華牌シリーズ(パチンコ)

登録日:2024/08/11 (日曜日) 02:32:00
更新日:2024/08/19 Mon 14:25:48
所要時間:約 42 分で読めます




リアル麻雀パチンコ、ここに極まる。

これが俺の()だ!


華牌(はなはい)とは、奥村遊機後に豊丸産業から販売されたパチンコシリーズの総称・略称である。
麻雀作品と言えば、これとかこれとか…あとこれとか版権ものはあるが、これは奥村完全のオリジナル作品。「麻雀」と「パチンコ」を組み合わせた全く新しい機種として登場し、本当に麻雀を打っているような感覚を持ちながらパチンコをプレイできるのが特徴。
さらにシリーズによっては麻雀界のプロ雀士の方々がゲストとして登場し、演出を盛り上げてくれる。他に台自体の監修を行っている方もいる。プロ雀士以外にグラビア、セクシーアイドルが登場することも。


概要、遊戯フロー

基本的にどのシリーズでも1回転の変動に対して自キャラである主人公猿渡(さるわたり) (しょう)と、対戦相手とが3回のツモ・捨て牌を繰り返すことで演出が進行。4回転するごとに手牌は入れ替わる。自キャラの手牌がテンパイすればリーチ発展となり(この時に限り4回以上のツモや捨て牌も行われる)、対象となっている当たり牌を自分で引くか相手が捨てることによってツモやロンとなり大当りを獲得できるようになっている。画面に「流局」が出てしまうとハズレ確定、次回転へ。
対戦相手はどのシリーズでも3人いる中から好みのキャラを選択しよう。
予告等に関しては後述。

また、作った役が高くなるほど獲得出玉や確変期待度が上がるのも特徴で、獲得出玉(ラウンド)も他の台と比較しても下記のように細かく分けられている。勿論鳴きであるチー・ポン・カンも演出としてあり(打ち手が任意ではなく翔さんが勝手に宣言する)カンを宣言するとドラ、裏ドラの枚数も増え、現実では滅多にありえないとんでもないドラ爆を見ることも可能に。

1~3翻 3~4R
4~7翻 満貫、跳満 6~8R
8~12翻 倍満 8~12R
13 役満 10~16R

役満だった場合は最大出玉+確変確定である。さらに、親・子の概念も追加され、確変や時短である親番(電チュー入賞)であがると子(通常時のヘソ入賞)の時より出玉が多くなるような工夫も施されている。低い役だったとしてもスタンプを押し付けて無理やり最大ラウンドにしたり、ツバメ返しで役をすり替える昇格パターンもあり。完全にイカサマ

とはいえ、台によっては同時に確変から時短へ転落する確率も設けられており、規定回転数を超えたら確変が突然終了することもある。さらに転落した際演出は何も起きない為、判別することはほぼ不可能。
それと麻雀を全面に出した台であることから、麻雀のルールや役がある程度わかっていないと楽しみにくいのも難点(プロ雀士の人が出てきても麻雀自体を知らないと楽しみにくいかもしれない)。麻雀そのものに関しては該当項目を参照。パチンコなので別に麻雀を知らなくても大丈夫だが、やはり役等を知っていたほうがより楽しめる台でもある。














……と、真面目に台の概要を解説したが本シリーズは(ある意味ウリはそこではなく)、パチンコ作品全体で見てもツッコミどころ満載の屈指のバカ台であることである。

軽く例を挙げると
 ・当人達は大まじめに麻雀を打っているはずなのに一挙一動があまりにも大袈裟。
 ・主人公である猿渡 翔(以下翔さん)の予告やリーチでのツッコミどころ満載な言動。ていうか段々人間を辞めていく。また対戦相手もかなり癖の強い相手ばかり。
 ・後年シリーズでは麻雀パチンコのはずなのに麻雀をやらなくなる。この手の作品ではよくあることというのは禁句。
 ・要所要所に散りばめられたパロディ。漫画やアニメ作品だけでなく、他パチンコメーカーのネタも使われている。
 ・2次元と3次元の違いによる弊害かコラ画像のような使われ方をされて唐突に現れるプロ雀士やアイドルの方々。

といった感じで、打っていると思わず噴き出してしまいそうになる台である。※個人差や状況による違いがあります。特に大負けしている時とか。

各シリーズではミドル等様々なスペックの台が出ているが基本的に甘デジをベースに解説する。


CR華牌・井出洋介の華麗なる麻雀


■スペック
確率変動デジパチ
大当り確率 1/97.25 → 1/19.45
1/40.75で転落
時短 15~40・50・100回(ランダム抽選)
出玉数 約675個 
連チャン率 68.9%

2005年7月より稼動開始した記念すべきシリーズ1作目の台。
プロ雀士である井出洋介氏が監修に携わり、予告や演出でも度々登場する。予告やリーチは後年のシリーズと比べると笑える演出は控えめではあったものの、基本となる土台はこの時点で完成していたと言える。さらにツッコミたくなる会話予告等、後年にかけてのバカ台要素の片鱗はたしかにあった。あと要所要所で某ロボットアニメっぽいSEが入るのもポイント。
大当たり後は確変にせよ時短にせよ「井出チャンス」というモードに入る。確変だった場合は転落の影に怯えることとなる。

(一応)ストーリーがあり、『最高の好敵手』と『最高の舞台』を求め、熱い男-翔-こと翔さんが新宿の雀士たちと戦っていくというもの。
後のシリーズよりは一番真っ当に麻雀していた時期でもある。


CR華牌II「ミスター麻雀」小島武夫の戦略PK


■スペック
デジパチ
大当り確率 1/97.3 → 1/19.5
確変率 69%
確変システム 約1/40.2で転落するまで
時短 大当り後23~100回
出玉数 約240 ~ 1980個

2010年3月より稼動開始したシリーズ2作目の台。華牌といえばこのシリーズを挙げる人も多い。
予告や演出は前作に増してパワーアップ、ツッコミどころ満載な予告やリーチ演出が打ち手にシュールな笑いをもたらすぜ!

