いつもの食材で出来ちゃう すてきなスイーツとごちそう

【いつものしょくざいでできちゃう すてきなすいーつとごちそう】

ジャンル 超簡単! ナビ付きレシピ集
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 タカラトミー
開発元 アスペクト
発売日 2007年12月20日
定価 3,800円(税別)
プレイ人数 1人
セーブデータ 1箇所
レーティング CERO:A(全年齢対象)
判定 なし
ポイント お手軽に高級風な料理が作れるレシピ集
200種類超の料理レシピを収録
完全なる実用性重視の内容


概要

  • タカラトミーからリリースされたニンテンドーDSソフトの一角。ジャンルとしては料理レシピ集に該当し、遊戯的な意味でのゲーム性は含まれていない。
  • 著名な実力派シェフやフードコーディネイターが本作の監修を務める。また、大手食材メーカー14社が本作の協力を務める。
  • メインデッシュとデザートのレシピが半々の割合で収録されており、全体的にビジュアルを重視したレシピがメインとなる。
  • オートセーブ方式。主にタッチ操作がメインとなるが、十字ボタンを使用する場面もある。但し、一部モードでは音声認識による操作が可能。

主なモード・ルール

本作は主に4つのモードが用意されている。
「メニュー」「付属レシピ」の調理関連項目に関しては、タッチ操作と音声認識の双方に対応。
調理関連項目中は"ナビゲーションボイスによる料理説明ガイド"がされる。

  • メニュー
    • 本作のメインモード。数多くのレシピを鑑賞できる。
    • モード決定後は「基礎編」「スイーツ」「ごちそう」の3ジャンルから選択可能。
      • 「基礎編」は比較的シンプルな料理、「スイーツ」はデザート、「ごちそう」はメインディシュの各レシピが収録されている。
      • ジャンル選択とは別で「おすすめ!」というアイコンがある。これを決定すると季節に合った"おすすめレシピ"が複数表示される。
      • 「スイーツ」「ごちそう」・及びモードの"付属レシピ"で紹介された各レシピは、「基礎編」で調理した料理を再利用する過程が含まれる場合もある。
    • ジャンル決定後は作りたい料理を選んでレシピ紹介画面へと進む。
    • レシピ紹介画面では、さらに以下の項目から好きなものを観覧できる。
      • 「道具」…使用する調理器具の一覧。
      • 「材料」…使用する食材の一覧。
      • 「手順」「作る」…調理関連項目。"手順"は自分が始めたい調理過程を選択でき、"作る"は最初から調理を開始する。
      • 項目と一緒に「一人前分の摂取カロリー」「おおよその調理時間」が併記されており、作りたい料理の参照となる。
    • 調理を終えると「ミニ知識へ」という情報を見る事ができる(内容は下記のものと同様)。
  • 付属レシピ
    • 本作のもう一つのメインモード。監修シェフがアレンジを加えた特別レシピを鑑賞できる。
    • モード決定後は大手食材メーカー14社のいずれかを選択し、そのメーカーが市販している食材を使用したレシピへと移項する。
      • 多くのメーカーのレシピは1種類のみだが、メーカーによっては数種類のレシピが収録されている事もある。
    • レシピ移項後は「メーカー指定のものも含めた複数の食材」に関する説明と、一部食材に対する監修シェフのコメントが聞ける。
    • 説明鑑賞後は"メニュー"同様のレシピ紹介画面へ進み、同じ要領で項目を観覧できる(項目内容は全く同じなので割愛)。
    • "メニュー"とは違い、このモードには"ミニ知識へ"の移項はない。
  • ミニ知識
    • "メニュー"で見たミニ知識を個別で鑑賞できるモード。
  • オプション
    • その名の通りのオプション設定。項目には「音声認識の調整設定」と「調理に関する注意事項の表記」がある。

特徴

  • ビジュアル重視のレシピ集。
    • DSには数多くのレシピ系実用ソフトがリリースされているが、本作はその中でも「見た目の美しさ」を重視したレシピ集にあたる。
      • レシピを参照にすれば、身近にある食材のみで高級レストラン並に美しい外見の料理が作れてしまう。ぱっと見では「これ本当に市販材料の料理?」と思える程。
      • ビジュアル重視であるが故にそれなりの調理過程の手間は必要だろうが、完成させた時の達成感は格別である。
      • もちろん、著名なシェフが監修を行っているだけあって、味の方もお墨付きである。見た目も味も楽しみたい人にとっては大変重宝するソフトではないだろうか。
    • 確かにビジュアル重視のレシピが多彩である反面、「一般的な家庭で定番の料理」に関するレシピはほぼ皆無である。
      • こればかりは「本作では専門外」と割り切るしかない。そういう系統のレシピを鑑賞したければ『しゃべる! DSお料理ナビ』(任天堂)などを購入すべきだろう。

評価点

  • 収録レシピはなかなか豊富。
    • メインデッシュ・デザートが半々の割合で約200レシピも収録されている。
      • こういう系統のレシピ系実用ソフトにおいては「メインディッシュがメインで、それ以外のジャンルはおまけ」という収録が少なくないが、本作ではちゃんと同じ割合での収録網となっている。
      • しかし、逆にいえば「お互いが均一に収録されている故に、料理のバリエーションが分散化されてしまっている」といえる。これも「そういう作風だから」と割り切るしかないだろう。
  • 一通りのシステムが揃っている。
    • ちゃんとレシピ系実用性ソフトとしてのシステムは搭載されている。
      • 「使用する調理器具・材料に関する情報」はもちろん完全掲載されており、事実上はそれらを用意するだけでレシピ通りの料理が作れる。
      • 「調理関連項目中は"音声認識によるページ飛ばし"・及びボイスによるナビゲーション機能」が搭載されているおかけで、DS本体から離れていても"ある程度"の調理ができる。
      • この手のソフトとしてはボイスナビゲーションの音声が聞き取りやすい部類。もし、聞こえにくかったとしても何度でも聴き直しが可能。
      • 「大手食材メーカー14社が発売している商品」をそのまま使って料理を作れるお手軽さも嬉しい。但し、今となっては発売停止となっている商品がある可能性が考えられる点に注意。

問題点

  • レシピ情報が若干機械的な一面も……
    • 調理関連項目中は「調理過程の流れ」しか表示されない為、「この調理過程はどう意味合いで行うのか?」といった補助説明が確認できない。
      それ故に、「ただレシピ通りに"なぞって"調理をしていくだけ」という機械的作業になりやすく、レシピにアレンジを加えた応用料理に踏み込むには少々敷居が高いかもしれない。
  • 実用性に特化したレシピ集である反面、それ以外の要素はほぼ存在しない。
    • DSにてリリース同系統のソフトには、「"暇潰しのミニゲーム"や"調理知識を図るクイズ集"」といった要素を入れるものがあるが、本作にはそういった類が全くない。
    • よって、「調理中にレシピ鑑賞以外のモードを楽しむ」といったプレイは行えず、調理中に起動させているDS(3DS)は足塞がりとなってしまう。
    • 本作は実用ソフト主体である為、遊戯的なモードを入れる義務は特にない。しかし、ゲームソフトである関係上、レシピ集に留まらない要素を求めてしまうプレイヤーも少なくない。

総評

レシピ集としてはなかなか優秀で、高級気分になれそうなゴージャスな料理を作るには適したソフトだと思われる。その反面、定番料理のレシピ情報は期待しない方がいいだろう。
当然ながら、本作はレシピの調理過程をサポートしてくれるソフトでしかない。美味しい料理を作る上で重要なのは、本作を利用しつつも"プレイヤーの料理の腕前や手間"を発揮する事にある。