TGUS-ANM-CPSとは、
N121MTが勝手に定義したカップリング(Ship)の国際標準定義のことである。
TGUS-ANM-CPS.0
腐女子やオタクに限らず、あらゆる作品などで「2人を1組のカップル」として扱う
カップリングというものが存在しており、国際的には「リレーションシップ」から
Shipと呼ばれている。(スラングと駄洒落的に「船」の画像が使われることもあるんだとか)
しかしこれらについての定義はISOもJISも当然扱っていないため、
TGUSで勝手に定義しておいて共通的な認識を一旦は作っておくというのが趣旨ではある。
TGUS-FMXなどのように「定義したことによる失速」のリスクはあるが、それ以上に
未定義状態での勝手なるカップリングによるトラブルの失速の方がリスクが高すぎるし多すぎるのでそれを減らしたいという意味も込められている。
この点についても『ニンジャスレイヤー』の二次創作規定のような「簡単な暗黙の了解で運用できればベスト」であるのは確実だが、そういうことができる時代ではないので仕方なく定義せざるを得ないということもある。
TGUS-ANM-CPS.1
カップリングについての主な定義。
- 基本的には生物学的に分かれているキャラクターがそれぞれ1人ずつの1組のカップルを作るが、別に同じであっても構わない
- 場合によってはドッペルゲンガーを利用して1人のキャラクターで無理やりカップリングを作っても問題はない、人選については自由なものとする
- ルール34ばりに人間以外の生命体から無機物であっても構わないため、自動車同士や星同士、食べ物同士でもカップリングは成立する
TGUS-ANM-CPS.2
カップリングの命名法則について。
- カップリングの表記は必ず「攻めとなる人物×受けとなる人物」を守ること
- ここで言う攻めと受けは、リードするリードされるなどのように「積極的にアタックする人物が攻めで、それに対して受け続ける人物が受け」という定義となる
- 正式表記は「攻めとなる人物×受けとなる人物」、省略表記についてはなるべく人物のひらがな読みで2文字程度のものを組み合わせたものを使用し、漢字表記についても許可する(アリス×ボブなら「アリボブ」、良樹×あゆみなら「良あゆ」とひらがなでも「よしあゆ」となるため)
- 二次創作の話にはなるが、攻めと受けが逆転することをリバースと単語を定義する(最初は「ボブアリ」となっていたところが「アリボブ」に逆転する……など)
- カップリング表記とタイトル表記を同じにする必要はない(『堀さんと宮村くん』のタイトルから『ホリミヤ』と付いているだけで、その実態は「ミヤホリ」であるにも関わらずタイトルの表記を用いる場合が多いため)
なお近年ではこうしたカップリングを表記した際に既存の単語と衝突するリスク(練炭煉炭など)が指摘されている。
TGUS-ANM-CPS.2-1
2025年10月15日に追記された「検索避け」の表記についても規定。 国際的でかつ被ることが前提、そして意味のないものが大半になることが多いという観点で「アルファベット表記」を推奨する規定となっている。
これは同日に巻き起こった「千ゲ」や「煉炭」などのような隠語的に使っているものが「チゲ」や「練炭」などのように実在して衝突することが話題となったため作られたものとされている。
- 通常カップリング表記で隠す必要がない場合は「さといろ」や「ハヤフレ」などのように堂々と使うべき
- ただし「さとしお」や「オークリ」などのように既存の単語と被ったり、「ザクレイ」のようなパターンもあるため、それと区別するためにもう1文字使用するなどの表記は許可する
- 公式名から意図的な誤変換やギャル・クサチュー等の変形変換をした際に別の単語と被ることは無いように(前述した「チゲ」や「練炭」の他にも、イニシエの時代では作品名ですら「スクイズ」や「東ハト」などでもう見られていたことでもある)
- どうしようもない場合は芸人のような独自のコンビ名や、最悪SCPの管理番号等のような特殊なものをつける以外にない
なおN121MTは「
衝突を回避する観点で残された手段がSCPの管理番号的にCP-BL-001等のような表記ぐらいしかない」、「
どれだけ対策をしようが有名になればロックオンされてるような時代」と現実的に吐露している。
規定についても「既存のものとの衝突を防ぐ」のが目的であり、公式から発見されないようにするという話については度外視している。(現代における検索エンジンなどでは
冗長すぎて長すぎる対象物の説明の文章ですら引っかかるのでステルスはほぼ不可能と判断している)
最終更新:2025年10月15日 11:42