地獄耳

地獄耳(じごくみみ / Sharp ears)とは、N121MTが管理人を務める個人のホームページである。 アドレスは「https://sharpears.jimdofree.com/」とあるように、ホームページ作成サービスのJimdoに開設されている。
忍者ホームページでは「Sharp ears.ninja」と名付けられている。


概要

管理人であるN121MTがたった1人で運営するホームページで、これまで2人以上で運営した経験は一度もない純個人のホームページである。 2012年からT-Productionの本拠地(公式ページ)となり、N121MTの創作を含む活動拠点として使われている。
名称である地獄耳(Sharp ears)は、『トルネコシリーズ』に登場する千里眼(clairvoyance)の巻物とは対をなす巻物の名前からつけられており、その単語と関係するあるホームページの名前に影響されたものであるとしている。
現在は「N121MTが聞きつけるそのスピード」といった地獄耳本来の由来がメインとなっているが、ホームページ側の名称についても「T-Production」に寄せつつあるのでその意味合いも無くなりつつある。

開設はYahoo!ジオシティーズであり、旧URLの「http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/3685/」によると「プレイタウン」と呼ばれるゲーム・アニメ・模型関係のコミュニティ内のキング通り・3685番地に開設されていることになっている。
後に「http://www.geocities.jp/m3685jp/」という新ジオシティーズのURLでもアクセスできるようになっており、2019年4月1日のサービス終了まで、ジオシティーズで番地を持っていた人間が最後まで更新作業を実施したホームページでもあった。

2018年10月3日よりJimdoへ移転しており、2023年1月13日にJIMDOで使用していたURLを現在の「https://sharpears.jimdofree.com/」に変更している。
また2012年8月14日にブログコンテンツを管理していた部門を吸収統一し、ブログやツイッター(X)等の活動も地獄耳上で取り扱うことになった。

ホームページなのにラジオ・テレビ放送のような「コールサイン」が存在しており、ホームページのコールサインは「QJNT-121-HP」を使用している。(「N121MTの活動がすぐにわかるための1つの工夫」ということでコールサインを制定したらしい)
当時はサーバごとにコールサインを別けておらず、忍者でもどのサーバーでも同じコールサインを使用していたが、2018年10月にジオシティーズ終了に伴い、マスターコールサインとサーバごとに付与されるコールサインも割り当てられている。
また2019年9月7日に『SWDC攻略情報』の独立ホームページ化した際、コールサインとして「QNJT-121-JDHP-SWDC」が割り振られ、2021年6月24日にはGameAttack用に「QNJT-121-JDHP-GAME」が割り当てられている。

サーバの使い分け

当初からジオシティーズ以外にもInfoseekなどの複数のサーバにアカウントが存在しており、それぞれでリソースやコンテンツを分配するという運営を実施している。
一時期「ジオシティーズ」、「Infoseek」、「忍者」、「goo簡単ホームページ」の4つで運営していた時もあり、また「atpages」も一旦使用していた経歴もあった。

現在は以下のように使われているが、将来的にはもっと別の領域にも作るかもしれないとのことである。

領域名 主なコンテンツ 今後の方針 備考
JIMDO メインページ このまま継続
忍者 HTML5やzipファイル アドレス変更予定 変更後は変更前の領域については一旦どうするか検討するとのこと
グランツーリスモ系 別のホームページへ転送?
WIX フルブレーキングMAX Cross The Ridge Rの攻略記事などの拡充予定

現在はJIMDOのメインページを軸にしつつ、忍者にzipファイルやHTML5等を使ったコンテンツ等を配置する戦略を取っており、メインコンテンツのゲーム攻略部門についてはGameAttackなどの独立したホームページを進めている。
ただし「どれもN121MTが管理している地獄耳のホームページであり、ファイル置き場としての運用ではなく、コンテンツの一種として配置している」と述べており、単なるファイル置き場としての運用はしていないとのこと。
またJIMDOに置くコンテンツ数が多すぎてメンテナンス時に耐えきれない状況を考慮して、一部のコンテンツについてはまた別のサービスでの運営も検討しているとのこと。

このあたりの使い分けについてはTWikiProjectなどにおける「別Wiki」での管理にも役立っており、将来的にはゲーム攻略も別名義で記事を書くなどの検討もしているという。 その時に地獄耳はグループの名前として運用されるが、表には出さないことも検討しているとか。

コンテンツ

開設当初の目標だった「121個のコンテンツ」に沿うように、ゲーム攻略以外にも様々なコンテンツを扱うページとなっている。 同目標はそこまでのコンテンツを集めることが出来ないことや、100個以上のコンテンツを管理しきれないという理由で取りやめているが、方針は変わってない。
地獄耳にマスコットキャラクターの指定は存在しておらず、ライラ・スカイラインリーネ・リーナ姉妹についても地獄耳としてのキャラクター指定はないし、『アイドルタイムプリパラ』の地獄ミミ子についても言及はない。
(というより地獄耳自体はそれよりもはるか前に作られたホームページではあるため、全く関係ないと言える)

なおリライトサイト(パクリサイト)について、N121MTは「PCのトラブルなどの有用性が高いものはむしろパクってもらってそこで情報を成長させよ」という情報共有を最優先にしているため、その観点で容認している。
とはいえ全てを容認してしまうと別の理由などで危険すぎるということで、今のところは「PCトラブルなどの有用性のあるもの」、「ゲーム攻略の情報」など、誰が発信するかどうか無関係に有用なものに限定はされている。
(逆に創作についてはSaiNuiCraftingの観点で禁止されているが、そこで得た知見などの情報については共有するものであれば容認するかもしれないという)

