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更新日:2025/04/14 Mon 20:04:47
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ガンダムシリーズで
戦略的に用いられる兵器...だがその製造コンセプトは大体
「敵の殲滅や殺戮」である。
故にその恐ろしさを示す度合いも
どれだけ多くの戦艦やMS、挙句の果てに非戦闘員や民間人を含む人間を消し炭にできたかで示されることが多い。
ガンダムシリーズには同等のコンセプトのMSとMAも登場するが、戦略兵器は大多数の人命を一気に殺戮可能で、時には敵の種族ごと根絶やしにするシロモノばかり。
当然こんなものをまともな軍隊が使用するはずもなく都合上物語後半辺りで何かしらの理由で狂ったトップの命令の元開発及び建造され敵側が使用する事が多い。酷いと「X」や「SEED」のように「戦略兵器の応酬」といった地獄絵図になることも......
ただしその後戦略兵器そのものが主人公らの明確な破壊目標となり攻撃を受け最後にはほぼ必ずと言っていいほど破壊される。
一方で『Gガンダム』の自由の女神砲や『劇場版00』のソレスタルビーイング号、『SEED FREEDOM』のデストロイなど相手が相手だと噛ませ犬としてあっさり撃破されることもある。
これらの兵器は
ゲーム『
機動戦士ガンダム ガンダムVSガンダム』にて、Gクロスオーバーという特殊技として再現されている。
なお
宇宙世紀においては「南極条約」により
核兵器や化学兵器の使用は禁止されている。他のガンダム作品においても同様の取り決めが成されている事がある。
とはいえそれらに並び、超える様な殺戮兵器・非人道的兵器も多数登場しているが…。げに恐ろしきは人の業か。
【各作品に登場した戦略兵器】
南極条約で禁止されている熱核爆弾。
レビル将軍の攻撃を恐れた
マ・クベが巨大ミサイルと共に発射するが、着弾寸前に
アムロ・レイが乗った
ガンダムによって弾頭が切り落とされ、事なきを得た。
核ミサイルは後のガンダムシリーズでも逆シャア、クロスボーン、SEED等で使用されている。
ちなみに「Z」で
ジャブローの地下で核爆弾が起動していることが明かされた際には
「核は南極条約以降は使っちゃいないはず」との発言があるが、
マの事例が忘れられている。
あれだけの大人数が動員された「オデッサ作戦」で、しかも堂々と公開された「核ミサイルぶっ放すぞ」通告をもみ消すのは不可能に思われるのだが……
「Z」は「初代ガンダムの装甲材についてルナ・チタニウム合金と一度設定したのに、ガンダニウム合金という別の名前を付けた」という事例があり、どうやら当時のスタッフが設定を忘れた模様。発言した当人たちも「一年戦争中からシャアの部下だった」と不用意に後付けされた結果、「アクシズから来たジオン残党のくせに
自分たちの現君主を知らない」という珍事を引き起こしてしまっている。
無理に解釈するなら「核は南極条約以降
、連邦軍では使っちゃいないはず」が抜けたというぐらいか?
無数の巨大な
鏡を並べて超巨大な凹面鏡を形成し、太陽光を一点集中させて反射熱で焼き焦がす兵器。
原理自体は至極単純で、古代ギリシャにも『
アルキメデスの鏡』というほぼ同一の仕組みの兵器が存在し、ローマ軍船を瞬く間に炎上させたという逸話がある。
劇中ではソロモン攻略作戦の切り札として登場。第一射でソロモンのゲート一つとその周辺を瞬殺し、第二射でジオン艦隊を吹き飛ばした。
そのあまりの光景と、焼き払われて死んでいくジオン将兵らの悲痛な思念を感じ取ったアムロが発したのが、上述の有名な台詞である。
照射には太陽との位置取りを計算しなければいけない。また素材はただの鏡なので一枚一枚の防御力はほぼゼロ、しかも巨大な上に、照射中は激しく発光するため、敵からの攻撃には弱い。
一方でミラーの展開はわずか15分ほどで可能とされ、しかも照射によりミラー一枚一枚に掛かる負担はほとんどなく、エネルギーチャージなどの必要もないため、準備さえ整えばいくらでも連射できるのはメリット。
ソロモン戦では接近した敵艦隊の砲撃で一時的に照射不能となったものの、残ったミラーを再配置することで二度目の照射に成功した。
戦後には後述の「ソーラ・システムⅡ」が開発され、第一次ネオ・ジオン戦争まで運用された。
要約するとでかい鏡、
太陽
を使った
装置、機構
であり
太陽系
では無い。
カタカナ表記にすると伸ばし棒がないのは太陽系と区別するためと思われる。
一年戦争末期、ジオン公国の最終兵器として、密閉型スペースコロニーを改造する形で建造された超巨大レーザー砲。いわゆる
「コロニーレーザー」として最初に登場したものである。
改造されたコロニーは貧困層が多く暮らしていた3バンチコロニー「マハル」で、建造に当たっては
公国軍によって
約150万人の住民が強制疎開させられた。
ソーラ・システムと名前が似ているが、太陽光発電で充電しているというだけで原理は全く異なる。
太陽光をそのまま使ってる分ソーラ・システムの方がよっぽどソーラ・レイっぽい気もする
出力は
毎秒8500万ギガワットというとんでもないもので、それに見合う絶大な威力を有するが、一方で建造から使用までの期間の短さから臨界透過膜と偏光ミラーが実用試作段階のものしかなかったため、劇中では
一発限りの切り札として運用されていた。これについては後に登場するコロニーレーザーでは改善されている。
加えて命中には精密な計算と照準が必要である上、その存在を目標に察知されれば散開するなどの対処が取られてしまうため、劇中ではその存在は高度に秘匿されていた。
劇中では3つ用意されていた照準のうち「ゲル・ドルバ照準」で発射され、
和平交渉をしようとしていた連邦のレビル将軍とジオンのデギン公王諸共、ア・バオア・クー攻略に集結していた連邦軍艦隊の3割を殲滅した。
実はより効果的な照準で発射すればもっと大きな打撃を与える事はできたのだが、発射権限を握る
ギレン総帥がデギン抹殺を優先した為にこの様な結果となった。
そしてこの判断が、後に大きな意味を持つ事になる。
ちなみに
小説版ガンダムだと連射や掃射が可能となっており、更に盛大なフレンドリーファイヤーをかまして、
連邦軍のほぼ全軍とジオン軍の過半数をア・バオア・クーの下半分もろとも消し飛ばした。
アメリカのネバダ州に配置されている対空用大型ビーム砲。
これといった外見的特徴もない地味な出で立ちだが、大気圏外のホワイトベースを地上から狙い撃ち、一時的に行動不能にさせられる程の射撃精度と威力を誇る。
但し、基地らしい基地もない荒野にぽつんと設置されている上、防衛戦力も銃座数台と
グフ1機のみとかなり心許ない。
同作のガンダムの異常な弱さを考えればこれで十分かもしれないが。
なお、「ソア」の綴りは「THOR」で、北欧神話の
トール神を意味する。
◆魔法の少尉ブラスターマリ
サイコミュ試験用ザクでも、頭がザクの
Ζガンダムでもない。
究極のコロニー防衛システムとして建造された超巨大モビルスーツ。全長は
50キロメートル、頭頂高でも
40キロメートルを優に超える。
その正体はサイド3のコロニーの1つが変形する機動兵器。来るア・バオア・クーでの決戦に備えて起動準備が進められていたが、事故により暴走し、一千万の市民を乗せたままパトロール艦隊を相手に激しい戦闘を繰り広げる。加えて前々から「何らかの秘密兵器」がコロニーにある事を察知し破壊工作・強行偵察を繰り返していた連邦軍特務艦隊により南極条約無視の核攻撃まで行われる。
最終的にはブラスターマリ少尉の活躍により暴走は停止、核ミサイルは艦隊ごとザクZに殲滅され、そこで
一年戦争終戦を迎えた。
◆機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
ジオン軍が開発した、旺盛すぎる繁殖力で他の生態系を破壊する植物。ひとたび放てば文字通り地球を埋め尽くしかねない緑の悪魔。
元々はコロニー内の過酷な環境でも生育できる植物を開発していた際に生まれた副産物である。
南極条約に抵触しない兵器として使用が検討されたものの、さすがにジオン軍も躊躇…していた所を、キシリア配下の
マッチモニード隊が奪取。
その後彼らはオーストラリアに逃げ込むも、その動きは連邦・ジオン共に掴んでおり、最終的にはホワイトディンゴ隊とジオン・オーストラリア駐屯軍双方によってマッチモニード隊ごと抹消された。
外伝作品『
ジョニー・ライデンの帰還』の中盤以降の肝として、かつてキマイラ隊の基地として機能していた巨大プラント船ミナレットが登場。
戦後ジオン側から連邦側に引き渡されたMS関連の技術は意図的に分割された不完全な物が殆どであったが、このミナレットには戦前からキマイラ隊の支援の為にジオン及びアナハイム側から選りすぐりのエースエンジニアとメカニック、そして
最高機密を含むジオンのMS技術に関するありとあらゆるデータが送られ、保存されていた事からジオン残党と連邦側で探索と争奪戦が繰り広げられる。
しかしこのミナレットにはもう1つ「ザビ家の復讐装置」なる物が搭載されており、その正体とは反ジオン派のサイドに対する粛清を目的とした
大量のアスタロスの種子とそれの広域散布システムという危険極まりない代物であった。
ガンダム試作2号機「サイサリス」に搭載された熱核弾頭。「最強の攻撃力を持つMS」というコンセプトに対するアナハイムの回答である。
オーストラリア・トリントン基地で保管されていたが、重力下
テストのため搬入された試作2号機に搭載した直後に
デラーズ・フリートにより機体ごと奪取された。
劇中ではコンペイ島(旧ソロモン)で行われた連邦軍の観艦式を襲撃、
たった一発の核弾頭で連邦軍艦隊壊滅という凄まじい被害を与え、
連邦は試作2号機という兵器の発想の正しさと自らの技術の高さを自分自身で証明するという皮肉な結果となった。
こんな凄まじい代物であるが、書類上は
大人の事情で戦術兵器扱いになっている。
なぜかというと空気のない宇宙空間では爆風による衝撃波が起きないため核といえども物理的な力で広範囲を薙ぎ払う威力は期待できない。
このため本編の設定スタッフも「携行するバズーカで核攻撃をするガンダム」という案については
じゃあ地上用だね
と当初は考えていた。
色々あって現在のように宇宙用ということになったのだが、地上用だった頃の設定と色々混ざったままになっており
ミノフスキー何とか的な架空技術を使わない純粋な核弾頭で、宇宙であんな破壊力を出すのはオーパーツである。
にも関わらず地上であればあの破壊力でもギリギリ戦術兵器の範疇に入るためそのまま戦術兵器ということになっている。
詳細は個別項目にて。
初代の物の発展版。十文字のシルエットが印象的。
星の屑作戦に対する切り札であったが、指揮官の
バスク・オムが焦って発射を強行したうえコントロール艦をガトーに破壊され、本来の力を発揮できずコロニーの落下阻止に失敗。
更に第二射で
味方ごと照射したが、やはり威力が足らずコロニーに突っ込まれる様にして崩壊した。
ミラーは一年戦争期の五つ折りのものからロールを広げるものに変更されたが、
ノイエ・ジールのブースターの噴射炎で吹っ飛ばされるほど薄くて軽い。
さらに小説版では「鏡の枚数は少ないが威力は初代と同等以上」とされており、搬送・展開・準備期間が初代システムより格段に容易になっている。
『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』でも登場し、メッチャー・ムチャ率いる
エゥーゴ艦隊がアクシズ攻略に使用した。
『
機動戦士ガンダムUC』にも登場し、
マーサ・ビスト・カーバインの指示でインダストリアル7にレーザーが発射されたが、
ユニコーンガンダムが展開したサイコ・フィールドによって防がれた。近くにいた袖付きの旗艦レウルーラと護衛のムサカは直撃して宇宙の塵になった。なお、修復されていた事を
ネェル・アーガマクルーは知らなかった(オペレーターが絶句し、オットー艦長も「修復されたなんて話、聞いてないぞ」と言っていた)事から、修復の件は一部の連邦士官には知らされていなかった模様。
ガンダムシリーズでは
敵組織二つを壊滅状態にした数少ない兵器である。
ジオン残党組織「
アクシズ」が拠点にしている小惑星。小ぶりな球形の小惑星モウサが接続されている。
