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フグ田マスオ

登録日:2023/04/02 Sun 16:58:00
更新日:2026/08/11 Tue 14:43:43
所要時間エェーッ!?約 10 分で読めるのかい!?





エェーッ!?これが僕の項目だって本当かい!?


フグ田マスオは、漫画サザエさん』の登場人物。

声:近石真介(第1話 - 第448話)(1969年10月5日 - 1978年6月4日)→増岡弘(第449話 - 第2518話)(1978年6月11日 - 2019年8月18日)→田中秀幸(第2519話 - )(2019年8月25日 - )
演:不明→谷幹一(ニッポン放送版)→小野田勇(高杉妙子版)→小泉博(江利チエミ映画版)→川崎敬三(江利チエミドラマ版)→大野しげひさ(江利チエミ舞台版)→江藤博利(榊原郁恵ドラマ版)→小野寺昭(星野知子版)→宅麻伸(浅野温子版)→梨本謙次郎(榊原郁恵舞台版)→高杢禎彦(熊谷真実/東ちづる舞台版)→筒井道隆(観月ありさ版)→葛山信吾(舞台版)→西島秀俊(磯野家の人々~20年後のサザエさん~


概要

主人公・フグ田サザエの夫でタラオの父。サザエのきょうだいであるカツオワカメにとっては義兄で、波平フネの娘婿にあたる。
誕生年は原作で大正6年(1917年)と設定されているが、アニメでは設定されていない。また、年齢は原作では32歳、アニメでは28歳とされている。血液型はB型。

その控えめな性格からあまり表立たないものの、実はサザエをはじめ磯野家の面々に負けず劣らずの変わり者でもあり、妙な趣味や特技を持っている(後述)。

外見

髪型はオールバックで丸眼鏡をかけている。顔は面長。

初期のアニメ版では波平と同じく家で和服を着て過ごす描写が多かったが、現在は洋服を着る機会が圧倒的に増え、正月など特別な時期を除き和服を着ることは無くなっている。

人物

一人称は「僕」*1二人称は、妻のことは呼び捨てか「君」「お前*2」、息子や義理のきょうだい及びノリスケには「くん・ちゃん」付けし、舅・姑のことは「御義父さん」「御義母さん」と呼ぶ。
サザエからは「マスオさん」または「あなた」、波平からは「マスオくん」、フネからは「マスオさん」、カツオやワカメからは「(マスオ)兄さん」、タラオからは「パパ」と呼ばれている。

ちなみに、アニメ初期では常に敬語を使っていた(タラオを叱る時も例外ではない)が、現在では家庭内では義親にあたる波平・フネに対してのみ使っている。
その他、サザエや目下と話すときの語尾には「〜かい?」と付くことが少なくない。

大阪府住吉区出身。住吉大社近くの住宅地に生まれる。しかし大阪人ながら関西弁を話すシーンはほとんど無い。

実家の家族構成は母・兄(サケオ)夫婦と甥(ノリオ)。父は水没事故により故人となっている*3

学歴は原作では二浪した後に私立大学へ入学、アニメ版では同じく二浪後早稲田大学商学部に入学したという設定。中々の高学歴である。
ちなみに、野球部に所属していたが補欠だった。

卒業後、東証一部上場の総合商社「海山商事」に就職*4。営業課に配属され32歳で係長に昇進した。現在まで同僚の穴子さんたちと共に働いている。
新人時代は小さなミスを繰り返し上司に注意されてばかりいたが、根が真面目な上にお人好し故に周囲からの信頼は厚い。

原作では2巻でサザエと出会いスピード婚。
初めて会った時から彼女の「綺麗な髪」が印象に残っていたと後に語っており、「サザエの全てに惚れ込んだ」のが結婚を決める動機となった。
その後は誕生した息子・タラオと3人で磯野家の実家付近にある借家で暮らしていたが、大家との揉め事が原因で追い出される。
ちなみに、その揉め事とはマスオが大家に無断で借家の木塀を薪代わりにしようと切り落としてしまったこと。
それを見た大家と当然揉め事に発展*5。直後「家が売れたから出てくれ」と言われたサザエが熱り立って大家に怪我を負わせてしまい、
その後、磯野家に同居することになった……というインパクトのある背景を持つ。

