トゥーリ

初出:第2話

声(ドラマCD第1弾*1/第2弾):中原麻衣
声(ドラマCD第6弾~第8弾/第10弾):中島 愛

声(TVアニメ版):中島 愛

家族構成

婚約者:ルッツ

父:ギュンター
母:エーファ
 第一子:流産
 第二子:男児(一歳になる前に死亡)
   妹:マイン
 第五子:冬を越えられず死亡
 第六子:流産
   弟:カミル

容姿

髪の色:青緑
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瞳の色:青
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青緑でふわふわの髪を後ろで三つ編みにしている。
成人後は、髪を結い上げている。

地位

階級:平民
職種:針子見習いギルベルタ商会ダプラ

年齢関連

  • 誕生季:夏*2
  • マインとの冬の年齢差:+1

トゥーリ視点の回

第6話 閑話 変になった妹(書籍版短編集Ⅰにも同題で収録)
書籍版第一部Ⅱ プロローグ*3
第73話 閑話 コリンナ様のお宅訪問
Blu-ray BOX 特典SS 神殿からの呼び出しとわたしの本音
コミック版第二部Ⅴ 書下ろしSS マインと赤ちゃんのお迎え準備
活動報告SS 困った妹 (ふぁんぶっく2にも同題で収録)
書籍版第二部Ⅰ 書下ろしSS 今はまだ遠い場所
書泉特典SS 絵本と文字の練習(書籍版短編集Ⅰにも同題で収録)
コミック版第三部Ⅰ 書下ろしSS 初めての手紙
コミック版第三部Ⅲ 書下ろしSS マインと会うために
書籍版第第三部Ⅳ プロローグ
SS第2話 トゥーリ視点 焦る気持ち
SS第3話 トゥーリ視点 マインの目覚め
ドラマCD2 特典SS 王族からの依頼品
書籍版第四部Ⅷ 特典SS ざわめきの中の自覚(書籍版短編集Ⅱにも同題で収録)
SS第33話 トゥーリ視点 成長と変化(書籍版短編集Ⅲにも同題で収録)
書籍版第五部Ⅳ 特典SS 婚約の事情(書籍版短編集Ⅱにも同題で収録)

作中での活躍

マインの姉。
マイン曰く「マジ天使」*4。裁縫上手な美人予備軍。
妹マインのことがとても好きで、一緒に遊べないのを残念に思う。
レンフールの花が好き*5

洗礼前

(簪の代用品にしようとしたマインに)宝物の人形の足を平然と折られそうになって怖がるなど、前世の記憶が覚醒して人が変わったマインの事を、熱の出し過ぎで頭がおかしくなったかもしれないと心配する。
とはいえ、やはり妹想いの姉であり、突拍子のないことを始めるマインに何だかんだで世話を焼くうちに、次は何をやらかすか楽しみになっていった。

洗礼後

針子見習いになって腕も上がり、髪飾りなどをすいすい編めるようになった。
いつか、街の針子見習い達の遠い憧れの存在であるコリンナの工房へ移れるようにと頑張る。
マインが身食いで先が長くないことを知ると、マインをちょっとでも疲れさせないように仕事を代わろうとするなど、やたら過保護になった。

マインが青色巫女見習いになってから

家では役に立たないマインが、慣れた様子でコリンナの家に入り、ベンノと交渉して大金を平然とやり取りするのを見て度肝を抜かれる。

マインが神殿に通い孤児院の改革をしたときは、孤児達に包丁の使い方や料理を教えるなど、自活ができるようになるための先生になった。
その後は孤児院の子供達と文字などの勉強を一緒にした。触れている時間の差もあり、カルタでは一番弱かったが、ルッツに先生をしてもらい、子供達に置いていかれることなく勉強についていく。

マインと一緒に帰り、守ると意気込んでいたが、下町ビンデバルト伯爵身食い兵に襲われる。
マインとギュンターによって助け出され、オットーからギルベルタ商会へ匿われた。
他領の貴族と揉めたマインが、家族を守るために貴族の養女になると決意するのを受け、自分は一流の針子になってマインの服を作ることを約束した。
マインから最後に最高神と五柱の大神の祝福を受けた。

