初出:第305話
家族構成
地位
作中での活躍
クラッセンブルクの先代領主。
エグランティーヌの祖父(養父)。
政変で亡くなった第三王子に嫁いだ娘の末娘であり、自身の孫であるエグランティーヌを引き取った。自身がアウブを退いても、エグランティーヌの扱いに煩く口出しするため、現アウブに反発心を抱かせている。
第一王子との争いに勝ったが、最後に放たれた暗殺者に第三王子とその妻である娘と孫二人が毒殺されたことで怒り狂い、第五王子だった
トラオクヴァールを持ち上げた。
政変における立役者にして第一位の大領地、最も正当な血筋であるエグランティーヌを確保していることもあって現在の王族すらも左右する影響力を持っており、自分の血族を殺された恨みでベルケシュトックを含めた敵対領地のいくつかをとりつぶし、味方した他領地に嫁いだり中央に移籍した領主一族や上級貴族をも処刑するという苛烈な所業は彼の意向が関与している模様。
その結果、アーレンスバッハなどの
勝ち組領地ですら魔力に困窮する原因となり、ユルゲンシュミットが荒れる事となった。
幼いエグランティーヌを自分の養女に迎え入れ、クラッセンブルクの領主候補生として洗礼させた。
エグランティーヌを養女にしたことで王族としての立場を奪ってしまったことを少し後悔していた為、エグランティーヌを次期王の第一夫人として嫁がせて元の身分を取り戻させる事を望んでいたが、エグランティーヌの望みではない事と
アナスタージウスの説得により、王にならない第二王子の妻として嫁ぐ事に同意した。ツェントの第一夫人よりも影響力が小さいことで不満を持つ当代のアウブとは異なりその結果には満足している。
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最終更新:2024年01月25日 05:59