好きな食べ物はカレーライス天ぷら。苦手なものはネズミ*6、乗馬*7、帽子、年上の女性の相手をすることなど。

性格

非常に温厚な性格。誰にでも優しく、子供たちからも大いに慕われている。
お人好しな反面頼りない部分もあるが、磯野家の面々や仕事関係者、ご近所さんとも良好な関係を築いている。

義父である波平とは同じサラリーマン同士気が合うらしく、よく仕事帰りに会った時など2人で呑みに行く。そして仲良く泥酔したまま深夜に帰宅し、各々恐妻に絞られるまでがテンプレ。
また自宅でも波平の囲碁の対局相手を務めることも。
ただ、原作ではこのような仲の良さはあまり描かれておらず、波平の方が気を使ってマスオから距離を取るかのような微妙な関係*8だが。

(人柄の良さから悪目立ちこそしないが)太鼓持ちかつゴマすり気質も持ち併せており、主に波平に対しての言動に気を遣うことが多い。
かの迷エピソード『父さん発明の母』で(本心の可能性も勿論あるが)波平が買ってきた「全自動タマゴ割機」を絶賛することで終始彼のご機嫌を取っていた様子がまさにその最たる例と言える。
そこまで露骨に家主へ媚びねばならないほど肩身の狭い思いはしていないようだが、義家族と同居している以上は磯野家における立場というものがあるのだろう。

失言

しかし、たまに悪意なく失礼なことを言う時もある。
以下一例
  • サザエに絵のモデルを頼んだ時「野菜を描こうと思ったけど、野菜だと高くつくから。」と言う
  • 道で女性が転倒した時に転倒した時間を計る
  • 83歳の老婆の年齢を「今日の不快指数と同じ。」と答える
  • 道を歩く女性に対してカツオ達が「300円なり。」と話している理由をその女性に聞かれた際に「今大根が300円くらいだからですよ。」と答える。
  • 波平の俳句に対して盗作を疑うカツオに対して「誰が聞いたって入選するような句じゃない!」とバッサリ。
  • ピントがズレてぼやけてしまった波平の写真を見て「父さんはピンボケだわ。」と言うサザエに対して、写真のこととは知らず波平本人をピンボケ呼ばわりしていると勘違いし、いくら本当のことだからって口が過ぎる。」と発言する。
  • こたつの上の薬缶が落ちそうになっている際、こたつで寝ている波平に気づかず、「そこの薬缶危ないぞー。」*9とサザエに声をかける。

マスオさん、怒る

サザエや波平とは異なり控えめで、滅多なことでは怒らないイメージを持たれているマスオが、2022年9月25日放送のエピソード『マスオさん、怒る』で、その印象を覆す大事件が起きた。

ある露店で購入したピストル型のライターで、常務の葉巻に火を点けようとしたマスオ。
ところが、ライターは見た目がそっくりな水鉄砲にいつの間にか置き換わっており、常務をびしょ濡れにさせてしまう
犯人がカツオだと知ったマスオは、帰宅後すぐさま彼のいる部屋へ向かい……。


「悪戯のつもりだろうけど、やっていいことと悪いことがあるぞ!」


普段の温厚な人柄からは想像もつかない凄まじい顔で激怒し、カツオを叱りつけたのだ。これにはワカメも「(怒るところは)初めて見た。」と驚く。
その激怒っぷりは、磯野兄妹のみならず全国の視聴者を驚愕させた*10
何せ「怒る」という、人間なら誰もが持って当たり前の感情がそのままサブタイトルにされている辺り、如何にマスオという人間が「怒り」というイメージと結びつかないかを物語っている。
さらに、翌朝カツオが謝罪の意を込めてマスオの靴磨きをしていた際にも「何てことを!!」と激怒しており、これには波平も「流石にそれはあんまりだ。」とマスオを制止していたが、実はカツオが靴磨きに使っていたのはマスオが就職祝いとして母親から貰ったネクタイだったからであった(ネクタイをカツオに渡したのはサザエ)。

とはいえ、当該エピソードの場合はカツオの悪戯のせいで常務に迷惑をかけてしまったため、今後の会社での立場に影響が出かねないから……というのも激怒の理由かもしれないが。
事実、勤勉家でもある彼は家族以外の人物にも厳しい姿勢を取り、勤務態度に問題のある女子社員を教育係として怒鳴りつけたこともある(堪り兼ねた彼女が辞表を出してきたため、負い目を感じていた*11

