初出:第24話
名前の初出:第25話
声(ドラマCD第1弾・第2弾):武内駿輔
声(ドラマCD第8弾/第10弾):子安武人
声(TVアニメ版):子安武人
家族構成
父:
故人
母:夫亡き後、ギルド長グスタフの後添えに打診され断った
(弟:別の町で商売をしている)
妹:
ミルダ
義弟:ヤレス(ミルダの夫)
妹:
コリンナ
義弟:
オットー(コリンナの夫)
姪:
レナーテ
甥:
クヌート
容姿
髪の色:ミルクティーのような淡い色
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瞳の色:赤褐色
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服装、物腰、眼光、どれもが市場の商人とは全く違う。
一見、ミルクティーのような淡い色の癖毛に優しげな容貌をしている。
が、赤褐色の瞳が自信に溢れていて、ギラギラしていて、肉食獣のような獰猛さを感じさせる。
地位
年齢関連
- マインとの年齢差:+22(夏)
- 誕生季:春
- マインとの冬の年齢差:+23
ベンノ視点の回
コミック版第一部Ⅴ 書下ろしSS 大店の会議と髪飾り
文庫版第一部短編集 ベンノ 暴走娘の共通点(書籍版短編集Ⅲにも同題で収録)
第75話 閑話 カトルカールの試食会
第172話 閑話 仕事を減らそう
書籍版第三部Ⅴ プロローグ
書籍版第四部Ⅱ エピローグ
作中での活躍
商売におけるマインの後見人
ルッツの旅商人の夢を(善意から)打ち砕くために
オットーに呼ばれてきたことで
マインとも出会う。
マインから次々と飛び出す画期的な新商品(リンシャン、簪、植物紙など)に食いついてしまい、マインとの縁が始まる。
以降、マインが無自覚に市場を揺るがすような案件を次々と持ってくる為、あまり周囲からマインが注目されないように骨を折るなど、マインの絶大な影響力をなんとかコントロールしようとする苦労人。
やり手の商人であるため、強引でお金にがめついが、マインを試し、悪いところに気付かせて、成長させようとする一面も持つ。
だがベンノに何度騙されても、ちょっと不満そうに頬を膨らませる程度で済ませてしまうため、逆に心配することに。
マインが神殿へ入る際、青色として遇されるように助言したおかげで、後に
シキコーザの横暴から間接的に救う。
また、神殿で
神官長と交渉したときも、自分とマインにとって有利な条件を呑ませて契約した。それでも神官長としてはおおむね予想通り。マインのことで苦労する商人と神殿の保護者
マインが領主の養女になることが決まった際に、大切な人たちに向けて送った
最高神と五柱の大神の祝福を受け取った一人。
マインが
ローゼマインになり権力を持ってしまった為、それまで以上に振り回されるようになった。
やり手の商人
服飾や装飾を扱う大店・ギルベルタ商会の旦那で、
ギルド長や既得権益にも嬉々として喧嘩を売る、強気の商人。
父が死んだ直後にギルド長にギルベルタ商会を吸収されそうになり、その後も小さい嫌がらせや難癖をつけられ続けている為、ギルド長と仲が悪い。
マインが新しいアイディアを出す度に、他に取られる前に確保して利益を出そうとする。
そのため元々服飾を扱う店が、他分野にまで手を広げ過ぎたり、貴族との取引も一気に増えたりしたので、ひどくやっかみを受けるようになる。
結果、ギルベルタ商会から印刷関係を請け負う店を独立させることにする。
自分は
マルクたちと共に新商会を率い、ギルベルタ商会は妹
コリンナに残した。新商会にはローゼマインからプランタンの名を与えられ、領主の養女を後ろ盾に持つことを周囲に示した。
幼い頃の夢は、世界中に影響力を持つような商人になること。
ローゼマインの暴走にどこまでもついていくことで、その夢は現実となりそうである。
ずっと独身
恋人の
リーゼを失ってから、結婚そのものに対する興味を失い、独身のまま。
マインとルッツの姿に過去のリーゼと自分を重ねたり、マインが倒れた姿を病に伏せるリーゼと重ねることもあった。
クラッセンブルクの商人の娘である
カーリンを預かり、一時周囲からは結婚か!?と目されるが、結婚には至らなかった。
ローゼマインの視点外であるため本編では描かれなかったが、カーリンとはお互い憎からず思う関係になっていた。
しかしローゼマインやアウブ・エーレンフェスト、領地としてのエーレンフェストが不利にならないよう情報を守るため、自分の恋心を押し殺してカーリンを帰郷させた。
「自分も中央に店を出すから中央で再会しよう」とカーリンに告げられていたが、ベンノの移動先が変更になったため、アレキサンドリアに移動したことは手紙で知らせている。
「アレキサンドリアに来ないかと誘っているわけではないが、もし二人が再開するのであればアレキサンドリアになる」
イタリアンレストランを作る
ギルド長にカトルカールなどのレシピを独占されるのを嫌い、食事処の
イタリアンレストランを創って対抗しようとした。
マインから「
青色神官がイタリアンレストランに興味を持っている」と伝えられて商売欲を出すが、相手が身分を隠した
領主で、対応した後は休憩しないと帰る気力もない程ぐったりした。
グーテンベルクのまとめ役
ヨハンが金属活字を作った際、興奮したマインから斜め上の思考を受けてグーテンベルクの称号を与えられた。
性急に動こうとするローゼマインが
ユレーヴェで眠っている間、グーテンベルクのそれぞれの事業に深みを出そうとする。
しかし、ローゼマインの母の
エルヴィーラが
ハルデンツェルで大々的に事業を行うことを決めたため、派遣のため性急に動かざるを得なくなった。
14年春にローゼマインがエーレンフェストから他領へ移動する事を告げられた際、他のグーテンベルクよりも先に現地入りして現地との調整や事業開始までの準備を行う事を宣言する。
