初出:第197話
声(ドラマCD第2弾):間島淳司
声(ドラマCD第4弾/第5弾/第7弾/第9弾/第10弾):関 俊彦
声(アニメOVA外伝 第一章):関 俊彦
家族構成
前妻:旧ヴェローニカ派出身、離婚済
息子:洗礼前に別れたため公式には無関係、母方実家で貴族として洗礼、第四部時点で成人済
母方の親戚
曾祖父:三代目
アウブ・エーレンフェスト
曾祖母:三代目アウブ・エーレンフェストの第二夫人
祖父:三代目アウブエーレンフェストと第二夫人の子
容姿
髪の色:灰色
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瞳の色:茶色
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髪や瞳もそれほど目立つような色ではなくて、顔立ちも普通。
埋没しやすい、特徴のない人。
背はやや小柄だが、目立つほどの小柄ではなく、靴で誤魔化せる程度。
細身だが、体型はいくらでも誤魔化せる。
地位
年齢と属性関連
- ローゼマインとの年齢差:+25
- ローゼマインとの学年差:+25
- 属性:フェルディナンドに名を捧げているため、全属性になっている可能性がある
- 誕生季:秋
ユストクス視点の回
書籍版第三部Ⅱ 書下ろしSS ユストクスの下町潜入大作戦
書籍版第四部Ⅲ エピローグ
第460話 閑話 アーレンスバッハ生活の始まり
SS第17話 ユストクス視点 古ぼけた木札と新しい手紙(書籍版短編集Ⅱにも同題で収録)
書籍版第五部Ⅷ プロローグ
作中での活躍
第一部以前には妻子がいたが、妻が
ヴェローニカ派出身であったため、主に危害が及ぶ事を危惧してフェルディナンドの側近となる際に
離婚。現在は独身。子供は洗礼前に別れ母方の実家で洗礼を受けたため(ユストクスを父親として洗礼していない)、貴族の慣例上公的な関係はない。
飄々とした外見や物腰からは想像出来ない苛烈で冷酷な一面があり、邪魔になるものはいらないと明言するところがある。
ローゼマインの収穫祭に同行した徴税官。ただし本職は側仕えで文官は「趣味」。
側仕えとして貴族院を卒業しているが、文官コースも受講し、複数コースの受講が可能であることをフェルディナンドに教えた。
フェルディナンドに名を捧げていて、ローゼマインが
名捧げをためらう要因の一つとなった。
騎獣は
バッヘルムを模したもの。
情報と素材を収集するのが趣味の変人で、集めるだけで満足する。素材採集のように自分の趣味に没頭している時は口調が変わる。
収集した素材は一つだけ自分の手元に残し、それ以上の素材は今までの詫び料やこれからの迷惑料としてフェルディナンドに提供している。単独で素材集めをするため自衛能力も高めで、フェルディナンドと
エックハルトから戦闘要員扱いされるレベルの戦闘能力を有する。
フェルディナンドがイタリアンレストランに向かう際には、護衛騎士代わりも務めている。貴族院にあるアダルジーザの離宮を攻めた際には、フェルディナンドらと共に離宮内に突入し、
ディートリンデを捕縛して出てきた。
魔術具を駆使するタイプで個人としての戦闘能力は騎士見習の平均程度、ダンケルフェルガーの武寄りの上級貴族に比べると攻撃力が足りていない。
過去にエックハルトと組んで、不運な事故や事件に見せかけて暗殺をしていたと思われる描写がある。
情報を集めるために様々な階層の者に擬態し、口調、動き方、態度、生活習慣を真似て情報を得ている。読唇術が使える。
身体強化(視力強化)の訓練はしていない。
女装して貴婦人のお茶会に忍び込んだこともある。姉で
トラウゴットの母の
グードルーンに変装し、貴族院に忍び込んだことがある。このことは
ゲオルギーネに知られており、アーレンスバッハへ移動した際に、ゲオルギーネから釘を差された。
