スティックマン・クライシス

以下の内容は『Animator vs. Animation』シリーズの出来事が本当に起きてしまった時にこう書かれてしまうであろうというシミュレート記事となります。 いわゆるホラ話の一種と捉えてください。
また完全に架空の記事であることを証明するため、アンサイクロペディアにある「フリーゲーム」の記事をInspire The Nextばりにパクリした「タイトルやネタが大量に存在する遊び記事内容」にもなっています。
スティックマン・クライシス(Stickman Crisis)とは、2007年頃から出現しているマルウェア「The Chosen One」及び「The Dark Load」による架空のネットワーククライシス騒動のことを指す。
主にアメリカ合衆国の個人端末(Alan Becker氏のパソコン)で起こっていたが、2011年にそのマルウェアがインターネットへと流出してしまったため、2020年に大規模なネットワーククライシスを引き起こしている。


概要

Alan Becker氏が発見したマルウェアであり、2006年の当時現役だった「Macromedia Flash 8 Professional」の誰もが知らない脆弱性を突いたマルウェア「victim」をベースに、端末からインターネットなど多数でクライシスを起こしている。

経歴

  • victimというマルウェア
アニメイターを志していたAlan Becker氏は、2006年の当時はまだ現役だった「Macromedia Flash 8 Professional」を用いて「victim」(被害者という意味)というシンボル名を付けた棒人間を作成した。
実はAlanの端末には既にマルウェアが仕込まれており、シンボル名「victim」を経由して棒人間を操作するという、Macromediaはもちろん、お燐の地獄亭が出資するマグロメディアでさえ知らない、人類の技術ではまだ作成不能のマルウェアが既に感染していた。

シンボル名に「victim」を付けたがために、作成した棒人間は意思を持ち動き始めたが、当時のAlanは中国で生み出された棒人間と同じと面白がって棒人間で遊び始めたものの、当然「victim」側も破壊活動を開始し、Flash 8内で暴走を開始している。
最終的にマウスポインターが破壊される直前にFlash CS3そのものを停止させることに成功し、シンボル「victim」も削除されたためマルウェアの活動も終息した。

  • The Chosen Oneの暴走
2007年、再びAlanは棒人間を作成して練習を開始しようとしていた。 この時のシンボル名は去年の「victim」を名付けようとしたり、「killer」や「BEAST」などの名前も与えていたが、最終的に「選ばれし者」という意味合いで「The Chosen One」と名付ける。
しかしマルウェアはその間に成長を遂げており「シンボル名無関係に作成したものに意思を与える」という機能が搭載されていたため、仮に「Symbol 1」や「makarofu」と付けていたとしても勝手に動くという最悪の状況下にあった。
案の定、作成したシンボルはいきなり暴走を開始し、しかもFlash 8を飛び出してデスクトップまで感染を広げる事態になった。

作成したAlanの懸命な操作と、当時のメッセンジャーソフトである『AOL Instant Messenger』で通信したprogrammer021の協力、更には『Firefox』や『Adobe Photoshop 7.0』、『AOL Instant Messenger』そのものが奮闘したものの全く歯が立たない状況だった。
スタートメニューの実行なども「The Chosen One」に食べられて電源が落とされる万事休すの事態になったが、その前に起動した『avast!』によるウィルススキャンによってマルウェア「The Chosen One」の検知に成功、そのまま隔離エリアまで引き離すことに成功した。

Alanは当時を「この操作はもはやウィルスだろう」ということで『avast!』を起動し、電源が切られる間一髪のタイミングで駆除することに成功したと語っている。

その後、隔離エリアによる拘束と何らかの調教を受けたのか、「The Chosen One」はマルウェアではなくMicrosoft Internet Explorer 6の「インタラクティブ・ポップアップブロッカー」としてプログラムそのものが変形した。
通常のポップアップブロッカーとは違い、ポップアップされる広告を表示させた後、鉄球と鎖で繋がっている棒人間「The Chosen One」の炎攻撃でウィンドウを破壊するという、機能性よりも外観デザイン性を重視したアドオンツールとなっていた。

なおブロッカーの性能ついては不明瞭で、日本でよく出現した「あなたは・好きですか?」や、一世を風靡した『You Are an Idiot!』、永遠の10歳と謳った巨乳美少女、フルラリを歌う3歳などに対応できたのかはまったく分からない。

  • The Dark Loadとの反乱、そして端末の破壊
2011年、「The Chosen One」は『こ~こはど~この箱庭じゃ?』ばりに暇を持て余していた。 そんな中、AlanがGoogle検索で調べ物をしていた最中にたまたま発見した『Stick Figure Fights』の広告を発見し、居ても立っても居られずにクリックした。
そこにあったのは棒人間を奴隷から開放するという運動ページであり、ブラウザにはポップアップ広告として「これが開放のラストチャンス、クリックせよ」というのが表示される。
「The Chosen One」はその広告をクリックしようとするが、Alanのウィンドウ操作によってクリックを阻止し、通常の手順通りに「The Chosen One」のポップアップブロッカー機能を作動させてウィンドウを燃えかすにさせた。

