神童とは、天才のさらに上を行く才能を持った者を指す言葉。
いわゆる早熟の達人と呼ばれる者たちは基本的に神童とされる。
天賦の才を持つ天才に対し、さらに幼くしてその道のコツを知り得てしまった者を神童と呼ぶ。
本来、経験からしか得られない何かを生まれながらに得てしまっている為、修練の時間的にも極めて優位に立てる。
重要視されるのはその時間的優位であり、たとえ神童ほどの才能を持っていても修練による早熟を経なければ全く意味をなさない。
秋雨曰く神童のほとんどは努力を怠り、大人になる頃には凡人となる。
そのため、「十で神童、十五で才子、二十歳を過ぎればただの人」と言われている。
これは努力を怠った神童は15歳で天才に成り下がり、二十歳を過ぎる頃には凡人にまで落ちぶれる事を意味している。
なお、
兼一は幼い頃は体が弱く常に震えていたため、「震動」と呼ばれていた。
最終更新:2022年10月18日 19:44