ゲッターロボ(アニメ版)

登録日:2021/05/14 Fri 16:45:00
更新日:2024/11/14 Thu 13:29:14
所要時間:約 12 分で読めます





チェェェンジ・ゲッタァァァワンッ!!

スイッチ・オンッ!!


ゲッターロボとは1974年に放送されたロボットアニメ。全51話。
本項目では東映が制作したTVアニメ版を解説する。漫画版に関してはゲッターロボ・サーガの項目を参照。


概要

日本で初めて主役ロボが変形合体を行うアニメとして知られている。
性格の異なる3人の操縦者と、多くの形態に変形するロボットという構図はかなり斬新であり、後のロボットアニメの王道の一つとなった。
なんでもマジンガーZの「ロボット」、仮面ライダーの「変身」を組み合わせたことが当初のコンセプトだったらしい。
この企画を東映がダイナミックプロに持ち込んだ結果、化学反応を起こしたのが本作である。
更なる誕生秘話についてはゲッターロボの初期稿を参照。
ちなみにモチーフの一つはサッカー。(ゲッターはポイントゲッター、帝王ゴールはサッカーゴールが由来)

さすがに現代では時代を感じる作風であるが、3形態を使いこなす戦闘シーンや、時折描写される人間的な愛の素晴らしさや戦いの醜さを描いた作風は根強い人気がある。

あらすじ

浅間学園に通う学生リョウ、ムサシ…そしてハヤトは今日も平和を謳歌していた。
リョウは自身の所属するサッカー部のコーチ早乙女達人やその妹のミチルに勧められ、次世代エネルギー「ゲッター線」を利用した宇宙開発用マシン「ゲッターロボ」の合体訓練を見学に行く。
しかし、そこに恐竜帝国の侵略兵器メカザウルスが現れる。彼らはゲッター線により1億4千年前(やけに古くないか?)に滅んだはずの恐竜が地下に逃れ、文明を築いた存在だった。
メカザウルスは各地を荒らし、達人の乗ったゲッターロボも撃墜されてしまう。
ゲッターロボの生みの親である早乙女博士は、こんな時のために兵器を備えた戦闘用のゲッターロボを開発しており、リョウはパイロットとしてムサシとハヤトを招集する。
こうして3人の若者と恐竜帝国率いるメカザウルスとの戦いが始まった。

登場人物

ゲッターチーム

どんなにいがみ合っても、戦闘時には息ぴったりになる3人。
全員浅間学園の生徒であり、普段は寮で生活している。
ゲッター光線銃を装備し全員狙いは正確。しかも、ゲッターを応急処置できたりと割と賢い。

リョウ/流竜馬

CV:神谷明
イーグル号のパイロット。九州出身。
中背中肉…に見えて実はムキムキ。
サッカー部のキャプテンで使命感が強い正義漢。チームのリーダー格であり、現代でいう空気の読めるタイプで、率先してチームを引っ張る。
物語開始以前から早乙女研究所に出入りしており、プロトゲッターの合体訓練を司令室で見学していたところ、恐竜帝国の出現と達人達の死を目の当たりにすることになる。
一人称も基本は「俺」だが、目上の人間の前では「僕」になり敬語をきちんと使う。(これはほかのゲッターチームも同様)
ただ真面目なだけでなく、ほかの二人とじゃれあったり下らない喧嘩をしたり、女の子に誘われず悔しい思いをしたり年相応の一面もある。
恐竜帝国でも命を助けようとしたり、一騎打ちの申し出にこたえるなど敵に対しても義理人情に厚い。
アニメ版のリョウは良くも悪くもそつのないよい子という印象を受けやすい。そのためか主役回が意外と少ない。この辺はスパロボでも同じ。