今作では、「ミスター麻雀」小島武夫「さすらいの勝負師」滝沢和典、「光速の真剣師」佐々木寿人「アイスドール」和泉由希子、「雀界の天使」宮内こずえの計5人のプロ雀士達が登場し、通常時に麻雀の打ち方や牌の切り方の解説をしたり、チャンスとなる格言を言って台を盛り上げてくれる。中でもタイトルにも入っている小島氏が登場すればよりチャンスとなる。他には、翔さんがプロ雀士の方をその身に降臨させ、ライバルを圧倒する大チャンスなリーチも。
大当たりを引くと「翔タイム」というモードに入る。確変だった場合はry

ストーリーは前作から5年後が舞台で、各地を転々とし麻雀道を極めた翔さんが新宿へ再び戻り、かつてのライバル達と再び戦うというもの。最終的に上記の実写のプロ雀士達とも戦いその結末は……全回転リーチにて。
というか、実写のプロ雀士の方々はあちらの世界でも存在しておりライバルの畏怖っぷりから相当の有名人&実力者であるようだ。


CR南国麻雀W


■スペック
デジパチ
大当り確率 1/92 → 1/10
確変率 100%
確変システム 8回転まで
時短システム 大当り終了後0or8or19or29or69回転(ST中含む)
大当り出玉 約140 ~ 1110個

2011年10月より稼働した台。タイトルに華牌は付いていないものの、実質的に華牌シリーズ3作目と言えるものなのでここに記載する。
舞台を南国のリゾート地に移し(ちなみにこのリゾート行のチケットは、前作の全回転リーチで行われていた大会の“副賞”だったらしい)、そこで3人の美女と何故か麻雀を打つというもの。
演出は前作と比べてもより過激に…より馬鹿馬鹿しくエロくなって、というかアウトに近い要素がこれでもかと盛り込まれてる。

独自?要素として
 ・グラビアアイドルの「夏月」がゲストとして登場。予告やリーチでも登場する。さらに彼女を模したあまり似てない役物の人形の胸を、これまた麻雀牌の役物が演出のことあるごとにムニュムニュ♡と押し上げるぞ!
 ・南国が舞台ということでハイビスカスの役物も実装。ことあるごとにハイビスカスのおしべビクンビクン!と動き、何かのオーラのようなものを画面に振りまくぞ!あ、他にも当たりを示唆する時は光るし、大当たり時におしべはめちゃくちゃビクビクビクビク!と動くよ。
 ・どっかで見たことあるようなでもちょっと小さいパトランプ役物が実装!当たりの際はキュキュキュキュキュ!と音が鳴るぞ!(キュインキュイン!ではありません間違えないように!)

スペックは甘デジだけを書いているが、それを含め他の台の通常時の当たりの確率は
甘:1/92(ク〇ニ) ライトミドル:1/198(イくわ) ミドル:1/315(サイコ~)だが特に意味はないのだろう多分!それに大当たり後の確変・時短の最大回転数は全てのスペックで69回転だがこれも意味はないのだろう!多分!

予告演出はこれまでのシリーズをベースに、リーチは南国にちなんだものも多い。ついでに翔さんも南国にやってきたことからか前作に増して言動がはっちゃけまくっている。てか役の点数計算の時に取ってるポーズはどう見ても…。あと、ここから麻雀しないリーチが増えていく。…まあ一応、今作の翔さんは麻雀の激闘の疲れを癒す為に訪れているという設定なので別に問題はない…はず。ていうか通常時普通に麻雀打ってるし。

今作では南国が舞台だからか、ゲストとして「ガース・ネルソン」と「ジェン」の外国人雀士二人が登場。通常時で麻雀の解説やリーチや予告で登場するとチャンスアップ。\ヒダーリデース/ \ミギヨー!/プロ降臨リーチでは二人一緒に憑依する。
他には、リー坊、リー猫といったどう考えても適当に作ったとしか思えないオリジナルキャラが登場する。リー坊は出てくれば一応チャンス。猫は地味にプレミアキャラである。

確変時は「南国翔タイム」となり、最大で69回転という限られた中でエロかったり笑える演出で台を盛り上げる。今作では転落確率は設けられておらず、甘デジでは8回転確変で残りは時短なので最後までドキドキ興奮出来る。69だけに。…いや特に意味はないよ?


三作も作られ、ある意味人気であるこの台はメーカーのオリジナル作品としてこれからもシリーズは続いていく……と思われた。しかし……






メーカー元である奥村遊機は、2015年4月に名古屋地裁に自己破産を申請し、同日に破産手続き開始の決定を受け、倒産することとなり68年という歴史に幕を下ろすこととなった。*1
南国麻雀そして華牌の続編でもある「大南国麻雀」が制作されているという噂もあったのだが、倒産に伴い奥村のオリジナル作品である華牌も事実上の打ち切りとなった。もうツッコミどころ満載なあの演出は見れないのか、もう翔さんに会えないのかと打ち手は残念に思い、華牌シリーズはパチンコの歴史の中へと消えていったのだった………………























……………と、思われていたのだが…………



俺は誰だ…?



