2023/4/26~5/17開催のFGOアーケードコラボイベントで配布されたサーヴァント。

ステータスはATK寄り型。
カード構成はB1A2Q2+Quick単体宝具。Hit数はB3/A2/Q4/EX5/宝具5hit。
N/Aは0.83と平均的だが、Q・EXのHit数が多いためNP効率・スター効率が良好。
クラススキルは「対魔力 B」「神性 B」。
属性は秩序・中庸・地。特性は〔神性〕〔愛する者〕〔子供〕。

スキル

【スキル1】赤枝の騎士 B CT:7-5
自身の攻撃力アップ(3T)と弱体解除を行い、スターを最大20個獲得する。
使い勝手の良い効果が揃っており、回転率も良い。

【スキル2】猛犬殺し A→A+ CT:7-5
自身に〔猛獣〕特攻(3T)とQuickバフ(3T)を付与する。
〔猛獣〕特攻は倍率が高く、サーヴァントには少ないが通常エネミーに多く刺さる機会が多い。
2024/6/7実装の強化クエストクリア後は、「攻撃時に自身のNPを少し増やす状態」を付与(5回・3T)が追加される。NP獲得量は1回10固定。

+ 〔猛獣〕特性持ち一覧
Class Rare Name
4 ドブルイニャ・ニキチッチ
3 ジャガーマン
5 イヴァン雷帝
4 ドブルイニャ・ニキチッチ
3 赤兎馬
4 大黒天
5 呼延灼
4 タマモキャット
アタランテ〔オルタ〕
4 壱与
4 新宿のアヴェンジャー
5 闇のコヤンスカヤ
エネミー 獣人系、キメラ、バイコーン、ソウルイーター、魔猪、ウリディンム、ウシュムガル、ウガル、ヒュドラ、おろち、オリオン系、オオカミ、シャンタク、ヤガ、ジャヴォル・トローン、イースガルム、イースウルヴル、ボーバルチキン、鵺、魔猿、カリ、ウッチャイヒシュラヴァス、ドゥン、ガルダ、サラマー、ケルベロス、『愛玩の獣』、ブジャンガ、亜鈴百種・排熱大公、魔犬バーゲスト、牙の氏族、ブラックウルフ、シャークパイレーツ、LWB-M8、HWB-M8、ロストベルト:ビーストⅣ、ケルピー、化け猫、呪毒蟲、祖獣、クコチヒコ、四奸六賊、カマソッソ、カンガルー、ライトニングバード、ロック鳥、ネコアルク、捕食竜アルナワーズ

【スキル3】影郷の武練 A CT:8-6
自身にクリティカル威力アップ(3T)&スター集中(3T)を確率で付与し、回避(2回・3T)を確定で付与する。
スキルLv10であれば確率は100%になる。レベルが足りない場合は強化成功率アップがあれば確定にできる。
カードやスキル1で星は確保しやすくクリティカルは狙いやすいためクリティカル威力アップ&スター集中でクリティカルアタッカーとして完成する。

+ 確率強化の仕様

確率強化とは「皇帝特権」に代表される一定の確率で強化が成功/失敗するスキル/宝具。
成否が安定しない代わりに、成功さえすれば強力な効果を得られるものが多い。

確率強化のスキル・宝具の使用者が「強化成功率アップ」効果を受けると成功率を上げ、確定させることが可能。
現状では確率強化スキルと強化成功率アップの両方を持つサーヴァントは確率が60%~85%ばかりのため、スキルレベル次第で確実に効果を受けることが出来るようになる。
ただしそれは自身の確率強化スキルを確定にさせるには充分な倍率ということであり、他者に付与した時は足りないこともある。
例外的にクロエは成功率アップは持っているが確率強化スキルは持っておらず、イリヤシトナイイリヤ〔水着〕のみが対象で、上昇量はスキルレベルに関わらず一定。

スキル・概念礼装・指令紋章には「被強化成功率アップ」効果を持つものが存在する。
こちらは確率強化のスキル・宝具の効果対象者が受けると成功率が上がる。
「皇帝特権」等は自身が効果使用者&効果対象者なのでどちらの効果でも恩恵を受けられる。

