Learning as service Series

Learning as service Series(ラーニング・アズ・サービス・シリーズ / LasS)とは、N121MTがその場のノリで思いついた「Software as a Service」(通称SaaS)を覚えやすくするための規格である。


概要

大学生の頃、SaaSやPaaSなどの字面を見て、有限会社ラズエルのLassと似ていることから、そのロゴを参考に……というよりデザインをほぼ丸パクリしたものをSaaSやPaaSなどのロゴに適用させたものである。
規格はSaaSの他にPaaS、IaaS、HaaSなどにも対応しており、「独自のロゴマーク」を開発することでイラストと共に覚えるのが目的となっている。 かなり冗談な規格ではあるが、N121MTのローカルルールという扱いでTGUSで扱われていた。

地獄耳では2016年のエイプリルフール企画として、隠し企画の1つでRequest for Comments風のドキュメントにしたLearning as service Seriesが公開されている。 内容にはLasSの目的はもちろん、Lassそのものをネタにした記述(『11eyes』のネタ等)もあった。

定義するロゴ

母体

LasS

この規格のロゴ。 基本的にはLassのロゴとほとんど変わっていない。
設定ではこの子が親であり、その更に親であるのがLassであることが定義書に書かれている。 まさかプロプライエタリなロゴから生まれるとは向こうもびっくりしているはず。

基本asソフトウェア

SaaS

口の部分がもごもごしているロゴ。 このもごもごしているのが頭文字の「S」、つまりソフトウェアを表したものである。
意味合いとしては「ソフトウェアも全て外部に出来るので、もごもごしている」ということらしい。 どうしてそうなったのかは一切わからない。

PaaS

文字のPを虫眼鏡に見立てたロゴ。 この「P」がプラットフォームのことを指している。
意味合いとしては「インフラまではやらないけど、OSやソフトウェア等までは細かく見る」ということでそうなったらしい。 実際の現場で虫眼鏡は使われない。

ハードウェア兄弟

IaaS

口の部分がまっすぐな直線となっているロゴ。 この直線が頭文字の「I」、インフラを指している。
意味合いとしては「インフラもソフトウェアも全てまっすぐやる」ということらしく、作業時の作業者の顔もそうなっているのではないかとも言われている。

HaaS

口がHの形になっているロゴ。 この「H」はハードウェアのことを指しており、IaaSの兄という設定が持たされている。
意味合いとしては「ハードウェアも全て食ったので、ちょっと太ったロゴにした」とのこと。 どっかのうさぎのキャラクターを彷彿とさせるような口の形をしている。

ちょっと特別

DaaS

笑顔のようなロゴ。 口の形が頭文字の「D」、つまりデスクトップを指している。
これはデスクトップ環境が仮想化されたことによって皆が笑顔になる、という現象を皮肉ったロゴになっている。 SaaSやIaaSと違ってちょっと意味合いが異なるが、それを駆使して実現したサービスがこのDaaSと言える。

元のロゴとの違い

元となったLassのロゴと、このLasSのロゴはLの位置と目の位置が大きく異なっており、それ以外は同じというもはやチャイナクオリティでもやらないようなやっつけ仕事である。
実は本来このロゴはLassのロゴの書き間違いによって生じたものだが、後にSaaSのロゴや特にPaaSのロゴでも描きやすかったために、そのまま採用されることになった。

ちなみに有限会社ラズエルのLassはSaaSといった業務は行っておらず、ソフトウェアと言ってもゲーム(しかもエロゲー)を開発するブランドとして2018年頃まで存在していた。(現在はラズエルが倒産した関係でDMMに移管されている)
同ブランドの代表作に『11eyes』などがあり、この辞書のページも「11」とその作品に因んだものとなっている。
最終更新:2023年01月07日 15:02