誰か教えてくれ…!











どうでもいい!


P華牌R~猿渡翔がローズテイルにやってきた~


■スペック
メーカー 豊丸
タイプ デジパチ
設定別大当り確率
1 1/129.8 → 1/66.3
2 1/124.8 → 1/63.8
3 1/122 → 1/62.3
4 1/115.8 → 1/59.1
5 1/110.9 → 1/56.6
6 1/106.9 → 1/54.6
確変率 80%
確変システム 1/70で転落するまで
時短システム 大当り後50回~100回+α(非転落時は転落まで)
大当り出玉 300 ~ 1500個

奥村倒産から時は流れて2019年11月、奥村の「華牌」と変態メーカーと名高い豊丸産業のオリジナル作品「ローズテイル」とが何故かまさかの奇跡のコラボ。豊丸へと版権を移し、華牌シリーズが8年の時を経てここに復活、4作品目が登場したのである!これにはファン以外にパチンコ業界にも衝撃が走った程のニュースである。巷で流行っているからって今度は異世界転生ですか翔さん?
今作ではローズテイルの主人公兼ヒロイン3人と麻雀を打ち、過去作を踏襲した笑える予告やリーチも勿論健在。華牌だけでなく、ローズテイルで見られたローズチャレンジも実装されている。*2可愛らしく傍から見れば大したことなさそーなアクションが出来れば大当たりとなる。ちなみに今回はローズテイルとのコラボを全面的に出していることからか、プロ雀士は登場しない。
基本的なフローは過去作と同様で、確変(通常)では「華牌道(ロード)」へ移行し、転落確率もあることから確変だった場ry
この時期は設定が組まれていた台が多く作られていたことからか、この台でも設定を設けられている。高設定だった場合は1回転目でヒロインの発する台詞が変わったり、大当たり中のラウンドでのキャラ紹介で「華牌初代,Ⅱ」、「南国麻雀」のライバル達が出てくることがある。
上記とこの後のことを考えると、消滅した奥村の世界から翔さんが異世界転生したのではなく、華牌とローズテイルの世界は同じということになったようだ。


ローズテイルについて軽く説明しますね!


トアル異国ノオハナシ
薔薇ガ 咲キ乱レル館
優シイ両親ニ幼イ弟…
薔薇ノヨウナ女ノ子

不幸ナ事故
裏切リ 辛イ日々

前向キニ明ルク生キル少女
真実ヲ知ラサレテイナイ少年
父親ノ愚行ニ気付イテイナイ少女

「頑張ってください!ご主人様」

時は2006年、当時は外部版権の台が作られまくる中で変態メーカーと打ち手から噂される豊丸が世に出したオリジナル作品、それが『ローズテイル』である。
その初代の『アルティメット』では、当時の「萌え」を全面的に押し出した台で、お嬢様でありながら両親の死去後に家督を乗っ取った元執事の義元から小さい頃より扱き使われながらも前向きに生きる“メイド”「のばら」と、義元の娘で“ツンデレお嬢様”「栞」の二人のヒロインが様々な予告で登場し台を盛り上げた。
舞台は現代世界のようで、魔法が普通に登場し時にはドラゴンやゴーストが姿を見せるファンタジー要素の混ざった世界のようである。
その後、2011年には2作目の『EX』が稼働し、新たなメインキャラとして“小悪魔系ロリ娘”「ビアンカ」が登場、3人で可愛らしい予告やリーチを披露し打ち手を楽しませた。ちなみにこの台の最強リーチは、地球に落下してくる巨大隕石をのばらが破壊しに行くもの。魔法が凄いのかメイドさんののばらが凄いのか…多分後者だろう。
一方でそれ以降新たな台が出ることはなく、ファンからはもう新作は出ないのかと心配されていた。*3そんな中で華牌とのコラボで8年ぶりに復活しファンを歓喜させた。
ストーリーではEXの時点でのばらは義元を打倒し家督を取り戻し、さらに義元の養子になっていた「良雄」とも姉弟の関係に戻っている。ただ、お嬢様に戻ったもののメイドが趣味となっており、メイド服を着ていることが多いようだ。


P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイム


■スペック
大当り確率 1/99.9→1/14.4
突入率 約50%
継続率 約81%
時短 5 or 18 or 320回+残保留4個
ヘソ払い出し出玉 120 or 200 or 280 or 400個
電チュー払い出し出玉 180 or 300 or 420 or 600個
遊タイム 320回(150回消化で発動)

2022年9月に導入された華牌シリーズ5作目。今作は南国を舞台に、前作と同様ローズテイルの女の子3人と麻雀を打つ。南国ということもあって、いつもメイド姿だったのばらも水着である。勿論翔さんもな!
南国麻雀を思い出す予告や演出もあるが、あちらよりは過激な演出は抑えられている…ようでそうじゃないかも。ビーチフラッグ…ではなくチョコバナナリーチとか。

今作ではセクシー女優の「清水あいり」がゲストとして登場。たまに弱い予告を担当していることもあるが、要所要所で出現すればチャンスである。
特に大量の清水あいりが水着姿で何とも言えない微妙な笑顔で走ってくる、通称群れ予告は大チャンスであり必見。大当たり時のアナウンスも彼女担当。右打ちやで♡