ハヤト/神隼人

CV:キートン山田(当時は山田俊二名義)
ジャガー号のパイロット。デコが広い馬面
長身痩躯…に見えて実はムキムキ。
ハーモニカを吹くのが趣味で、十字架型のペンダントを常に持っている。登山も趣味。
序盤では何があっても常に不敵な笑みを浮かべる謎めいたリョウ以上の実力者という設定だったが、次第に自信家かつ皮肉屋だが根はアツい男になっていく。
特にミチルに対しては言葉には出さないが特別な感情を持っている。
割と人情家な部類なのだが、態度から誤解されやすくトラブルの原因になることもあった。
しかし、3人の中では最もアウトローな男ではある。サッカーボールで対戦相手を叩きのめしたことがあるのは伝説。
しかもこの後その兄である殺し屋?とガチで殺し合いしてたりする。
アスカという姉がいる洗脳されたりろくな目に合ってない。しかも次回作でもひどい目に合う

ムサシ/巴武蔵

CV:西尾徳
北海道の大雪山出身の柔道部の主将。
小柄な肥満体…に見えて実はムキムキ。
ゲッターチーム一の直情家であり、よく笑う、怒る、泣く。
女性関係に非常に弱く、特にミチルにべたぼれしている。
所謂三枚目系のキャラであり、格好をつけようとしてトラブルをおこしたり、オチ要員にされることもしばしば。
腕力はあるのだが運転の才能が全くなく、自転車にも乗れない*1。そのため移動の際にはリョウのサイドカーに乗せてもらっている。
序盤は爬虫類恐怖症があったこと*2や、他二人の実力から、自分が足手まといのではないかと悩むことも多かった。
操縦時には裸に胴、ヘルメット、ふんどし、日本刀という男らしすぎるパイロットスーツとしての実用性に疑問のつく格好だったりする。
しかも第1話からこれなのに誰も突っ込まない

ゲッターチームの仲間たち

早乙女博士

CV:富田耕生
ゲッター線研究の第一人者であり、ゲッターロボをはじめとしたゲッター線関係の発明を一手に引き受ける科学者。主に博士と呼ばれる。
見た目は下駄をはいた太った白衣のヒゲおじさんで、漫画版より若く見える。
普段は冷静かつ気さくだが、戦闘の際にはゲッターチームの司令官となり変形や攻撃などの指示を出す。
基本的に人命を尊重し人類の平和と発展のために行動する人格者。漫画版の博士に見せてやりてぇぜ
本人も武術の心得があり、ムサシをぶん投げるなど生身でも結構強かったりする。

早乙女達人

CV:野田圭一
早乙女博士の長男。サオトメ・タツヒトと読む。浅間学園のサッカー部コーチを務めている。
プロトゲッターの操縦者だったが、第1話でいきなり死亡。
第1話でリョウがゲッターに乗り込んだのはミチルを救う為、そしてコーチと呼び慕う彼の仇討ちのため。
……なのだが十数話後に話題に出た際にはリョウに存在を忘れられていた

早乙女ミチル

CV:吉田理保子
早乙女博士の次女。
顔立ちの整った美女だが、性格は気が強いおてんば。
浅間学園のマドンナかつゲッターチーム全員のあこがれの女性。
レディコマンドでの先行調査や戦闘支援などを担当。兄が死んだ際は気を失いかけた。
よく敵に捕まることが多かったが、本人も恐竜帝国兵士をさばくくらいには強く、逆に内部を破壊したこともあったり、決して足手まといではない。

早乙女元気

CV:菊地紘子
早乙女博士の次男でミチルの弟。むろん実は女でしたなどという設定は無い
名前の通り元気が取り柄の年相応ないい子。なぜか研究所に自由に出入りしている。
実の兄が死んだ際も「にいちゃーん!」と叫んだが涙一つ見せず動揺すらしないで即兵器版ゲッターを出す事を博士に提案した
ムサシとは仲が良く一緒に遊んだり、悪だくみすることが多かった。