内部には居住区や、大規模な商店街がある。
作中では大質量兵器として用いられ、
ティターンズの拠点「ゼダンの門(旧ア・バオア・クー)」に衝突させた。グラナダへの落下も図られたが、グリプス2の発射によって阻止されている。
クリプス戦役時代において、
ティターンズが開発した主力
量産機「ガンダムTR-6」の最終到達点にして決戦仕様。
その実態は
かのデンドロビウムが可愛く思える狂気の産物であり、早期投入が実現していた場合
「ティターンズの勝利は確実」と言われる程のスペックである。
詳細は個別項目にて。
上記の機体の更なる強化改修案として立案されたMS。
大幅な武装強化とニュータイプの操縦を前提にしたスペックアップに加え、BC兵器や核ミサイルは標準搭載。状況によってはNBC兵器まで搭載される事が予定されていた、空飛ぶ条約違反の塊。
外見もガンダムとは似ても似つかないナニカと化している。
詳細は個別項目にて。
主砲「ハイパー・メガ粒子砲」はコロニーレーザーに匹敵する威力を誇る。
劇中では一撃で廃棄コロニーを
消滅させていた。
詳細は個別項目にて。
元はアクシズが開発していたモビルアーマーで、地球侵攻作戦における大気圏最上層部での運用が想定されていた。
譲渡を受けたニューディサイズは、大気圏突入能力を活かしてこれを連邦軍司令部の移転が予定されているラサに落下させる計画を立てた。
質量こそコロニーや小惑星には遠く及ばないものの、元が機動兵器であるため命中精度の点は大きく優るとされている。
詳細は個別項目にて。
シャア・アズナブルによって地球のラサへ落とされた小惑星。
相当な大きさの隕石(※サイズや質量は不明)で、MSの描写から数十メートルは遥かに超えている巨大隕石になる。推定直径700~800mほど。
落下場所が狙い通りなら最低でもラサ周辺は滅びたと思われるが、後の情勢を見るに大陸スケールでは限定的な被害だったと思われる。
なお当時は巨大隕石の威力や影響がそれほど厳密に計算出来ていなかったため、劇中では後述のアクシズと合わせることで核の冬(リアルで1983年提唱)が生じて地球人類が絶滅する計算だった。
現在の厳密なシミュレーションを元にするとこれ一発で寒冷化が起きるかは不明としても、被害は更に甚大になると思われる。
なお、アクシズ落としは実行のためにも直前まで秘されていて決行時はシャアの演説で熱に浮かされていたり、一部の者は落下の際に後悔する様子が描写されているが、
こちらも普通に知られているはずでネオジオンの人たちは何を思っていたやら……。
シャア・アズナブルが
核兵器と(アクシズに対する忌まわしき記憶を葬る意味でも)共に地球へ落下させようとした。
ロンド・ベル隊により2つに分断する事には成功したが、1つはそのまま軌道を外れたものの
残る1つが地球への落下コースへ突入。
地球連邦軍と「地球がダメになる」事を良しとしなかった(恐らく一部の)
ネオ・ジオン軍は、アムロの無謀な行動を受けて双方停戦。文字通りアクシズを力業で押し戻す作業が行われるが、
MSの推力で小惑星クラスの大質量を押し戻す事は叶わず、爆装していた機体もそうでない機体も次々に摩擦熱とオーバーロードによる自爆などで脱落。
その時、
νガンダムとサザビーとの間でサイコフレームの共振現象が発生。
大規模なサイコ・フィールドに包まれたアクシズは宇宙へ押し戻され、事なきを得た。
その際の虹のようなサイコ・フィールドは、後世にて様々な意味を持つこととなった。
正式名称「Die Jungeren Engel」。和訳すると「小さな死の天使」といった所か。
地球連邦の実験プラントから盗まれた致死性の高い凶悪ウイルス。
感染初期は一般的なインフルエンザと似た症状を示すが、3年の潜伏期間を経て発症し、
神経細胞が腐食され癌以上の苦痛を味わう事になる。
空気感染もするため拡散率も高いという驚異の産物。
武装組織
FA-MASがこのウイルスの散布を企み、そしてこのウイルスの抗体を狙って貨物船ルピナスを襲撃した。
火星の
オリンポス山を改造した戦略兵器。火星独立ジオン軍が保有。
実は、昔からジオン共和国の火星開拓支援によって建造されていたマスドライバーに偽装され計画が進められており、共和国の自治権返還後も建設は継続されていた。
巨大な岩塊を火山の超高圧蒸気で射出して電磁誘導で加速させ、地球にぶつける質量兵器となる。
オールズモビル軍が連邦軍に押され気味となって、オリンポス山まで戦線が後退したため発射が急がれた。
結果的に第十三独立艦隊旗艦「アドミラル・ティアンム」を撃沈させるが、発射時の圧力に基地施設が耐え切れず崩壊し、火星独立ジオン軍も壊滅状態となった。
一つツッコミどころをあげると、
火星と地球との距離が長すぎて実用性に難あり
ということである。
オリンポスキャノンは見る限り「
でっかい大砲」で、射出された岩塊自体には
衛星ミサイルのような加速する機能がない。
衛星
ミサイルは隕石自体にブースターを付けて飛ばすので
重力も空気抵抗もない宇宙空間でもブースターの能力の限り加速が可能だが
オリンポスキャノンは最初の砲台で岩を射出した時の速度とエネルギーで地球まで運ばねばならない。
火星と地球の距離は平均
2億km
、2年に一度の「大接近」で
7000万km前後
。
第二宇宙速度、いわゆるその惑星の重力を振り切って宇宙へ出るために必要な速度は火星は秒速5.1kmなので
大接近かつオリンポス山が地球に向くタイミングで第二宇宙速度の10倍の秒速51kmで火星の外に撃ち出す、という色々な意味でありえない奇跡的な仮定をしても地球に届くのは
16日後である。
電波やレーザー通信で地球に警告を送れば30分もあれば伝わる。
ミノフスキー粒子を考えて間に仲介を挟んだとしてもオリンポスキャノンで撃った岩が届くまでに対応策を取ることは不可能ではない。
「計算ミスと設計ミスで成果を出せず自壊した兵器」、とオールズモビル側の記事で言われているがその計算には火星と地球間の距離も入っていなさそうである。
余剰人口粛清計画「ラフレシア・プロジェクト」の要として製作された無人機動兵器。
円盤の様な形状をしており、MSの装甲すら斬り裂く
チェーンソーを備えた親バグと、親バグから射出され自爆する子バグの2種類が存在する。
熱で人間を発見する為、隠れても無駄。
ビルギット曰く
「人間だけを殺す機械」。
効率的に人間を殺す事に特化した殺人マシンである。
後にザンスカール帝国がこれを使用し、漫画版∀ではハロに偽装すると言う卑劣な兵器として改造されていた。
詳細は個別項目にて。
主に主人公達が使用という珍しいケース。
主人公側は
木星帝国に比べて弱小勢力の為、巨大戦艦やコロニーレーザーの破壊に際し
割とあっさり用意されて使われる。
それも1回につき1発とかではなく、複数用意して斉射を何度も繰り返すとかの核弾頭の物量で攻めるパターンの方が多い。
しかし、木星帝国が交換留学生を隠れ蓑に毒ガスの輸送を行うのは序の口で、最終的には連邦政府の転覆、果てには地球その物を滅ぼす事すらを企むドゥガチの思想を体現する恐ろしい勢力であり、これを抑えるには致し方ないとも言える。
また、木星帝国も後述するディビニダドに核ミサイルを複数搭載しているし、目的がただ純粋な地球破壊なので普通に使ってくる。
『ゴースト』では後述のエンジェル・コールを広めない為に詳細を把握していなかったザンスカール軍が核ミサイルを乱発しているが、物が物だけに使用判断はあまり責められない。
『DUST』では
逃げるネオ・1バンチの追撃にキュクロープスが使うも、追いかける形で発射されてるため容易に迎撃されている。
木星総統専用MA。無印クロボンの
ラスボス機にあたる他、『ゴースト』(+ときた先生の『
ガンダムEXA(クロスボーンガンダム編)』)にも登場。
クラックス・ドゥガチの私怨が反映されており、地球を滅茶苦茶にする為だけのMA。
全身に核融合炉を持っており、更に核ミサイルもギッシリ搭載されているので、放置しても誘爆させてもアウトな
地球絶対殺すマン。
しかも
8機
も同時出撃するという用意周到っぷり。
しかし、核融合炉は全機搭載していたとしても、実際に核弾頭が満載されていたのは地球への降下を試みた1機のみではないかという説もある。
詳細は個別項目にて。
『
鋼鉄の七人』に登場。木星帝国が作り上げたコロニーレーザー。
ドゥガチの死後、凍結されていた「神の雷」作戦を新総統であるカリスト兄弟が受け継ぎ、建造された。
標的はもちろん地球である。
木星の近くにあるため地球圏の勢力に気づかれない内に発射可能だが、あまりにも超長距離狙撃なため1ミリでもズレると盛大に外れてしまう欠点がある。
原型は大枚はたいて輸入した木星圏唯一の大型スペースコロニーで、シンヴァツの件が露呈するとどこも売ってくれなくなり木星の国力では再建造もできず、その後の木星圏において暗い影を落としつづけている。
『
ゴースト』に登場。宇宙世紀世界で人類が初めて遭遇した
地球外生命体のコードネーム。
が、その正体は
とても強い毒性を持ち、感染すれば即座に肉体全てをドロドロに溶かす細菌であった。
隕石に付着して太陽系に飛来し、ドゥガチ率いる木星帝国との戦いの中で
クロスボーン・バンガードの補給船と衝突。宇宙船と共に軌道を作って漂流中であった。
補給船の通信記録から宇宙細菌との接触を推測していた者がおり、各地のタカ派がこの細菌を兵器として利用しようと動き出し争奪戦となる。
毒性に加えて感染力の強さや進行速度も驚異的。空気感染可能でその場合でも症状が出るまで約46秒程度。症状が出てからはほぼ一瞬で全身が溶解するなど
現実ではありえない速度こちらも異常に速い。
更に環境耐性も非常に強く、劇中では治療薬もワクチンも開発できなかった他、難破して故障した宇宙船で10何年も生き延びていた通り
放射線や真空などの思いつく限りのほぼ全てへの環境耐性がある。
研究の副産物で症状を遅延させる液体は作り出せたが、患者をそれに全身浸す必要がある上にそこから出たらすぐさま溶解再開&細菌がばらまかれる。
研究の際にありとあらゆる殺菌方法も試したとのことだが、劇中で判明した殺菌方法は
「2000℃の高熱に56秒間晒し続ける」のみ。
一般的なライターやバーナーの炎の燃焼温度は1500℃位なので、もし必要な温度が1400℃位であれば1分間しっかり炎で炙る事で殺菌できるのだが、
2000℃というのは様々な金属の融点を超える様な超高温であり、簡単に出せる温度ではない。
それに加え、高熱に「晒し続ける」(=加熱し続ける)という条件が処理のハードルをさらに上げており、
瞬間的な爆発兵器では仮に高温が出せても燃焼時間が足りず、むしろ凄まじい爆風によって拡散を助けるだけにしかならない。
核弾頭ですら燃焼時間が足りずアウト。
高温かつ高熱持続というこの難題を達成できたのは、特殊な焼夷弾という仕組みが不明なものを除けば
例1、MS等の残骸をかき集め、その核融合炉を周辺一帯で一斉に暴走させる
例2、ソーラ・システムを一定空間を包囲する形で用意し、熱で包む様にして広範囲を長時間焼き尽くす
例3、汚染された宇宙艦を太陽に突っ込ませる
という超荒業ばかり。しかも密閉空間や宇宙空間で危険な場所に拡散しづらい前提条件且つ焼却対象が吹き飛ばない条件あっての方法であり、もし地球上に広まっていればどうなっていたか…
あまりに取り扱いが困難な為、地球もコロニーも全滅させる自滅覚悟の終末兵器には使えるが、影響を制御する必要がある戦略兵器としては不完全。
このため戦略兵器をばりばり使う気の危険な勢力ですらも実情を知った&他の手立ての算段がついたことで途中で手を引く勢力もあった。
Ζガンダム第一話の舞台となるスペースコロニーであるが、劇中で80年以上の時を経た『
DUST』で略奪集団の「賛美歌の国」によってコロニーレーザーに改造される。
騙し討ちの形で発射しキュクロープスの大艦隊に1/3の損失を与えるが、存在を予想していたフォントが察知して散会命令を出しておりこれでも被害が軽く済んだ方である。
ザンスカール帝国が建造した巨大要塞。
搭載する「ビッグキャノン」(通称
ちんこ砲)は2基の巨大な粒子加速装置から送られたメガ粒子を圧縮、縮退させ、物質化寸前の高エネルギーを放出するもの。
コロニーレーザー以上の威力を持ち、冨野監督曰く「宇宙世紀史上最強の兵器」。