またタイトルにもある通り本台には遊タイムが設けられており、なんと通常時150回転で突入し320回も時短が付く為(他の甘デジでの遊タイムは大体300回転で突入)比較的投資を抑えられる台である。しかしその分獲得出玉は大分抑えられており、役満の最大ラウンドを獲得しても約600発であり、20連したとしてもほぼ確実に1万発には届かないように、他の甘デジと比較しても大勝ちしにくい台である。
なおかつ遊タイムに突入しやすいことからか店からも釘を閉められやすい傾向にあることと、何より製造台数が少ない為色んな店を出歩いてやっと一台見つけられるかというくらい地味にレア台なのが難点。
以上のことから大勝ちを狙うというよりも、台の演出を楽しむ為に打ってついでにちょい勝ち出来れば…という気持ちで遊ぶとよい台だと思われる。※パチンコは適度に遊ぶ遊戯です。のめり込みすぎに注意しましょう。

大当たり後は大体が「漢の全集中禅集中炎舞」へと移行し、時短5回転+残保留4個の計9回転で大当りを狙う。ここで大当たりすれば(遊タイム中当たりも含む)「南国翔TIME」となって時短18回転+残保留4個となり継続率は約81%まで上がる。このモード中は、南国麻雀で戦った女性陣と麻雀対決し勝てば大当たりとなる。
…麻雀じゃなくて超能力合戦になってる気もするし、なんなら禅集中時限定だがウルトラマンの如く巨大化した翔さんが巨大キノコと戦うリーチのほうが期待出来るとか言ってはいけない。
南国翔TIMEでは、翔さん以外にのばら、栞、ビアンカの中から好きなキャラを選べる。キャラによって演出が違うので、好きなキャラやモードを選んで楽しもう。

ちなみに大当たり時5%の割合で、「PREMIUM南国翔TIME」に移行しこの時は実質次回大当たりが確定している嬉しいモード。当たり時の役が四暗刻単騎等のダブル役満だったり、大当たり時のラウンドムービーが水着姿でなんとも言えない微妙な笑顔でわちゃわちゃする清水あいりだった場合はこのモードが確定する。


愉快な登場キャラクター

  • 猿渡 翔(さるわたり しょう)(CV:関俊彦)
本シリーズの主人公。年齢は20歳(初代)→25歳(Ⅱ以降)
打ち手からは「翔さん」の愛称で親しまれている。
『最高の好敵手』と『最高の舞台』を求め、今日も何処かで麻雀を打つ。
髪は茶色でややボサッた感じの長髪。服装は初代では淡い青色のスーツを着ていたが、Ⅱからは黄色(本人曰く「からし色」)のスーツを着用し以降彼のトレードマークとなっている。あとヘビースモーカー。
ビフテキが大好物で今夜それを食べようとしたら大当たりは近いかもしれない。

黙っていればイケメン…そんな主人公である翔さん、
対戦相手との会話はドッジボールどころか砲丸投げレベルのやり取りしかしない。相手のどんな言い分にも「どうでもいい!」とバッサリ斬り捨てる。
相手が自摸(ツモ)やロンを宣言すれば「何ぃ!?」と驚き、真っ先に疑うのは相手の不正。(ちょっと怪しい挙動をしても同様)
相手のどんな誘いや提案にも「面白いじゃねーか!」とノリノリで乗っかる。そして負ける。
ツモ一手に簡単に命を懸け、たかがその一局で明日や未来を掴もうとする。立直のみのノミ手だろうがお構いなし。ついでに対戦相手はその様にドン引き。そしてハズす。
ドヤ顔で盲牌*4するものの白しかわからない。(by自身の格言)というかその白ですらハズす。
麻雀で勝利する為なら全裸になるし、動物と一体化したりプロ雀士を体に憑依させたり、仏になったり麻雀牌にだってなる。
最終的に気に入らないことがあれば放火で全部解決(失敗をなかったことに)する。

…といった様で(これでもほんの一部です)、あんたこそが華牌という『最高の(ネタ)台』における『最高の好敵手(ネタキャラ)』と言わんばかりの残念なイケメンキャラをしている。

そんな彼も、打ち手が当たりを引いた時はどっかで聞いたことあるようなファンファーレと共に「あんた、やったな!」「ドル箱の用意はいいかい?」と言って祝福してくれるし、大当たりを感知した際は「今何かフラグが立った気がする…」と打ち手に教えてくれる。また、演出によってはちょっとエロくて艶めかしい関俊彦ボイスを堪能出来るのでファン必聴…かも?

  • 紅華(あやか)
初代、Ⅱに登場したライバルの一人。「高飛車な和服女」独身
スタイル抜群の和服姿の女性雀士。翔さんのことを「坊や」と呼んで常に見下したような態度や高飛車な振る舞いを見せる。実は翔さんに気があるようでちょくちょくアプローチをしかけているらしいのだが、肝心の当人が全く気づいていない。
お茶の入った湯飲みを突然卓上に叩きつけたり、飲んでるお茶をぶっかけてきたり、キセルや扇子を投げ付けてくるとチャンス。なお翔さんには全く当たらない。

  • 健(けん)
初代、Ⅱに登場したライバルの一人。「高校時代の大先輩」
高校時代の先輩でもあり翔さんに麻雀を教えた恩師でもある、ストーリー上で最もライバルらしい雀士。とはいえ翔さんの先輩なだけあって、対局中に携帯(ガラケー)に着信が入り応答した際「ふ…ゾクゾクしてきたぜ…」等と突然電話口の相手におかしいことを言うこの人も大概である。
牌を捨てるときに「ホ!」や「イオ!」と聞こえる掛け声を出すのも特徴。
「冷静沈着」を心情としているが、アツくなってくると携帯電話を突然叩きつけたりへし折ったり、ウイスキー(ロック)を突然ぶっかけてきたりもする。なお翔さんには全くry
豊丸産業に版権が移ってからはPYes!高須クリニックシリーズに客演。石油王アブダラの代打ちとして高須院長を追い詰めるが…?ラッシュの3カウント演出ではプレミアキャラに。

