成績向上委員会(せいせきこうじょういいんかい)とは、エーレンフェスト全体の貴族院での成績を上げるために作られた組織である。
概要
11年冬、
領主候補生が
貴族院へ入学するにあたって
アウブ・エーレンフェストによって下された「エーレンフェスト全体の成績を上げる」という命令を
ローゼマインが実行に移したことで組織された。
派閥に関係なく、兄姉が作った参考書や抱え込んでいる資料を出し合って皆で協力しあえる雰囲気を作り、皆の成績を上げることを目標としている。
組織
- 会長
- エーレンフェストの領主候補生
(11年冬よりローゼマイン、ヴィルフリート、12年冬よりシャルロッテも追加)
- 構成員
- エーレンフェストの学生は全員参加(ローゼマインが逃がさない)
チーム分け
参考書や情報の共有を考慮して、一年生、二年生、騎士見習い、文官見習い、側仕え見習いの5チーム平均10人にチーム分けした。
11年冬には難易度調整のため、
アンゲリカに座学でのシュティンルークの使用が禁止された。
報酬
皆のやる気を引き出すために
ローゼマインが報酬を準備し、一番にチーム全員が試験合格したチームと最も優秀者が多かったチームに贈られる。
報酬には
ローゼマインが考案したお菓子のレシピが与えられた。
(ヴィルフリートと
コルネリウスはカトルカールを食べ慣れているため、
エラの新作お菓子が代品の予定だった)
- 11年冬
- カトルカールのレシピ
勝者:一年生チーム(最速合格)、騎士見習いチーム(最多数優秀者)
- 12年冬
- タルトのレシピ
勝者:二年生チーム(最速合格)、騎士見習いチーム(最多数優秀者)
- 13年冬
- ムースのレシピ
勝者:一年生チーム&二年生チーム(最速合格)、(推定)騎士見習いチーム(最多数優秀者)
成果
コース毎の連帯が深まり、質問しやすい雰囲気になった。
11年冬に4人、12年冬に12人、13年冬に13人以上、14年冬も多数の学生が
優秀者として表彰され、
春を寿ぐ宴で授与される、優秀者向の記念品の魔石が、小さくなる副作用がでるほどとなった。
更に、流行の発信と相まって、
ユルゲンシュミット内でのエーレンフェストの順位を、10及び11年の13位から、12年に10位、13年に8位へと押し上げた。
副次的な成果として、
貴族院の中では派閥や階級を超えて連携するという意識が強まった。
その結果、寮内や子供部屋の雰囲気が良くなったり、派閥が違う者を敵視しなくなったり、派閥が違っても普通に会話するようになったりした。
上記結果の更なる副次効果として、
旧ヴェローニカ派がローゼマインを襲撃する可能性を、その子供達が密告したり、
名捧げによる学生達の連座回避をジルヴェスターが決断したりする結果ももたらした。
成績向上委員会で得られた派閥や階級を超えた連携力に、ローゼマインの助言やアイディア、
ボニファティウスの協力が加わることによって、13年冬や14年冬の騎士見習いコースのディッター3位達成や、他領地との共同研究の成功という成果も得た。
コメント
このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
最終更新:2024年08月22日 20:59