Borad Choice Game

Borad Choice Game(基板基盤ゲーム)とは、N121MTSaiNuiCraftingのプライベートベンチャーで開発し、地獄耳で勝手に公開しているブラウザ2択クイズゲームである。


概要

2022年頃から開発を開始したブラウザゲームであり、間違いやすい二者択一の問題を制限時間内に連続で答えていくというシンプルなクイズゲームである。
制限時間はこれまでN121MTが参加してきた『閃』というFLASHイベントに因んで15秒としているが、ゲーム内ではゲージで表示されるようになっているので実際に何秒かは表示されておらず、設定で何秒でも拡張できるので問題はないとのこと。

キーボードやスマホでの操作も可能となっており、またN121MTがかつて開発したFLASHゲーム作品で起こしていた「特定のキーを連打したらそれでスコアが伸びまくる」現象についても対策がなされている。
(正解の選択肢が偏らないようにランダムで抽選したり、ある回数連続したら次は必ず逆になる補正の導入、不正解選択肢を選んだら3秒間ほどクイズプレイができないペナルティの実装など)
なお閃等が復活した場合は、3秒ペナルティを除外した超スピード仕様になるかもしれないとのこと。

もともとは「基板と基盤でTwitterだけでなくアーケードゲーム業界に蔓延っている"表記を取り締まるオレオレ警察"」を皮肉るために作ったものであるため、当初は間違いやすい漢字のみを問題にしていた。
タイトルである「Borad Choice Game」そのものがEngrish表記となっているのは、そこからくるものであり、タイトルもデフォルト選択肢が基板と基盤となっているのがそのためである。
しかし2023年4月26日にサイゼリヤが「よく間違いやすいサイゼリアであっても問題ない」という表明をしたことで、それを取り締まるオレオレ警察のサイゼリヤ警察が引退することをきっかけに、カタカナやひらがななどの表記も解禁され、多くの問題が追加された。

問題・選択肢について

当初扱われる問題については「間違いやすい漢字」のみとしていたが、むしろカタカナの方が多いのではないのかという話を受けてカタカナ系の問題が大幅に増えている。

追加しなかった選択肢

諸事情などを理由に選択肢が作らなかったものがいくつか存在している。

  • ふたなりプリキュア
「もしかして:Google先生の黒歴史」の一種だが、どう問題を作っても元の『ふたりはプリキュア』と成り立ってしまうため選択肢そのものを導入していない。 ただしこれに関係した選択肢問題は追加されている。

  • カと力(KaとTikara)、へとヘ(ひらがなとカタカナ)などの超鬼畜文字の選択肢
『タッピングスキルテスト』以上に意味不明すぎる難易度であるためこの選択肢については意図的に導入していない。 これは『機動戦士ガンダム∀』と『機動戦士ガンダムA』も同様で、かつ半角カナや全角半角などの差分についても選択肢としては入れていない。
N121MT側は「半角全角ですら大変だというのにひらがなカタカナ漢字で似たような問題までやらせる必要はない」、「そもそもこのゲームは漢字の違いを主体にしているのであんまりやりたくはない」としている。
あくまでも「濁点レベル」や「ヤとア、ハとワ("なのわ"と"なのは")」のレベルにとどめており、それ以上のことをするとなると大変すぎるので取りやめているらしい。

  • 峰竜太と竜雷太に紛れ込むイラストレーターの名前
どちらも俳優で似た名前ではあるが、そこに紛れ込ませる選択肢としてイラストレーターの名前も入れようとしていたが、一般人がそこに触れてしまう危険のリスクマネジメントの観点で取りやめている。
同じ理由で取りやめているものはいくつか存在しているのだが、それについての候補すら明かしていないのは「細い線だけで繋がってしまう六次の隔たりが広大なネットを狭めてしまっている現代」という理由でそうしているという。