  • 権蔵(ごんぞう)
初代、Ⅱに登場したライバルの一人。「ベテラン雀士」
麻雀歴20年を超えるベテラン雀士。翔さんのことを「兄ちゃん」と気さくな感じで呼ぶも、風貌や言動は結構怖めな爺さん。
初代からⅡにかけて初孫が誕生したこともあり、麻雀からは距離を置いていたものの*5新宿に翔さんが戻ってきたことを聞いて雀士としての心に再び火が付き、彼の前に立ちはだかる。
アツくなってくるとまるでそっち系の人のような口調になり、飲んでいるビール瓶やタオルを投げ付けてくる。なお翔さんry

  • クリスチャン・ソーズ・フェレーロ
年齢:22歳 職業:モデル 出身地:ノースカロライナ州
スリーサイズ…B:108 W:60 H:92
南国麻雀で登場したイタリア系アメリカ人の金髪女性。「アメリカンビッグ」
名前は索子(ソーズ)牌から。あとクリ〇リス
ロケの関係で南国に訪れていた。かなり自由奔放な性格をしており、思ったことは何でもズケズケと口に出す。思考回路や言動が不自然なのは、以前見ていた時代劇の影響だとか。片言だが基本的に日本語でやり取り出来る。
アツくなってくるとペロペロ!とかウタマロ*6と連呼しまくることも。
RRでは確変時の対戦雀士として登場し、翔さんやローズテイルの女の子達とバトルする。
必殺技は「MEGA PAI PARTY(メガ・パイ・パーティ)」。完全に麻雀ではなく超能力バトルである。

  • 筒井 若芽(わかめ)
年齢:18歳 職業:専門学校生 出身地:沖縄県
スリーサイズ…B:72 W:56 H:80
南国麻雀で登場した幼児体系の女の子。「翔を兄と慕う少女」またの名を「年上キラー」
名前は筒子(ピンズ)牌から。あとわかめ酒
夏休みを利用して南国へ来た。好奇心旺盛でいろんなことに興味を示すが、反面飽きっぽい。母子家庭のせいか、男に興味津々であり、翔さんのことは「お兄ちゃん」と呼ぶ。
おにぎりとお稲荷さんが大好き。
RRでは確変時の対戦雀士として登場しry
必殺技は「雀牌電磁砲(ジャンパイレールガン)」構えがどっかの誰かさんに何となく似てる。ちょーっと痺れるらしい。
実年齢は20歳。このことをカミングアウトしたら当確である。

  • 萬田 泡美(あわみ)
年齢:24歳 職業:OL 出身地:岩手県
スリーサイズ…B:92 W:57 H:86
南国麻雀で登場したお色気ムンムンお姉さん。「サディスティックなOL」またの名を「攻められたいOL」
名前は萬子(マンズ)牌から。あとアワビ
東京で働くOL。ひと夏のバカンスを楽しみに南国へ来た。非常にSっ気のあるそぶりを見せるが、実のところはドM。内心はなじられたいと思っており、自分よりも強い男が好きである。台詞の節々がとにかくエロい。
専用のリーチは前半・後半共にハズれるとあ~ん♡な光景が拝めることから「0ラウンド当たり」等と呼ばれる。とはいえちゃんと当たった時もエロいので出来れば当たってほしい。
RRでは確変時ry
必殺技は眼からビームを発射する「真のSは眼で制圧する(サディスティックアイズ)」。最早麻雀関係ねぇ。ていうかキャラ崩壊感半端ない。

Rより登場した「ローズテイル」の主人公。
メイドの格好をしているがこれは趣味でやっているのであって職業はお嬢様。
オムライスが得意料理。
両親は既に他界しているが、弟の「良雄」と人語を喋るペットのフェレット「ウイミィ」がいる。彼らも予告等で度々姿を見せる。
魔法を使うことが出来、イフリートの力を借りる火属性魔法が得意。必殺技は「イフリートの咆哮」、「極大魔法ローズエクスプロージョン」
ローズテイルの3人の中で一番スタイルが良く、コスプレ系演出やRRではその豊満なボディを堪能できる。
ちなみにローズテイルからCVは変更となっているが、以前の声優だった野川さくら氏の歌う「ローズテイル」は収録されており、大当たりや確変中に聞くことが出来る。

Rより登場したツインテールがよく似合うツンデレお嬢様。
暴力的な面があり、愛用しているスマホはヒビが入っており会話予告ではよく投げ付けてくる。なお翔ry
とはいえデレてくると可愛らしい一面が見えてくるのもツンデレとしての強さか。
彼女も魔法を使うことが出来、のばらとは対照に氷属性を使い、フェンリルを使役している。必殺技は「牌の財宝(パイ・オブ・バビロン)」、「氷聖ダイヤモンドブリザード」。ちなみに前者は父親もRにて使っていた。
アルティメットでは父親である義元の愚行を知らないこともありメイドだったのばらに横暴な態度を取ることもあったようだが、真実がわかってからのEX以降は仲の良い友人関係になったようである。