大枯文次

CV:矢田耕司
自称発明家にして小汚い小屋発明研究所の所長。
国定忠治親分にあこがれており、どことなく時代がかった喋りをする。
ゲッターロボと早乙女研究所を敵視しており、ことあるごとに文句を言ったり妨害しようとするも、根がマヌケのためいつもうまくいかない。
地底車や装甲車や浅太郎など発明品自体は本物だが、詰めが甘く微妙に役に立たないことが多い。
登場数話後にミチルに一目ぼれし少し態度を軟化させる…がぶっちゃけムサシと被っている。
中盤から登場しゲッターチーム以上に出番があることもあったが、次第に出番が減り姿を一旦消すものの終盤に少しだけ再登場した。

浅太郎

CV:緒方賢一
文次の発明品で全身に歯ブラシやトイレをはじめとした生活出需品が装備してある人型ロボット。要するにボスボロットポジション。
基本は文次との漫才の相方役でドジを踏むことも多いが、空が飛べたり、メカザウルスの装甲を食い破ったことがあったり、客観的に物事を見ていたりと実は意外と有能。
なのにどういう訳か文次はでるのにこいつは出ないことがあったりする。

ジョーホー

CV:富田耕生
ムサシの弟分で、柔道部の部員。
ムサシへの敬意は本物でムサシを男にするために奔走するが、ろくでもない発想しかしない。
大枯登場後は彼を利用してムサシを男にするという名目で彼の子分に。
早乙女博士と同じ声だったりする。

ジャック・キング&メリー・キング

CV:井上真樹夫&菊地紘子、中谷ゆみ(「スーパーロボット大戦シリーズ」)
アメリカの科学者・キング博士の子供達。ジャックが兄でメリーが妹。
ガンマンロボット「テキサスマック」を操る。ちなみにメリーは帽子型の飛行機「ハットマシン」に乗っている。

…スパロボのせいでなんか準レギュラーみたいなイメージがあるが、実は21話に一回出ただけのゲスト
しかも「それがユーのマキシマムですかァ?」と言ったインチキ外人口調は使用していない。でも妹の方は微妙にそのケがある

恐竜帝国

1億4千年前に滅んだ恐竜が進化した人類「恐竜人」達が地下で繁栄し超文明を持った存在。
本拠地マシンランドはマグマの中を移動するため、人間側からは本拠地が分からない。
ゲッター線恐竜帝国には有毒であるが、中盤で放射能は無毒であることが語られている。
メカザウルス以外にも恐竜ジェット機という戦闘機や戦車を保持する。
地下帝国ということもあり地震とマグマが大好き。(ただし恐竜人はマグマで処刑される事もある)
地竜族、氷竜族など亜竜人類もおり、優れた能力を持つが差別対象となっている。

帝王ゴール

CV:神弘無
恐竜帝国の支配者。他の仲間が服や鎧を着ている中、一人裸マントを貫く漢
失敗したものには厳しく平気で見捨てたり処刑するが、それ以外には意外と寛大で器が大きい。
一方で恐竜帝国に厳しい身分制度を強いているのもゴールである。
自ら作戦を立案することもあった。本作ではゴーラという愛娘がいる。
大魔人ユラーの登場している回はイライラして八つ当たりしたり、帝王の地位にこだわってユラーに媚を売るなど情けない管理職の印象が強くなる。

バット将軍

CV:緒方賢一
キャプテンのまとめ役。キャプテンによる作戦の立案も行う。
中盤ごろからよく前線に出てくるようになるが、物語の都合上よく失敗する*3上に、その度に部下を見捨てるため割といいことなしだったりする。
しかもゴールの後釜を狙っているような発言さえある。挙句の果てにはエンディングでバッドと誤記されている。
50話にてメカザウルス・ゴダに乗って出撃。ゲッターロボを海溝にひきずりこもうとしたが、ゲッター3に敗れ海に散った。
ゴールにもガレリイにも立派な戦士だったとその死を悼まれたのは皮肉である。