”確率で付与”と記載されていない通常のスキル・宝具の強化効果であっても、ほとんどは成功率100%で計算が行われている。
回数制の「強化成功率アップ/ダウン」「被強化成功率アップ/ダウン」は確率でない強化時も1回としてカウントされて消費される。

【注意点】
強化成功率アップは「その効果を受けているサーヴァントが使用する強化の成功率を上げる」効果。
例えば蘭陵王の「勢い破竹の如し」レベル10を自分に使った場合「魔性の貌」の成功率は60%+40%で100%=確定で成功となり、
自分以外に使うと60%のまま。
蘭陵王と美遊とカラミティ・ジェーンは対象が単体のため、使用する対象には気を付ける必要がある。

被強化成功率アップは、「その効果を受けているサーヴァントが受ける強化の成功率を上げる」効果。確率は強化成功率アップと加算になる。
例えばアンデルセン深窓の麗人を装備して宝具を使用しても、確率が上昇するのは自身への強化のみ。
全体に確率強化のバフをばら撒くタイプのサーヴァントには不向き。

前述のように羅竜の面のような回数性の成功率アップは次に受ける強化全てが対象であり、それが確率強化スキルか否かを問わない。
なので次に受けた強化が確率強化スキルでない場合は無駄に消費され、成功率アップ効果が消えてしまうので注意しよう。

フィンの「女難の美/華麗奔放」、アストルフォの「理性蒸発」、概念礼装の死霊魔術のような「強化自体は確定で成功し、効果の発動がランダム」な効果は成功率アップの対象とならない。

強化成功率ダウンは「その効果を受けているサーヴァントが受ける強化の成功率を下げる」効果と「その効果を受けているサーヴァントが使用する強化の成功率を下げる」効果が混在している。
オベロンのクラススキルの〔マーリン〕に対しての強化成功率ダウンのみ「その効果を受けているサーヴァントが使用する強化の成功率を下げる」効果。)
通常のスキルなどの確定の強化は確率100%なので倍率分の数値下がった確率強化になる。一部の確定の強化*1は確率500%で影響がないものも存在する。
強化成功率ダウンの倍率の強化成功率アップを付与することで確定に戻すことも可能。
ただし森長可の強化成功率ダウンの倍率は非常に大きいので、無理矢理成功率を上げるメリットは薄い。

  • 被強化成功率アップ効果のあるスキル
    Class Rare Name スキル名 Range Turn Effect
    Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5
    Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10
    5 スカサハ 原初のルーン(CT6~8) 単体 1T 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 20
    5 ニトクリス〔オルタ〕 冥府神の裁定(CT7~9) 全体 1T 40
    Class Rare Name クラススキル名 Range Turn Effect
    5 ミス・クレーン 道具作成(衣) 全体 - 10
  • 被強化成功率アップ効果のある指令紋章
    Rare Name Range Turn Effect
    4 羅竜の面 自身 2T 20%

宝具「 裂き断つ死輝の刃 (クルージーン・セタンタ)

ダメージ前に自身へ必中(1T)を付与し、敵単体に防御無視ダメージを与え、ダメージ後に防御力ダウン(3T)を付与する。
スキル1・2が全て乗算となるため宝具火力が高い。特攻抜きでも配布で宝具Lv5となるため星5宝具Lv1と比べて高い水準となっている。

総評

単体Quickの配布セイバーとしてはカルナ〔サンタ〕が比較対象だが、あちらがNP獲得を持つのに対しこちらは〔猛獣〕特攻を持つ。

相性の良いサーヴァント

Quickサポーターのスカサハ=スカディ水着スカディなど。

相性の良い概念礼装

配布の宝具レベルを活かした宝具運用ではカレイドスコープクリスマスの軌跡チェリー・アイシクルなどの初期NP礼装が無難。
クリティカル運用では真夏のひと時メリー・シープトゥリファスにてなどスター獲得系やクリティカル威力アップなどが良い。

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最終更新:2024年06月17日 21:10

*1 多数のマスタースキル、「スケープゴート」などターゲット集中効果

*2 攻撃強化限定

*3 攻撃強化限定