R、そしてローズテイルEXより登場した元気と可愛さがピカイチな小悪魔系ロリお嬢様。
かつてはのばらの家を乗っ取る為にやってきたらしい。
無邪気で可愛らしい言動が目立つが、時々毒づいたことを言ったり巨大ハンマーのムジョルニアで殴りかかってくることも。なry
クマのぬいぐるみのリッチくんといつも一緒にいるが、時たま扱いが雑になる。ちなみにこのリッチくん、ぬいぐるみながら自分で動いたり喜怒哀楽の表情も豊か。
必殺技は「雷皇槌ムジョルニア」と、リッチくんをハンマーでぶっ飛ばして相手にぶつける「リッチくん☆彡あたっく!」

  • 天川雅(CV:相坂良太)
RRより登場したやや褐色がかった肌に銀髪の青年。
翔さんの高校時代のクラスメイトかつ宿敵……らしい。
通常時はライフセーバーの仕事をしており翔さんのことをアナウンスで呼び出し、またビーチバレーリーチでは翔さんとチームを組んで唐突にBL展開をやったりする。
そんな彼は翔さんに並々ならぬ恨みがあるらしく、とあるリーチでは憎悪剥き出しにして翔さんに襲いかかる。

  • 女神
RRの大チャンスリーチである女神降臨リーチで姿を見せるピンク髪でエビフライヘアーな女性。
彼女の正体は…?


注目すべきネタ予告演出・リーチ集

他のメーカーの昨今の台と比較しても、基本的に赤系の予告が絡めば大チャンス。唐草あるいはピンク唐草柄なんかが出てきたら翔さん曰く「遊びは終わりだ!」虎柄や金色(一部を除いて)が出れば当確である。「店長真っ青だぜ!」

会話予告

ツモと捨て牌を交互にやりながら対戦相手が何か発言し、それに対し翔さんが反応したらリーチ以上が確定。相手の台詞の色が青ならリーチ、赤なら大チャンス(翔さんも赤ならさらにアツい)、金なら当確である。
華牌シリーズの醍醐味である予告。
何気無い会話だったり、こちらを挑発してきたりと様々な台詞に対して翔さんがかっこよく言い返す予告なのだが、ほとんどの場合絶妙に会話が噛み合っていない。複数ある台詞の中からランダムで選出されている為こんなおかしなことになっているのだが、打っていて支離滅裂なやり取りが突然繰り広げられるので笑うしかない。

以下その会話の一部
「ヒヒ…焦った顔が見たいのう」 → 「見せてやろうじゃねーか!」

「あんたの負けだよ、坊や」 → 「ダメだ!」

「今日はいい天気だね、お兄ちゃん」 → 「アンタの面ほどじゃないぜ」

「ウイミィは私のペットです」 → 「それはこっちのセリフだ」

「お前の勝ちだ、翔」 → 「どうでもいい!」 ※相手のほうは大当たり確定の台詞です。

…お前は一体何を言っているんだ?

Ⅱまでは対戦相手が突然怒り出したり、持ってるものや飲んでいるものを投げ付けてくるとチャンス。※出禁レベルの行為です絶対に真似しないように。しかし翔さんは投げられたものをすんでのところで全て躱してリーチやテンパイを宣言する。飲み物だって一滴もかからない。すげぇ。*7どっかの北斗神拳伝承者も見習ってほしいものである。ちなみにRでの対戦相手の栞はスマホを投げ付け、ビアンカは巨大ハンマーで殴りかかってくるがこちらは特にチャンス演出ではないので勘違いしないように。なおこれらの攻撃も翔さんは全て躱す。

R以降はシンプルモードという、基本的に会話予告しか発生しないようにカスタム出来る機能もある為、会話の内容にドキドキしたい笑えるやり取りを見たい人はこのモードで遊んでみるのも一興。

イカサマ看破リーチ

初代、Ⅱ、Rに登場。変動中に突然相手がツモやロンを宣言、若しくは変動開始時ムービーが流れると発生し、相手のイカサマを看破出来れば大当たり。

相手の突然のあがりに翔さんは「怪しい…」と物言いをつける“握りこみ” 隠された牌を見つけ出せ!
Ⅱではこれに加えて、
サイコロの出目に違和感を感じ、「待て!」と配牌の山を確かめる“大三元積み込み” 相手に回ってくるはずの山の牌で大三元が完成していたら…!
配牌の山のズレから「アンタ、やったな!?」と無理やり詰め寄る“九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう)ツバメ返し” 相手の手牌が九蓮宝燈になっていたら…!
のシリーズを通して計3種類ある。
ムービー中にプロ雀士等誰か他のキャラが背景にいたらチャンスアップ。…プロ雀士の方はコラ画像っぽいが。

通称「言いがかリーチ」
理由は全体的な信頼度は低めなことと、初代こそハズレだと握り込んだ手は明かされずに逃げられてしまうものの、Ⅱでは本当に相手は何もしていないのでそう呼ばれる。
\てーーーーーーん☆/(゚Д゚ )‼
当然、相手から白い目で見られる翔さんであった…こんなんしたら殴られたって文句言えない。というかツバメ返しやっておきながらそれがブラフてあんた…

Rでは相手の女の子の胸に牌が隠されていると睨んだ翔さんは胸に手を伸ばす為、「セクハラリーチ」ともいう。ハズレだと相手にぶっ飛ばされる。残当。

ちなみに言いがかりかと思いきや相手のポケットから牌がポロッと落ちてくる復活パターンも存在する。

南国麻雀ではこのリーチは無いものの、相手がツモを宣言すると言いがかりを付ける前に向こうが納得出来ないならこれで勝負!と南国系リーチに発展する。
また、別のリーチでビーチクイーンコンテストリーチというものがあり、どう見てもここまで残らないだろという見た目なライバルと対局していた女の子がコンテストで競うリーチがある。前半ハズレだと投票数1票差で負けてしまうのだが、後半に突入すると特別審査員していた翔さんが「侍て!*8」と物言いと付け、投票箱にあと2票残ってるはずだと食って掛かるので、こちらがある意味言いがかリーチである。カットイン“2票あれば…!”