これの動力兼管制ユニットにして防衛戦力として建造されたのが
スクイード級大型戦艦であり、それと接続するためのコネクタが2つ設けられている。
劇中では
リガ・ミリティアにパクられてザンスカール艦隊に撃ち込まれ、多大な被害を出した。引き金を弾いたのは主人公の
ウッソ・エヴィン。
『∀』にもちょっと出てくる。
ザンスカール帝国が擁する
戦略級機動兵器。
成層圏からの砲撃で(ある程度威力が減衰しているにもかかわらず)着弾地点一帯が火の海になり、小型艦艇ホワイトアークの主砲と干渉して容易に競り勝つ「ザンネックキャノン」が最大の特徴であり、その威力から「
ミニカイラスギリー」の異名を戴いている。
その携行武器としては常識外れの火力に加えてザンネック本体もかなりの防御力を有しており、サブフライトシステムの大推力により単独での
大気圏突入・離脱が可能。
更には
強化人間となったパイロットのファラ・グリフォンの発信するサイコウェーブを増幅させる事で生まれる長大な索敵・識別性能を持ってすれば、
主戦場の宙域全体を俯瞰出来る様な距離から、コンマ単位という超精度かつ極大威力の狙撃すら可能になってしまう。
小型MSが主流となっていた
ザンスカール戦争当時では大型の様相と、ニュータイプの素質がある者には聞こえる鈴の音が恐怖心を与える。
ザンスカール帝国が建造した巨大サイコミュ兵器。名の意味は「天使の輪」。通称まんこリング。
『クロスボーン・ガンダム ゴースト』では、元は10万人規模の移民船として造られたものであると語られた。
戦艦の様な部分を取り囲んだ5重のリングが回転する構造で、中心部分には「キールーム」と呼ばれる女王が祈る為の部屋がある。
しかし、リングには大勢のサイキッカーが眠っており、そのサイコウェーブを放出して人類から闘争心を奪い「地球人類全てを幼児化させて絶滅させる」というのが真のコンセプト。
実際にその波動を受けた生物は、生きようとする本能まで奪われて眠ったまま死に至る。
他の戦略兵器の様な強烈な破壊は伴わないが、全生物を強制的に安楽死させる兵器と言える。
しかもエンジェル・ハイロゥの効果範囲は全地球規模。
一度起動したが最後、仮にすぐに停止させたとしても強制睡眠&退行によりすぐに様々な二次的人災が起きてしまう。
また起動後はエンジェル・ハイロゥが機能停止するまで目覚める事もなく、そうなると止める者もいなくなるので放置していると数日もしないうちに地球上の全人類が等しく自滅する。
劇中では最終決戦の舞台となったが、最後には
シャクティの祈りと共に
ウォームバイブレーションという光を発しながら天に還っていった。
『クロスボーンDUST』(16年後)では、地球の周りをエンジェル・ハイロゥの残骸が漂っているため地球-宇宙間の行き来が面倒になっている(できないわけではない)。
いずれ大気圏に突入して燃え尽きるとされるが、気の長い話ではある。本来はこういったものを掃除するはずの連邦が働いていないということでもあるのだろう。
『
G-SAVIOUR(ゲーム版)』(70年後)では、チェコスロバキア方面にエンジェル・ハイロゥの残骸が登場する。
『
スーパーロボット大戦D』ではエンジェル・ハイロゥ起動後に自軍のニュータイプ・強化人間全員が出撃不可能になり、出撃可能な要員も気力が100を切り、
バサラの歌で漸く相殺可能という脅威の存在となった。
自軍がボロボロな状態なのに、追い打ちにファラまで襲撃してくるという地獄絵図となったが、一定条件を満たすと
コールドスリープ状態のサイキッカー達の中にとんでもない人物がいる事が発覚する。
Gジェネシリーズでは登場すると必ず自軍とゲスト軍のMPを減らすイベントが発生し、かなり厄介。
『OVERWORLD』では
デビルガンダムに乗っ取られた「デビル・ハイロゥ」が登場し、イベントでMPは勿論HPまで減らしてくる。
なお、これらのイベントは艦載機を母艦に戻しておけば被害を最小限に抑えられる。
ちなみに(作中世界としての)初期案では地球人類絶滅前に絶対に破壊される為、先述のエンジェル・コールと併用する予定だったが、
恐らくシャクティによる出力ブーストでどうにかなると判断&エンジェル・コールを巡るなんやかんやがあった為、結局これ単体で使われる事になった。
サウンドシネマ第3話にて語られた、読んで字の如く、人為的に遺伝子を操作した
バッタ。
高い繁殖力と薬物への耐性を持つ。
セツルメント国家議会のガーノー総督が、地球連邦の復活計画の足がかりとなる戦乱を起こす事を狙い、地球圏の食糧危機を加速させる為に秘密裏に用意した策略の1つ。
工作員を通じてウクライナにばら撒かれ、農作物を食い荒らしながら増殖。ユーラシア大陸の食糧生産に大打撃を与えた。
また、作中では北米のトウモロコシが新種の病気で全滅状態となっている事が語られており、これもガーノーの仕業である可能性も考えられる。
アルティメットガンダムのUG細胞が暴走した結果生まれた機体で、存在自体が戦略兵器と言えるモンスター。
ゾンビ兵を作ったり
デスアーミーを生み出したりとおぞましい力を持つが、多くの人間に様々な目的の為に利用されたある意味悲劇の機体。
劇中では島一つを丸々取り込んだり最後は地球すらも取り込もうとしたが、愛の力には敵わなかった。
詳細は個別項目にて。
ネオアメリカがマンハッタン戦闘エリアに配備した切り札。
使用する際はマンハッタン戦闘エリアを切り離す必要がある。
その名の通り、
自由の女神像が掲げる松明から高出力ビームをブッ放すというインパクト抜群の兵器であり、コアなガノタ達の間でしばしばネタにされている。
作中ではネオジャパンを取り込んだ
デビルガンダムに対して使用されたものの、強力なバリアーに歯が立たず返り討ちに遭った。
余談だが、砲手の姿がどことなくマッカーサーと似ている。
元は今川監督が『
ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』で出そうとしたが没になったアイディアの流用(小説版では登場している)。
とうとう主人公機が戦略兵器になってしまった。
劇中では
秒にも満たない一瞬のチャージのツインバスターライフルの1射でコロニーを破壊(巨大外壁4枚と中央巨大シャフト全てに数キロの風穴を開けながら全て貫通し遥か彼方までビーム軸が続く)、
更にコロニーを接続したコロニーの数倍ある巨大な衛星を消滅させる凄まじい威力を発揮し、バスターライフルにあった最大3発の発射制限もなく敗者の栄光においては
最大出力5発以上の発射を行っている。
更に、搭載された
ゼロシステムは戦術、戦略面でも大いに貢献し得る代物。
…使いこなせるなら
更にはドライツバークというオプションを使用したドライツバーク・バスターなら
月のエイトケン盆地を完全に消滅させた挙句、月の形を変えてしまうという、あまりにもトチ狂った超威力になる。
ジジイどもいい加減にしろ。
詳細は個別項目にて。
なお、当機をデチューンした
ウイングガンダムの持つバスターライフルの時点でも、機体の運動性と併せれば
戦略兵器としての運用も可能とされており、前述のドライツバークを装備させた状態で発射されるとは
数キロのゴン太ビームで大艦隊、大部隊全てを消滅させ、大地と平行に発射されたのにもかかわらずそのありあまるエネルギーは地球の丸みについていけず重力を払って宇宙まで飛んでいく。ジジイどもいい加減にしろ。
OZが本拠地としていた軍事コロニー。
主砲は通常のMSはおろか、プラネイトディフェンサーというビーム反射効果を持つ装甲を持った機体すら、チリも残さず蒸発させる程の熱量を誇る。
作品終盤で主砲を更に改良した「バルジ砲」を装填され「バルジ改」として改造されるも、
ガンダムエピオンによりあっさり破壊された。
エピオンの方が脅威じゃね?
ゲーム「
ロストヒーローズ」では、
ガデッサがリジェス軍の兵器としてリーブラ、メメントモリ等と共に挙げている。
全長3.5㎞の巨大宇宙戦艦。
発射すれば地球に壊滅的なダメージを与えられるビーム砲を持つ。
大気圏では威力が減退するという設定だが、それでも島ひとつ吹っ飛ばしていた。
これでも
ガンダム開発者達がテキトーに造ったもので本来の出力ではない上に欠陥まで持たせているため、凄まじい脅威だが割と楽に攻略出来る様にもなっている。
本来の破壊力・完成度ならどれ程の脅威なのか想像すら出来ない。
だからジジイどもいい加減にしろ。
2年続けて主人公枠ガンダムが戦略兵器に。
宇宙革命軍が恐怖した機体とその
後継機。
劇中のガンダム達は只でさえ何かしらの戦略兵器を持っているのに、X/DXは「(ツイン)サテライトキャノン」「Gビット(下記)」と2つ持っている。
コロニー落としに対抗すべく開発された機体なのだが、機動兵器なので
3機も生産された。
サテライトキャノンは一撃で遠距離のスペースコロニーを破壊し、更に12機のGビットとの同時運用で最大13基ものコロニーを同時に破壊可能という異次元過ぎる破壊力を持つ。
結果こいつとGビットの群れが繰り出すサテライトキャノンの雨で多数のコロニーを破壊され、
追い詰められた宇宙革命軍が即座に落とせる限りのコロニーを地球に落としまくり(元々そのつもりで用意していたが)地球が滅びかける、という皮肉めいた惨劇を引き起こす。
DXに至ってはその更に数倍以上の破壊力を誇るツインサテライトキャノンを備え、劇中では一撃でゾンダーエプタという人工島を消滅させコロニーレーザーを破壊した。
挙句発射間隔が大幅に短縮されており、下手すると時間当たりの発射数は前述の13機withGビットを上回る可能性も…。
しかしながらMS単体の兵装として完結しておらず、発射には月面に建造されたマイクロウェーブ発電送信施設とのリンクが必要不可欠であり、作中では月が見えていないと使用不能。
またリンクを確立可能なのはUC世界よりさらに希少なNTに限られる。
ならばその施設に行って直接リンクしよう…とすると下記のGビットの大群が襲いかかってくる。と、実際の運用には大きな制限がある。
詳細は個別項目にて。
旧地球連邦軍が開発した、モビルスーツ型ビットこと「ビットモビルスーツ」「モビルビット」の一種。
各ガンダムを親機とする専用ビットで、各機に対応した物が配備されており、ガンダム1機で12機ものGビットを運用可能。
ガンダムDXは
ガンダムX2号機のシステムを移植している為、GXビットが対応する。
自在に動き回る13門のサテライトキャノンの一斉発射とか悪夢以外の何物でもない。
X世界の戦争が泥沼化した最大の要因の1つ。
ガンダムDXのツインサテライトキャノンと同等の威力を持つサテライトランチャーを装備。
2機セットで運用しアシュタロンが砲身、ヴァサーゴがマイクロウェーブの受信と発射を担当する。
劇中ではローリングしながら革命軍はおろか味方だった筈の新連邦の艦隊まで壊滅させたが、最終的にはDXとサテライトキャノンの撃ち合いで相打ちに。
2機で漸く運用できるシロモノなため上記のX系統と比べると見劣りするかもしれないが、そもそも
こんなバ火力を単機で運用し、あまつさえぶっ放せるDXの方がトチ狂っている。
また、ヴァサーゴチェストブレイクは単機でもトリプルメガソニック砲というサテライトキャノンに匹敵する威力の戦略兵器を装備している。
ぶっちゃけGX・DXと同様、戦略兵器無しでも十分すぎるほどの高性能機ではあるんだが
詳細は個別項目にて。
アフターウォー世界の火力のインフレが酷い。が、続編漫画で更に凄い事に…(後述)
宇宙革命軍が保有する強力な
ミサイル。地球侵攻のための新兵器。
詳しい設定が公開されていないため詳細は不明だが、現実における
核兵器の様な強力かつ非人道的な兵器らしい。
作中では地球侵攻に先立ち、試射をかねてサテリコン討伐作戦に用いられた。
あまりの威力からランスローが使用に異議申し立てをするも結局投入され、わずか6発で
サテリコンの要塞を文字通り消し飛ばした。
宇宙革命軍が戦争用に用意した戦略級兵器であり、これを地球に撃ち込んだ上で地球侵攻を行う「ダリア作戦」で使用される筈だった。
が、作戦決行直前にティファ奪還の為に
ガンダムDXのツインサテライトキャノンで脅迫された挙句にティファを返したら、
用済みとばかりに約束を破ったガロードにツインサテライトキャノンをぶち込まれ消滅するというあんまりにも悲惨な扱いを受けた。
当時の情勢下でこんなものあっても悪い方向にしか向かわないから仕方ない。