マインの葬式後、マインとの約束を果たすべくギルベルタ商会へ赴き、ダルア契約更新時にコリンナの工房に移る約束を取り付けた。

マインが領主の養女ローゼマインになってから

ダルア契約した工房で仕事をしながら、休みの日にはコリンナの工房を手伝うという名目で、裁縫の勉強をして貪欲に技術を吸収していく。
08年夏、ダルア契約の切れる十歳を機に、ギルベルタ商会へと所属を移す。
その際、ダルア契約かダプラ契約で悩む。(ギルベルタ商会は流行の発信源であるローゼマインとの強い繋がりを欲してダプラ契約を望んでいて、トゥーリは憧れの工房への就職は望むところだが、いざという時にローゼマインと一緒にいられるように身軽なダルアでいたい気持ちもあった)
結果、いざというときは「のれん分け」することも出来るというローゼマインの提案もあって、ダプラ契約に。
ローゼマインの宣伝によって花の飾りの注文が次々と舞い込んで大忙しになる。

同じくローゼマインに振り回されているルッツが遠地に派遣されて手紙を仲介してもらうことができず、寂しがる。
さらにルッツが貴族の前での立ち振舞が良くなるなどの成長を見て、置いて行かれるように感じて焦る。
ローゼマインがユレーヴェで眠ってる間、印刷用の原書として「母さんの物語集」*6を貸し出す代わりに行儀作法を覚えたいと希望したため、フラン達から恩返しの意味を込めて、神殿で行儀作法をヴィルマロジーナに教わった(ギルベルタ商会のトゥーリはローゼマイン工房と無関係になってしまったので、プランタン商会のルッツが連れてくることが条件となった)。
ディルクの育て方に関して、幼い弟のいる立場からヴィルマに助言もしている。*7

仕事以外の日はルッツと神殿へ行儀作法の勉強に行き、一緒に実家に帰っていたため、恋人関係にあると周囲に誤解されている。当初は恋愛より仕事を優先していたので、周囲の誤解を恋愛話回避に利用していた。
11年冬、王族の髪飾りの依頼に怖気付くも、領主の養女の専属として逃げてはいけない仕事だと厳しい現実を教えてくれたベンノに無自覚に初恋を抱く*8
12年秋、オットーと共に糸の買い出しに行った際にカーリンと歩くベンノを見かけてモヤモヤ。オットーからベンノの死んだ想い人リーゼの話を聞かされる*9
13年春、ベンノと雪道を歩くカーリンに遭遇。ルッツにベンノへの恋心を指摘されるが、この時もまだ自覚は無かった。
13年夏の終わり、クラッセンブルクに帰るカーリンの見送りでのベンノとカーリンのやり取りを見て、ベンノへの恋心を自覚すると同時に失恋する*10
失恋したものの、初恋だった為その後も多少引きずっている*11

13年冬、両親の話し合いでルッツとの婚約が具体化する。
成人が近づき、本格的に結婚相手を探す必要が生じたが、実家と本人の就職先の家格差、結婚資金、更にマイン事情から、ルッツ以外に相手がいなかった。
特に前者の事情を踏まえた親同士の話し合いで冬の間に合意に至り、本人達も拒絶せずに受け入れたことから、ルッツとの婚約が決まった*12

貧民街出身でどうしても遊び相手に思われがちな上に、領主の養女の専属という肩書き目当てや、上から目線の求婚が成人が近付くにつれ増えている事で、ベンノやオットーからも一刻も早く婚約すべきと判断された為、ルッツが春から秋にかけて出張で不在となる前に急遽婚約式を行うことになった*13
14年春、グーテンベルクのキルンベルガ出張前にルッツと婚約。
「マイン以外の人を大事にするルッツを見たくなかった」というのもルッツと婚約した理由の一つであり、お互い初恋を引きずっていると考えていたが、ルッツにトゥーリを意識していることを匂わせる発言をされて赤面する辺り、婚約関係は順調かつ良好に進行中の模様*14

14年夏、成人する。成人式では注文通りの普通の祝福だった事に胸を撫で下ろしていたが、ローゼマインの祝福の暴発に遭う。
14年冬、ローゼマインの衣装の注文を突然止められてローゼマインの身に何か起こったのではないかと不安に思っていたが、15年春に城へお針子の招集がかけられた際にローゼマインの急成長ぶりに驚愕する*15