麻雀系リーチ

麻雀パチンコなんだから当然あるよ、こういうリーチ!
“盲牌”、“強打(豪打)”、“対戦”→“激闘”の3種類が存在する。

盲牌は翔さんがツモった牌を見ずにじっくり指で牌を確かめてから切っていく(打牌していく)もの。シリーズによってははごろもフルーツ明鏡止水のような演出が入ったり、ソナーのようなレーダーを展開したり、冷気を纏ったり、プロ雀士のカットインが入ったりする。一方で対戦相手からは何モタモタしてるんだと怒られる。*9
リーチ後半が存在する場合は、ドックン…ドックン…とアニメや漫画のワンシーンのような演出が入り、翔さんがドヤ顔しながらゆっくり牌を切る。はよ切れや。当たっていれば凄くカッコイイのだが、ハズれた時は最高にかっこ悪い。全然違う牌で何ドヤ顔してんだ。

強打若しくは豪打は、対戦相手と互いにツモった牌をバッチンバッチン叩きつけて切り合うリーチ。※雀荘、雀卓ではあまり騒がないでください。リーチ後半の演出にて、翔さんはそのツモ一手に自分の命や人生全てを簡単に懸けて打牌したり、未来を掴む為に牌を強打する。Rで栞に「バカなの?」とツッコまれました。

対戦は相手が会話予告で二言目を発しリーチを宣言した際に発展し、翔さんも追っかけでリーチを宣言し交互にツモった牌を切り合うリーチである。強打に似ているがこっちのほうが若干信頼度は高い。リーチ後半では雀卓の周りがマグマに囲まれたり、大嵐になったりする。
初代では相手の手牌そして待ち牌もわかるようになっており、とても緊張感のあるリーチとなっていた。やはりこの頃が一番麻雀やってた時期である。
南国麻雀では最終局面では相手女性の股間目掛けて打牌する。カメラもアップになるよ!…完全にアウト。

RRでは一部名前こそ同じだがこれまでのものを一新し、
翔さんが超巨大な麻雀牌を作り、「この牌、どう思う?」 「すごく… おっきぃですぅ…」 「…………たわけぇぇぇえええええ!!!」な“剛牌”
本当の麻雀を見せてやると言った翔さんが突如巨大なお釈迦様に変身し、人智を超越した一手をお見せする“激闘”
麻雀牌を抱えて地球を何周も走り回った果てに宇宙へ飛び出し牌と合体した翔さんが空から降ってくる“超打”
の3種類がある。…え?何言ってるかわからない?ちなみにこれらがハズれた際の超シュールな間も必見。飲み物を含んだままこれらのリーチを見ないほうがいいかもしれません。

南国系リーチ

南国麻雀、RRで登場。リーチではなくビーチ宣言した場合や、変動中相手があがった際言いがかりをつける前にこのリーチに発展する。
南国らしい遊びで対決し翔さんが女の子に勝利出来れば大当たり。

南国麻雀では対戦相手によって内容が固定となっており、クリスだとサーフィン、若芽だとバナナボート、泡美だとスイカ割りリーチになっている。どれも当たった場合色んな意味で危ない。

RRではビーチバレー、チョコバナナビーチフラッグ、ウォータースライダーリーチがあり3人の女の子全員分のパターンがある。当たればボイン♡だったりどう見ても事後なシーンが見られるぞ!でもチョコバナナは女の子に取られたほうが…

大チャンス系リーチ

シリーズによっては上記のリーチよりも信頼度の高いものも存在する。これまたツッコミどころ満載なそれらを紹介する。
  • 龍神リーチ
Ⅱにて登場。プロ雀士の格言がデカデカと表示され、突然全裸になった翔さんが巨大な龍…龍神と共にツモった牌を唸り声を上げながら打牌するリーチ。
何故全裸になるのか?その理由は一切不明。全裸グラはどことなくこれっぽい。
格言がトラ柄ならドル箱の用意をしろ!

  • プロ降臨リーチ
Ⅱ、南国麻雀に登場する。突如ムービーが流れて発展する、翔さんがプロ雀士の魂をその身に宿して対戦相手を圧倒するリーチ。
Ⅱでは直前に降臨チャンスという演出が入り、3人の中からルーレットで選出される。小島武夫>滝沢和典、佐々木寿人>和泉由希子、宮内こずえの順で信頼度が高い。前半では明らかに様子が変わった翔さんに対戦相手が強烈なプレッシャーを感じ、それに対し翔さんが「そんなの切っていいのかな?いいのかな?(エコー)」「おいおい、早くしてくれよ(ニヤニヤ)」等と言っていじめまくる。※迷惑行為なので良い子は真似しないように。それらを振り切って打牌しホッとする対戦相手だが、これが当たりのパターンも当然あるわけで…。ここで当たらなかったら後半に突入し、神々しいプロ雀士の方に恐れおののく対戦相手を見ることが出来る。
南国麻雀ではガースとジェンの二人が翔さんに憑依する。周りにはが舞い、超サイヤ人と化した翔さんに対戦相手も思わず見惚れてしまうほど。