ガレリイ長官

CV:山田俊司
メカザウルスの開発担当。バット将軍にも言えるが実は序盤は登場していない。彼の新発明はゲッターロボの弱点を突きピンチに陥らせることも多かった。
バット将軍とは犬猿の仲で、作戦の失敗はメカザウルスかキャプテンかと言い合う。一度だけ前線に出てきたこともあった。
最終話まで生き延びたが、将軍と異なり死亡シーンすら描かれなかった。

キャプテン

メカザウルスのパイロットにして恐竜帝国の前線指揮官。
必ず出るわけではなく、登場しなかった回も多い。
ほぼ一人でゲッターを追い詰めた有能から、功を焦って味方を裏切ったものや人間側に感化されたものなど個性豊か。

土竜族

恐竜帝国の最下層に過ごす民族。(漫画版では地竜一族)
妖術を使い身体的にも優れるため、謀反を恐れ虐げられている。実際、強敵が多かった。

このほかにも氷の中で暮らす氷竜族という一族もいる。

メカザウルス

恐竜帝国の侵略兵器。恐竜やハ虫類、虫がモチーフ
そのうち牛みたいなのも出てくるが。というか12話にして狼っぽいのが出るのは早すぎ。

大魔人ユラー

CV:矢田耕司
中盤から登場した予知能力をはじめとした超能力を備えた恐竜帝国の真の支配者。
数メートルはある巨大な体を持つ。
知能も高くゴール以上の策士であり、その存在はゴール以外には隠匿されている。終盤では普通に表に出てきていたが。
最初は姿にモヤがかかっていたが、そのうち普通に見えるようになった。
ゴールの知らない直属のキャプテンやメカザウルスも存在する。
中盤に登場し文次と同じく終盤前に一旦姿を消すが…


登場メカ


ゲットマシン

赤のイーグル号、白のジャガー号、黄色のベアー号で構成される戦闘機。
主な役割は移動用だが、ミサイルを標準装備しており、戦闘機群など敵の数が多い際にはこれで戦うことも多かった。
中盤ですごく地味だがマシンガンが出るように改造された。

ゲッターロボ

ゲットマシンが合体することで変形する巨大ロボット
3形態に変形でき、状況や相手の特性に合わせて使い分ける。
オートメーション化されており、3人そろわないどころか無人でも自動操縦で普通に動かせる…だが操縦者がいない分、戦闘力はガタ落ちする。
3人揃って心を一つにして初めて真の力を発揮するという要素はこのころから徹底されているのだ。ただし漫画版とは違い、パイロットの選考基準は緩い。
ゲッターロボからゲットマシンに分離する「オープンゲット」は実は中盤くらいで登場した用語で、それまでは無言で分離している。
ゲットマシンに分離し編隊を組む際の「オープンフォーメション」という掛け声もある。
当初はカメラの映像をモニターで見て操縦する方式だったが、そこをついたメカザウルスの攻撃に対抗するために、中盤に風防越しに外を直接見る方式で運転するよう改造される。
……一方、元々直接視界で操縦していたサーガでは逆に視界運転のせいで中盤でリョウが死にかけたのは皮肉としか言いようがない。
下記以外にも状況に応じて改造されたり追加武装、装置を組み込まれることがある。

ゲッター1

自在に空を飛び、機動力と高い攻撃力のバランスの取れた形態。
ゲッターロボというと大体コイツを指し、まずはゲッター1で様子見ということも多い。
  • ゲッターキック
強襲用。とりあえずこいつで奇襲をかけることが多い。
キックなのはリョウがサッカー部の部長のためか。
ちなみに、この部位はゲッター3のゲッターミサイルなので冷静に考えると超危険部位である。
  • ゲッタービーム
腹部から出る赤いビーム断じて指からは出ない
実は初代アニメでは意外とフィニッシャーになったことは多くなく、酷い時には効かなかったこともあった。
というのも、恐竜帝国ゲッター線を畏れるために身を守るバリアを真っ先に発明したからである。ま、そりゃそうか。
ただ敵を一撃で倒すほど強くはなかったという意味で、牽制、相手の飛び道具や戦闘機の迎撃、弱った敵に追い打ちでトドメなどでは十分に有用だった。
真の必殺武器
こいつで相手の首や翼を切り飛ばしたり、真っ二つにするのがゲッター1の必勝パターン。生き残った場合にはゲッタービームで追い打ちする。
手持ち以外にもぶん投げるトマホークブーメラン二刀流で使ったこともある。
しかもコレ、ほぼ無限に出せる