ガンダムDXの方が自由に動ける分脅威だけど。
遂に量産機が戦略兵器を持ってしまった。
クラウド9(かつての宇宙革命軍)に持ち込まれた、地球連邦の技術を組み込んで完成した次世代量産型汎用MS。
量産機でありながら、オプションで様々なガンダムの機能が再現可能で、作中では
ガンダムXを再現するオプション-Xが登場し、サテライトキャノンを使用可能。
本機のサテライトキャノンは当初は初射撃時に放熱に耐え切れずに破損してしまう等の欠点があったが、
ガンダムXのデータを得てからは問題を解消し完璧となった。
モードエックスはホーネットとは異なり、鹵獲した
ガンダムXを解析したデータから改良されたサテライトキャノンを標準装備している。
ホーネットのオプション-Xで問題点となっていた冷却機能を改善し、サテライトキャノンの安定性は上昇。
更に従来は肩掛け式だったサテライトキャノンを、取り回しに優れた腰溜め式に変更した。
更にディクセン型のGビットまで装備しており正に化け物スペックを地で行く性能を誇る。
ガンダム史上最強最悪の武器。
ナノマシンであらゆる物体を分解するシステムであり、
∀ガンダム及び
ターンXに搭載されている。
あまりに強力過ぎて、地球の文明を19世紀レベルまで退化させた。
一応、本来は兵器ではなく環境再生を目的としており、劇中でも黒い土=ナノマシンのカスが作物の育成に有効である事等が語られている。
しかし、人工物やエネルギーは容赦なく分解・吸収されてしまうので、有効範囲も含めて確かに兵器としても最大最凶の物である。
『
ガンダム Gのレコンギスタ』に登場する
G-ルシファーも搭載しているが、効果も同じかどうかは不明。
漫画『
機動戦士ガンダムALIVE』では
デビルガンダムに対して使用されるという夢の様な悪夢の様な対決が行われた。
詳細は個別項目にて。
他作品の
核兵器とはいささか扱いが異なる為、分けて記載。
シドら鉱山師の間で「不吉な地」と敬遠されているロスト・マウンテンの坑道の最深部で、8本の弾頭が信管が生きたままの状態でサイロに入れられ厳重に封印されていた。
ディアナ・カウンターのゼノア隊によって発見され、「起爆したら恐ろしいことになる」と隊長のゼノアが再封印を決心するが、その直後に別ルートから坑道に侵入していたギャバン・グーニーらスエサイド隊に見つかってしまう。
そして、核がどの様な物か全く知らなかったギャバンはゼノアの説得に耳を貸さず、
サイロから全ての弾頭を乱暴に放り出し、そのうち6本をボルジャーノンで雑に鷲掴みにして回収した挙句、そのまま銃撃戦を展開。
核の知識を持つロランやゼノアらムーンレイスの警告も聞き入れられず、結局ギャバンのボルジャーノンが生き埋めにされ圧壊した事でいずれかor全ての弾頭が爆発してしまった。
爆心地を中心に推定深度7~8km、推定直径約50kmの超巨大クレーターが穿たれ、ギャバンは勿論の事、爆風をまともに浴びたレット隊とゼノア隊のパイロットも大半が死亡。遥か遠くのウィルゲムやソレイユからでも視認可能な程の閃光が発生し、「
夜中の夜明け」がその場にいた人々を戦慄させた。
…が、フィル・アッカマンはむしろ「他の
核兵器も発掘し、これでミリシャを一気に制圧すべき」と判断を下した挙句、反対するディアナに銃を向け政権移譲を要求。新たな争いの火種まで生む結果となってしまった。
なおボンボン漫画版の方はギャバンは説得を受け入れ戦闘を止めるも、既に起動状態にあった核弾頭をどうにかすべくソシエを始めその場に居た全員を脱出させ、自分は起動させてしまった分を含む残りの弾頭全てを道連れにするという、アニメ版とは真逆の男気に満ちた壮絶な最期を遂げた。
一方、核の脅威を目の当たりにして戦いに嫌気がさしたゼノアはロランに残りの2本を託し、∀ガンダムのマルチパーパスサイロ内に隠された。
後にこの弾頭はフォン・シティに落下するミスルトゥの残骸を破壊する為に使われたが、ロランがこの時発した「人の英知が生み出したものなら、人を救って見せろ!」という叫びに胸を打たれた視聴者も多いのではなかろうか。
小説版に登場。上記したカイラスギリーとの関係性は不明。
一応、本編にも設定は存在しており、
ターンXヘッドでコントロール可能である、との話題が出ている。
月を一周する運河を丸ごと粒子加速器として利用した、大出力荷電粒子砲。
ハリー・オードの手で2発が発射され、第1射は地球に甚大な被害を与えたが、第2射は∀ガンダムの活躍によって防がれた。
また、第2射発射直後、コントロールルームは∀ガンダムに破壊されている。
地球上に張り巡らされていた、∀ガンダムを中心とする武装転送システム…と思われるもの。本編では残滓のみ登場。
かつては、地球上の至る所にある兵装庫から瞬間移動により武装の補充、換装が可能であったとされている。
月の
ターンXがカイラスギリーのコントロールが可能だった事も含めて、地球と月に分かれたターンタイプは防衛(攻撃)システム自体の中心でもあったのかもしれない。
「くたばれ!宇宙の化け物!」
「そぉら行け!今度こそ、蒼き清浄なる世界の為に!」
核ミサイル自体はシリーズでも時たま切り札の一つとして登場するが、SEED世界では
大量殺戮兵器として頻繁に使用された。ある意味
SEEDの象徴とも呼ぶべき兵器。
弾種は明言されていないが、後述のNジャマーで使用不可能に陥る事から純粋な核分裂弾か、起爆に原爆を用いる核融合弾と思われる。
ストーリー開始前に1発の核ミサイルが農業用プラント・ユニウスセブンの中央部に命中して崩壊させ、
中の住民全員、
24万3721名を殺害する「
血のバレンタイン」を齎した。
アスラン・ザラの母親も、この血のバレンタインに巻き込まれた事で命を落としている。
このため、プラント側は基本的に核兵器全般を憎んでおり、攻撃される事は当然ながら使用も忌避感が強いという設定があるため、使用は全て連合によるものである。
そのため自分たちの環境や政治的な関係などもあってか、地球上では一切使用されていない。
結果
報復として地球に下記のニュートロンジャマーがバラ撒かれ、以後泥沼極まる地球軍とザフト軍の戦争を引き起こした。
両軍の指揮官が共に後戻り不可能な憎悪に囚われており、終盤ではニュートロンジャマーキャンセラーの流出によって復活し、宇宙要塞ボアズを
核ミサイルの弾幕により容易く壊滅させている。
後にはプラント本国を狙ってまたも無数の核ミサイルを放つも、これはキラ・アスランらの活躍により全て迎撃された。
民間人の大量殺戮目的で数回に渡り出撃する核弾頭を搭載したMAメビウスの大軍勢という狂気の光景はある意味では壮観。
しかしプラント側も後述のジェネシスを用意しており、人類滅亡に至る終末戦争寸前にまで行きつく事になる。
因みにSEEDでは地球軍の核攻撃隊は「ピースメーカー隊」と呼称されている。
現実においても武器や兵器の通称として「ピースメーカー」の語が使われる例はあるものの、やはり悪趣味さを感じさせる。
『DESTINY』でも序盤に登場。
ザフト軍主力が陽動部隊に気を取られている間に核を2本搭載したウィンダム部隊「クルセイダーズ」がプラントを直接攻撃しようとしたが、
ザフトが用意していたニュートロンスタンピーダーにより核攻撃艦隊ごと自爆、事なきを得た。
あまり知られていないが、コズミック・イラにおいて地球人口の一割(約10億人)が死亡する「エイプリル・フール・クライシス」を引き起こしたザフト軍の戦略兵器。
核分裂を阻害する特殊な機器で、ザフトによって計画的に地球に埋め込まれ、原子力発電を無効化した事によって多くの餓死者および凍死者を出した。
ストーリー開始前に使用されたSEED世界における鬼畜戦略兵器第二号。物語の世界背景を形作った要因の1つである。
血のバレンタインの報復として地球へ打ち込まれたが、結果は↑の通りとんでもない事に。
もっとも、連合もザフトとの戦争を優先してエネルギー問題の解決を後回しにしており、そのせいで余計に死者が増えている。
また、これすらシーゲルら穏健派が急進派を宥めすかして引き出した妥協案であり、パトリックら急進派は連合主要都市への報復核攻撃をするつもりであった。
両陣営の狂気はこの頃から全開だった模様。
なお、味方である地球の親プラント国家や全く無関係な中立国も少なからず被害を受けていたが、
親プラント国家に対してはプラントからエネルギーの供給が行われ、復旧も早かった模様。
また、プラントは新たな親プラント国家へのエネルギー供給も約束しており、Nジャマーを外交カードの一つとして利用していた。
連合軍内でも、核兵器の撃ち合いになっていたら「エネルギー不足や電波障害で困る前に地球が無くなっていただろう」と、
安易な核報復に出たよりはマシと評する声もある。
その効果範囲は3基で地球全土に及ぶ程だが、地球のかなり深くに食い込んだ上にダミーも含めて大量にばらまかれた為、
地球連合側はもちろん打ち込んだプラント側自身にさえも破壊や回収による無力化は困難。
内蔵電源や装置自体の耐久限界などから稼働時間は有限であるがその期限ははっきりしていない。
副作用として電波や赤外線などをも妨害する効果も有し、これを転用して誘導兵器などを無力化し、
モビルスーツによる接近戦を戦術として組み込む為のECM兵器としても転用可能。
なお、コズミック・イラの艦船は(連合も含む)ほぼ全てがNジャマーを搭載しており、戦闘時にはNジャマーを起動させるため、戦闘宙域周辺は通信が不安定となる。
コズミック・イラという世界観でのモビルスーツの必要性を補強する、平成の
ミノフスキー粒子という位置付けでもある。
なお、
あるスパロボでは「日本は
超エネルギーを研究している機関が存在するから」という理由で日本はNジャマーによる被害が少なかった事にされた事も。
そもそも
初参戦作品では、レーザー核融合技術が確立している関係でコロニー周辺にばらまく事で核兵器を不発させる兵器という設定になっていた。
…そのおかげでこの作品では後々変な事になるのだが(後述)。
上記ニュートロンジャマー(Nジャマー)と正反対の効能…つまり、Nジャマーにより抑制されていた核分裂を可能とする装置。
元々はザフトが専有していた装置だったが、ラウ・ル・クルーゼにより連合軍側へも流出。
この流出によって抑制されていた戦力の箍が外れ、政治的に核兵器を使えないザフトは主にMSの動力へ、連合軍は主に核ミサイルへこれを搭載し、クルーゼの思惑通り戦局は泥沼化していった。
効果範囲は「搭載している兵器とその周囲程度」とNジャマーよりも狭く、このため「核エンジンを搭載しているがキャンセラーは搭載していない」という機体は効果範囲内まで接近しなければ恩恵を受けられない。
その上ベースマテリアルとなる希少物質が地球圏では入手しづらく、C.E.73年時では大西洋連邦がほぼ独占していた。
更に製造コストもバカにできないらしく、キャンセラーと核エンジンを同時搭載した機体をザフトは建造したものの、エースパイロット用のワンオフ機や実験機などのコスト度外視の機体に限られていた。
地球連合軍が核ミサイルに搭載して使い捨て同然にバカスカ撃てたのは、ロゴスが地球連合軍に根深く関わっていたからなのかも知れない。
また、ある程度の量産体制があるにもかかわらず電力インフラの回復に用いられた描写がない辺りがロゴスクオリティである。
一応、『X ASTRAY』ではマルキオ導師が、テスト終了に伴い機密パーツや核エンジンを除いて分解・廃棄予定の
ドレッドノートの
頭部に内蔵されたニュートロンジャマーキャンセラーを地上に下ろす事で電力インフラの回復を狙い、
当時のプラント首脳陣の1人であったシーゲル・クラインからジャンク屋を経由して入手した。
しかし、その判断はシーゲル自身にも正しいものかどうかは分からなかったため、
サーペントテールに「地球にもプラントにも不利益にならないよう監視・干渉し、事態の推移を見極めつつドレッドノートの処遇を決定してほしい」と依頼している。
それを受けて今の情勢ではまだ渡すのは危険と判断し、プラントからの輸送中にドレッドノートの頭部を強奪。
後に連合軍にニュートロンジャマーキャンセラーのデータが流出した事が発覚すると返却され、紆余曲折を経て地上へともたらされた。
上記の通り、スパロボでは初参戦作品ではNジャマーの扱いが大きく異なっていたが、
フリーダムにはしっかり搭載されていた。…なんで?