N121MT的には「パクられたということはその情報の有用性が高いという証拠だから、パクる側にもっと大々的に公開セヨ」という強気でかつパクる責任となるものを求めているという。
またこうしたものについては否定的な意見もある中で、共有が一切なされていない場所もあるという事実も存在しているため、もっと情報のアクセス性と正当性の両面を高める必要があるとしている。
ただしこの問題についてはインターネットが普及してからずっと悩み続けている問題でもあるため、それこそ『ワザップ』的な1つに集約された場所で責任を持って保管するなど、リソースなどの観点も踏まえた最終到達も検討しているとかしていないとか。

ホームページには以下のコンテンツがある。

ゲーム(GameAttack

ホームページのメインコンテンツの1つであり、フリーソフトのレースゲームやアーケードゲームなどを取り扱っており、T-Racing121との協力で攻略記事も作られている。
何故か『グランツーリスモシリーズ』のページではフォトモードで撮影した写真(スクリーンショット)を取り扱っている。 いくつかのページは別サーバで管理されており、『SWDC』に至っては「SWDC攻略情報」となる独立ホームページを開設している。

コンテンツが多すぎた関係で2021年6月24日にGameAttackとしてホームページごとスピンオフし、現在はそちらの領域で攻略記事の公開を続けている。 また気合の入ったページとして『シムシティシリーズ』では自作の都市データや建物データを公開している。

ほとんどのコンテンツは、今見ているatwiki等で扱われているゲーム作品のまとめWikiでも扱える内容で、後述する『SWDC攻略情報』は実際に「SWDC用のWiki」も存在していたが、N121MTはそこには書かずにこのホームページ内で作成している。
これは「N121MTが情報量を書きすぎてWikiにおける範疇を超えるため」、「個人ホームページという体裁でないと扱えない」という理由から来ているとのこと。

同様の理由で攻略情報に限っては無断転載やコピーサイトも許可しているが、それについてのトラブルには一切受け付けないというやや無責任なルールともなっている。
ただこれはどちらかと言えば情報発信を優先しており、デマならデマで「カニンガムの法則」による情報修正を促して他の人による発信力も促せるといった、SNS的な基本戦略からくるものでもある。

SWDC攻略情報

2019年9月7日にJIMDO内に開設した「地獄耳」とは別の空間に配置された個人ホームページ。 地獄耳の1コンテンツとして管理していたSWDCの情報を1つの独立したホームページとして扱うために作られている。
一応2022年以降の更新はほとんどなされておらず、現在はアーカイブ的な意味で放置されている。

フルブレーキングMAX

2025年4月20日にWIXで開設した、GameAttackから更に派生した個人ホームページ。 地獄耳のコンテンツとして管理していた『Cross The Ridge』シリーズや『Raising Speed』シリーズの攻略情報を1つの独立したホームページとして扱うために作られている。
ネーミングとしては同作品群を手掛けた同人サークルが「ACCELERATE」ということで、その逆の名前としてつけられている。(こうしたネーミングは『地獄耳』自体もその1つではあり、今回はそれ関係の実験も兼ねているとのこと)

WIXに作られた理由としては、JIMDOだけだとサーバメンテナンス等の巻き添えリスクに耐えきれなくなりつつあるのと、WIXのやり方についてもある程度触れる必要もあるということも含められている。
またサーバの考え方には、元々公開していた場所が一向にHTTPS対応してくれる様子がなさすぎて、このままではブラウザのデフォルト通信等の関係でアクセスできないことが頻発しまくる事情もあった。

動画作品(T-MovieProduct

当初はParaFlaで作り上げたFLASH作品をメインに公開していたが、途中からプラレールの動画も扱うようになった。 2021年にFLASHのサポートが完全終了した関係上、現在はT-MovieProductとの共同でフラッシュ以外の動画管理を行っている。
(実質Youtubeの動画は地獄耳の管轄外活動という扱いになっている)

創作活動(SaiNuiCrafting

主に二次創作やらオリジナルの小説等を公開するコンテンツ。
Pixivで公開している作品はもちろん、この辞書で有名になったRacing Partyもこのコンテンツで活動しており、God Knife CompetitionのGT6版も管理しており、二次創作活動については積極的な一面を見せている。

開発物の管理

地震時計から派生したCCS24などのN121MTが開発したツールについてもこの場所で扱われている。

公開されているJavaScriptなどのツールについては「なるべくJQueryなどの外部ツールは使わない方針」を取っていることを2023年2月24日に明かしている。(『フォーンアイル』の作者が引き起こした事象をきっかけにTwitterで明かしている)
メリットとしてはJQueryなどの外部ライブラリを使わないことによるピュアJavaScriptによる動作速度や安定性を確保できるという点があり、またライブラリ参照が出来ない場合でも無関係に動作できることも念頭に置いている。
特に『地震時計』などの「1HTMLで全部完結するツール」についてはこうした方針で作られているため、仮にインターネット環境がない場所でもスタンドアローンで動作しようと思えばできるような構造にもなっている。

もちろんデメリットはそうしたパワフルなライブラリを使わないので『フォーンアイル』などのようにえらく無意味に行数が増えてしまうため、データ等を圧迫するなどの弱点もあるのと、プログラミング難易度がやたら難しくなるのも自覚している。
またJavaScript以外では「JQueryとなるポジションのプラグイン系がよく大本のJavaScript側がバージョンアップで動かないという現象」が起きるものの、JavaScriptではそうした現象が発生しにくいのでブラウザレベルではそこまでのメリットが得られているわけではないとのこと。
(UnityやUnreal Engineなどでよく引き起こされており、本体バージョンアップによってプラグインが動かなくなるという現象にいつも悩まされていることもあっての思想の1つとして得た知見でもある)
なお別のメリットとして「ライブラリが無償だったものが有償になってしまう時に対応しなくても良い」というのも新たに出ており、Unityにおけるインストール量のライセンス費用大問題が発生した時にそのメリットが明確に表れたと語っていた。