準備期間は三年と言われたが、彼女の計画はいつも前倒しになる事を経験として分かっていた為、一年後には移動できるように準備を始める。
そして、やはりそれは先見の明となり、15年春の終わりにグーテンベルクはアレキサンドリアの下町に一斉移動する事となった。
アウブによるエントヴィッケルンで整備されたプランタン商会の建物内に住居を構えていると思われる。
経歴
(年代はマインの誕生を0年とする)
前23年春 誕生
前16年春 洗礼式
前09年冬頃 リーゼと恋人になる
前08年春 成人式
前08年 父親が死去し、ギルベルタ商会を引き継ぐ
前08年冬頃 リーゼが亡くなる
06年秋 リンシャンおよび髪飾りの販売を開始する。
07年春 植物紙協会を設立し、会長になる。
07年夏 初の植物紙工房をほぼ完成させる。
07年秋 印刷協会を設立し、会長になる。
08年春 マインよりグーテンベルクの称号を授かる。
ローゼマインを通じて、上級貴族(エルヴィーラ)と商売を始める。
08年秋 イタリアンレストランを開店する。
08年冬 城で本と知育玩具の販売を行い、エーレンフェスト貴族に存在を周知される。
09年春 プランタン商会を創業し、ギルベルタ商会から独立する。
ローゼマイン主催のお茶会で、エルヴィーラ派閥の貴族にプランタン商会会長として紹介される。
09年夏 イルクナーで植物紙協会設立と販売契約を実施。
11年冬 アウブ・エーレンフェストが主導で製紙業や印刷業を広げられるようにするための契約魔術を、アウブ名義・プランタン商会名義で締結する。
12年春 ハルデンツェルで印刷協会設立と販売契約を実施。
12年夏 グレッシェルで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。
13年春 ライゼガングで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。
14年春 キルンベルガで植物紙協会および印刷協会設立と販売契約を実施。
14年秋 グレッシェルでプランタン商会の二号店を開店。
15年春
ゲオルギーネ来襲により
ダームエルに連れられて図書館に避難する。
避難先で館の内装や図書室の見学・従来の本の観察を熱心に始めた。
アレキサンドリアの下町に移動。
作者コメント
【
2015年 01月24日 活動報告返答】
ベンノさんが若くて優男なのが、皆様意外だったようですね。確かに、ちょっと若いかな? とは私も思ったのですが、容貌は描写に忠実にしてくれたな、と思っています。
【
2017年 05月07日 Twitter】
【
2017年 04月17日.06月20日 設定等まとめ Twitterこぼれ話】
>イラストより
哀愁を帯びたベンノの表情が素敵。ルッツとマインの姿に昔の自分とリーゼの姿を重ねているのでしょう。以前守れなかったものを、今回は守れるのか……。
>未来の話
でも、ベンノにはベンノの物語があるので、幸せになりますよ。マルクの面倒は……ダプラなのでベンノかその跡継ぎが見てくれます。
二人の老後問題にローゼマインがいたところでどうにもなりませんね。実際に体を動かして世話できるルッツや
カミルの方がよほど役に立ちます。ローゼマインは権力があるだけで役立たずなのですよ。
「わたしにできること……老人ホームでも作りますか?」と尋ねて「老人扱いするな!」って怒られるくらいしかできません。(笑)
【
2017年 7月18日 Twitter】
>撫で方の絵
右の撫で方をするのはベンノとジルヴェスター
【
2017年 10月11日 Twitter】
>ウィンク考察
ベンノ:できる。お得意様相手ならば頼んだらしてくれるかも?笑
【
2020年 03月29日 Twitter】
>ベンノとリーゼの求婚
「何か甘いお話が読みたいなぁ」って言ったら、「え? 自分で書けば?」って言われた。
で、何となくベンノとリーゼの求婚とか考えてみたわけですよ。
…リーゼ、なんでそんなに喧嘩腰?
求婚より「ミルダやマルクに見つからずにイチャイチャできるか」ゲームの方が甘かった。
こんなはずでは…。
ちなみに、求婚時はベンノの父親が亡くなってすぐ。
ダルア達が辞めていくし、ギルド長がちょっかいをかけてくる。
そういう状況なので、ベンノはリーゼにも「距離を置いた方が良い」と言う。
それにカチンとして我慢できなかったリーゼ。
ガタガタうるさいわね!
わたしと結婚したらウチの援助を得らえるんだから、ベンノはわたしの成人までギルド長に負けなきゃ良いの。
商人ならわたしの将来より店の利益を考えなさいよ。
それとも何? 店を立て直して幸せにする自信がないって言うの?
リーゼ、マジで強い。
ベンノが勝てないわけだ。
「隠れてイチャイチャ」ゲームの時間軸は、公式アンソロ1の鈴華さんの漫画の後くらい。
見つからないように手を繋いだり、頬を突いてみたり…。
お互い動揺しないように必死。
ニヨニヨしそうになる顔を引き締めながら、周囲が見てない時を見計らってイチャイチャ。
多分、マルクは時々気付いてる。笑
【
2020年 09月05日 Twitter】
【
2020年 09月07日 活動報告】
>「I love you」以外の英語の愛情表現
You are love of my life.
(君は俺の人生の人だ)
これはね、ベンノ。私のイメージ的にはもうちょっと直訳に近くて「お前は俺の人生で唯一の恋人」って感じ。考えるだけで胸が痛くなる。
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最終更新:2023年12月19日 12:37