そもそも、当該作品のNジャマーは核兵器からプラントを防衛する為の兵器なのに、そのキャンセラーを開発する理由が見当たらないので
なんで開発したレベル。
内ゲバを想定していたとしか思えないが、フリーダムやジャスティスに核兵器満載した上でブッパでもするつもりだったのだろうか
SEEDの
トラウマ兵器その1。
地下に敷き詰められたパラボラアンテナによって強力なマイクロ波を発生させ、有効範囲内を破壊し尽くす「クリーンで使いやすい自爆装置」。
簡単に言えば
M6000TCシステム超巨大な電子レンジ。漫画版ウッソもびっくりである。
MS等の兵器は推進剤や兵装の搭載火薬が加熱され自然発火し爆散、
人間を含む生物の場合は体内の水分が瞬時に沸騰・蒸発し膨張、直後に全身がグロい音と共に破裂して血しぶきと化しながら即死。
お披露目の際には、一瞬ではあるが当時の土曜18時台のお茶の間に、人間が水風船の如く膨らみ次々と破裂していくスプラッタシーンが流れたのは言うまでもない。
マイクロ波は電子機器にも作用するため、それと熱によって電子機器も瞬時に破壊される。
最終的には当機器自体も派手に爆発し全てを吹き飛ばす。
だがこの兵器の真におぞましい性質は味方の犠牲を前提にしている点だろう。自爆装置ゆえ、敵を基地内に誘い込むための偽の防衛部隊が必要なのだ。
そのために切り捨てても構わない味方部隊を「基地の守備隊」と騙して動員し、主力が撤退したことを悟られないように奮戦して死んでもらうという、
二重の意味で外道な兵器となっている。詳細は個別項目にて。
「ナチュラルの捕虜なんかいるかよ!!」
「動けない敵を撃って何が面白い…」
ザフト軍が開発した強力な電磁衝撃波(EMP)発生装置。
MSサイズの大型カプセル状の装置になっており、大気圏外から地表へと投下され、地上のMSがボタン操作のうえ中央部に12基のキャニスターを装填するなどの作業を経て発動される。
強力な電離層の乱れを引き起こして、通信や精密機器を使用不能にする。
その電磁衝撃波は地球連合軍のMSや連合軍基地施設に施されていたEMP対策を無視して使用不能にする程の威力を持つ。
劇中ではザフトによる地球軍パナマ基地攻略戦で14基が投入。
パナマ基地周辺に投下され、これらが周辺地域一帯にEMPを発生させた事により迎撃に出撃した
ストライクダガー部隊は瞬時に機能停止に追い込まれ、基地に併設されていたマスドライバーも破壊された。
なお、ザフト側の兵器は対グングニール用のEMP対策を施しており影響を受けない。そのため機能停止したストライクダガーを一方的に攻撃できた。
この兵器自体はあくまで非殺傷兵器であるが、これの使用によってパナマ攻略戦に勝利したザフト軍は、
先のアラスカ基地攻略戦に投入した戦力の8割がサイクロプスで潰された事で報復心に火が点いていた事もあり、戦闘終了後に
投降した連合軍兵士達の虐殺を行った。
サイクロプス等とは違う意味でトラウマ兵器と言えるかも知れない。
トラウマ兵器その2。
ザフト軍が開発した最終兵器にして
「コーディネイターの創世の光」。
アズラエル曰く
「核より野蛮なとんでもない兵器」。
内部で核爆弾を爆発させ、発生したγ線を2種類のミラーによってコヒーレント化して照射するγ線レーザー砲。
なお、状況の変化などでたまたま核兵器に対するカウンター的なタイミングになっただけで、
元々ナチュラル殲滅を目的としているザラ派の一部がプラントやザフトにも秘密で建造した最終兵器であるため、
核兵器に対するカウンターや抑止力などではなく、最初から撃つ気満々であり、連合とザフトのどちらの方がよりマシor悪いか?という話は無意味である。
但し劇中の描写からもナチュラルを絶滅させるためなら地球や同胞も犠牲にしても構わないとすら考えていたのは、ザラ派の中でもパトリック・ザラに代表される更なる極一部だと思われる。
喰らえばMS・軍艦などは一瞬で爆散、生物はサイクロプスの様に全身が即座に沸騰・破裂し死亡する。
やはり一瞬ではあったが、被弾した艦や基地の人員、更には基地の女性オペレーター複数人が膨張し破裂するシーンが当時の土曜18時台のお茶の間に放送された。
L5宙域から月面や地球に有効打を与えられる程に有効射程も長い。
劇中では60%の出力による第一射で地球軍艦隊の40%を吹き飛ばし、
続く第二射では月面基地からの増援艦隊の半数を、その月面基地もろとも丸ごと消滅させ、地球軍を事実上の壊滅に追い込んだ。
最終的には回避されたが、もし地球に一射でも放たれた場合、出力60%の出力であっても強烈なエネルギー輻射と着弾時の衝撃、気象変動等の影響で地球上の全生物の80%を一掃できるというシミュレーション結果が出ている。
たった一発放たれただけで地球の生命体と地球そのものを壊滅出来るため、ガンダムシリーズの戦略兵器の中でとんでも無い超鬼畜戦略兵器になった。
詳しくは個別項目を参照。
C.E.世界でシェアの大半を占め、MS・MAにも標準搭載されている量子コンピューターに対するウィルス。
ジェス曰く「真実を歪める能力」。
コロイド粒子を媒体として散布され、感染すれば最後、機体の主導権を完全に奪われてしまう。
量子コンピューターで処理される段階でウィルスに映像や音声を詐称させ、自機を分身した様に見せたり、完成度の高い人工音声の作成、
センサーから自機情報を抹消して反応を消失させるなど一種のステルスとしても機能する。友軍機から装備を強奪、敵機の制御を奪うのは朝飯前。
しかも、直接接触しなくても感染した機体が整備システムなどに接続すれば爆発的にこのウィルスの感染は広がっていく。
8の様な量子コンピューター以外のコンピューターには効果が出ないのだが、その様なコンピューターはC.E.世界ではほぼ絶滅危惧種扱い。
またミラージュコロイドの散布により媒体のコロイド粒子をある程度相殺は出来るものの、C.E.73ではユニウス条約の影響でコロイドを散布出来る機体は限られている。
なので一般的にとれる防御策は実質「肉眼による目視」のみ。
『
機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の外伝『DESTINY ASTRAY』においては、ユニウスセブン落下テロ事件(ブレイク・ザ・ワールド)にて、
落下中のユニウスセブンに向けられたジェネシスαのセンサーを狂わせ、ジェネシスαの外で照準を担当していたジェスの人工音声を用いて通信を乗っ取って地球に撃たせようとした。
しかし発射寸前にジェスが肉眼で観測し、更にトリガーを任されていたカイトが通信が改竄されている事に気付いたため阻止されたが、ユニウスセブンの破砕も阻止されてしまった。
しかし、テスタメントとのリベンジマッチ直後に搭乗していたスカウト0984(アッシュ・グレイ)が最後っ屁でウィルスを暴走させ、
今度は一般には非公開とされていた地球連合軍の要塞衛星を砲撃してしまう。
「ウィルスによる誤射である」という証明も困難で、先述のテロに
ジャンク屋組合が関与しているというデマが流れていた上に連合軍がこれを真に受けてしまい、地球連合軍によるジェネシスαへの攻撃とジェネシスαの解体へ繋がった。
なお、このウィルスの暴走時にテスタメントのウィルスの制御システムに過負荷がかかったらしく、
カイトが鹵獲・運用した時に修復していない限りはウィルスは使用不可能となっている。
地球連合軍の狂気の産物であり、コーディネイター恐怖症に凝り固まったロゴスとブルーコスモスが造り上げた戦術兵器の皮を被った戦略兵器。
陽電子リフレクターによる遠距離砲撃に対する絶対的な防御力とハリネズミの様に満載された兵装による圧倒的な火力を持ち、
初出撃時は迎撃に出たザフト戦力を一切寄せ付けないまま一瞬で4つの都市を壊滅させる程。
通常MSの倍以上のデカさでありながら機動性もある程度確保出来ており、
その巨体と重量(ブラストインパルスの約5倍の凡そ400t)故に歩き回るだけで甚大な被害になる。
本機の初陣となる第32話の戦いではグロ描写にこそ届かないものの、
逃げ惑いながら死んでいく一般人・身を挺して庇おうとした兵士共々泣きながら炎に巻かれて死ぬ子供等、別の意味で描写がエグい。
しかもこれほどの代物でありながら
ユニウス条約には違反していない量産機でもあり、後の戦闘では
一度に5機同時出撃した事もある。
詳細は個別項目にて。
アイスランドの地球連合軍基地「ヘブンズベース」に設置されている対空掃射砲。
ザフトがよく使う軌道上からの降下作戦へのカウンターとして用意されたもので、厳重に秘匿されている事から同基地の兵士すらも詳細を知らない者が多いとされる。
普段は丘に偽装したカバーで隠されており、使用時にはカバーを開いて中央のビーム照射体から周囲の反射体へと無数のビームを照射・励起させて発射する。
その範囲は広く、また一撃で敵部隊を殲滅可能な威力を持つ。但し掃射時間は短く、上方にしか撃てない。
トラウマ兵器その3。
地球連合軍が月の裏面に設置した超巨大ビーム砲。
ビームを曲げるゲシュマイディッヒ・パンツァーを搭載した複数の中継ステーションにビームを経由させる事で、地球圏のどこでも狙い撃てる。
簡単に言えば、ガンダム版反射衛星砲。撃とうと思えば発射地点にだって撃てる。
第一射ではプラント首都アプリリウス・ワンが狙われ、
ジュール隊の奮戦により首都直撃こそ免れたものの、二次被害含めプラント6基が破壊されるという凄まじい被害を発生させた。
なお、プラント1基の住人が約50万人である事から、この攻撃による犠牲者は単純計算でその6倍、約300万人とみられる。
第二射前に攻略作戦を展開したザフトが破壊、後に接収し、月面の連合基地への攻撃に使用した。
最終的にはオーブに撃とうとする直前で、
∞ジャスティスガンダムと
アカツキの攻撃で破壊されたが…
詳細は個別項目にて。
『DESTINY』時代のザフト軍が保有する軍事衛星要塞。見た目は輪っかの付いた巻貝。
要塞の全方位に展開可能な陽電子リフレクターが配置され鉄壁の防御力を誇るが、問題は主砲として搭載された「ネオ・ジェネシス」。
名前から分かる通り上記のジェネシスの改良版である。ジェネシスそのものは前大戦後に締結されたユニウス条約に抵触する兵器であったが、
ノウハウやテクノロジーを保持したままだったので使用出来たとされている。
小型化されて威力は落ちているが、代わりにミラーの交換の必要がなくなり連射速度・運用性が向上した。
しかも要塞に直接組み込まれている為、ジェネシスの様に「内部に潜り込んで内側から破壊する」事も困難になっている。
つまり危険度は全く変わっていない。
冒頭からまさかの再登場
。
ブルーコスモス残党によるテロに投入されいきなりの大虐殺を行ったが、ライジングフリーダムによって無事に瞬殺される。
中盤にも2機目が登場したが左腕とバックパックの無い上胸のスーパースキュラも一基使えないなど不完全な状態だった。その状態でもコンパス部隊に攻撃を仕掛けるが、ライジングフリーダムに加えイモータルジャスティスとの連携により撃破された。
三度登場してしまった核ミサイル
。
ブルーコスモス残党制圧作戦の最中、
キラがユーラシア連邦領への領空侵犯をしてしまい、元々
ファウンデーション王国との折り合いの悪かったユーラシア連邦が王国への威嚇のために配備されていた3発の核ミサイルが発射。
1発目は
ルナマリアが撃墜したものの、2発目は軌道を変えファウンデーション王国の首都を直撃。
遅れて発射された最後の3発目は戦場の真っ只中で起爆し、ブルーコスモス残党を壊滅させた。
しかしこれはファウンデーション王国の女王であるアウラとブラックナイトスコードの
自作自演
であり、自分たちは前もって占領していた宇宙要塞アルテミスへ脱出・移動した。そして…
ちなみに核ミサイル発射の
パスワードは4桁である。威嚇目的で撃つ気が無かったにしてもあまりにもザル過ぎである。
コレもまさかの再登場
。
戦後は解体されたものだと思われていたが、ファウンデーション王国かザフトの過激派によって秘密裏に修復されていた。
手始めにユーラシア連邦に対して先述の自国への核攻撃への報復としてユーラシア連邦にある首都モスクワに発射された。
よく見ると犠牲になったモスクワの国民は、ビームが着弾するよりも前に全身が炎で包まれている。
- EQM-Y148 収束重核子ビーム砲ディスラプター
マイティストライクフリーダムガンダムの
頭部に搭載されたビーム砲。発射の際には
画面がネガポジ反転する。
見た目は超極細のレーザーだが、
80%の威力で放棄された月面基地メサイアを真っ二つにするほどの威力を持つ。
また至近距離で放てば並のビームが通用しないMSの片腕を抉り飛ばす。
このような威力を持ちながら、マイティストライクフリーダムがエネルギー切れになるような描写は
無し。
使用には
コンパス総裁の承認が必要になるが、今回は
横に座っていたためその場で許可が降りた
。
とはいえ相手の所業を考えたらやむなしである。
低軌道リング上に設置された衛星兵器で、太陽光発電システムを利用した自由電子レーザー砲を搭載している。
宇宙空間で直接太陽光を受けるため、大都市を一撃で破壊出来る程の莫大なエネルギーを誇る。
その上、低軌道リング自体は軌道エレベーターに必要な設備のため、迂闊に破壊すれば地球の電力インフラを崩壊させてしまい、
連邦に弾圧の大義名分を与えてしまうという悪辣極まりない兵器である。