このことを踏まえて作った後にN121MTは「DXライブラリやRPGツクール・ウディタなどのパワフルなライブラリ・ツールはずっと難しいことをしているのだから、それすらない『ドラゴンクエスト』とかも含めて凄いものを作ったんだ」とべた褒めしていた。
またパワフルなライブラリを使わずにあえてピュアにする理由として「サンデープログラマーにおける頭の体操みたいなもん」とすることもあり、仕事と無関係だからこそわけわかんないことも出来るという実験的な意味合いも帯びているとのこと。

Speak Challenge's

2012年8月26日より、コンテンツの1つとしてブログである「Speak Challenge's」を開始し、2021年8月31日に新規開設したものが使われている。
コンテンツ自体は「裏市の3685丁目」に自分で製作していた日記ページを管理していたのが始まりだったが、HTML形式には大量の不満点があったため、「楽に日記を書ける」という理由で「日記ツール」を利用。
一時期さらに「ジオログ」という高性能のツールにも乗り換えていたが、使用していたジオログの機能性にいくつかの不満点を持ち、2006年3月31日に更に高性能で汎用性の高いseesaaブログへと移転開設することになった。

基本的にはなんでもありのブログであり、現在はTwitter等では扱いにくい長文や愚痴などを投稿する場所としての活用がなされていることがある。
かつてのブログではテストやイベントなどに起こる「ブログ・ラッシュ」では活動は頻繁になっていた。 また、2010年のエイプリルフールの記事を一日に15回も書き込んでおり、ブログの最大書き込み数の最高記録として記録されている。

同盟管理

2011年頃から様々な同盟に加盟する活動を行っており、令和となった現在でもこの活動は行っているため、令和のバナーハンターと言われてもおかしくないぐらいの活動をしている。
ただN121MTは「ウェブリングや同盟についてはちゃんと参加条件などを見た上で検討した上で加盟している」としており、単にバナーを見つけてリンクと貼っているような本当のバナーハンターとは異なる活動と主張している。

2024年から条件について少し緩和されており、フォームなどが何らかの理由で消滅した場合は復活などのアクションが取られるまでは正式とみなした仮加盟ととして、何らかのアクションがあった場合は改めて加盟するかどうか判断するようになっている。
また参加はせずとも個人的に応援しているということでそれらの同盟・リングについてもリンク集としての役割を果たしつつ応援する一覧ページも作られており、現存していないものについてはTwitterでその調査結果を発表している。

2024年7月21日にはJIMDOにおける1ページ設置可能コンテンツ上限数に到達した関係で、今後どうするかを真面目に検討しているとのこと。
既に消滅した場所なども含めると、100以上は加盟しているため、再び忍者の領域などに配置するなども検討している。 場合によっては無記名系のみにする、紹介文などを排除するなども検討しているとのことではある。

なお、以下の同盟については応援もしないことを明らかにしている。

  • 表現規制系
以前までは名称も使用していたが、現在はそれすらも取りやめている。
同盟 URL 見送り理由 備考
- (消滅) 宣言、活動、発言内容などでN121MTが疑問を持った
あまりにもガチすぎてギャグ的なものがなさすぎるのでそぐわない
ある雑誌のキャッチコピーに抵触しそうな話と
現代の多様性などの対応がまったくされていない新しい問題が出たのも関係している
- (消滅) ヘイトを持つような同盟はホームページの色にそぐわない
別のリスクの方が高すぎるため
用途が別になるかもしれないので
- (現在も存在) 政治的な観点しかなく、かつギャグ的なものがあまりにもなさすぎるため
自分のサイトで言わなくても他のところで言われているのでしない
状況はもっとひどくなっているとされており、その度に心を痛めているのは確かである
なおこれらについては「完全に否定しているわけではなく、そもそもの事件が起こらなければこんなのも無かった」としており、一定の理解は示しつつも別の選択肢があるのではないかという意味合いも含めて参加も応援もしていないという。

  • ネタバレバナー系
次のネタバレバナー系については大抵が消滅していたり、そもそもそのコンテンツを扱っていないので貼れないとのこと。
同盟 URL 見送り理由 備考
Fate系のネタバレあります (消滅) そもそもFate系のネタがない
あったとしてももう消滅しているので使うことが難しい
消滅していなければ使用する予定はあった
ひぐらし/うみねこネタバレバナー http://irimadonna.blog63.fc2.com/ ひぐらしもうみねこもネタがなかった
あったとしても使う可能性が乏しいため
現存しているので使おうと思えば使えるはず

  • ヘイト系
同盟 URL 見送り理由 備考
FUCK 2ch (消滅) 2ちゃんねらーであるため
ヘイトを持つような同盟はホームページの色にそぐわない
ネトラン厨お断り (行方不明) ヘイトを持つような同盟はホームページの色にそぐわない
そもそも休刊してて事実上意味合いを成さない
今ではこれよりももっとひどいことが起きているので貼っても意味合いがないというのもある
毒吐きネットマナー系 - 警視庁および一般財団法人インターネット協会などからネットマナー、ネチケットについての見解が出されている
そもそも地獄耳にアクセスしていることが難しいのでは?
要は貼ったところで意味合いがないという観点が大きい
のまネコなどの不買系 http://www.nomatako.com/ring/(代表例) ヘイトを持つような同盟はホームページの色にそぐわない
そのコンテンツを扱えなくなるどころかライフライン影響をモロに受けるため
それぞれの問題については意見はあるが、だからと言って不買することが出来るか極めて怪しいため

  • そのほか
同盟 URL 見送り理由 備考
TMJ(たらい回しジャパン) (行方不明扱い) 公式側の意向(ちゃんと終了はしているので) 現存していれば日本におけるたらい回し行政の皮肉が間違いなく使われていただろう

