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魔神少女 -Chronicle 2D ACT-
【まじんしょうじょ くろにかる つーでぃー あくしょん】
ジャンル
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2Dアクション
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対応機種
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ニンテンドー3DS
(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)
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メディア
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ダウンロード専売ソフト
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発売元
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フライハイワークス
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開発元
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INSIDE SYSTEM
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発売日
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2014年8月6日
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定価
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400円
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判定
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良作
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ポイント
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400円と思えない作り込み 歯ごたえがある難易度 豊富なやりこみ要素
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概要
同人サークルである『INSIDE SYSTEM』が制作・開発したゲーム。
魔を司る神『ジズー』を操作して、魔力の源の鉱石『シェガー』消失の謎を追うという2Dアクションゲーム。
キャラクターデザインは『ガイストクラッシャー』のHi-GO!氏、音楽は『メルティブラッド』の来兎氏が担当している。
基本システム
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基本的には『ロックマン』のアクション要素に『グラディウス』の強化システムを足した物となっている。
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敵を倒すと『トレース』を入手し、強化したい部分までゲージが溜まったら『インストール』を行い、強化できる。
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インストール方法のオプションも決められ、完全自動化のオート・自動だが任意でも可能のセミオート・完全任意のマニュアルの3つから決められる。
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ゲージに溜まった『トレース』は、ダメージを受けると少し失ってしまうが、蓄積した分はそのままとなっている。
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蓄積された方のトレースを消費して、キャラクターの強化ができる。ストックやライフを増やす、獲得出来るトレースの数が増えるなどどれも有用性が高い。
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各ステージのボスを倒すと、ボスが使用した武器を獲得できる。そのボスの弱点武器だと、与えるダメージが大きくなる。
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各ステージには2つの純色のシェガーが隠されており、隠されている場所を攻撃したり、ジャンプしたりすることで現れる。
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獲得すると、それぞれの能力をさらに一段階上に強化させることが可能となる。
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一部、特定の条件で獲得できる純色のシェガーも存在する。
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難易度はイージー・ノーマルのいずれか。高い難易度でプレイしても、途中で下げることも可能。
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一度クリアすると、最高難易度である『ルナティック』が追加される。
評価点
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全体的に作りこみが細かい
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400円で配信されているが、作りこみがよい。「これで400円?」と言われている程である。
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ドットが丁寧に書き込まれており、よく動く。どの敵も全体的に可愛らしいものばかり。
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細かいところでは、水が流れているところに立っていると、頭の上に流れてくる。
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ゲーム中で使われているBGMも良曲が多い。
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その他、ダメージを受けた際にトレースが大量にばらける演出はあるが、それによる処理落ちは全く感じられない。
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歯ごたえがある難易度
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難易度は基本的に、難しめに調節されている。開発者曰く『自分がやって歯ごたえがある感じに調節した』とのこと。
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イージーにすると敵の体力が少なく、敵の攻撃手段が減り、かなり簡単になる。
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前述のとおり、難しい難易度を選んで苦戦しても、途中で難易度を下げることが可能。ただし、一度下げた難易度は二度と元に戻せない。
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やりこみ要素が豊富
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様々な実績が存在し達成すると、キャラクターやステージの設定イラスト・制作者からのコメントを閲覧することができる。
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実績の内容は、各ボスをノーダメージで倒すなど簡単なものから、ノーミスや規定数のダメージ以下でエンディングに行くなど、上級者向けの内容もある。
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ステージクリア時のタイムも記録され、そのステージを短い時間でクリアするタイムアタックとしてもできる。
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エンディングに到達したり、実績をアンロックすることで『シェガーの欠片』を獲得できる。これらは、シェガーショップで特典や追加要素と交換できる。ポーカーで運試しをして、一気に増やすことも可能。
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シェーガーショップから買えるものは、ライフの上限を増やす・無敵時間の延長・自機の速度アップなどプレイをサポートするものから、一回でもダメージを食らったらミスする『デンジャラスモード』などのマニアックなものも。もちろん、各種データが見れる図鑑やミュージックボックスなどのおまけ要素も購入できる
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一度エンディングに到達すれば、隠しキャラが追加される。武器性能や各純色のシェガーが隠されている場所もジズーと異なっており、新しい感覚でプレイできる。
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通常攻撃の射程距離が短く、ジズーと同じような感覚で攻略しようとすると苦戦する。
問題点
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最高難易度『ルナティック』の凶悪さ
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敵の動きが倍速になったばかりでなく、一発でも攻撃を食らうとそれまで蓄積していたゲージが全て無くなってしまうので『インストール』が非常にやりにくく、終盤のボスラッシュではそれが顕著。
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とは言え、ボス毎に対策は存在し、あるボスに至っては密着して戦えばほぼノーダメージに押さえ込めるため、見方を変えればいかに戦い慣れているか、どのような順序で倒していくかというプレイヤーの腕前が試されているともいえる。
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実績の仕様
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規定回数以内のダメージでエンディング・ノーミスでエンディングの2つの実績は、途中でステージを抜けても回数にカウントされてしまう。つまり、なかったことにすることができない。
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そのため、実績を達成できなくなった場合は、もう一度最初からやり直す必要がある。
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例外として各ボスをノーダメージでクリアするという実績は、ミスしてリトライ後でもノーダメージなら達成は可能できる。
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ステージのタイムに関する問題点
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ステージのタイムは、ファイル毎にしか記録されない。難易度や前述の特典のパワーアップのサポートの関係もあるため、仕方ないとも思われる。
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ステージ内でミスしてもタイムは継続されてしまうため、タイムアタックしたい時は不便である。ミスしたら、ステージを抜けて再度選び直して再開する必要があるので手間がかかる。
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武器選択画面が出ていても、お構いなしにタイムが経過する。
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バグの存在
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現在では更新データで改善されてはいるが、壁にはまって動けなくなってしまうなど、バグが存在していた。
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あるステージに入り途中で抜けた後に、特定のステージを選択するとフリーズしてしまう。こちらは、現在でも発生してしまうので注意。
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敵の倒した数が一定数に達すると、それ以上は数が表示されなくなり、どれだけ倒したのかという確認ができない。
総評
アクション初心者から上級者まで、幅広い層におすすめできるアクションゲーム。多少難しい部分はあるものの、誰がやっても楽しめる内容になっている。
400円と言う低価格ながらも、その値段以上の内容なので、やってみるのも悪くはないだろう。
余談
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2014年9月頃の3DSのダウンロードランキングでは、任天堂の3DSLL本体の購入時に手に入る無料DLキャンペーン等の強豪がひしめく中、ほぼ無名ながらにランキング5位に入るという実績を残している。
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公式ではファンが盛り上がりそうなイベントを多数用意していた。
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本作配信後にTwitterでのキャンペーンやイラストコンテストが開催されていた。
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設定資料付きサウンドトラック、イラスト集が発売。
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各キャラクターとステージをデザインした、3DSのテーマが配信。後に、イラストコンテストのイラストを使用した3DSのテーマも配信された。
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続編にあたる『エピソード2』の制作が2014年12月に発表、それに合わせてザコキャラコンテストを開催していた。