  • 告白リーチ
南国麻雀、R、RRで登場。南国麻雀とRRでは浜辺で対戦相手の女の子となんだかいい雰囲気になり、Rでは果たし状ラブレターを読んで上等だぜ!と意気揚々と指定された場所へ向かった翔さん。女の子からの告白が成功すれば大当たり。
南国麻雀では当たれば相手の女の子と幸せなキスをする。ヨーモニー♪女の子からではなく翔さんから告白しようとすれば激熱である。
RやRRではなんだかギャルゲーちっくなウィンドウで話が展開され、翔さんの作画がBL風や少女漫画チックになることも。
紅華「NTRやんけ~~!!」
ハズれると南国麻雀とRRでは告白された側(大体翔さん)が「ダメだ!」と拒絶しどっかで見たことある演出が流れてハズレ。RRではさらに女の子を泣かす。Rは女の子が恥ずかしがって言えずに終わる。

  • 義元決戦リーチ
Rにおける一番アツいリーチ。他のリーチの途中に突然ローズテイルの敵役である義元が乱入してきて発展する。なんかよくわかんないけど翔さんが義元と戦うリーチで、勝てば大当たり。
王の財宝みたいに牌を飛ばすし点棒でチャンバラするし点棒と牌にエネルギーを込めて元気玉を作るのでちゃんと麻雀してる!……はず。雀士だから空だって飛べます。

  • 女神降臨リーチ
RRにおける確定を除けば最強のリーチ。突然画面がプツンとブラックアウトし、『絶 頂』の金文字がデカデカと出現する、これまたどこかで見たことあるような演出から発展する。
何故か生身で地球をバックに宿敵の天川雅と戦い、勝てれば大当たり。
ここで降臨する女神だが、正体はヒロイン3人の魔法の力で女体化した翔さんである。ついに性転換も果たしました。(この人と同じく女性になっても関俊彦ボイス。でも女性口調。)
どっかのお方のような技(中に麻雀牌があります)で地球を滅ぼそうとする雅に対し、またまたどこかで見たことがある構えを取って4人でロマン砲を放つ!


「「「「これがわたしたちの…   絶唱  ロマン砲だぁぁぁぁぁ!!」」」」

全回転リーチ

図柄の代わりに緑一色…大三元…国士無双九蓮宝燈等…麻雀やってるなら一度はあがってみたい役満達がどんどん流れてくるリーチ。勿論役満なので最大出玉+確変確定である。

シリーズによってはエピソードが挿入され、例えばⅡでは降臨させていた憧れのプロ雀士の方々と麻雀を打って内心胸を躍らせている翔さんを見ることが出来、最後に翔さんがあがった役は…!?というまるでアニメの最終回のようである。

南国麻雀ではなんとグラビアアイドル夏月がキャッキャウフフするムービーと共に流れるインタビューに対し、翔さんが逐一感想やツッコミを入れるという腹筋崩壊ものな全回転も。

Rでは最終的に止まった役満によって高設定かどうかを示しているらしいが、そもそも簡単に出ない為なかなかお目にかかれないわけで…。というか、“大いなる災い”ってそれ奥村倒産のことじゃ…

復活演出

リーチがハズれてしまい次回転…かと思いきや画面がブラックアウト → カッコイイBGMをバックに暗闇から翔さんが現れ、振り向きざまに火のついたタバコをポイ捨て → 画面が火の海と化し、炎の中から当たり牌が現れる(告白リーチ時は成就!の文字が出る)
\チュドーン!/

……という最高にイかれたした復活演出。
全シリーズで実装されている、通称『放火』。ある意味これもこの台の醍醐味。
Ⅱでは白色のスーツ、南国麻雀では白ブリーフ一丁で打ち手の前に現れるので早着替えとも呼ばれる。

一見非常にカッコイイのだが、切った牌を相手にロンされる放銃・当たり牌を引けなくて流局・色んな奴らと(物理的に)戦って敗北・告白に失敗・タバコに火を付けるのに失敗等それら全てをなかったことにする為に焼き尽くす様は、見ようによっては最高に笑えるかっこ悪い。ちゃんと当たらんかい!てか告白リーチで自分からフっておきながら放火する翔さんは悪魔なんてレベルじゃない…。

ちなみにⅡでは当たり後は「翔タイム」に入ること、某アニメと稼働時期が近かったこともあり、放火後翔タイムと呼ぶ人もいたようだ。



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最終更新:2024年08月19日 14:25

*1 この時、外部版権として獲得していた作品は他のメーカーが再契約した。例を挙げると『うる星やつら』はニューギンに、『笑ゥせぇるすまん』はサンセイアールアンドディへと移っていき、現在もシリーズが作られている。

*2 ちなみに翔さんにもチャレンジが存在し、「タバコに火を付けられたら大当たり」である。…それだけでいいのかよと思いつつも火が付かないこともあるので注意。

*3 一応豊丸のHPへ行くとのばらがナビゲートキャラをやってはいたが。

*4 麻雀牌の凹凸を指で触ることで何の牌かを見ずに識別すること。昭和中期の麻雀ブームの時代には、雀士の嗜むテクニックだったものの、現代の麻雀では全自動卓が主流であり、盲牌はほぼ意味のないスキルと化している。

*5 孫と盲牌して遊ぶことはしていたようだがその程度

*6 男性の“アソコ”が非常に立派なことを言う。浮世絵師・喜多川歌麿の絵で“アソコ”が誇張された形で描かれていたことが由来。

*7 とはいえ噴きつけてくる煙草の煙は防げないが。※これも迷惑行為です絶対にry

*8 誤字やバグではなく本当にある。侍だったらチャンスアップ。

*9 ちなみにこの時対戦相手がイラつきながら切った牌が当たりのパターンも存在する。