同盟の同盟

2013年にはフリースタイルの個人同盟として同盟の同盟(Union of Union)となるものを設立している。 これまで加入してきた同盟が次々とデッドリンクとなり、何かしなければ「同盟」という文化が消えてしまうと考えたN121MTが勢いだけで設立した。
同盟での活動内容はなく、基本的に「同盟という概念が広まればそれでいい」というスタンスで運営している。 バナーも文字方式にしたおかげでサイトリストを作る容量を抑えることに成功しており、より精度の高いリスト構成も同時に得ている。
尚、文字方式を応用するとホームページからブログ、更にはニコニコミュニティやTwitterなど、ホームページ以外からでも参加することが事実上可能になっている。

ただし「検索避けを施しているウェブサイト」や「見る人を極端に限定するウェブサイト」にはこの同盟は「向かない」と書かれており、全てのウェブサイトに通用するわけではない。
これはN121MTのホームページの考え方が「オープン」すぎるのが原因である。(まぁ、今どき検索避けをするぐらいなら「鍵」をつけるとかの対処はすると思われるが)

一応加入の募集はしているが、基本的には全てのウェブサイトに対して募集をかけている。 しかし前述したウェブサイトの他に「N121MTを知る者及び悪い印象を持つ者」についても加入するのに向かないと書かれている。
(別に「禁止」するわけではない。 ただこれに加入すると「リスクがある」という意味合いでそうかいているだけである)

FC2旧無料ホームページスペースのサービス終了一覧

2025年4月9日から別領域で、4月14日から忍者へ移転公開している、FC2が管理しているFC2WEBやGOOSIDEなどの旧FC2WEB系のサービスが2025年6月30日に終了することを告知していることをまとめたページ。
元々は2025年3月31日にこの原型となるまとめ表をXにポストしていたが、後に新たに発見したものなどを管理するにあたって、物理的なページが必要だろうということで作り上げたものである。
表も「FC2WEB以外にもGOOSIDEやEaster、Finito Webなども軒並み合わせて終わる」ということも伝えるための表ではあったが、現行のfc2と旧FC2WEBのアドレス体系があまりにも似すぎているということもあって、そのコンテンツも合わせて公開している。

公開当初からFC2公式の動きに少し疑問を呈しており、リスト一覧の公開が後発になっていたり、実際の終了タイミングで時刻を表記しないなどの指摘もページ内で行っていた。
また公式から発表されたリストに一部サービスがないということも判明しているため、2025年6月25日に「有用性が何故か高くなったので少なくとも1年間は公開することにした」と宣言するように、情報の補完的な意味も含めて継続公開している。
終了までの間は簡易的なURLチェッカー機能も搭載し、リストにあるものは警告するようなシステムとなっていた。(2025年6月30日の終了を確認した直後、チェッカー機能も役割を終えたのでページから削除されている)

ページは情報の正確性よりも速報性や拡散性を重視しているのは、終了するサービスを利用している管理者へ通達し判断を促すというのが第一目標としているためである。
これはゲーム攻略情報や日々のお役立ち情報といった有用な情報を持つ管理者の意向や、イラストや小説などの創作関連のコンテンツをPixivなどへの移転や放置削除などの判断は最終的に管理者へ委ねられていると考えているためである。
また、インタビューの回答の1つに「BA-90という特殊記号は『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』で知った」や「12人程度ではまだ足りないし、姉も必要だろうと思っている」などがあると答えているが、これらについては数分でページから削除されている。

歴史

個人のホームページにしてはやたらと長い歴史を持っており、何度かホームページを閉鎖したこともある。

ジオシティーズ時代

始まりはYahoo!ジオシティーズのプレイタウンコミュニティのキング通り3685番地に2003年12月21日*1開設した「裏市の3685丁目」であり、「メジャーじゃないページ=裏」「住んでいる場所が"市"」「番地→丁目」から取られていた。
コンセプトは「『シムシティ』などのゲームを扱う攻略サイト」であり、当時から攻略サイトとしての方針は決まっていたという。 とはいえ小学生故の知識不足には勝てず、攻略といってもそんな大したものは無かった。

その後はしばらくの間ホームページが消失してしまったが、2005年頃に「地獄耳」として再出発することになる。 この間に「goo 簡単ホームページ」や、より自由度が高いとされていた「Infoseek」にもホームページが存在していた。
しかしgooの方はサービスが終了、Infoseekもブラウザ1つで完結しなかったためブラウザ1つで完結するYahoo!ジオシティーズを中心にホームページは拡張されていった。

2006年6月24日には忍者システムでホームページを開設しており、当初は「隠しページ専用のホームページ」になる予定だったが、地獄耳側の容量節約のために「別家」として使われている。
現在はJIMDOでは扱えないコンテンツをここで管理しており、いざというときはこちらでホームページを復旧することが出来るという。 また隠しページ作成は現在も続いているが、昨今の検索サイトもあってどちらかというとお遊び的な要素の強いものに変わっている。

2010年9月10日にインフォシークからホームページサービスの終了が宣告されてしまい、ファイルを一時的にatpagesに移転。 しかしatpagesの評判が悪いというのを聞き、過去に使用していた領域へ移転した。
しばらくの間はゲーム攻略の記事が置かれていたが、HTTPS対応をしないなどを理由にWixなどへ移転し、現在は放棄状態にあるとのこと。

ジオシティーズでの活動が本格化した時に「グローバルなホームページ作り」に意識したのか、検索除け等は一切行わなかったり、オープンなページとクローズドなページはきっちり分けるなどの構想もあった。(今後行われるとされる「同人活動」で何らかの対策が必要となったので)
2011年に公式ページに指定されたのもその1つである。