なお、アニメ版では別のエピソードでもカツオを追いかける形で叱るシーンはある。

ちなみに、原作でも何度かカツオを叱る描写が見られる*12
例えば、カツオの担任が病欠につき、その日の授業が自習時間になったことを彼が喜んだ際には、暫く部屋で反省するよう激しく怒鳴りつけたことがある*13

原作ではサザエにもややキツめに怒ったことがあり、例えばサザエが押し売りに騙されて花瓶をひっくり返しただけの代物にしか見えない「地震計測器」を買わされてしまい「地震があったら倒れるんだって」とマスオに話したところ、マスオは「バカ、当たり前だ」とあきれた様子で毒づいている。

これ以外にも、見知らぬ子供に悪口を言われた時には、たまたま近くに強面の人がいて、その人を悪口を言ってきた子供の親と思ったために、ニコニコと笑みを浮かべてやり過ごそうとしたが、その強面の人がその場を離れたことで、その子供の親ではなかったとわ借り、それと同時に子供の胸ぐらをつかむシーンがある。

2024年1月7日放送のAパート『マスオ、絶交します!【作品No.8683】』では、とうとうノリスケに対して激怒。
ある日の晩、マスオとノリスケは居酒屋で深酒していたのだが、言うに事欠いて、「マスオさんは頼み易い顔をしている。それが唯一の取り柄。」「他に褒めるところなんてない。」とへらへら笑いながら言う。
ノリスケの、マスオの優しい性格を揶揄うようなこの物言いには、普段温厚なマスオもカチンときてしまい、「唯一ってことはないだろ?」「いくらなんでも失礼じゃないか!?」と咎めるが、ノリスケはマスオのムッとした顔つきに気づかず「ええ~?自覚ないんですか~?」とさらにへらへら笑いながら言う。
この発言にとうとう堪忍袋の緒が切れ、マスオは「君とは絶交だ!!」と絶交を言い渡す。
マスオは帰宅後、家族にそのことを話し、家族もノリスケを一斉に批判する。特に波平は「親しき仲にも礼儀あり。マスオくん、よく絶交してくれた。」と発言するほど、マスオ以上にカンカンに怒っていた。
しかし、翌日に酔った勢いで絶交を言い渡してしまったことを反省し、ノリスケのことを許してあげようとするのだった。
なお、当の本人は‥‥‥(※これ以降の流れは波野ノリスケ(サザエさん)のページを参考にしてください)。

趣味・特技・苦手なこと

アニメ版では磯野・フグ田家で唯一普通自動車運転免許を所持している(原作ではサザエも車を運転するシーンが見られる)。しかし、電車・バス通勤であることから、車を運転する機会は少ない。
また、磯野家の敷地に車庫や駐車スペースが無いことから、レジャーなどでは専らレンタカーを借りている。
2008年5月4日放送の『マスオ風を切る』では、電車通勤の不便さからバイク通勤を始めようと大型二輪免許の取得を検討したことがあるが、最終的には諦めた*14

ゴルフから楽器演奏、絵画まであらゆる趣味を持っているが、実力は下手の横好きといったところで、いずれも得意とは言えない。
特にバイオリン(話の内容によってはビオラ)は「学生時代によくやっていた。」と語っており、腕には自信を持っているものの、非常に下手*15
手先があまり器用ではないことも理由の一つらしく、日曜大工に挑んでは決まって失敗に終わるのがお約束と化している*16
だが、バイオリン演奏と同様、下手だという自覚が全く無いという困った部分もある。
更に読書家でもあるが、一度本を読み始めると周囲が見えなくなるほど夢中になりがち。

また、献血を同日に複数回行う趣味を持っており*17、目が半開きになった虚ろな表情で帰宅直後、倒れてサザエに呆れられていたことも。

かつてはタバコ(銘柄は不明)も嗜んでいたが、アニメ版では喫煙描写自体の規制が次第に厳格化していった事情もあってか、そのような描写は無くなっていった。

その他、変わった特技をいくつも持っている。例を挙げると、
フライパンでホットケーキをひっくり返しながら宙返りをする
贈り物の箱を振るだけで中身を当てる
饅頭の中身を食べずに的中させる
足裏で耳を塞ぐ
等々がある。何気に凄いが一体どこで覚えたんだろうか?
中でも「バック宙ホットケーキ」は、アニメ版(EDのショートアニメも含む)でも何度か披露しているインパクトある特技なので、特に有名だろう。