エーレンフェスト防衛戦後の仮縫いの場における、ローゼマインとハンネローレの会話で、フェルディナンドがローゼマインの幼い頃からの想い人でその恋の成就を応援するとか、ローゼマインが選ぶ立場はフェルディナンドとの政略結婚が一番とかいう話を聞いていたが、その際のローゼマインの様子と、ギルベルタ商会が専属であるという立ち位置から、友達に見栄を張って適当な事を言っただけで、フェルディナンドに対する恋愛感情はない、中央に行くことになろうがアーレンスバッハに行くことになろうがやることは同じと判断し、粛々と衣装作りを進めた。*16

マイン(ローゼマイン)がアウブ・アレキサンドリアになってから

15年春の終わり、家族そろってマインについて行くことを選択した為、アレキサンドリアの下町に引っ越した。
アウブによるエントヴィッケルンで整備されたギルベルタ商会の二階に住んでいる*17
婚約者のルッツはお隣のプランタン商会に住む。

経歴

(年代はマインの誕生を0年とする)
前01年夏 誕生
06年夏 洗礼を終え、針子見習いになる。*18
07年夏 孤児院で料理の指導を行う。*19
07年秋 孤児院で製本の指導を行う。*20
07年冬 孤児院で神殿教室に参加したり、裁縫の指導を行ったり、パルゥ採りの引率をしたりする。*21
09年夏 ギルベルタ商会のダプラになる。*22
10年  孤児院で礼儀作法の教育を受ける。*23
14年春 ルッツと婚約する。*24
14年夏 ローゼマイン工房の紋章入りの魔石を受け取る*25
14年夏 成人式を迎える。*26
14年冬 領主の城に初めて上がる。*27
15年春 ゲオルギーネ来襲によりダームエルに連れられて図書館に避難する。避難先で髪飾りの作成を始めた。*28
     アレキサンドリアの下町に移動*29

作者コメント

2017年 10月11日 Twitter
>ウィンク考察
トゥーリ:父さんへおねだりする時に一緒にしてほしいとマインに教えられた

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最終更新:2024年12月19日 05:40

*1 ふぁんぶっく2 ドラマCDアフレコレポート

*2 マイン6歳夏に洗礼式 第20話

*3 限りなく視点無・三人称に近いが、母親・父親・妹の記載と、記憶と感情関連で断言表記されている述語に対応する主語から、トゥーリ視点と推定

*4 ユルゲンシュミットの人は天使=天の使い=星の子供達だと理解している、ふぁんぶっく6 Q&A

*5 2019/11/12 作者X

*6 web版では「母さんの寝物語集」、第244話・第275話・第279話

*7 第275話 閑話 オレ達に休息はない、第276話 閑話 神殿の二年間 前編

*8 ドラマCD2 特典SS 王族からの依頼品

*9 書籍版短編集Ⅱ オットー視点 旅商人の依頼と冬の準備

*10 書籍版第四部Ⅷ 特典SS/書籍版短編集Ⅱ トゥーリ視点 ざわめきの中の自覚

*11 第458話 閑話 ある冬の日の決意、SS第27話 エーファ視点 子供達の成長、SS第33話 トゥーリ視点 成長と変化

*12 SS第27話 エーファ視点 子供達の成長、SS第30話 カルラ視点 息子の成長

*13 書籍第五部Ⅳ 特典SS/書籍版短編集Ⅱ トゥーリ視点 婚約の事情

*14 SS第33話 トゥーリ視点 成長と変化

*15 SS第33話 トゥーリ視点 成長と変化

*16 書籍版第五部Ⅸ 特典SS 相変わらずの騒動の原因

*17 支店長として年嵩のダプラが派遣されている、ふぁんぶっく9 Q&A

*18 第20話

*19 第94話

*20 第118話

*21 第191話

*22 第244話 第275話

*23 第275話 第276話、SS第3話 春半ばに本の貸し出しの交換条件で依頼をしルッツ同伴前提で許可を得たこと、ルッツが11年はハルデンツェルに出張していたことから、実質10年春~冬に教育を受けたと考えられる

*24 SS第27話

*25 第575話

*26 第575話

*27 第590話

*28 第620話 それぞれの武勇伝 その1

*29 出発は春だが領都アレキサンドリアに到着したのは夏、書籍版短編集Ⅲ フラン視点 旅の終わりと新しい神殿