主に『反政府組織』とアロウズ上層部が断定した相手に対して攻撃するが、連邦正規軍や防衛等に携わっているアロウズ兵士以外には存在すら知らされていない。
本来の使用者の地球連邦正規軍・アロウズ・リボンズ一派の誰でもない
とある人物にハッキングされて地上に撃たれた
のが史上初の発射である。
犠牲者は出なかったしヴェーダが情報操作したと思われるが、よくそんな兵器を引き続き使おうと思ったな…
作中では中東スイール王国の首都を、協力体制を結ぼうとしたカタロン幹部と王国首脳共々丸ごと消滅させるという衝撃的なデビューを飾る。
続く第二射では、同じく中東リチエラ王国の軍事施設を、併設されていた100万人規模の難民キャンプごと消し飛ばした。
カタロンとしては当然この様な危険な存在を放って置く訳には行かず、
ソレスタルビーイング(CB)に先んじて攻略作戦が実施されたが、如何せん艦船もMSも旧式機しか持ち合わせていないせいで良いようにボコられた挙げ句、
この時点で
砲塔を上にも向けられる事が判明、死角と思ってメメントモリ直上から接近したカタロン第二艦隊の半数を第三射で壊滅させた。
攻略作戦を引き継いだCBがガンダムとプトレマイオスの機能を総動員し苦労の末になんとか破壊に成功してやっと落ち着いた……と思ったらまさかまさかの
2号機の存在が判明。
軌道エレベーターを占拠した連邦軍内のクーデター部隊を粛清するついでに口封じのために、
人質にされていた一般市民約6万人ごと軌道エレベーターを攻撃、
一般市民6万人が全員死亡した上に破壊された軌道エレベーターの破片が近くの都市に降り注ぐという事態を引き起こした。
なお、この2号機も
トランザムライザーのライザーソードと後の再攻撃で破壊された。
小説版では第一射のスイール王国攻撃で200万人の犠牲者が出たとされており、これに第二、三射と2号機の一射を加えると、
少なくとも300万人以上の人間が犠牲になっている。
おそらくコロニー落としやSEEDシリーズのレクイエムに次ぐ死亡者数を出した戦略兵器。
因みに「メメント・モリ(memento mori)」とは古代ローマの「死を忘れるな」「死を記憶せよ」といった意味の格言である。
「反乱分子は空の上からいつでも消せる」というこの兵器にふさわしいネーミングである。
アステロイドを改造した
全長15kmにも及ぶ巨大母艦。
擬似太陽炉複数基を使い捨てのエネルギーカートリッジとした250m口径の超大型粒子砲を装備する。
その威力は数十隻の艦隊を一撃で焼き払い、
月規模の巨大ELSを貫通する程。(ELSは衛星の様な岩石、隕鉄ではないので月の様な固さはないが)
詳細は個別項目にて。
『劇場版』で登場。
新生した地球連邦軍(平和維持軍)が、将来的に数多く現れると予想される純粋種のイノベイターを戦力として取り入れる為、テストケースとして開発した大型MA。
純粋種のイノベイター
専用機という事で性能を極限まで追求した結果、
太陽炉搭載型MS特有の超高速変態起動が可能な全長302mの超巨大機体に仕上がった。
武装もサブの時点で大型小型含め154機もの
GNファング、GN
ミサイル256発という過剰火力を搭載。
主砲であるGNブラスターに至っては艦艇数隻や、木星探査船エウロパの様な巨大な目標すら容易く撃破する。
詳細は個別項目にて。
『劇場版』で登場。
運用・開発目的は対話の為の機体だが
トランザム状態でのバスターライフルモードではライザーソードの発振が可能。
戦艦と融合した中型ELSを消し飛ばし、月規模の巨大ELSの表面にもわずかながら傷をつけた。(よくネットで散見する月を輪切りに出来るというのは根も葉もない嘘)
また、用途は兵器ではないもののトランザムバーストより広範囲で強力なクアンタムバーストも戦略兵器とほぼ同様の要素を持つ。
追加武装フルセイバー装備での運用シミュレーションでは、
- 休み無しのぶっ続けで戦い、パイロットである刹那・F・セイエイの疲労や判断ミスは考慮しない
- ELSの対応能力や増援の可能性を想定しない
- ELSの態度が作中の「友好的」から「戦闘」に豹変しない事にする
- 味方の被害は無視
等々現実的ではない条件付きの机上論ではあるが、最終決戦に現れたELSを1週間で単機で殲滅可能との結果を出した。
但し監督の水島精二はこの設定にかなり否定的である。
ヴェイガンが使用する、MSよりも巨大な
ミサイル。
その名の通り一撃でコロニーを崩壊させる威力がある。
誘導性能は低いのか、威力に比べるとかなりの至近距離までMSで運搬する必要がある。
AGEシステム考案の特殊レーザー砲「フォトンブラスターキャノン」を装備する。
強襲揚陸形態への変形と多大なチャージ時間を要するものの、威力は一級品。
電子誘導増幅装置「フォトンリング・レイ」を利用する事で更に威力と攻撃範囲が高まる。
詳細は個別項目にて。
分子模型の様な構造をしたヴェイガン最大最強の大型砲撃要塞。
多数の球体ユニットそれぞれから発振したエネルギーを集束して放つ高出力ビーム砲「ディグマゼノン砲」を備える。
またコロニー等を追加ジェネレーターとして強制連結する事でチャージサイクルの短縮や威力増強などが行えるが、システムが暴走しエネルギーが逆流する危険性もある。
銀の杯条約以前の兵器群のデータを基に連邦が開発中の大量破壊兵器。あまりの威力に連邦内でも使用が禁止されている。
第4部にて
フリット・アスノが何かとぶっ放そうとしていたが、余りにもえげつない威力故に、念の為造ってはおいたフリット当人も実際の発射は最後まで躊躇い、結局本来の用途で使う事は最後まで無かった。
炸裂すれば大型コロニーを丸ごと飲み込める規模の火球を形成する。
どちらかといえばコロニー内などで威力を発揮するもので、宇宙空間で爆発させた場合は直撃を受けない限りそれほどの威力はない。
小説版では、プラズマでマイクロ波を発して生物を焼き払う実体弾版サイクロプスの様なものと解釈されており、
コロニー落としに際して中の住民を皆殺しにする為の兵器として生み出されたとされている。
ビーナス・グロゥブから提供された技術を使って建造したバックパックを
G-セルフが装備した姿。
従来の各種
G-セルフ用バックパックの機能は全て使用でき、宇宙用パックより可動域の広いスラスターを備えるなどMSとしての基本性能も格段に向上している。
更に、遠隔操作ユニット「トラックフィン」や、周囲10キロ内の光を吸収して光子エネルギーに変換する「フォトン・サーチャー」といった、当パックにしかない固有武装も複数加わった。
…とまぁ、これだけ書くと「強そうだけど戦術兵器の域は出ないのでは?」と思うだろう。
問題は固有武装の一つ、
絶対兵器こと「
フォトン・トルピード」にある。
発光する小さな結晶体を無数にばら撒く武器だが、その内部には
反物質が封入されており、接触した物体は低温対消滅によって溶ける様に跡形もなく消え去る。
その性質上、物理的な手段での防御は不可能。散布範囲が広い上にホーミング機能もあるため回避も困難。もちろん敵味方の識別機能など無く、乱戦中に使えば味方も被害は免れない。
しかも目標消滅の際には光エネルギーが発生し、これをフォトン・サーチャーで吸収してエネルギー補給まで出来てしまう。
つまり当パックの全機能をフル活用した場合、
周囲のあらゆる物体を片っ端から消し去ってはエネルギーに変換して食い荒らし、重武装と事実上無制限のパワーにモノを言わせて暴れ回る怪物と化す。
その上、これらの技術も基本的にはヘルメスの薔薇の設計図から復元したもののため、
技術を提供したビーナス・グロゥブも、建造したスタッフも、そしてパイロットのベルリも実際のスペックは把握しきれていない。
劇中でフォトン・トルピードを使ったのはそれほど機体が密集していない場所だったため、ウーシァ数機を消滅させる程度で済んだが、あまりの威力に恐怖を覚えたベルリは以降この武器を封印している。
そして、後年に公開された劇場版第4部『激闘に叫ぶ愛』では、カシーバ・ミコシ周辺でキャピタル・アーミィ、アメリア軍、ドレット艦隊の3勢力が繰り広げていた戦闘をやめさせるべく最も戦闘が激しい空域で使用した結果、味方であるアメリアの機体も含めて周辺一帯のMS数十機が一瞬にして壊滅。
範囲外にいたために命拾いしたパイロット達も「何かが光ったと思ったら周りのMSが消えた」としか認識できず、後方に控えていたアメリア艦隊も突然味方の識別信号が一斉に消滅した事に混乱するばかりであった。
ベルリは自分が生み出してしまった目の前の惨状にただ恐怖し、そしてG-セルフの仕業と気づいたマスクから浴びせられた「殺人者」という罵りに対しても子供じみた言い逃れを返す事しか出来なかった…
なお、実はこれでも最低限の被害で済ませるために出力を絞って使った結果であり、デザイナーの安田朗氏曰くフルパワーなら東京を壊滅させられるとか…
詳しくは個別項目も参照。
ジット・ラボラトリィにて開発され、キャピタル・アーミィに譲渡された、3人乗りの大型MA。
赤い塗装が施されたピラミッド型の機体と、前面に備わったレンズ状のビーム発振器が特徴で、正面から見るとフリーメーソンのエンブレムっぽく見える。
武装はこの発振器から放つ「テンダービーム」。
ざっくり言ってしまえば超すごい拡散ビーム砲なのだが、作中世界の高い技術力によってビームの軌道を自在にコントロール可能となった結果、
鮮やかな緑のビームがパイロットの思いのままに方々に拡散し、枝葉の様に広がりながら全てを焼き尽くす大量破壊兵器と化してしまった。
その恐ろしくも美しい光景はまさに名前通りの世界樹さながら。
更に強力なビームシールドで防御も隙がなく、巨体のわりに小回りも効く為、仮に接近できても倒すのは一筋縄ではいかない。
但し、テンダービーム使用直後はビームの位相が反転してエネルギーが拡散してしまう弱点がある。
劇中ではバララ・ペオールがメインパイロットを務め、アメリアとドレット軍の艦隊をテンダービームで攻撃。
両艦隊の艦隊をほとんど沈め尽くし、グシオン・スルガンとノート・ドレットも殺害するなど甚大な被害をもたらしたが、最終的に
ベルリ・ゼナムら海賊部隊の手で破壊された。
ジット団はこの機体を自衛用と位置付けており、キャピタル・アーミィも特にこれに対して疑問は呈さなかったが、その実態が自衛の範囲を大幅に逸脱してしまっている事は言うまでもない。
ある意味、平和なキャピタル・テリトリィやビーナス・グロゥブで本物の殺し合いを知らずに生きてきた彼ら、もっと言えば作中世界の人々の
戦争に対する無知を象徴する兵器と言えるかもしれない。
他のガンダム作品におけるモビルアーマーとは根本から存在が異なる。
今作におけるMAは、300年前の「厄祭戦」の発端となった対人殺戮兵器にして作中最強クラスの機動兵器。
並のMSを凌駕する格闘能力、ナノラミネートアーマーによる高い防弾能力、今作唯一のビーム兵器を始めとした殺戮用武装、
そしてMAに付き従う無人兵器の生産プラントとしての機能も備える事により、当時の人類の総人口の1/4の人命を奪い、文明を滅ぼしたと言われている。
作中に出てくる
ガンダム・フレームやMSは全てこのMAを打倒する為に製造された兵器であり、MAを打倒せしめたパイロットは当時英雄として扱われた。
詳細は個別項目にて。
厄祭戦当時に生み出された兵器。
高硬度レアアロイで鋳造された杭状の巨大な砲弾をハイパワーレールガンによって射出する、超大型パイルガン。
終盤でギャラルホルンによって大量投入され、鉄華団相手に猛威を振るった作中屈指のトラウマ兵器である。
詳細は個別項目にて。
惑星エルドラの月だと思われていた巨大衛星の正体。
月をえぐって砲身を取り付けたかの様な形をしており、本編当初の様に「背面」をエルドラ側に向けている限りは普通の月に見えなくもない…が、中盤に向きを反転させエルドラにその発射口を向けた。
数百時間単位のチャージ期間を要するが、衛星軌道からの一撃だけでも都市一つを完全消滅させ、その衝撃は惑星上の広範囲に二次被害を及ぼす。
元々は古代のエルドラで「古き民」が造り出した、惑星外からの侵略者を迎え撃つ為の兵器だった模様。
当時は月もちゃんと球形で砲身の一部が外に出ているだけだったが、戦いの結果その三分の二ほどが抉れ本編の様な奇妙な姿になった。
ヒロトがカザミの発案を受けて組み込んだBUILD_DiVERSの必殺兵器兼
必殺技。
チーム四機を合体させ超大型MS
リライジングガンダムへと変形(搭乗者はヒロト一人)、
劇中では上記の
衛星砲を真ッ向から撃ち破りそのまま月要塞を粉砕するグランドクロスキャノンを撃ち放った。
……おわかりだろうか。
コロニーレーザーどころか
カイラス・ギリーにすら匹敵する超威力の衛星砲に撃ち勝つほどの戦略兵器なのである。
ビルドシリーズはあくまでも
ガンプラ同士の戦いを描いた話であり、どれほど派手な戦闘シーンが
描かれようとそれはあくまでもプラモサイズか電脳上での話…………
なのだがRe:RISEはそう見せかけて実は遠く離れた惑星上で行われた現実のお話という逆転展開が組み込まれているため
リライジングガンダムは間違いなく現実世界に存在する兵器でもある。
しかし真に恐るべきなのは、現実世界に持ち込まれた
ガンプラは設計図を基に3Dプリンターで組み上げられた即製兵器という一面をもつ点。
