フラッグシステム(Twitter Flag System / TGUS-TW-FS)とは、
N121MTのTwitter(X)で運用されている独自のツイートを抑制する設定である。
概要
元々N121MTは「自らの精神などの状況を一発で送信できるような機能」として、Twitterが存在する前から
地獄耳で搭載されていたシステムで、
N121MTの状況を信号形式で告知するものを搭載していた。
やがてTwitterでも同様のシステムが必要と感じ、モータースポーツのレース旗をアイデアにした「フラッグシステム」と「シグナルシステム」を開発し、
精神状態や近辺状況に合わせたフラッグ・シグナルがTwitterのプロフィールで掲示されていた。
同システムは『ツイッタラーwiki』のページで作られていたのだが、同Wikiが消滅したり、そもそも
N121MTのTwitter活動一時休止もあってこれらは自然消滅してしまった。
2021年10月8日、この日に発生した地震によって心理的なダメージを一番受けてしまったこともあったため、同システムをより単純化したものとして改めて「フラッグシステム」を再始動。
2022年2月24日には世界レベルであらゆる事象が起きすぎたことを受けて新フラッグの追加と同時にTGUSとしての管理が必要になったということで、TGUS-TW-FSとして管理することになった。
フラッグ提示時の運用
フラッグについてはTGUS-TW-FS.Fで管理されている旗を提示し、提示期間中はTwitterでのツイートそのものを抑制する。 抑制時には、以下のツイートしか基本的に行わないとしている。
- 「1日1OCHINCHIN」などを代表とする界隈や情勢に無関係のゲームプレイ報告のツイート(内容は大幅に縮小、連続提示中の場合は休暇等も使ってツイートすら行わない)
- Twitter以外で実施したことの報告(アーケードゲームであれば1ツイートのみで報告)
- フラッグ提示についての方針発表とポストの固定(提示の短縮は想定されておらず、どちらかと言えば解除するか延長するかのどっちかである)
大幅に抑制する理由は地震や津波等の防災情報がタイムラインから流れないようにするための処置であり、有事で本当に必要な情報を見れるようにすることを狙っている。
以前はN121MTもそうした情報共有によるリツイート活動をしていたが、共有元の問題(フェイクニュース)などもあって何もしない方がマシという状況になった。 また、N121MTも感情的・無関係なツイートで混乱する恐れもあるため、それらを防ぐ意味でも抑制するようにしている。
(かつてTwitterと呼ばれていた時代は感情的・無関係なツイートとかをある程度行っていたのだが、それによる混乱などが発生したりとあんまり良いことが無いと言うことで取捨選択的にそうしたという理由もあるといえばある)
ポストの固定についてもまだ固定すべきものがあるため行われていないが、将来的には「現在このフラッグを掲示しているのでツイートはこの期間までは控えている」というツイートを固定にする運用へ変更する予定。
なおページは96ページに作られており、かつてのフラッグシステムで掲示されまくっていたブラックフラッグに由来している。 これはN121MTなりの戒めという意味合いも込められている。
TGUS-TW-FS.F
フラッグシステムで使用するフラッグの種類を定義する。 モータースポーツのレース旗を由来にしているが、全て架空のフラッグとなっている。
なおフラッグについては複数を並列で掲示することも可能であると定義されている。
TGUS-TW-FS.F-1(【ナマズ】)
N121MTが震度5弱以上の地震を直撃された、もしくは震度6弱以上の大地震レベルが日本で発生した場合、また南海トラフなどの巨大地震臨時情報発表などの地震関連の緊急発表があった際に掲示される。
ナマズが暴れだすと地震が起きるという逸話からフラッグを設定しており、実際「緊急地震速報」のアイコンにナマズっぽい何かが採用されていることからナマズフラッグが作られている。 かつてのフラッグシステムにも定義されており、スライド移管されたものでもある。