怒った「The Chosen One」は炎攻撃でマウスポインターに応戦するが、攻撃はかわされて炎攻撃の機能が無効化されてしまう。
だが「The Chosen One」は諦めずにマウスポインターへ掴みかかったため、Alanは設定を開こうとコンテキストメニューを開くが、「The Chosen One」は強引にマウスポインターを操作して「Release Pop-up Blocker」を選択させてしまう。
これにより「The Chosen One」はポップアップブロッカーから開放され、再びマルウェア「The Chosen One」としての破壊活動を開始する。 その動きは草薙コウスケや麻生ケイスケを上回っていたという。

手始めにMicrosoft Internet Explorer 6のウィンドウとページを破壊し、広告の1つである『STICK freedom』から後ろにあるMicrosoft Office Wordへウィンドウを移動する。
WordにはAlanの論文が作成されていたが、「The Chosen One」による文章の破壊活動が開始されすぐさま応戦。 よく「お前を消す方法」と役に立たないOfficeアシスタントの一人であるクリッパーも援護を開始し、一進一退の攻防を続けた。
しかしAlanは「このままではThe Chosen Oneの方が上手なはず」と気付き、「目には目を歯には歯を」という理論で『Flash Professional CS5』で「The Chosen One」に対抗する棒人間「The Dark Load」を作り出す。

作成初期の「The Dark Load」はActionScriptで「mission.The_Dark_Load = destroy(The_Chosen_One);」と記載されており、そのまま「The Chosen One」を破壊するための存在でもあった。
Alanによるミッション定義後、「The Dark Load」は「The Chosen One」の破壊行動を開始するが、成長しきったマルウェアの「The Chosen One」になすすべもないまま、「The Dark Load」を追い詰める。
しかしとどめを刺す前に「The Dark Load」に対して、Alanの行動を指摘し、「The Dark Load」を開放して端末の破壊活動を開始する。(ウィルスバスティングしているにも関わらずAlanはソリティアをしていたのが決定的だったという)

もはや制御の効かない棒人間が二人も居る最悪の状況であるため、Alanはスタートから電源を落とそうとするが二人によってスタートメニューそのものが破壊されてしまい、更に二人の強大な力によってAlanの端末は完璧に破壊される。
物理的なレイヤーでは意図的な熱暴走をずっと繰り返し、マザーボードを丸焦げにするぐらいの火炎地獄を起こしたとのこと。 なお、この時の端末は日立製作所のものだったかは明らかになっていない。

Alanは端末を失ってしまい、ショボねこばりに悲しんだという。

  • The Second Comingの再来と和解
2014年、完全にマザーボードレベルから破壊された端末から新たなPCを手に入れたAlanは、新たなツールを用いて棒人間で動きを練習していた。
ところがマルウェア側も進化を遂げており、メカゴノレゴよりも高度なプログラムと霜月ゆきのよりも高い意思決定能力とMeたん以上の性能の向上に成功し、端末にはすでに新型マルウェアである「The Second Coming」に感染していた。
Alanが描いた棒人間がトリガーとなって「The Second Coming」は行動を開始したが、これまでのマルウェアと違って「人間との協調」をテーマにしたプログラムであるが故に、破壊活動を行うことは主としていなかった。
事実、行動開始時はプログラミングの通りに端末内の調査活動を実施していたが、調査中に貴重な友人をAlanによって失ったために破壊活動を行ったぐらいである。

だが「The Second Coming」の行動をAlanは破壊活動とみなしてしまい、すぐさま削除しようとするが「The Second Coming」の必死の抵抗と、これまでになかった意思の疎通機能を使った交渉によって和解することに成功。
マルウェアでありながらRainbow Cityでも研究段階でサン太さんもッパえもんも羨むような究極の支援ツールとして「The Second Coming」は共存することになった。

  • The Dark Loadの野望とネットワーククライシス
2020年、当時Alanの端末ごと破壊されたと思われた「The Dark Load」は、「The Chosen One」の間一髪の判断によってインターネットへ逃げ延び、その「The Dark Load」が開発した新型ウィルス「ViraBot」によって大規模なネットワーククライシスが発生しようとしていた。

トリビア

  • 「The Second Coming」が共存に成功した際、しばらくの間はマルウェアによる行動よりも休憩のためのジョークプログラム的に動作していた報告が上がっている。
  • またFLASH関係の一部サイトが破壊的行動が行われていた時があったが、これらは全て「The Dark Load」と「The Chosen One」による仕業である。 被害者には『There She Is!!』も含まれている。
  • 事実上開発でありながら実は最も運の悪い被害者であるAlan Beckerは、何故か日本の文化をよく知っている節があり、「The Second Coming」がYoutubeアプリと戦闘した際に使われた履歴には『Lunatic Tears...』の動画も存在していた。

ページ内にある謎ネタ

このページは無意味に日本の著名FLASH職人のネタがちらほらと見られるが、これは元ネタである『Animator vs. Animation』がFLASH作品であることに因んでいる。
前述した『There She Is!!』はある種そのネタかぶりでもあるが、もはやページの編集内容を見るとアンサイクロペディアにおける「フリーゲーム」の項目に匹敵する何かとなっている。

N121MTはクソFLASHしか作っていない身分でありながらここまで変なことをするのは、単純にその人達への尊敬とファンから来るものである。 当初は職人の名前そのものを使っていたが、辞書方針の転換で名前を出さないようにし、更に謎ネタの一覧も撤去している。
最終更新:2022年01月14日 11:40