宙返りができたり体が柔らかかったりすることから、運動神経は抜群のように思えるが、実はカナヅチで全く泳ぐことができない*18

人物関係

波平の甥で、マスオからは義理のいとこに当たる。年下であるためマスオは彼を「ノリスケ君」と呼んでいる。
原作では新聞社、アニメでは出版社勤務で、マスオとは職場が異なるものの、
所在地が近いのか帰りの駅前で彼や波平とばったり出会う機会が多く、その流れで飲みに誘うなど付き合いもそれなりに多い。
波平にはそのちゃっかりした性格を良く思われておらず、度々出入り禁止令も下されているが、
マスオとの関係は比較的良好であり、原作では2人してイタズラを企んだこともある。

マスオの同僚。デスクも隣同士。
仕事以外でも付き合いが多く、一緒に飲んだり遊びに行ったりもする仲で、妻の尻に敷かれているという立ち位置まで共通している。
かつて放映されていたJAバンク「マイカーローン」のCMにもコンビで出演していた。
その老け顔や渋い声質からはまるで想像もつかないが、年齢は27歳マスオより1つ年下である。

脇役でありながら知名度の高いサザエさんファミリーの一人だが、原作には登場しないアニメオリジナルキャラクターである。
ただし、原作漫画には彼と風貌の似たマスオの同僚が登場している。

声優・俳優

アニメ版では、1969年10月5日の放送開始から1978年6月4日まで近石真介がマスオの声を演じた。近石の舞台公演やラジオとの両立が困難となったことによる、悩んでの降板であった(その後、2022年10月5日に老衰で死去した)。

その後、1978年6月11日から増岡弘が2代目となり、以降高齢を理由に勇退するまで2019年8月18日まで約41年に渡りマスオ役を担当(その後、2020年3月21日に直腸がんで死去した)。ちなみに増岡は、1971年2月28日に放送された「たのしき哉一杯」で強盗役として既に「サザエさん」に出演していた。
オーディションを行わずに近石から直接役を引き継いだ経緯から、「自分がますお(・・・)か』だから選ばれたのでは。」と考えていたらしい。
また、マスオを象徴する「エェー!?」などの言い回しは増岡のアドリブから生まれたという。

2019年8月25日放送分より、田中秀幸が3代目としてマスオ役を引き継いだ。
なお、田中も増岡と同様、マスオ役引継以前から早川の父役として本編に出演していた。
長期に渡り親しまれてきた独特の抑揚とハスキーボイスが特徴的な増岡演じるマスオと、本来の温厚さに加えクールで爽やかな印象を与える田中演じるマスオとのギャップは、交代当時多くの視聴者を困惑させたと同時にネット上で大いに話題となった。

日清食品・カップヌードルのCMシリーズ「HUNGRY DAYS」第3弾「サザエさん篇」では島﨑信長がマスオの声を演じた。

実写版では、小泉博(江利チエミ舞台版)、小野田勇(高杉妙子版)、川崎敬三(江利チエミドラマ版)、江藤博利(榊原郁恵版)、小野寺昭(星野知子版)、宅麻伸(浅野温子版)、筒井道隆(観月ありさ版)、葛山信吾(舞台版)、西島秀俊(磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜)らがマスオを演じた。東屋トン子がサザエを演じた1948年の映画にはマスオが登場しない。

