12回くりかえしとは、『爆笑ぼっち塾 校歌』における歌詞の1文である。 正確には「※12回くりかえし」と表記されており、全歌詞を12回繰り返せという意味となる。
概要
2019年発売の『ね、いっしょにかえろ。』のカップリング楽曲であり、『ひとりぼっちの〇〇生活』にてED曲の1つとして『爆笑ぼっち塾 校歌』が収録された。
その実態は「同じ歌詞を12回も繰り返すだけの楽曲」という、珍しいタイプの「電波ソング」でもあり、CD化された際にフルで何回繰り返すのか、というのが問題となった。
いざ発売されるとテレビと同じサイズとなっており、回数こそに変化はなかったものの、その強烈なインパクトと「誰でも覚えて、誰でも歌えてしまう」という特異性は、まさに令和が始まって最初の衝撃アニソンなのかもしれない。
なお、「※12回くりかえし」という表記は、何も「こめまーくじゅうにかいくりかえし」とは歌わない。 陣内智則氏のネタではそうなっている(「※くりかえし」を「こめまーくくりかえし」と歌うネタがある)が、この楽曲はそうしたネタは存在していない。
ちなみにカップリングとなってしまった『ね、いっしょにかえろ。』は、主人公である一里ぼっちの心情を描いた楽曲で、こちらは普通の楽曲である。(しかも良い曲だったりするため、ある意味カオスなCDになっちゃっているのも事実である)
本当に12回繰り返すのか
TVサイズでもCDでもほぼ同じ内容だが、実際のところは歌詞自体が12回繰り返されているだけで、歌い方には若干の変化が入っている。 生徒であるソトカ・ラキターや本庄アルあたりがその暴走要因でもあり、歌詞を作った張本人とされる一里ぼっちもそれにノッている。
巻き込まれる形で参加している砂尾なこは、単にテストで良い点を取るだけなのに、ここまでされたらたまったものじゃないだろう。
ちなみに本編でなこのテスト点数が75点へ上がっているが、どちらかと言うと「75でなこと読める」という観点で良かったとぼっちは喜んでいた。
爆笑ぼっち塾?
一里ぼっちが考え出した「爆笑しながらテスト勉強をする」という、現代ではそこまで珍しくは無さそうな塾である。
一般的な塾はいわゆる「一人で淡々と自習をしていく形」がほとんどではあるが、この塾ではときよりウィットに富んだギャグで爆笑しながら、物事を覚えるというスタイルを取っているらしい。
他の楽曲について
同アニメ作品の『ひとりぼっちの〇〇生活』のオープニング及びエンディングの楽曲には、何故かB面に電波ソングを入れる傾向にある。
前述した『爆笑ぼっち塾 校歌』もエンディング曲のB面から来ているが、オープニングの『ひとりぼっちのモノローグ』のB面である『まけるなアル かがやけアル』もなかなかの電波ソングである。
わけがわからない歌詞の1つに「アルミ缶の上にある アル」やら、「アルて何回言ったでしょう?」、極めつけは単に「あるある」ばっかり歌っている節もあった。
とはいえこの項目になっている『爆笑ぼっち塾 校歌』よりインパクトは小さいため、そこまで話題になっていない。 まさか、これも本庄アルの残念さを描いたのだろうか?
関連する楽曲
以下は『爆笑ぼっち塾 校歌』にはない高難易度アニソンと言われるものである。 いずれも「電波ソング」/「萌えソング」と呼ばれる要素が含まれていることが多い。
- 『GO! GO! MANIAC』
- 『もってけ!セーラーふく』
- 『恋のうた』
- 『ハナマル☆センセイション』
- 『あえいうえおあお』
- 『回レ!雪月花』
- 『イこうぜ☆パラダイス』
また以下は奇しくも「難民が発生するアニメ作品」から生まれた楽曲でもある。
- 『ブロ子の歌』
- 『ワクワクシークヮーサー』
- 『グソクムシのうた』
以下はこの12回くりかえしよりも簡単な電波ソングである。
- 『お願いだから歌わないで』(『でんじゃらすじーさん』のOP、歌詞は「て」しか使わない)
最終更新:2023年02月21日 19:45