーの代役になってて謀略全開になってたな。 -- 名無しさん (2018-08-10 20:15:31)
- 俺はスパロボで知ったからあれだけど当時のファンは劇場版で悲惨な運命辿ったアキトとユリカはショックだっただろうな… -- 名無しさん (2019-05-04 08:56:26)
- 作れなくなったんなら理由を言えと、ちゃんと説明しろと未だに思う -- 名無しさん (2020-04-30 11:53:02)
- ↑関係者とか出資してたとかならまだ説明義務はあると思うが、プロジェクトが立ち消えた理由を部外者に説明する必要なんてないわ。 -- 名無しさん (2020-08-27 08:46:21)
- 劇中のゲキガンガーは熱血根性な作りだが実際の古典的ロボアニメはそうでもないというね そこも一種の皮肉なのかもしれないが -- 名無しさん (2021-09-20 20:40:27)
- 冴えない彼女の育てかたしか見れなくなったので木連人の気持ちがめっちゃ分かる -- 名無しさん (2022-05-20 22:20:44)
- ここやいろんなところで言われているガイの最強パイロットって話にはソースあるの?ナデシコに選ばれている以上三人娘と同じく強くて優秀なパイロットって話ならわかるけど最強とまでは… -- 名無しさん (2022-06-30 18:32:17)
- ↑ 三人娘はあくまで補充で戦闘要員として選ばれたのはガイ、少ないながらも序盤の戦闘シーンで操縦技術の高さは証明してる(特に死ぬ直前の戦闘シーン) なのでまぁ、作中最強「候補」には上がると思うよ -- 名無しさん (2023-01-19 11:01:39)
- スパロボでガイと三人娘はよく絡んでたけど本編では一切絡んでないって知った時は驚いた -- 名無しさん (2023-12-20 19:45:33)
- 「正統派への逆張り」がメインだから、90年台なら斬新だったんだろうけど正直今の時代に観るとそんなに… -- 名無しさん (2024-01-02 17:08:44)
- 項目内にも書いてあるけど、各脚本家の連携が全く取れてないから各話の繋がりがグッチャグチャで、とにかく話の縦軸がまるで機能してないんだよなぁ…ホント観てて疲れるアニメだった -- 名無しさん (2024-06-29 20:36:04)
- 完全に頓挫したのなら、本来漏らすものじゃないとはいえ後半の劇場版の脚本の草案程度なら誰かが漏らしてもおかしくはないとは思うんだけど、27年経っても何もないなら本当にどうしようもないんだろうな -- 名無しさん (2025-02-02 22:34:49)
- 山田次郎射殺シーンは「ヒーローものみたいにはいかない戦争の無情さ」みたいなのをやりたかったんだろうけど「あの人数の捕虜が全員いっぺんに脱走してなんで誰も気づかないんだよ」とか「2人しかいない貴重なエステバリス乗りが1人死んだのに全員緊張感なさすぎないか」とかの疑問の方が先行して全然ノれんかった…山田次郎、このアニメで唯一真っ当に面白いギャグキャラだったのに -- 名無しさん (2025-02-02 22:41:54)
最終更新:2025年02月02日 22:41