掲示期間は下記のように定義されている。
震度 |
範囲 |
目安期間 |
備考 |
震度5弱 |
直撃 |
2~3日 |
|
震度5強 |
|
震度6弱 |
無条件 |
2~3日 |
|
震度6強 |
3~4日 |
|
震度7 |
3~5日以上 |
上限は決めていない |
以前は震度5弱以上の直撃、もしくは震度6強以上の大地震レベルと定義されていたが、6弱も準大地震どころのレベルではないとして6弱に変更された。(2022年6月19日に発生した石川県の地震で変更した)
2024年8月8日の日向灘準大地震の関係で「巨大地震注意」が初めて発表されたため、「巨大地震警戒」も含めて以下のフラッグ掲示のルールと定められた。
レベル |
目安期間 |
備考 |
巨大地震注意 |
期間中 |
|
巨大地震警戒 |
期間終了1週間後まで |
|
同時にTwitter/Xの速度についても掲示中は大幅に低下、特に巨大地震警戒中は定期時間のみにしかツイートしないのではないかなどの計画案も出されている。
TGUS-TW-FS.F-2(【ウェーブ】)
日本で津波注意報・警報・大津波警報の発表時に掲示される。 地震が発生した際には【ナマズ】が優先され、津波注意報等が解除されたら掲示も解除されるようになっている。(ナマズの方については別の条件で解除されない場合もある)
波の直訳であるウェーブのことだが、実際の津波は水の壁が押し寄せてくるため、デザインについてもそのようなものになっている。
TGUS-TW-FS.F-3(【メテオ】)
隕石やスペースデブリ等の人類の制御が不能となった宇宙にあるものが大気圏へ突入する際に掲示される。 今のところISSの破棄再突入等でもこのフラッグ掲示を予定している。
その名の通り隕石の意味から指定されている。
TGUS-TW-FS.F-4(【レイン】→【タイフーン】へ変更)
当初は「記録的な大雨」の直撃時に掲示される予定だったが、ゲリラ豪雨の予測がつかないなどから2022年7月15日に廃止されていた。 後に2022年9月17日の台風14号を期に「タイフーン」へと変更し、日本に台風が直撃する際に使用されるフラッグへと変更されている。
TGUS-TW-FS.F-5(【キャノン】)
2024年6月3日現在、このフラッグについては今後使用すべきかどうかの検討がなされている。 このため何のフラッグについてかも説明そのものが省かれている。
TGUS-TW-FS.F-6(【バタフライ】)
フラッグシステムで定義されたものに属さない深刻な事象、またはN121MTがそう思えたものが発生した時に掲示される。 バタフライエフェクトが由来となっており、全く関係のないことが一気に発生するという意味も含まれている。
現在は「カテゴリ等は問わない深刻な事象が24時間以内に一定件数以上発生」、「とにかく深刻すぎる出来事が発生した、フラッグシステムでも定義されていない何か」の条件で掲示することになっている。
TGUS-TW-FS.F-7(【メディカル】)
2022年7月24日に即刻導入された、N121MTがインフルエンザやコロナウィルスなどによって著しく体調不良を起こした時に使われるフラッグ。
TGUS-TW-FS.F-8(【シルバー】)
2022年12月12日に導入され、2022年12月20日から使用を開始した、著名的・活動的な人物が死去した時に使われるフラッグ。
提示する理由やタイミング等はタイムラインでの表明は行わない運用となっているが、2024年6月以降ぐらいからは固定ポストでシルバーフラッグを掲示している旨を伝えることを予定している。
2024年7月1日にはこのフラッグの運用について「ある一定の条件をつけている」としており、乱用するようなご時世への対策をしている。
TGUS-TW-FS.F-9(【カントリー】)
2023年~2024年の年末年始に導入された特別フラッグ。 なのだが、大晦日間近に有名人が死亡し、元旦に石川県の震度7が襲っているため、形骸化している。
最終更新:2024年08月08日 19:39