マインの情報集めのために
下町にも入り込んで、全くと言って良いほど情報が集まらない事に挑戦し甲斐を感じていた。
このとき下町で発見し買い上げた本はハイデマリーの実家から失われていた本の内の一冊だった。
ゲオルギーネと同級生だったが、玉石混淆の情報を「情報精度が悪くて役に立たない」と言われて仕える気が失せる。
母と姉が側仕えとしてゲオルギーネに仕えていることから、自分まで仕える必要はないと思えたこともあり、ゲオルギーネの側近になれる文官ではなく、性別の関係で側近になれない側仕えコースを選んだ。
ユストクスが側仕えコース選択を決めた時期と、リヒャルダがゲオルギーネの側仕えから
ジルヴェスターの側仕えへの異動を打診された時期が重なったことから、ユストクスがゲオルギーネではなくジルヴェスターに仕えたいと考えていると判断され、ゲオルギーネに裏切り者とみなされた。
リヒャルダに命じられジルヴェスターのために文官として情報を集めていたが、その情報をうまく使い敵対貴族を退けたフェルディナンドの手並みの鮮やかさに感服。
先代アウブ・エーレンフェストの命令でフェルディナンドに仕える事を選び、フェルディナンドがシュタープを取得するとすぐに自ら名を捧げた。
ローゼマインがフェルディナンドの側に現れてから、情報収集に日々充実している。
フェルディナンドが還俗してからは、ローゼマインが城で仕事をさせなくなったので、城の情報収集担当になる。
ローゼマインが毒で倒れユレーヴェで治療をしていた二年の間、フェルディナンドに代わって、
ローゼマイン工房等の印刷業担当と孤児院の管理を兼任。
話しやすく貴族特有の傲慢さが少ない人柄のため、孤児院や工房の人間からは好かれていた。
その経験から、平民とうまく付き合うことを教えるために、印刷業に携わる文官見習いの教育担当にもなる。
フェルディナンドの館にいる時は、館の管理を任されている
ラザファムの立場を尊重して、側仕えの業務に就くことは滅多にない。
マインの素性を知っている数少ない貴族の一人で、本人の有能さも相まってローゼマイン関連で呼び出されることが多い。
彼とリヒャルダのみ、ローゼマインの事を「ローゼマイン姫様」と呼んでいる。
情報収集が自分の仕事と自負する故か側仕えが本業のせいか人物観察に長けている。図書館に通う暇のないローゼマインのために本の借り出しを許可する、王族とのお茶会でフォローに回る、ローゼマインの意図を理解した上でトラウゴットに手厳しく釘をさす、ローゼマインが何かを諦める時の表情を把握しておりそれとなくフェルディナンドを諫める等直接の主ではないローゼマインに対するフォローが手厚い。
13年秋、フェルディナンドの側仕えとしてアーレンスバッハへ随行する。
アーレンスバッハに出発する際、フェルディナンドの屋敷を図書館として譲り受けたローゼマインから、フェルディナンド・エックハルトと一緒に、神殿長にしか使えない全属性の祝福を受けている。
アーレンスバッハに移動後は、監視の目を上手くかわしながら情報収集に勤しむ。身の回りが新しい情報だらけなので、ユストクス本人はちょっと嬉しく思っていた。
14年春にはフェルディナンドの側近として祈念式に同行、祈念式の合間にフェルディナンド・エックハルト・アーレンスバッハの騎士達と一緒に素材収集を楽しんでいた。
ゼルギウス曰く「ユストクスが一番張り切って見えた」模様。
ローゼマインが行方不明のまま領地対抗戦を迎え、
リーゼレータから用意されていた荷物を受け取るも、その中に料理や回復剤用の素材等がない事を知って、今後のフェルディナンドの健康維持が難しくなったことを考え青ざめていた。
15年春、供給の間で毒を受けたフェルディナンドより、
レティーツィアを通じて名捧げ石を返される。あらかじめ命令されていた通り、エックハルトを連れて貴族院の寮経由でローゼマインに合流した。