ゲッター2

左手がドリル機動力に優れた形態。
地上の敵以外にもスピードが必要な場面で使用される。
陸戦担当だが足に装備したジェットでゲッター1ほどではないが空戦も可能。
唯一ドリル地底に潜れる形態であり、地底探査等の際にも出番が多かった。
攻撃のほとんどをドリルに依存するため、そもそもドリルが効かないと無力なのが難点。
  • ゲッタードリル
左腕に装備された巨大なドリル
地面に潜るのにも使うが、戦闘においてはこいつでメカザウルスをミンチにする主力武装。
  • ドリルストーム
ドリルを高速回転させ竜巻を起こす。第4話でのみ「ゲッターハリケーン」と呼ばれた。
宇宙空間では使用できず、基本的には牽制や動きを封じる程度。
  • ドリルパンチ
ロケットパンチドリル版。ドリルを切り離して発射する。
こちらはゲッター3のミサイルと違い生えてこないので、回収しなければ武器を失ってしまう欠点がある。
  • ゲッタービジョン
所謂分身の術。敵をかく乱し攻撃、防御に利用された。
よくゲームなどでは回避技になるが、実際はヒット&アウェイの攻撃技。また加速するだけの場合は「ゲッターマッハ」になる。
  • ゲッターアーム
万力型の右腕。アニメでは再生能力を持つメカザウルスを一発で消滅させる「ゲッター線銃」を内蔵された。
他にも敵の体を引き千切ったりと、結構えげつない活躍をする。
  • ゲッターストーム
ドリルと共に本体ごと錐もみ回転して竜巻を纏い突撃する技。一度だけ使用した。

ゲッター3

3形態で最もパワーに優れた形態。水中戦担当。
腕力だけでも戦えるため閉所でも戦える利点がある。重量があるため相手を押しつぶしたことも。
機動力がないこと、3形態で唯一空が飛べないこと*4が欠点。*5
ちなみにアニメ版ではどの形態も一話に一回は出ることが多く、出番が格別少ないということはないのでファンはご安心を。
  • 大雪山おろし
ゲッター3というかパイロットのムサシの必殺技
相手の一部をつかみ振り回し投げつける。第1話の時点で生身のムサシがハヤトにかけた際は地上から数十メートル先の飛び込み台までブン投げている物理法則もあったもんじゃねえな。
投げる以外もパンチやぶちかましなど打撃も多い。
  • ゲッターミサイル
肩部に装備されたミサイル。主に弱った敵の追い打ちや迎撃に使用される。上記の通りゲッター1の脚でもあり、ベアー号の推進部という信じられないくらい重要な部位なのに生えてくる
  • ゲッターパンチ
冒頭の通り歌詞の一番にも出てくる(1番がパンチ、2番がドリル、3番がビーム)90万馬力を活かしたパンチ。
ゲッタースマッシュだのゲッターぶちかましだのその場その場で適当に名付けてる感のある技?が多い。


  • ゲッタースマッシュ
アニメ版でのみ登場。最強の90万馬力を活かして両手を振り回して攻撃する。駄々っ子パンチ。テレフォンパンチもいいところ。

  • ゲッターアタック
アニメ版でのみ登場。自重を活かした体当たり。アニメの武蔵はゲッターぶちかましだのその場その場で適当に名付ける節がある。

コマンドマシン

コマンドカーとも称される戦闘機で、ゲットマシンと同サイズ。ミチルが主に乗車する。一回元気が乗ったこともある。
偵察やゲッターチームの前線指揮などを担当する
しばしばミチルもろともつかまり、数えるほどだが落とされたこともある。
マシンガンとコマンドミサイルを装備。ミサイルは当たればメカザウルスにも有用なことが多かったりする。
ちなみにレディコマンドは後続機で次回作のマシンである。