余談

  • マスオの容姿のモデルは、作者の義弟*19が元になっているという。
  • (現代では珍しいものではなくなったが)「マスオさん」は「婿入りという形を取らずに妻の実家に暮らす夫」の代名詞にもなった。本作の知名度も相まって、彼の名前を出せばそういった立場の男性だということが一言で伝わるだろう。このことは「夫が妻の実家で婿入りせずに同居すること」を「マスオさん状態(若しくは「マスオさん現象」)」と呼ぶようになっていることからも窺える。なお、その立ち位置から時々勘違いされがちだが、彼は婿養子」ではない。現に姓は『フグ田』であって『磯野』ではないことからも判るように、ただ妻一家と同居しているだけである。余談だが、読売新聞の朝刊で連載されている4コマ漫画『コボちゃん』の主人公の父やビッグコミックオリジナル連載漫画『釣りバカ日誌』の主人公(こっちは連載途中から)も同じ立ち位置である(但しあちらは妻の弟妹が不在なので磯野家ほど大所帯ではないが、後に息子の他に娘も生まれている)。
  • 2代目を担当した増岡弘によるマスオの声は、その独特な口調から『サザエさん』キャラの中ではタラオや穴子などと並ぶモノマネの定番にもなっている。持ちネタとするお笑い芸人も少なからず存在するほか、「エェーッ!?○○かい!?」の言い回しもネット上でネタに使われることが多い。
  • SNSなどで「マスオには〈「潮吹あわび」という不倫相手がおり、子供も身籠っている〉という裏設定がある」というのが、たびたび囁かれている。証拠画像付き故に信憑性がありそうだが、これは完全なるガセネタである。そんな設定は、そもそも公式に存在しない。また、証拠として上げられる画像も、昭和末期に販売された「サザエさんふりかけ」のおまけのシールのキャラクターの画像を加工したコラ画像である。というより「初出は過去の某ネット掲示板」という時点で、鵜呑みにすればどうなるかは容易に想像がつくだろう。
  • 昭和30年代にあった実写映画版では、マスオ関係の人物がややこしいことになっており、ノリスケを早いうち(サザエより先)に結婚させてしまったので、ノリスケ居候関連のネタに彼と別のノリスケの弟を出したがその名前が「ノリオ」。そしてマスオの妹に「タイコ」という映画オリジナルキャラがいて*20ノリスケと身内の名前が入れ替わってしまっていた。




追記・修正は、宙返りしながらホットケーキをひっくり返してからお願いします。


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最終更新:2026年08月11日 14:43

*1 原作では「俺」となっていることもある

*2 ただし「お前」呼びはアニメ版では見られない。

*3 原作では父の法事のため大阪に帰省するエピソードがある。

*4 実は原作最初期には「研究員」設定があったが(『長谷川町子思い出記念館』収録の作者へのインタビューより)、何故かその設定は無くなり現在知られるサラリーマンとして描かれるようになった。

*5 マスオはまさか大家本人がいるとは思っていなかったようで、「何になさるのです。」という質問にうっかり「薪にしようと思って。」と言ってしまっている。

*6 原作でネズミを見て悲鳴を上げ震え上がるシーンがある。

*7 幼少期に馬に蹴飛ばされたことがトラウマになっているため。

*8 ある夏の暑い日、あまりの暑さにイライラしている波平の横で煎餅をバリバリと食べるマスオをカツオだと誤解して「もっと静かに食えんのか!?」と怒鳴りつけた際に、「すみませんでした。」と返って来たため、マスオに「あ!カツオだと思ってつい...。」と謝罪しているほどである。なお、これについてカツオ本人は「なんで僕ならうるさくって、兄さんならいいのさ」と不満げだった

*9 「薬缶」=「ハゲ頭」

*10 ちなみに、このシーンは1976年9月5日放送の「事実を知ったら」という回でも同じシーンが使い回されていたが、この時もカツオが悪戯でタラちゃんのおもちゃの水鉄砲とすり替えていたものの、サザエのイメージシーンで社長に向かって発射してしまったシーンになっており、マスオは自分の煙草に火をつけようとした時に水鉄砲かけてしまっている。

*11 作品No.6651『オジヤがこわい』

*12 例えば、アニメ版においては前述の「カツオが出勤前のマスオの靴をマスオのネクタイで磨いていたことが分かり、カツオを叱責する」というシーンがあるが、この原作では、さらにカツオの頭を殴るシーンがある。

*13 その剣幕にはタラオも泣き出してしまったほど。

*14 サザエが「事故の危険性」を理由に猛反対していたことや、本人が「会社まで道のりが遠いため毎日バイク通勤を続けるのは億劫になった」ため。

*15 ジャイアンリサイタルの如く一家が嫌々な顔をする描写もあることから、相当なものであることが窺える。ちなみに、隣人の伊佐坂難物から「鋸の音」と勘違いされたこともある。

*16 例えば「棚の修理をしてもすぐ壊れる」など。

*17 一応、献血後のふわふわしたような独特の感覚を「気持ちいい」と感じる人は一定数いるようである

*18 入水自殺を遂げようとした男性を助けようとして溺れてしまい、逆に自分が助けられてしまった程である。

*19 妹の旦那で読売新聞の記者だった。2人の娘(作者の姪)を残し若くして亡くなったらしい。

*20 この東宝映画シリーズではノリスケの妻は「ミチコ」であり、マスオの妹と結婚しているわけではない。