2019年3月2日にジオシティーズ版地獄耳で「最後のコンテンツ」が公開され、そのまま予定通りに4月1日にジオシティーズ版が閉鎖された。
なお、終了が発表された2018年10月1日のうちにカウントダウンタイマーの設置と、更に日本における「アナログテレビ放送終了」を元にした案内メッセージの埋め込みが行われ、3月2日からは「最後のコンテンツ」に差し替えられ、2019年3月31日まで公開された。

JIMDO時代

2018年10月01日、Yahoo!ジオシティーズが突如「2019年3月31日にサービスを終了とする」という発表があり、地獄耳のジオシティーズ時代の終了が決定。 このため地獄耳も別のサーバへ移転する必要に迫られた。
そこでN121MTは「実用的で楽なもの」、「Infoseekのように"jp"が最後になるもの」として10月3日にJimdoへと移転した。 不完全な検索対策等も一切合切全てリセットされたが、「改めてカウントする予定はない」としてカウンター等の廃止された。
候補には忍者ホームページなどに移転することでWeb1.0世代のクオリティを継続することもできるが、ほとんど意味が無いのと「そろそろそういうツールに頼っても良いだろう」としてJIMDOへ完全に寄せている。
(後に忍者で作られたツールの一部はそうしたWeb1.0世代の匂いを感じさせるようなデザインもいくつか存在しており、『IEnd Clock』などでは「あえてのレトロフューチャー風味」を出すといったことも実施されている)

ジオシティーズにあったコンテンツのほとんどが移転され、残りのコンテンツについても形を変えて継続された。 Flashやコンテンツとしての役割を終えている一部ゲームの攻略記事については、アーカイブファイルとして提供されていることもある。

2021年からゲーム攻略のコンテンツをGameAttackとしてスピンオフしており、忍者で物理管理していたページを移設している。
また昨今の鉄道状況を考慮して「TRAIN」のコンテンツを一時的に廃止しようか検討しており、ホームページの更新から本気で小説執筆活動へ戻ろうか真面目に考え始めているとのこと。

2023年1月13日には名前変更のプロジェクトとして新たなURLに変更している。

将来構想

2021年7月15日にN121MTは以下の構想を上げており、現在はそれに向けての活動を行っている。
  • 今後はJIMDOの地獄耳は汎用的なページにする予定(前略プロフではなくホームページの拡張として続ける、おおむね達成気味にある)
  • ゲーム部門は完全にGameAttackへ統合(「SWDC攻略情報」のようにさらなるスピンオフも想定しており、『グランツーリスモ』や『Cross The Ridge』などの単位で独立させようか考え中)

また、以下のような将来目標となるものも存在していたが、様々な理由もあってまだ実現に至っていない。
  • 毎日更新は難しいにしても、それぞれの曜日ごとをカテゴリに分割する構想(月曜日は創作関係、水曜日はレース関係……など。曜日ではなく、何か別の間隔なども検討)
  • 創作関係のコンテンツ充実化を図るため、どこかの日をそれ専用の作業日にする

JIMDOの地獄耳はかなり汎用的なページとなっており、GameAttackについてもほぼ統合されているが、まだ『Cross The Ridge』などのページがスピンオフされていないため、そのあたりのページの独立化も目指している。

Twitter(𝕏)活動

2010年からブログ活動の延長でTwitter(𝕏、以下Twitterで表記)にアカウントを作成し、「巨大なチャットの解釈」やフラッグシステムなど、他とは異なる方針を持って活動していた。
しかし𝕏へ名称変更され、ユーザー間の空気やN121MTの身の回りの変化、当初の信念だった「どんな話題もつぶやく」が出来なくなったことを理由に、考察や一部の思想は残しつつも趣味に繋がる感想や報告を2~3書き込み程度と大幅に頻度が下がっている。
代わりとしてブログそのものでの活用もされているが、愚痴や皮肉などの暗い内容については基本的にどこにも書かれなくなっている。

N121MTが扱う話題はあまりにも多方面すぎる関係で、Twitter以外の「Twitterによく似たSNS」には適合しないという致命的な弱点が存在している。
このことを「PawooでQiitaは出来ない、QiitaでYoutubeは出来ない、YoutubeでPixivの小説は出来ない、Pixivでゲーム公開は出来ない……」と表現し、N121MTが求めるピースのでっぱりがあまりにも多すぎるため、円形のTwitterぐらいしかないとされている。
2023年10月18日には「BSやCSの専門チャンネルが10個以上も存在するようなアカウントでどうしろと?」という表現もしており、N121MTは地上波やNHK以上に雑多すぎて受け皿がないという状況にもあるらしい。
またこれが遠因して「あまりにも多方面すぎてついていけないユーザ」も多く発生しているため、こうしたことが理由でツイートする内容を大幅に減らさざるを得ないという事情もあったという。

他サービスにおける「Twitter2」となるものについても、N121MTは「自分がタイツ好きかどうかの検定で合格できるか怪しい」、「青空になっていたところが急に『いつか、届く、あの空に。』となった時の責任が取れない」などを理由に予定が立てられていない。
しかし次第に移行が必要な状況下になりつつあるため、N121MTは「2025年には1つの結論は出しておきたい」としており、既に減らされたツイート分をブログや個人ホームページへ注力しつつある。

ちなみにTwitterのロケーションはすべて架空の場所にあり、Twitterで使用したロケーション一覧というページが存在しているのでそっちを参照してもらいたい。

Twitterの基本戦略

基本的にTwitterなどでは以下の基本戦略で活動を行っている。

  • テレビ番組・ゲーム・アニメなどの感想や報告が中心
後述する抑止状況を除けば、どんな状況下になっていてもゲームやアニメの報告をしてもそこまで変動は起きないとしているため、そうしたツイートはほとんど欠かさずに行っている。
最新作のネタバレについてはある程度対策はしているため、画像についても誰でも撮影できそうなものを中心としている。(ただN121MTの方針で画像はあんまり使っておらず、『侍魂』以上のテキストパワーで押しているほどである)