プロトゲッター

第1話に登場した色のない白・青・銀色で武装もない試作段階のゲッターロボ。
鉄也君…じゃなくて早乙女達人たちが合体テストをしていたが、同話でメカザウルスに倒される。
レアな存在だったがスパロボや各種OVAに登場したため、そこそこ知名度がある。
ちなみにパイロットスーツは全員リョウと同じデザインで統一されている。
また純然たる武装はないが、ゲッター2のドリルで岩を砕き地中を掘り進み、海底から穴を開けて飛び出したりしている。
その後、ゲッター3で自身の半分ぐらいの大きさの巨大な大岩を持ち上げながら地上までキャタピラで移動している。
しかしメカザウルス・サキに襲われ、空中へ逃れようと分離、ゲッター1に合体しようとしたところを狙い撃ちされて爆散した。
ドリルやパワーはあったが装甲は「本当のゲッターロボ」と比較してかなり脆かったらしい。

テキサスマック

第21話に登場したジャックとメリー兄弟の登場するアメリカのスーパーロボット。
ライフル拳銃に変形する万能武器を自在に使い、変形せずともゲッターロボを上回る強さと汎用性を誇る。
シールドや溶解液を防ぐ特殊レインコートで防御面においても隙がない。
超レアな存在だったがスパロボに登場したため(ry

ゲッターQ(クイーン)

ゲッターロボのプロトタイプ的な存在。
5年前に設計図が盗まれ恐竜帝国の手で建造された。劇中では一切武装を使わなかったので戦闘力は不明。
激レアな存在だったが(ry
ただしこいつの登場する22話はゲッターロボ屈指の名作なので要チェック。

ゲッターナバロン砲

中盤で早乙女研究所防衛のために登場した砲台。
文次が砲手を任される。もっとまともな奴がいただろ…
かなりの長距離射程をほこり、当たればほとんどのメカザウルスを一撃で粉砕した地味にやばい超兵器。
一回乗っ取られてゲッターロボもピンチになったほど。
ゲッターロボの立場が危うくなるほど強く、恐竜帝国も優先して狙ったほどだったが、後にマグマ砲で破壊されてしまった。
こいつの破壊される39話も傑作。

早乙女研究所

ゲッターチームの拠点でありゲッター線の研究を行っている。
バリアを装備。ゲッター線観測装置や収集装置があり、自家発電装置もある。
ここを破壊するのが恐竜帝国の目的の一つ。
頻繁にぶっ壊されるが、次の週には大体直っている恐るべき研究所。

他にもいろんなゲッター線関係の施設が登場するがまず破壊[[フラグ]]である


その他

ゲッター線

宇宙から降り注ぐエネルギー。人体に一切害がなく、公害も出現しないクリーンエネルギーでもある。一方で恐竜帝国には有毒である。
メカザウルスはこれに対抗するため、地上に出る際にはある程度耐性を備えている。
放射能に当たると人体に有害になるという欠点がある。*6
一方で放射能を出す隕石をゲッター光線で無毒化する話もあったりするので不思議なエネルギーである。
当然進化云々なんて一言も出てこない。












追記・修正はサッカー部のキャプテンか、柔道部の主将か、ハーモニカ奏者にお願いします。

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最終更新:2024年11月14日 13:29

*1 じゃあなぜゲッターに乗れるのかというとゲッターは操縦技術に関してはオートメーション化しており問題なく、運動神経や精神力のほうが大事になっているため。

*2 ハヤトの荒療治や使命感から一応克服。

*3 ゲッターナバロン砲占拠などかなりうまいところまでいった作戦もある

*4 ムサシの見栄や改造で一時的に飛んだことはある。

*5 ほかの形態は水中でも一応戦える。

*6 これに対抗するために中和装置が開発された