フリーダ

名前の初出:第38話
初出:第39話

声(TVアニメ版): 内田 彩

家族構成

契約主(婚約者):ヘンリック(身食いの魔力を受け取るブレスレット形魔術具をフリーダに与えている)*1*2

父:グスタフの息子
母:グスタフの息子の妻
 兄:ダミアン
 兄:(兄は二人存在)

父方の親戚
祖父:グスタフ

容姿

髪の色:桜色
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瞳の色:茶色
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ツインテールにされた桜色の髪がふんわりとしていて、可憐で可愛い幼女。

地位

階級:平民
職種:商業ギルド長の孫/オトマール商会店長の娘→商業ギルド見習い→イタリアンレストランの共同出資者(→ヘンリックの愛妾*3

年齢関連

  • 誕生季:冬*4
  • マインとの冬の年齢差:+1

フリーダ視点の回

コミック版第一部Ⅲ 書下ろしSS 洗礼式と髪飾り
コミック版第一部Ⅵ 書下ろしSS 待ち望む再会
書籍版第一部Ⅲ プロローグ
第169話 閑話 貴族街訪問

作中での活躍

ギルド長グスタフの孫娘で、もっともギルド長に内面が似た美少女。
仕草や言葉がとても大人びている割に、年齢より背が低くて幼く見える。
お金を数えることや貯めることが趣味。洗礼前からギルド長をよく観察して、お金を増やしたり、事業の拡大を狙ったりしている。
ルッツ曰く、フリーダがお金について語っている時は本について語っている時のマインと同じ顔をしている。

身食いである為、貴族から壊れかけの魔術具を買い集め、魔術具で延命しつつ手広く商売する祖父の伝手によって温厚な下級貴族であるヘンリックと契約する事で命を長らえた。*5
契約によって貸与された魔術具を身に付けて成人まで下町で家族と共に暮らし、成人後はヘンリックの愛妾となり貴族街で店を持つことが許されている。
(星結びの儀式を行わなければ結婚関係とは認められず、平民の身分のままでは愛妾にしかなれない*6。第二夫人になろうと思ったら洗礼前に養子縁組をして貴族になる必要があったが*7、グスタフ・フリーダ・ヘンリックらはそれを望まず、フリーダは平民のまま愛妾になる道を選んだ。)

貴族院に行かず、魔力圧縮を習得しない状態でも、魔力量は下級と中級の間くらいになる。*8
自分の誕生季が冬なため、洗礼式の衣装を豪華に飾れても髪に生花を挿すことができないことを残念に思っていた06年夏、洗礼式に向かう行列の中に居たトゥーリの髪が周囲の貧民の子から浮くほど艷やかなことに目を引かれ、造花の髪飾りを見つけて「自分も洗礼式にあの髪飾りが欲しい」とグスタフにねだった*9。グスタフが髪飾り職人を探した結果、マインと知り合う*10
家から出ることが少ない生い立ちのため、友達がいなかった。
見食いの熱に倒れたマインに魔術具を使わせたあと、家に預かってカトルカールの作り方を見せてもらったりのぼせないお風呂の入り方を教えてもらったりした*11
初めての友達のマインとも、身近な人に対するのと同じように接したら引かれてしまった。*12
マインが家を訪ねてきてくれないことにやきもきし*13、どんどん勢力と影響力を広げて、マインを抱えているベンノに敵対意識を燃やしている。
商売人は騙してなんぼと言っていたが、少なくともマインとの付き合いにおいては正当な値段を付けて仲良く長く信頼関係を築いた方がよほど得だと考えるようになった。*14
魔術具に溜まった魔力を抜いてもらうため貴族街にあるヘンリックの屋敷を訪ねていた夜、神殿でマインを誘拐しようと魔力を放ってきたビンデバルト伯爵と戦って負傷し寝かされていたダームエルと鉢合わせし、ダームエルの元に届いたマインの祝福の光を目撃した*15
ダームエルの発言にもしやと契約書類を調べて、マインが貴族の養女になったことを自力で突き止めた。
イタリアンレストランの共同出資者になり、後に経営を担うようになる。
マインがローゼマインになってからも、神殿で開催される貴族と商人との話し合いの場に呼ばれ*16、他領地の食物の情報をやり取りしたり低価格でゼラチンの製法を入手したり*17と繋がりを持っている。
兄・ダミアンをダルアとしてプランタン商会に推薦するなど商魂たくましいが、ローゼマインへの馴れ馴れしい振舞いを「洗礼前とは違う」とダミアンにたしなめられたこともあった。*18
ただし必然的に、交流はローゼマインが領地を出ればなくなる。*19