  • 実況はサブアカウントで
2024年までは実況ツイートもメインアカウントで一部行っていたが、それすら問題にしているユーザの対策もあって、2025年以降はサブアカウントで全て任されることになった。
実況の方針としては解説などバックアップのような立ち回りをしたり、或いは後ろから監視する、後方支援をするという設定でメインには介入しない立場という設定となっている。

サブアカウントでは実況する内容についての制限はないとされているが、N121MTのコンディションや作品の周りなどによってはその日の実況は停止する処置も行うことがある。
コンディションについてはある程度悪くても行えるが、作品の周り(いわゆる「KAIWAI」など)が非常に危険な状態になったり、或いは触れると危険な状態に一気になってしまうことが予想されているものについては、開始と終了のみしか通達しないようにしている。

ゲームについても攻略情報を優先しており、有用すぎる情報については地獄耳のGameAttackにも記載することにしている。

  • 地震直撃や津波等の災害発生時、軍事行動などの有事状況についてはツイートそのものは予告なしに一時抑止
腐っても緊急時にも利用できることを優先するため、情報錯綜の防止で一時的にツイート抑止する運用を行っている。 以下の条件であれば一時抑止となる。
条件 大体の抑止期間 備考
震度5以上の地震直撃・震度6以上の地震発生 発生してから24時間程度、以降はフラッグシステムの「ナマズフラッグ」に基づく
大津波警報・津波警報 警報解除まで
津波注意報 警報解除まで その間はツイートの範囲縮小及び速度抑制等で済ませることがある
そのほか「有事」 (明確な条件を定めていない) ここまで来るとそもそもインターネットもまともに行えないと考えられている
凶悪な事態 発生してから12時間程度 実際は止めないことも多いが、あまりにも酷い場合は一時的に停止することもあるという意味合い
抑止する理由としては、緊急時で本当に必要な情報を自分のツイートでかき消されてしまう危険があるため、それを阻止する意味も込められている。 またこうした有事が連続すると当然心理的にもパニックに陥るため、そんな状況で利用できるほど余裕がないのもある。

南海トラフなどの臨時情報によって「巨大地震注意」や「巨大地震警戒」が出されている場合は、注意期間中は速度を大幅に低下させ、サブ垢での稼働をメインにするなどの処置を取っている。
警戒期間中は定期時間のみのツイートに限定、サブアカウントの実況についてもON/OFFのみ(視聴開始・視聴終了)にする方針としていた。

  • 話題はあちこちへ移動
N121MTが多趣味なのもあるため話題があっちこっちに移動する傾向がある。 あまりにも多すぎる関係でアカウントを分けるべきとも思われるが、サブアカウントが規制回避のための手段と考えていることもあって分けることを一切しない方針を取っている。
それでもタイムラインがどえらいスピードで流れることを考慮して、アニメの実況ツイートについてはサブアカウントで退避させているが、メインアカウントの話題については固定化されていない。

一応「多種多様な趣味を持ちすぎて話題もあっちこっちに移動するタイムラインをフォローするのか?」という観点も含んでおり、後述するロックオン状態から回避するという洒落から「フレアー」と呼ぶこともある。
これは悪意のあるフォロワーでもまったく興味のない話題ばっかりになっていれば流石に追跡する意味もなくなるという「興味を無くさせるフレアー」としており、ロックオンどころかレーダーから消失するようなステルス的な意味合いも含まれている。
ただしこうしたツイートは意図的ではなく日常的に使っているので、戦略的にドッグファイトから回避するステルスムービングというよりも、それよりも次に湧いた興味からなるツイートをしなければならない欲求の方が強すぎるだけである。

なお意図的にポストしない内容は他ユーザと同様に存在しており、以前この項目にその内容を明確に記載していた頃があったが、現在はそれらの話題リストについては一切公表しないことにしている。
これは同じ話題の界隈からの攻撃を防ぐためという意味合いもあるとのこと。

  • 「巨大なチャット」という概念
N121MTはチャットと呼ばれる古の時代に育ったため、巨大なチャットと解釈しておりなんでも自由にツイートするのが常識であって規制や思想などに縛られないのが本来の姿であると考えていた。
そもそも始めた理由も「リアルツイッタラーと呼ばれるほどに独り言がうるさすぎて、Twitterでもしツイートしたらどのぐらいの量になるのか」というのをテーマにしており、そういう背景もあってなんでもかんでもツイートしてしまえというノリだった。
(それでも最低限のラインはクリアできるように情報の開示は制限が存在しているため、一度もセキュリティインシデントらしいことは起きていないという)

口は禍の元などという単語や、『POISON』の歌詞を歌うだけでJASRACが出てくるものについては、「本質から考えてみたらツイートを阻害するものは犬やヤギに喰わせてしまって完全無視すべきである」と主張しているほどだった。

  • 画像の封印
規約改定の関係で画像を含めないポストが急増している。 また画像についてはブログやホームページなどで活用する方針となっている。

エイプリルフール企画

アイレム(グランゼーラ)や映画.com等と同様に、地獄耳でもエイプリルフール企画が開催されている。 個人ホームページの文化自体が薄れていく現代でも積極的に行っているが、これまで一度もどのニュースサイトにも紹介されていない絶海の孤島状態でもある。

2018年までは日本時間で4月1日中公開していたが、2021年は海外利用者を考慮して4月2日13時まで延長、2023年からは3月31日19時頃(UTC+14)から4月2日21時頃(UTC-12)を開催期間と設定されている。
このため個人含めたどのホームページの中でもかなり早い時刻からエイプリルフール企画を展開しており、公開終了しないコンテンツを除けばかなり遅い時刻までエイプリルフール企画を展開する非常に珍しいホームページでもある。
当初はイギリス方式の「午前中の12時間のみ」とかも検討していたが、午後に起きる人間だとか、UTC+14やUTC-12を知ったらすべてで楽しませるべきとなったため、世界でもかなり稀な期間設定となった。