エーレンフェスト寮に駆け込んでジルヴェスターとの面会を待つ間、ジルヴェスターの返答次第ではディートリンデやレティーツィアを暗殺してアーレンスバッハの領主一族を根絶やしにしたいと考え、エックハルトと二人で物騒な話を交わしていた。
フェルディナンドの魔力枯渇が一番の心配であるとローゼマインから聞き、ローゼマインを半ば脅すように唆して、フェルディナンドが預けた名捧げ石を使って名を奪わせた。
書籍版では、ジルヴェスターからローゼマインがフェルディナンド救出に向かうと聞いて、少しでもフェルディナンドが生き残る確率を上げるため、主に激怒されるのは覚悟の上での提案であり(自分を大事にしない主への意趣返しも兼ねている)、合流して魔力枯渇の話を聞くより前に思い付いた描写になっている。
供給の間から助け出されたフェルディナンドの着替えを手伝う際、エックハルトと二人で名を捧げ直した。
フェルディナンドに命じられて隠し部屋に避難していた貴族達を救い出し情報収集をしていたため、ランツェナーヴェの銀の船掃討戦には不参加。
本編で名前は出て来ないが、ゲルラッハでの戦いが終了した後エーレンフェストの城に移動しており、ゲルラッハ攻防戦には参加していたと思われる。
以後フェルディナンドやローゼマインの側近や護衛、連絡役など目まぐるしく立場を変えながら
貴族院防衛戦に従事した。
ローゼマインとフェルディナンドが大規模魔術を行使する際には名捧げ側近として、
グレーティアと二人で作業を終えた主たちが無事戻って来るのを領主の間で待ち続けた(この時限りの特例)。
「神話時代の再現とも言える大規模魔術」を屋外で、自分の目で直接見られないことに不満を漏らしていたが、部屋の窓から魔法陣が見え始めた時には息を荒げながら大興奮で窓に貼り付いてしまい、グレーティアには内心で怯えられていた。
経歴
前24年秋 生誕
前17年秋 洗礼式
子供部屋でゲオルギーネから文官になるよう言われるが側仕えコースを選択する事を決め、疎まれる
前14年冬 貴族院に入学
前12年冬 貴族院で側仕えコースを取りながら、文官コースも受講する
前09年冬 貴族院を卒業
前08年頃 星結びをする
前06年頃 息子が誕生
前03年頃 フェルディナンドの情報の扱い方を見て痺れる
先代アウブ・エーレンフェストの命令に従い、フェルディナンドに仕える
離婚する
前03年冬 フェルディナンドの成人側仕えとして貴族院に同行
前01年冬 フェルディナンドに名捧げする
03年頃 神殿入りしたフェルディナンドに置いていかれ、城の文官として勤めはじめる
07年夏
青色巫女見習いとして神殿に入るマインという子供の情報収集を命じられ、
下町に潜入する
08年秋 ローゼマインの収穫祭およびシュツェーリアの夜に同行
貴族院の図書館の雑多な情報としてローゼマインに「開かずの書庫」の話をする
09年春 ハッセの処刑に同行
09年夏 フェルディナンドが貴族社会に還俗した為、側近として神殿に出入りする
09年秋 ローゼマインの収穫祭およびシュツェーリアの夜に同行
10年春 神殿の工房および孤児院管理を代理で約2年間行い、平民、灰色、孤児らに慕われる
11年冬 トラウゴットの側仕えの名目で貴族院に行き、女装しての情報収集や文官見習いの教育を行う
13年秋 フェルディナンドについてアーレンスバッハへと移動する
14年春 アーレンスバッハの祈念式について行き素材採集を行う
14年冬 領地対抗戦にてエーレンフェストの情報を得ようと動くが上手くいかない
15年春 瀕死のフェルディナンドから名前を返される
アーレンスバッハの礎取りディッターに同行する
フェルディナンドに再び名を捧げる
貴族救出と情報収集を行い、ランツェナーヴェ掃討戦には不参加
