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ファイナルファイトCD - (2019/02/21 (木) 14:42:31) の編集履歴(バックアップ)
ファイナルファイトCD
【ふぁいなるふぁいとしーでぃー】
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ジャンル
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ベルトアクション
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対応機種
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メガCD
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発売元
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セガ・エンタープライゼス
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開発元
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A Wave
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発売日
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1993年4月2日
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定価
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8,800円（税抜）
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判定
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劣化ゲー
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ポイント
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SFC版で削られた要素をしっかり搭載
しかし、操作性・ゲームバランスは大幅悪化
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ファイナルファイトシリーズリンク
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概要
傑作ベルトスクロールアクション『ファイナルファイト』のメガCD版。発売・開発はセガ。
セガからすれば、スーファミ版?との差別化を図り、メガCDの性能を宣伝したかったと思われる。
評価点
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SFC版と違い、キャラクターは3人すべて登場し、2人同時プレイも可能。
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SFC版でカットされた4面の工業地帯を含むステージも全部再現。
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敵およびアイテムの配置および種類も当然ながらAC版の物を再現。
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敵の出現数も最大で4人まで出現。
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ムービー形式のOPや制限時間以内にどれだけ敵を倒せるか競う「タイムアタックモード」を追加。
問題点
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OPで声優を当てたキャラクター全員がミスキャスト。
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ハガーは筋肉質のイメージからかけ離れた置鮎龍太郎氏になっているので、かなり違和感がある。
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前年に発売した「超兄貴」の主人公イダテンを演じているので皆無ではないが、コアなゲームのため認知にはほど遠かった。
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ガイの「ジェシカァ!?」の間の抜けた一言は耳を塞ぎたくなるほどイメージに合っていない。
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デモ画面では音声でキャラクターの解説をしてくれるが、作品全体から溢れる緊張感が崩壊し、変に笑いを誘う。
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グラフィックの劣化。
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当時の家庭用移植では当然だが、グラフィックは劣化している。メガドライブは発色数が同世代の機種で一番少ないため、さらに拍車をかけている。
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BGMのアレンジが微妙。
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妙にカッコ良い1面の地下道や暗いメロディと明るいギターがミスマッチな2面の地下鉄など、BGMのアレンジがどれもステージに合っていない様な物ばかりになっている。
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担当はかの『スーパーダライアスII』で無駄にさわやかなアレンジをしたT's Music。『スーパーダライアスII』といい、移植ゲームのアレンジに関しては失敗する事が多いのか…。
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元がアーケード基板でメガCDに移植するんだから普通にFM音源使えば良かった物を……。
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操作性が悪すぎる。
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パンチが遅すぎて全キャラクターがハガー化。
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いくらボタンを連射しても秒間3発程度しか出せず、AC版で正面から止められたアンドレの体当たりを食らってしまう。
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元から振りが遅い鉄パイプや日本刀を使っての武器攻撃やハガーのパンチは、コーディーのパンチ以上に遅い。
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裏技でパンチの連射をONにできるが、焼け石に水。
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操作感覚も難。
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斜めに入りやすいメガドラのコントローラーのせいで細かな操作ができず、操作感覚がやけに重い。本来のファイナルファイトの魅力を全く再現できていない。
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最低難易度でも難易度が高い。
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難易度最低のEASYにしても難易度が高い。特にAC版でも苦戦するハリウッドやエルガドといったナイフ使いはAC版以上に意地悪。
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ハガーのみに存在するバグ。
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ロキシーとポイズンに引っこ抜きことバックドロップをかけると、頭を落下させた時に何故か打撃でダメージを与えた時のダメージマークが表示されてしまう。打撃と同様にがバックステップ動作を取られる。ダウンせずにすぐ復帰されたりもするが、投げた後に反撃を受けたりはしない。
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存在意義が薄いタイムアタックモード
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記録のランキングやセーブがなく、とって付けた様な内容。
総評
「大容量・高性能のメガCDで出す以上完全移植+αで当然だ!」と力んだ結果は「ごらんの有様」であった…と現在では語られがちだが、発売当時の評価は概ね好評なのが事実だったりもする。しかし、後にPS2版『カプコンクラシックコレクション』にてほぼAC完全移植の『ファイナルファイト』が収録されたので、お勧めするなら断然そちらである。
セガによるカプコンゲームの移植と言えば傑作『大魔界村』や『ストライダー飛竜』等があるのにこの落差は何だ。（開発会社が違います）
余談
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1993年3月26日に発売される予定だったのだが、発売直前になり急遽1週間延期になった。理由は不明。