基本的にエイプリルフール企画は地獄耳単独の特別営業という扱いとなっており、展開活動についても「特別営業」と称されている。(会社ではないので売上等は一切発生していない、発生させる気もないらしい)
以前はブログで他サイトの紹介や、N121MTの辞書でTGUS-WEB-AFの前身を公開したといったこともあったが、現在はXでエイプリルフールに関するトークや、特別営業の裏話などが多いため、結局通常活動の延長でしかないとしている。
なおTWikiProjectの方針で『N121MTの辞書』を含めたN121MTが管理する辞書ではエイプリルフール企画は一切行わないことになっており、またXなどのSNSなども基本的には展開しない方針となっている。
(2023年に動画形式でYoutubeでも展開されていたが、これも地獄耳による特別営業の延長であるとのこと)

ほとんどは何らかの二次創作物となっており、原作からかけ離れたものとなっている。 これはエイプリルフールという極短期間で公開するからジョークやユーモアを全開にしたらこうなったということらしい。
N121MTは「この日は二次創作そのものが禁じられている作品も二次創作が禁止されている分野を一時的に解放できてしまう日」と考えており、初期は小説やゲームの二次創作そのものではなく架空の商品やシステムをプロモーションする体裁で展開していた。
このためレースゲームと無関係の作品を題材にした架空のレースゲーム作品の商品ページ架空のレーシングアカデミーを開校させたり、架空のシステムをデモンストレーションするコンテンツといった形で行っている。
後にコンテンツそのものを公開するようにはなってしまったものの、2024年のエイプリルフール企画で「以前のスタイルに戻したいけど、画像で使用している『グランツーリスモ』のようなゲームがないw」と吐露していた。(別にそれ以外のゲームでも良さそうだが)
なお、どの企画でも『銀河任侠伝』の「EXCUSE」と同じように、元ネタとなった作品を明示している。 題材となっているものはメインとテーマと無関係のものが多く、トレンドと無関係なN121MT当時のマイブームが使われる傾向にある。

実施する企画数についても特に定めていないため、2016年には社会人1年目で同時4企画を実現するという、個人のホームページではあまり見られていない気合の入れ方だった。 また企画数が後から増えることもある。

クオリティとしてはHTML4以下なので、Gigazineやねとらぼはもちろん、どこのまとめサイトにも紹介されておらず、単にN121MT側が「誰も見ていないからやりたかったことを発散させる場」として行っている節が増えている。
当初はそうしたニュース・まとめサイトに載ることを目指していたらしいが、よくよく考えると広まったら広まったで困ることもあるため、むしろ現在は真逆の戦略を取っており、タレコミ自体も行っていないとしている。
(裏を返せば「そういうことをしでかす人間がN121MT以外にも必ずどこかに出てくるだろうから、今のうちに防いでおけよ」というメッセージでもあり、自らの命すらかけたブーメラン的な表現ともされているらしい)

2025年には別のサイトがリバイバルコンテンツの公開もあって、N121MTも「いつの日かリバイバルコンテンツを作るかもしれない」としている。 これはネタが尽きたではなく、その年のエイプリルフールを見ていない人向けの公開という意味で検討しているとのこと。

エイプリルフール企画におけるメッセージ

こんな自由気まますぎる活動をしておきながら、N121MT「昨今は気合を入れすぎている節がある、ちょこっとレベルで良いのではないか」などの意見を残すなど、エイプリルフールの企画提供から消費者など全てに対してのお気持ち表明をすることが増えている。
これは2015年頃から言われていた「近年のエイプリルフール企画(特にソシャゲ)は楽しめずに労働と感じてしまい、強制参加感が目立つ」といったユーザーを見ており、またそれらについて本気で考えたら色々と問題が浮上したことをきっかけにしている。

2022年のTGUS-WEB-AFの前身や2023年の『Web April Fool Contents Regulation』では、こうしたことに対しての懸念を塞ぐために「インターネットのエイプリルフール企画はこうあるべきだ」という定義そのものを提唱している。
(ただしTGUS-WEB-AFは復活考案されておきながら、N121MTの本心である「エイプリルフールはちょっとしたジョークであれ、内容は問わない」ということから復活と同時に廃止処分されている)
2024年にはその続編としてプレゼン資料が代替コンテンツという扱いで公開されており、エイプリルフール企画における新たな懸念や本来やりたいことがやれないといった、より踏み込んだ内容となっている。


これまで実施された特別営業(?)