ゲルラッハ戦に参加(推測)
貴族院防衛戦に参加
15年冬 フェルディナンドに名捧げしているため意識不明になる
作者コメント
【
2016年 12月07日 活動報告返答】
ユストクスは最初のラフに少し注文を付けて、もしゃっとした髪型にしてもらい、私のイメージに近付けてもらいました。
モブ顔でどこにでも潜り込めそうで、リヒャルダに目元が似ていて個人的に結構気に入っています。美形では潜り込むのが難しいですからね。
年上感と変人感が滲み出るという表現がよく合っていると思います。
【
2017年 03月27日 Twitter】
>作者の夢
熱が出た時って結構書いている最中のシーンを夢で見ることが多いので面白い。
この間はフェルディナンドとローゼマインの夢も見た。わからないだろうと高を括って貴族言葉で口説いたフェルディナンドと、教えてもらったばかりの口説き文句に動揺するローゼマイン。
動揺されたことに動揺したフェルディナンドが「恋歌の歌詞を考えていただけだ」と誤魔化したせいで、「口説かれてるなんて勘違いしちゃダメだ」になったローゼマイン。
攻略の難易度を自分でガンガン上げていくフェルディナンドを生温かく見守るユストクス。
平和と言えば平和な日常の夢でしたね。
【
2017年 04月14日 Twitter】
>卒業式のエスコートに関して
ラウレンツに卒業式のエスコートを申し込まれて、絶対回避したいグレーティアがユストクスに「親族枠でお願いします!」と頼んで、ユストクスが「もう自分はそういう年齢か」と遠い目になるとか。
【
2017年 05月17日 Twitter】
【
2017年 04月17日.06月20日 設定等まとめ Twitterこぼれ話】
>眼鏡事情?
ユストクスは別に近視ではないので、身体強化の訓練をしていないだけです。
【
2017年 06月07日 Twitter】
【
2017年 04月17日.06月20日 設定等まとめ Twitterこぼれ話】
>第三部Ⅲの発売記念SSのジェスチャーに関して
人払いした場所でなければ、この二人もさすがにこれだけ大袈裟にはしません。貴族らしく取り繕うことを知っているので、ご安心ください。
まぁ、長年仕えてきた二人にとってフェルディナンドの変化がそれだけ驚くことだったのですよ。笑
【
2017年 07月18日 Twitter】
>撫で方
ユストクスはあまり撫でない気がします。
好奇心の赴くままに人差し指と中指の指先で頬を挟むとか、耳朶をいじるとか、何か戯れって言葉が似合う感じ?
【
2017年 10月11日 Twitter】
【
2017年 10月11日 活動報告】
>ウィンク考察
ユストクス:からかう時とか誤魔化す時にするので相手をイラッとさせる
【
2019年 05月01日 Twitter】
それから、『レディー・ヴィクトリアン』に出てくるシメオンさんは、実は、ユストクスのモデルになった人です。
情報収集のためならば女装も厭わない変な人ってところ。
興味のある方は見てみてくださいませ。
【
2020年 12月10日 Twitter】
>ユストクスの騎獣
羽もあって角まで多少距離があるので、あまり剣の邪魔になるイメージがありませんでした。
視界の邪魔の方が心配ですね。
一人でふらっと採集に行って魔獣に囲まれた際、体を伏せて角で敵の攻撃を防ぎつつ全速力で戦線離脱できるのでそれなりに重宝しています。
【
2021年 01月21日 活動報告】
フラン達側仕えに加えて、エックハルトを護衛に、徴税官の文官としてユストクスです。
「リヒャルダの息子」に安心するローゼマインにノーコメントで答える神官長。(笑)
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最終更新:2024年12月19日 04:39