事実劇中ではヒロトたちがエルドラに行くたびに何度もその場で瞬時に作り上げられている。
つまり、かつてのエルドラの技術は
その気になればこんなとんでもない代物を星の砂さえ十分にあればいくらでも作りだせたのではないか? という恐ろしい推測が成り立つのである。
『SDガンダムワールド 三国創傑伝』の舞台となるキングダムワールドの根幹を成すエネルギー「トリニティ」の枯渇危機に対する代替エネルギーの研究の結果生まれて
しまった負の副産物。
黄化トリニティに感染してしまった者を生前の理性を喪い次々と人々を襲い同化して回るだけの
生ける屍「BUG」へと変えてしまう。
『SDガンダムワールド 三国創傑伝』本編の時代では黄化トリニティが蔓延してしまった結果、主要都市以外はBUGの大群がたむろし行き来すら困難となってしまっている。
司馬懿デスティニーガンダムの陰謀により代替エネルギーの研究を進めていた張角デビルガンダム自身が黄化トリニティの源となる生産プラントへと変わり果ててしまっていたが、最終的にトリニティ枯渇が自身の想定を遙かに超え深刻化していたことに焦った曹操ウイングガンダムが司馬懿デスティニーガンダムの精神干渉を受けてしまった結果、
エネルギー問題の解決のため、張角デビルガンダム(の強制的に蘇生させられた亡骸)を用い空中要塞リーブラにより黄化トリニティを拡散することでごく一部の優秀な人間を除き全国民をトリニティを必要としないBUG化を図る凶行に用いられてしまった。
宇宙空間に存在した衛星兵器(外見は上記のジェネシスに酷似)。
上記の黄化トリニティの源となる張角デビルガンダムの亡骸を黄化トリニティの拡散を阻止しつつ完全に破壊するため、星読みにより雲が晴れる東南の風が吹く正確な時刻を予見した諸葛亮フリーダムガンダムによって起動され砲撃により張角デビルガンダムと黄化トリニティの完全破壊に成功した。
『SDガンダムワールド ヒーローズ』の黒幕にしてラスボスである窮奇ストライクフリーダムガンダムが用意していた超巨大宇宙要塞。
最終的には阻止されたものの、窮奇ストライクフリーダムガンダムは『SDガンダムワールド』シリーズの舞台となる星そのものごと敵を滅ぼすために用いようとした(=文字通り敵対者を星そのものごと滅ぼすことすら可能)ほどの絶大な力を持つことが示されている。
Season1終盤のデリング・レンブランとプロスペラ・マーキュリーの密談で語られた謎に包まれた計画「クワイエット・ゼロ」。
Season2に入ってからは徐々に内容が語られ、
- 提唱者はデリングの妻、ノートレット・レンブランで、「植物が持つ多様性を人類に応用する」という考えによるものである
- パーメットスコアを上昇させたエアリアルが計画の鍵である(ただしプロスペラが目指すスコア8は、デリングの計画では本来必要ない領域)
- 目的は「全兵器を掌握して戦争を根絶する」
といった点が明かされた。スコア6に到達したエアリアルが他兵器のオーバーライドを行えたため、デリングの計画はこの機能によってパーメットが含まれた兵器(=事実上すべての兵器)を無力化するものと思われる。
エアリアルとクワイエット・ゼロのインターコネクトを確立
21話でプロスペラが持ち出したことにより、遂に全容が判明。
その実態はシェルユニットが各部に組み込まれた全長数kmに及ぶ棺桶型の巨大要塞。エアリアルの機能を無数のMS型ガンビット「ガンドノード」によって拡張することで、広範囲にデータストーム領域を構築して兵器を機能停止させるというものであった。
稼働後はペイル社の告発によりベネリットグループの強制捜査に向かっていた宇宙議会連合の艦隊と交戦。
オーバーライドによって連合の機体を機能停止に追い込み、容易く殲滅してみせた。
ガンダムシリーズお約束の物理的大量破壊兵器タイプの戦略兵器。
ラグランジュ1が所有。送電システムを隠れ蓑にしてレーザー兵器が開発された。
使用すればラグランジュ4全域に被害が及ぶとのこと。
誤作動を名目に劇中では発射され、被害こそ少なかったが大量のガンドノードを消滅、ガンダムエアリアルすら大破させた。
【番外】
「スペースコロニー⁉︎地球に落ちる?これは映画じゃないんですか⁉︎」
「古代の歴史の記録です」
「あのコロニーの中に暮らしていた住民はどうなったんですか!?」
「2000万人がいたはずだ!いや、あんなものを地球に落としたら…!!」
各ガンダム作品における最凶最悪の戦略兵器。軌道から外したコロニーを質量弾として地上に落下させる、所謂「コロニー落とし」である。
小惑星クラスの超大質量体を使うその破壊力は原形を留めたまま墜ちた場合大陸の形を変え、余波で文字通りの天変地異を引き起こしかねない程で、空力加熱で赤熱化した地表に迫る巨大なコロニーというあまりにも絶望的な光景は「空が落ちる」とまで表現される事も。
実際、宇宙世紀0079に行われたアイランド・イフィッシュを用いたコロニー落とし「ブリティッシュ作戦」では、
艦砲射撃や核ミサイルで破砕されたコロニーの3分の1が直撃したシドニーが「シドニー湾」と呼ばれるクレーターとなり、
オーストラリア大陸の16%が失われ、更に『
ガイア・ギア』では、パリに落着したものがパリをえぐって「パリ湖」を形成したとされている。
シドニー落着時点で地殻(厚さ10km)を貫通してマグニチュード9.5という大地震を引き起こし、
破片は地球全土に降り注いで様々な二次被害を引き起こした上に地球の自転速度を早めるなど、
人的な総損害は40億人に達するとさえ言われている。
なお、これは後になって再設定されたもので、当初は1基どころではなく
ガンダムXの如くバンバンコロニーを落としていた設定だった。
コロニーを落とされた場所も初代時点では明言されていなかった(各地に落とされた設定ならあった)ので、シドニーに落ちたというのも後付け設定。
ちなみに
一年戦争中は第1話以前に締結された南極条約で禁止が明記された攻撃手段の一つで、以後はこれの使用だけは最後までジオン軍も自重したので、
1st劇中では「OPで毎回投下場面が見れるが本編ではどんなのだったのか謎のまま」「どういう被害があったのかも言及されない」という変わった扱いであった。
更に、基本的に落とされるコロニーの住人達は強制疎開か前もって皆殺しにされるため、
仮に落着を阻止できたとしてもどのみち人的被害は避けられないというタチの悪さである。
世界観によっては廃棄コロニーや秘密裏に建造された非認可コロニーこと「ダークコロニー」も複数あるので、この場合懐にも優しい。
落とすまでの手順としては、まず上述の様に何らかの手段を用いてコロニー内部を空にした後、コロニー移送用の核パルスエンジンを装着。
目標へ向けての位置調整を行ってから核パルスエンジンに点火し、発射するのが宇宙世紀の基本的な手法。
それ以外にもコロニー同士を高速で衝突させ、その反動で片方を落下軌道に乗せるという凄まじい方法もあり、こちらはエンジン装着の手間が省ける一方で衝突後の緻密な軌道計算とコロニーを複数用意せねばならないという問題がある。
ブリティッシュ作戦で使われた一撃は他のコロニー落としに比べて威力があまりに大き過ぎるので、アクシズ落としの様に威力増強のため核爆弾を詰め込んだ可能性もある。
難点としてはエンジンの設置から目標への位置調整までどんなに急いでも数日から1週間程度は掛かってしまい、また発射に成功しても重力圏に達し完全に落下コースに入るまで破砕は極力防がねばならないので、防衛の為に戦力を多く割く必要がある。
その為結果的に艦隊規模、それも決戦レベルの大激戦となりがちで成功しようがしまいが双方に大きな疲弊を齎しかねない。
一年戦争序盤のジオンは二度コロニー落としを仕掛けたが、上記ブリティッシュ作戦では目標ジャブローを大きく外れ、ルウム戦役では工作隊の被害が大きくなり過ぎてコロニー落とし自体が不発と、いずれも連邦の猛反撃によって失敗に終わっている。
宇宙世紀の他、Xや種運命でも使われ、甚大な被害をもたらした。
特にXでは100億人近かった人口が停戦から15年経っても
約1億人という
世紀末ぶりである。
作中になってようやく国や国交などが復活し始めている最中で、通信網もズダズダなので他国の把握もせいぜい隣国が限度で満足に出来ておらず、
一部の軍関係者以外は宇宙革命軍やコロニーが現在どうなっているのかも全く知らなかった。
もちろんスペースノイドたちにとってコロニーとは生活基盤・経済基盤・居住スペース・領地すべてを兼ねる存在であり、廃棄コロニーもまた資源の塊である事から、デメリットが大き過ぎるという指摘もある。
そもそもアースノイドはもちろん、スペースノイドにとってもどう取り繕ってもマイナスイメージが強過ぎであり、実際に「MS IGLOO」ではオリヴァー・マイ技術中尉がブリティッシュ作戦の為に輸送中のコロニーを目撃し、モノローグではその内容と結果について「戦の邪道」と酷評していた。
落着前に破砕作業を行ったとしても、落着すれば被害はどうあがいても地球規模に到達するため、南極条約に「大質量兵器の使用禁止」という条項が盛り込まれたが、歴史は幾度も繰り返す事となった。
漫画『機動戦士クロスボーンガンダムDUST』の最終局面においてもスペースコロニーの大気圏突入が行われる。
が、それは悪党である首切り王の魔の手からサイド1コロニーの人々を救う為の最終手段としてであり
「住民満載のスペースコロニーを宇宙から地球表面に不時着させる」という、宇宙世紀どころかガンダムシリーズ前代未聞の
人命救助の為のコロニー落としである。
これは宇宙世紀世界で最初のコロニー落としが行われたブリティッシュ作戦以降落とされたコロニーが、殆どが
激突部分以外は落着後も比較的原型を留めていた点に着目したもので「素材と内部構造に改造を加えて落下角度と速度を調整すれば理論上は可能」という結論に至ったのである。
悪人に狙われても地球連邦は管理人口削減のために黙殺しようとするような
宇宙戦国時代と呼ばれる世紀末世界であり、膨大な住民を避難させる時間も場所もない状況で一縷の望みとして見出した策であった。
そして大気圏突入の難しさに加えて敵の妨害もある絶望的なまでのハイリスクさの中、劇中で
コロニー「降ろし」と呼ばれる空前絶後の作戦が決行される。
宇宙へ向けて砲弾の様に物資や宇宙船を打ち上げる施設。宇宙世紀やアナザーシリーズを問わず各ガンダム作品でちょくちょく登場する。
宇宙世紀では、南極条約締結後に月面に設置された物が大質量弾を用いた地球への爆撃を可能とする兵器に転用されており、戦略兵器としての運用が可能となっている。
一年戦争ではジオン軍の特務部隊「インビジブルナイツ」による使用が企てられたが、
一年戦争末期の混乱もあって実行される事はなかった。
一年戦争終結後、インビジブルナイツが「水天の涙作戦」としてこの計画の再始動を企み、地球の主要都市への大質量弾による爆撃を行おうとしたが失敗(ジオンサイドのストーリーでは発射自体は成功した)。
その後、第二次オールズモビル戦役において、オールズモビル軍が月面のマスドライバー基地を占領して地球への質量弾攻撃を計画したが、こちらも失敗に終わる。
追記・修正は大量破壊兵器を破棄してからお願いします。
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-04-11 23:31:26)
- ザンネックは入れれるだろうか? -- 名無しさん (2017-04-19 09:53:17)
- ダインスレイヴ戦略兵器って言っていいんだろうか…戦略兵器っぽい被害出したのは数揃えて一斉射撃したからだし、戦艦も艦橋や機関に直撃せん限りは結構耐えてなかったっけ -- 名無しさん (2017-04-19 13:36:08)
- そういえば、グリプス2のコロニー・レーザーはUCで修復されてたけど、サイド3のソーラ・レイは後年修復されなかったのかな?あの後、作り直されて居住用コロニーにされたんだろうか? -- 名無しさん (2017-04-19 13:40:04)
- ↑ 設定でどうなっているかは知らんが、ソーラ・レイはチャージと発射後の冷却で1発撃つのに一週間かかると言われているから、扱い辛過ぎて様々な意味で放棄されたんじゃないだろうか。その後最新技術で再現したのがコロニーレーザーだった、とか -- 名無しさん (2017-04-20 07:27:00)
- 流石にミラコロはここに入れるには微妙じゃなかろうか -- 名無しさん (2017-04-21 16:41:50)
- 月光蝶のとこ、ターンタイプMSに書き換えていい?あいつら月光蝶抜きにしても戦略級の機体だし -- 名無しさん (2017-05-22 07:02:14)
- 少し記述が肥大化しすぎているように思えたので、個別項目がある兵器の記述を削りました。あと荷粒子反応弾を追記 -- 名無しさん (2017-09-27 01:34:12)
- CE世界の世紀末っぷりがヤバい -- 名無しさん (2018-04-02 00:48:08)
- CEは何回か地球滅ぼせるレベルで充実してるな…たった2、3年でこんなに、ってちょっとどうかしてる -- 名無しさん (2018-04-02 01:06:54)
- だって戦争はとにかく殲滅戦って考える連中が多いんだもん。外交じゃなくて皆殺しが目的。 -- 名無しさん (2018-05-08 08:35:07)