ヘンリックから貰った婚約魔石のネックレスを身につけている。*20
その様子を見て、婚約した際に、相手の目や髪の色の宝石を使った装飾品を、婚約者に贈ることが下町の商人間で流行った。*21

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
前01年冬 誕生
05年春頃 身食いを生かす魔術具を得るため、ヘンリックの愛妾となる契約を結ぶ。*22
06年冬 洗礼式を終え*23、商業ギルドの見習いになる。
07年夏 商業ギルドでカトルカールの試食会を主催する。*24
08年春 イタリアンレストランの共同出資者になる。*25
14年冬 成人式を迎える。
15年春 貴族街に移動。*26

作者コメント

2022年 11月22日 Twitter
>ヘンリックとフリーダは良い夫婦になるのか
期待通りにならないことに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、第一部Ⅲで書いた通りフリーダは愛妾契約なので夫婦にはなれません。
ただお金があり、ローゼマインと共同で権利を有するレストランの関係もあるので、ヘンリック達から粗雑に扱われることはありません。その点はご安心ください。

コメント

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  • 愛妾となった後に枯渇する魔力の供給の手伝いに駆り出されることはないのでしょうか? (2019-12-31 10:01:58)
    • フリーダは、ヘンリック家の魔術具の供給要員です。 (2019-12-31 11:16:09)
  • 愛妾だったはずなのに、婚約魔石のネックレスを身に着けているのか・・・。特典SS見てないから詳細解らないけど、契約内容が変わったのか? (2020-12-22 14:29:24)
    • フリーダが貴族にも尊重されているよう下町の人間に見えるように…とヘンリックが配慮した結果婚約魔石を贈った(2022/03/20作者ツイ、ヘンリックのページも参照)(2024-02-15 19:23:12)
  • 契約の時期って169話(8年春)の約3年前だから5年春頃では?(季節不明なので少し前後するかもだけど) (2021-07-03 11:24:16)
    • 05年春頃に修正しました。 (2024-09-18 01:39:26)
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  • エーレンフェスト
  • 平民
最終更新:2024年08月24日 16:38

*1 ただし愛妾契約であって正式な夫人としての婚姻(予定)ではない

*2 15年春にフリーダは貴族街へ移動しているためここでは家族枠として扱う ふぁんぶっく7Q&A

*3 15年春に貴族街に移動している、ふぁんぶっく7 Q&A

*4 マイン6歳冬に洗礼式 第52話

*5 書籍版第一部Ⅲ プロローグ

*6 ふぁんぶっく5 Q&A

*7 ふぁんぶっく5 Q&A

*8 ふぁんぶっく Q&A

*9 コミック版第一部Ⅲ SS 洗礼式と髪飾り

*10 第37話 商業ギルド ~ 第39話 ギルド長の孫娘

*11 第49話 フリーダと身食いの話 ~ 第52話 フリーダの洗礼式

*12 コメント返し http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/1179860/

*13 コミック版第一部Ⅵ SS 待ち望む再会

*14 第74話 閑話 お菓子のレシピ

*15 第169話 閑話 貴族街訪問

*16 第360話 見習い達と神殿 ~ 第361話 下町との話し合い、第437話 引き継ぎ、第438話 話し合いと回復薬の作り方

*17 第363話 進化した料理

*18 第248話 イルクナーへ行く

*19 ふぁんぶっく7 Q&A

*20 「フリーダが貴族からも尊重されているように下町の者からは見えた方が良いだろうと配慮された結果」ネックレスが贈られた、2022/03/20作者X

*21 書籍版第五部Ⅳ 特典SS 婚約の事情

*22 第169話

*23 第52話

*24 第75話

*25 第172話

*26 ふぁんぶっく7 Q&A