名称 内容
2007 ホームページでは初となるエイプリルフール営業の実施。何をしたのかは不明。
2008 なし 入口ではとあるサイトと同じものを使用、リンクではいわいる「アクセスアップチート」を行った。
2009 (未実施) 都合により未実施。
2010 頭文字T
Gran Turismo Stage
レースゲームの公式ページみたいなのを作成。
以降は某有名レースゲームシリーズのフォトを使った企画で臨時営業をするようになる。
2011 帝都高バトル 去年と同じページ構成で作成した、「新東帝都」を舞台にした首都高バトルみたいなもの。
使用画像は当時最新作へ変更されたのでになって画質が大幅に向上した。
2012 Gran Turismo
-White and Black Edition-
あるWEB漫画作品を題材にしたレースゲーム。
背景にJavaScriptを使用したため、さらにページの質が良くなっている。 写真の方も「狙ったもの」が多くなっている。
2013 White and Black
-Future-
去年の続編として制作したレースゲーム。今年は更にネタが多くなったため、元ネタのリストを設けていた。
今年もグランツーリスモ5でのフォトが中心となっており、更に質が上がっているとのこと。
2014 Racing Party
- The Anthology -
地獄耳で運営しているRacing Partyのゲーム化。
去年から今日にかけてのフォトが大量に使われている。 フォトの量が多すぎて来年の企画にも一部の写真が使われている。
A.R.S.T. 初回限定に付属している別のレースゲーム。
これ以外にも様々な作品をネタにしており、去年同様元ネタのリストを用意した。
2015 Granatum Racing Academy Pixivのユーザー企画をベースにした架空のレーシングアカデミー。
God Knife Competition あるフリーホラーゲームシリーズをベースにしたレースゲーム。
Vehicle Girls Collection 初回限定に付属されたあるソシャゲをベースにしたレースゲーム。
2016 Racing Cat -soleil- 去年の同人ゲームで注目株であった作品のレースゲーム化。
Lovely Dog Grass 同梱されていたレースゲーム。
Drive on Reqesta 2 1日前にサービス終了したレースゲームの続編。
Grand Touring All Stars! オープンソースレースゲームなどに影響されて開発した純レースゲーム。
Learning as service Series Request for Comments風に書いたTGUS-LasSのドキュメント。
2017 Vehicle Girls Collection R 今年にサービス終了した擬人化ゲームの非公式スピンオフ。
新規に撮影した写真は存在しておらず、題材のリストも1ページとコンパクトになった。
2018 Granatum Racing Academy 2015年に実施した企画の2018年版。きっかけはそこに登場したキャラクターを久しぶりに見たのが理由らしい。
2019 (未実施) ジオシティーズからJIMDO移転等の関係で未実施。事前に中止との宣言はなかった。
2020 (未実施) コロナウィルスやJIMDOによる実施方法未確立による中止扱い。事前に中止と宣言して本当に中止したのはこれが初である。
2021 UDON Chaos CAUTION SYSTEM 久しぶりのエイプリルフール企画として割と気合を入れていた「作品」らしい。
今回はHTML5とJQueryを全開にしたインタラクティブコンテンツにチャレンジしたらしく、同期システム等をかなり気合を入れていたとのこと。
画像にはフリー素材だけでなく、GT6の画像やイベント参加作品も紛れ込ませているが、元ネタの画像は1つも使っていない。
今回はTwitterでも大々的に公開しており、また公開終了予定も4月2日13時と海外にも合わせた時間体制となっている。
2022 (World Clock Times) 正式にはウクライナなどの世界情勢不安定を理由に中止としている。
代替コンテンツとしてCCS24のWorld Clock Timesを3月31日に公開された。
またこの辞書でエイプリルフールのコンテンツなどの規格そのものをTGUSで制定した。(後のTGUS-WEB-AF
2023 こまやの『坊主めくり』を再現してみた? 1年ぶりに復帰、そして動画作品をあんまりしていないことから作られた作品らしい。
ちなみにブラウザ版はKomaya Bouze Gameとして本気で開発しており、今回はそれのパロディ的な感じを企画としている
『Web April Fool Contents Regulation』 昨今のエイプリルフールについてすべて皮肉的にそして建設的な流れに持ち込ませるためのあえてクソに作ったコンテンツの規定案
これとは無関係に『インターネット老人会の疑問』についてのスライドもTwitterで公開している
2024 『インターネットにおけるエイプリルフールのあり方についての資料』 2022年と同様に世界情勢の不安定だけでなくあらゆる観点で実施するのが不適切になってしまったことを理由に正式には中止としている。
代替コンテンツは『Web April Fool Contents Regulation』の続編的なものとなっている。
『BLACK OUT HTML.Ver』 と思いきや、2024年4月1日0時15分頃に突如Xなどで公開を開始した、『BLACK OUT』というFLASHのHTML再現版を何故か公開している。
N121MT曰く「なんかいつの間にかできていたものなのでなんかの縁だろうから公開しておく」とのことらしい。
2025 (未実施) 仕事の都合や昨今の情勢を踏まえて中止扱い。

関連項目


その他

  • ホームページに使われているサーバーは全て「レンタルサーバー」であり、過去にたくさんのサーバーを持っていた。
  • 過去にホームページに「電光掲示板」のようなシステムが搭載されていたものの、邪魔になったため撤去している。
  • 同盟リストがあるサイトにインスパイヤ(そのサイト曰くパクリらしい)されている事例がある。

謎の空白

旧ジオシティーズのプレイタウンコミュニティのキング通り3685番地には、N121MTとは関係のない別なホームページが既に存在していたが、ジオシティーズでは扱えないコンテンツが存在していた関係で別なサーバへと移転。
N121MTがホームページを作ろうとした際に発見したスペースは、移転後に空き地となった場所でもあり、当時はそのような事実を知らずに偶然ホームページを開設している。
後に番地設定等が消えてからは旧ジオシティーズのことを知る人間がほとんど居ないどころか、旧ジオシティーズからの移籍組も数が減っており、精力的な活動をしているのは唯一と言っていいぐらいだった。

移転したそのホームページをN121MTは発見していたが、2013年頃を最後に消息を断ってしまっている。 また地獄耳も発見当時も「諸都合によってリンクできない」としていたが、実際は創作関係のサイトなのでリンクしにくかったらしい。
(一部の創作系のホームページでは「リンクフリーではないホームページ」が増えてきてしまっているので、したくてもできないという事情の方が大きいとか)

ちなみに3685については『かたわ少女』の静音ルートにおける学校に取る出前の金額と同じではあるが、N121MT側は「奇跡の偶然でしかないので関係はない」とのこと。

外部リンク

最終更新:2025年07月04日 14:42

*1 N121MTが「勝手に決めた公称」の日。実際は2003年の9~11月頃と思われるが忘れているので不明である