追加しなかった問題

選択肢どころか問題すら作らなかったものもいくつか存在している。

  • ビックバイパーとビッグバイパー
『グラディウス』シリーズにおける自機の名前ビックバイパーについては、コナミ(コンマイ)自身が『コナミワイワイワールド』でビッグバイパー表記したり、『パロディウス』ではビッグバイパーと意図的に表記しているため問題作成ができないと判断して破棄している。
なおコナミそのものは後にトレーナーを中心としたゲーマーなどにとんでもないことをしでかしているのでますます問題作成はしづらいものとしている。(KONAMI/KONMAIの問題すら作りにくいとも)

  • クリムゾンとカーマイン
どちらもイラストレーターの名前(『BLACK CAT』の薄い本で有名なエロ漫画家)で通じる色のコードだと非常にわかりにくい鬼畜問題になるので問題として成立しにくすぎることから破棄している。

  • TGUS-NM-UKWで代表される「円形の小麦粉に餡などの具材を入れて焼いた食べ物」などの全国各地で名称が違うものについて
JISやISOなどの統一見解がないということで問題そのものを作っていない。

  • フローラとビアンカなどの明確な正解が存在しないものについて
第三次世界大戦を引き起こす危険性が高いとして問題そのものを作っていない。 こうしたものはカップリング論争というWW3よりも悲惨すぎる闘いになるため、採用する予定はないとしている。
ただし「結婚した相手によって獲得できるアイテムが違う、能力値の上がり方が違う」といったものについてはそれで立派なクイズとなるので、2023年7月11日からはその方面で問題を作成している。

  • アストンマーチンとアストンマーティンなどのような日本語に直した時の発音問題全般
元々英語の「Aston Martin Lagonda Limited」などのように、日本語以外の発音についてわからない場合は出題そのものを控えるようにしている。
一応、同社の日本法人は「アストンマーティン・ジャパン・リミテッド」なので、そっちで出題することを検討している。 また、ASUS、ATiなどについても基本的に出題しない方針としている。
(このあたりについては『ボスコニアン』におけるボイスの見解も関係しており、一応同作でのボイスは公式などでも表明こそはされているがそれでもネタでかつ名物的に空耳アワー化しているため、あえて出題をしていない)

なおサイゼリヤはこうしたことに対して「どっちでもいいから店に来な」ということにしているため、ゲームでもどっちでも正解ということにしている。

  • フロントウイング
F1などのフォーミュラカーに搭載されてる前方のエアロパーツと、『グリザイアシリーズ』や『ジブリールシリーズ』で有名なエロゲメーカーである株式会社がフロントウイングで同じであり、発音等の問題となるため問題そのものを作らなかった。
ただし『グリザイア』はサイゼ問題と同じ状況になることからそちらで問題を追加している。

  • ウルトラソウルの後の掛け声(ハイ!とヘイ!について)
2024年の紅白歌合戦で発覚した『ultra soul』における掛け声が「ハイ!」なのか「ヘイ!」なのかの問題について、公式からは個人にゆだねていると表明した関係上、どちらも正解に出来ないとして問題そのものを作っていない。
ただしどっちも正解だという解釈もできるため、N121MTは「2025年は一旦この問題について議論してもらって、2026年に両方正解かどうかを改めて検討する」としている。

なお楽曲はテレビ朝日が「世界水泳福岡」(2001年頃)を放送する時に使われた楽曲だということについてトリビア的に何度も述べている。

のちに追加された問題

  • サイゼリヤとサイゼリアのような「どちらも正解になったもの」
当初はどちらも正解になった関係で問題そのものを導入していなかったが、この時は「どちらも正解のパターンは導入したい気持ちはあるけど、それはしばらく経ってからにしたい」としており、追加する予定ではあった。
2023年7月11日に『宇宙刑事キバン』をきっかけにある確率で両方とも正解になるパターンに対応したため、この問題も追加されている。

  • フローラとビアンカについて「明確な正解が存在するもの」
これは「結婚した相手によって獲得できるアイテムが違う、能力値の上がり方が違う」などについては立派なクイズということになるので、2023年7月11日から正式に導入している。 ついでにリメイク版のデボラについても追加されている。

  • 「重複」と「世論」の読み方
重複については「ちょうふく」と「じゅうふく」、世論は「せろん」と「よろん」でも正解という扱いとなっている。 2024年5月23日に導入された。

外部URL

最終更新:2025年01月08日 14:57