- インレの >BC兵器や核ミサイルは標準搭載。状況によってはNBC兵器まで搭載されることが予定されていた これ、BC兵器+核=NBC兵器なんだけど、結局標準なのか状況に応じてなのかどっちだ -- 名無しさん (2018-05-08 09:10:16)
- ↑↑CE世界はコーディネイターとナチュラルっていう「種の対立」になっちゃってるからな。おまけに↑↑が言ってるように指導者層が「敵を皆殺しにすれば勝ち」と思ってる節があるから。 -- 名無しさん (2018-05-08 09:13:38)
- 待てよ……? UCでコロニー・レーザー、サイコフィールドで防いだってことは、Zでもカミーユがやろうと思えばコロニー・レーザー防げたのか? まぁ、あれはフルサイコフレームのユニコーンだからできた芸当かもしれんが。 -- 名無しさん (2018-05-08 12:46:19)
- カミーユのNTぢからは足りてるけどZじゃサイコミュパワーが足りなさ過ぎる -- 名無しさん (2018-05-08 13:17:52)
- クアンタのとこ間違ってますよ。シミュやったのは最終決戦より前なので超大型ELSは抜きです -- 名無しさん (2018-05-09 14:49:30)
- SEEDの核ミサイルはNジャマー投下以後「牽制として通用しなくなった兵器」だから牽制としては無印後半のピースメイカー隊が「再実証」する必要があったし、その後更にNスタンピーダーで再度牽制としては通用しなくなってるから割とガチで「使わなきゃ意味が無い兵器」だったんじゃないかと(作中世界観的な意味で) -- 名無しさん (2018-05-09 15:56:12)
- Zの頃までよく出てきた毒ガスがないのが意外。・・・ぶっちゃけバグとか撒くよりアレのが綺麗に効率よく殺せると思うんだけど、なんか流行らなかったよね -- 名無しさん (2018-05-09 16:41:23)
- 毒ガスは対ガス装備とか宇宙服とかを着られると無力だし、宇宙だと空気の汚染が難だし、空気を失ってもいいならいっそ目標を直接破壊する方が早いだろうから割と使いにくい可能性 -- 名無しさん (2018-05-09 20:51:49)
- SEED DESTINYのニュートロンスタンピーダーも入ると思う。核を抑止する戦略兵器だし -- 名無しさん (2018-06-08 23:02:47)
- Gレコのユグドラシルもいれていいんじゃない? -- 名無しさん (2018-06-09 00:58:27)
- 『ロストヒーローズ』に登場したヴェーダ・キューブにはコロニーレーザー、バルジ砲、リーブラ、メメントモリがあり、デビルガンダムもおり、外周には超巨大サイコガンダムMk-Ⅱがいるという歴代戦略兵器のオンパレード -- 名無しさん (2018-09-23 15:00:39)
- ミーティアがないな・・・ -- 名無しさん (2018-10-24 22:54:25)
- Xのパトゥーリアとユニコーンに出てきたシャンブロも戦略兵器枠に入れてもいいんじゃないかな? -- 名無しさん (2019-08-04 15:52:09)
- コロニー落としは廃棄コロニー切れたらどうするんだろう。落とすためのコロニーを新造しなきゃならんか? -- 名無しさん (2019-08-04 17:52:22)
- 毒ガスなどで中の人殺すなり、なんなら中身が生きたままでも地上に叩き込むなりすればいいよ。…というかガンダムで一番最初にやられたコロニー落としは前者の手順踏んで落とされてたし -- 名無しさん (2019-08-04 21:51:02)
- そうそうたる超兵器が並び立つ中での自由の女神砲の浮きっぷり -- 名無しさん (2019-08-04 22:39:51)
- ウイルス兵器や生物兵器の異質さながらほかの巨大兵器に比べて持ち運びも出来るチートっぷりは恐ろしいと思った -- 名無しさん (2019-08-05 01:31:45)
- オリンポスキャノンを地球に当てられるチャンスは果たして何万年に何秒間あったのか気になる -- 名無しさん (2020-01-25 15:17:09)
- マスドライバーは、ギャルゲーのあけるりでも兵器として使われてたよね。過去の話だけど -- 名無しさん (2020-02-06 10:39:52)
- ↑2 まぁ、オリンポスキャノンを使おうとするよりは、アステロイドベルトから地球近辺に適当な小惑星を持ってきて、軌道に乗せて落としたほうが楽だし、チャンスが多いなのは確かだよね。小惑星がなければ廃棄コロニーを落としたっていいわけだし。 -- 名無しさん (2020-02-19 12:22:30)
- Gレコで語られた共食いの時代になった資源枯渇って、もしかして、このグーノーとやらのまいた超バッタのせいなんじゃないのか?(--; -- 名無しさん (2020-07-09 09:48:21)
- CE多すぎない? 狂ってるわ -- 名無しさん (2021-05-26 00:45:01)
- 本当に嫌なツボだけを抑えた兵器ばっかり。創作とはいってもろくなもんじゃないね -- 名無しさん (2021-06-26 01:50:42)
- 核の代わりに慈悲のつもりでニュートロンジャマー撃ち込みまくるラクスパパはさあ・・・ 等と思っていたら最近の設定でオーブが更にやべー兵器秘密裏に作っててNジャマーの方がマシだった(かもしれない)事になるとは誰が予想できただろうか -- 名無しさん (2021-07-29 10:54:59)
- 万が一、ザフトに∀ガンダムかターンX渡ってたら、クルーゼかイザークのせて、地球で月光蝶使わせていただろうな・・・。 -- 名無しさん (2021-08-25 21:58:19)
- 本当にグーノーはなぁ……。戦乱で国家議会が勝ち残っても、食料生産のメインたる地球がダメになったら滅亡確定だろうに……。それとも、あのバッタに対する対策も用意してたのか? -- 名無しさん (2021-09-20 11:00:56)
- 08小隊に登場するコジマ大隊長の「どっちもどっちだ!」と「戦争とはいえルールはある、私はそう信じとります。」が浮かんだ。 こんなもの造るなと言いたい -- 名無しさん (2021-11-11 08:31:37)
- ガンダム世界の教科書とか大惨事になってそう -- 名無しさん (2022-05-28 11:47:03)
- ↑5 かなり昔関連資料で見たが、旧時代にそれが霞むほどの被害を戦争で出していた…というのを見たことがある。それと別の資料で見たが、本編開始前に連合・ザフトの所為でオーブの宇宙開発の国家プロジェクトに突っ込んだ途轍もない巨費がパーになって大打撃を受けたそうだ…もしかしたらそれがやべー兵器とやらの開発の理由の一つだったりするかもな(実際にサハク姉弟やウナトが連ザを潰そうと目論んでいたり、怒りと殺意を滾らせていた描写も実際にあったし)。 -- 名無しさん (2022-05-28 12:39:46)
- 劇場版Gレコ4部の予告が出たけど、Pセルフがここに仲間入りしそうで戦慄してる -- 名無しさん (2022-06-02 07:42:48)
- Gレコ劇場版4部が公開されて1週間経つけど、Pセルフの追加は4部の公開が終わるまで待った方がいいだろうか -- 名無しさん (2022-07-29 00:39:24)
- 公式からネタバレ解禁令が出たのでPセルフを追記しました -- 名無しさん (2022-08-03 23:23:18)
- エアリエルも下手したらこっちに入りそうな気が早くもしてる -- 名無しさん (2022-10-06 08:23:44)
- サンダーボルトだとMS3機撃墜する為にコロニー落としを作戦に盛り込む狂気。それも連邦側がやってのけた。 -- 名無しさん (2022-11-24 19:13:44)
- SEED DESTINYに出てきたメテオブレイカーも悪用すればトンでもない被害が生じると天空の皇女にて語られていたな… -- 名無しさん (2023-02-12 15:00:08)
- エピオンもぶっちゃけ戦略兵器に入っていないかな?トレーズ曰く決闘用モビルスーツらしいが、コロニーを一刀両断したり、敗栄ではシュトゥルム・ウント・ドラングで悪化…もとい強化が施されて更に手が付けられなくなって過剰戦力に拍車がかかっているし。 -- 名無しさん (2023-02-12 15:21:30)
- クワイエットゼロがまさかのガチガチの戦略兵器だとは思わなんだ -- 名無しさん (2023-06-11 17:43:40)
- こんなもんばかり連発してよく地球が持ったな!? -- 名無しさん (2023-08-11 10:22:41)
- ディクセンが入っているなら都市を改造したビッグサテライトキャノンも入るのでは? -- 名無しさん (2023-12-13 22:38:37)
- SEED劇場版で核が地上で使われるようだけど、こういうのを見るとまたしても核以上に恐ろしい戦略兵器が出てくるんだろうと思わせるな -- 名無しさん (2023-12-14 10:43:21)
- 2月にどんな更新がされるか楽しみ・・・いやされない方が良いんだけど -- 名無しさん (2023-12-14 19:46:20)
- 冒頭に「宇宙世紀では南極条約で…」って書いてあるけど、あれ1年戦争終わった時点で失効してなかったっけ? -- 名無しさん (2023-12-14 19:52:24)
- 失効はしてる。ただ正規の強制力があるのか知らんが同等の不文律として嫌悪されてはいる -- 名無しさん (2023-12-14 20:07:20)
- 劇場版SEEDでも相変わらず核、レクイエム、NJCか使われまくっていた -- 名無しさん (2024-01-30 16:14:18)
- 現実の戦略兵器の定義からしたら無差別広範囲で威力過大で戦略に使えない兵器の山だったりする -- 名無しさん (2024-01-30 18:27:33)
- ディスラプターも結構やばめ? -- 名無しさん (2024-02-06 23:12:27)
- というかそれ以外もヤバいからマイフリそのものが戦略兵器に含まれていい気がする。デストロイよりヤバすぎるでしょ -- 名無しさん (2024-03-26 14:20:15)
- 「原子を崩壊させ核分裂を抑制する見えない刃、次元そのものを切り裂く刃」 ディスラプターって何なの…? -- 名無しさん (2024-03-27 22:43:51)
- 何度見ても数々の凶悪兵器の中で自由の女神砲の浮きっぷりがひどい -- 名無しさん (2024-03-27 23:09:28)
- コメントアウトにされてる陽電子砲だけど、ガルナハンのローエングリン砲台に関しては運用目的も加味すれば戦略兵器と言えるんじゃない? -- 名無しさん (2024-04-01 19:32:26)
- 陽電子砲やディスラプター、ゼウスシルエット(ミーティアとか)はあくまでも戦術レベルの兵器やと思う(ダインスレイヴとかも厳密には戦術寄りかな) -- 名無しさん (2024-09-13 22:55:36)
- GセルフとガンダムX、DXは戦略兵器を撃つとエネルギー回復するのが意味不明すぎる。他は打ち切りだったりそれなりに消耗したりするのにな。 -- 名無しさん (2024-11-13 17:47:43)
- 人が数多持つ予言の日ですな。 -- 名無しさん (2024-11-13 18:13:55)
- 種で7種類、運命で4種類、自由で1種類と、SEEDシリーズの各作品で初登場した戦略兵器を計算するとこんなところか。続編が出る度にその数が減ってるのは良い事なんだろうか? -- 名無しさん (2024-11-13 18:24:25)
- ↑作品違いますけどスプリガンのプログラム・ヤーマの「我の推測では人類は滅びたいのではないのか?」が浮かびました。まず皆殺し装置ばかり造るなと言いたい -- 名無しさん (2025-03-19 19:03:46)
- 兵器も結局は使う人次第、「任務了解、俺たちは死なない。」「俺が、俺たちが"ガンダム"だ!」 -- 名無しさん (2025-04-02 19:34:26)
- ↑まあだいたいクルーゼが「人間は競い争い合い、際限なく他者を制する力を求め続ける。人倫すら省みることなく。ヒト自身すらも更なる力のための道具にするかのように」「そこまで際限なく求めた力で争い他者を制することが望みなら、望み通りにその力の極致をくれてやるぞ!……その引き金が引かれることが本当に人間の望みならばな」をやっちゃったのがSEEDだからね……。 -- 名無しさん (2025-04-02 19:43:20)
- ↑クルーゼ隊長の「知れば誰もが願うだろう。~~」のところで自分は何も言い返せないなってなりました。キラは「それでも~~」と言い返せたけど -- 名無しさん (2025-04-02 19:48:26)
- 某パロディ企画における、アムロとベルトーチカの子はソーラ・レイ。縁起が悪すぎる -- 名無しさん (2025-04-14 19:53:54)
- 宇宙世紀だけじゃなくてアナザーガンダムでもガンガン出てきて恐れ入る。 -- 名無しさん (2025-04-14 20:04:47)
最終更新:2025年04月14日 20:04