格闘スタイル: 総合格闘技
格闘技歴: 空手、プロレス
柔道、柔術、サンボ
誕生日: 4月11日(17歳)
身長: 175cm
体重: 75kg
血液型: B型
出身地: 日本
趣味: 歌を歌うこと
好きな食べ物: サトウキビ
好きな色: 青
得意スポーツ: 無し(興味ないね)
大切なもの: 番長
嫌いなもの: 退屈
「アンタ強ぇんだろうなぁ?」
1999年にハイパーネオジオ64でリリースされたSNKの3D男祭り格闘ゲーム『武力 ~BURIKI ONE~』の主人公。
『
THE KING OF FIGHTERS』シリーズにゲスト出演しており、'99EVO、2000、EXで
ストライカーとして登場。
XIでは同作品出身の
ズィルバーとともに
隠しキャラとして参戦した。
漫画『
グラップラー刃牙』の範馬刃牙や『GTO』の鬼塚英吉などと共通する点が多々見られ、しばしば「GTO」と呼ばれる。
担当声優は
ジョー東や
デミトリと同じ檜山修之氏。でも尻は出さない。出せそうな格好をしてるけど出さない。
勇者王と同じ名前・声優だが関連性は無い。
天賦の才能に恵まれ、わずか10歳にして当時通っていた道場の師匠から一本を取る。
以降は我流で技を作り上げ、中学をなんとか卒業した後は単身沖縄に渡り山篭もりをしている。
その割に色白だが。
武力に出場したのは「知り合いのおっさんとの賭けに勝つため」らしく、地方予選を全て5分以内で勝ち抜いて注目を集めた。
ただ同レベルの相手との実戦経験が少ないため、精神面や駆け引きの面では不安も残している。
性格はややひねくれており、
かなりの自信家で挑発的な発言が多いが、
細かいことはあまり気にしない。
KOFではあくまでゲスト参戦という扱いのため、特にストーリーなどはない模様。
ジョーと声優が同じだったり衣装や一部の技のモーション、性格まで似ていることから、武力で共演した
リョウの妹である
ユリに
「天童くん、ハリケーンアッパー?って言ってみて」と言われる特殊勝利デモや、リョウとの掛け合いが用意されている程度。
ただし、小説版2000のパロディ編ではゲーセンで武力をプレイした
テリーが凱を馬鹿にしたため、
ジョーがマジギレする。
ちなみに大切なものが「番長」となっているのは別に彼が
誰かの舎弟な訳ではなく、飼っている犬の名前らしい。
XI稼動前はまさか『武力』や『
風雲』のキャラが登場するとは誰も予想しておらず、
そもそも彼らの存在自体が忘れ去られ
原作に近い特殊な操作性も相俟って、お祭らしさを取り戻した驚きの人選として好評を得た。
XIのキャラクターイラストを手がけたヒロアキ氏は奇遇にもかつて武力のイラストを担当していたため、
設定などを詳しく説明する手間が省けスムーズに作業が進んだそうな。
原作中の性能
『武力』ではなにせ主人公であり、「スタンダードな初心者向けキャラ」と
設定上はなっているのだが、
同じく設定上は初心者向けのムエタイ親父があらゆる性能でゲーム最強クラスなのに対し、
凱は打撃・投げ・タックルや返し技など一通り揃っているものの、
基本性能がどれも器用貧乏で決定力に欠ける。
逆に言えば、使いこなせれば(返し技が豊富なので)誰とでも戦えるオールラウンダーとなり得るのだが、
初心者が操作に慣れる分には中級者向けとされているボクサーやアマレスラーの方が簡単なうえに強く、
かといって上級者は
極限流や太極拳ジジイ、あるいはイケメン合気道家やヨン様
といった弱キャラを使うため、
時代が時代なら「
主人公(笑)」扱いであったことは想像に難くない。
KOFでは『武力』の操作性を再現してレバー(+ボタン)で技を出し、
派生技が複雑で特殊な
コマンドが採用されたかなりクセのあるキャラとなっている。
3D格闘ではごく普通である「近接特化で飛び道具がない」という点もKOFでは扱いにくさに繋がった。
慣れれば小技の性能が良いためゲージを溜めやすく、
判定が強い通常技や避け技「ブリッジスウェー」の派生などを振りつつ、
飛び込みや特殊技「ミドルキック」からの強力な連続技で大ダメージを狙っていくのが基本。
3D出身らしく隙の少ない
中段・下段技を豊富に持ち、上下段の連携による揺さぶりが可能。
シフトとの相性も良いため、接近しさえすれば強引に相手を押し込める。
リーダー
超必殺技「タイマン勝負」はこれまた特殊な性能で、初弾のアッパーが決まると
どちらかのライフがゼロになるまでお互いシフトが一切使えなくなり、
通常は派生でしか出せない「ガイドリラー」「ガイスパイダー」などが普通のコマンド技に変化し単発で出せるようになる。
発生は速いが、リーチと無敵が短いため生で出すと相打ちになることも多く、その場合は暗転が起こらず上記の効果が得られない。
しかし決まれば格段に性能が上がり、特にシフト依存度の高いキャラが相手だった場合は凱の独壇場と化す。
実用性があるため
ロマン技ではないが、名前通りロマン溢れる技である。
KOF'99のDC移植版『'99EVOLUTION』にもストライカー専用として参戦。
この時はネオジオポケット専用ソフト『バトルDEパラダイス』と連動して初めて使用条件が解禁されるという仕様になっており、隠しキャラであるエキストラストライカーの中でもさらに隠しであるキャラクターとして登場した。
ちなみに同条件で、初登場である
霧島翔も解禁された。
'99EVOのエキストラストライカーには
JUSTICEと
DARKという2種類の性能があり、それぞれ技も効果も違う。
凱のJUSTICEのストライカー攻撃は「ヘヴィフック→ガイドリラーサンライズ」。
その名の通り画面端より突進し、ヘヴィフックからガイドリラーサンライズへとつなぐコンビネーションである。
ガイドリラーサンライズの部分がやたらヒット数が多いくらいしか特徴がないが、ヒット後にこちらのゲージを増やす応援をしてくれる。
一方DARKのストライカー攻撃は「ホイールコンボ・マキシエッジ」。
コートを着たまま飛び蹴りで乱入。その後コートを脱ぎ捨てガイホイール→ミドルキックの2段攻撃を仕掛ける。
特徴としては、最初の飛び蹴りがやたら重い事、当たるときりもみ吹っ飛びになる事、
ガイホイールが中段で当たるとダウンする事、ミドルキックが何故かダウン中の相手にも当たる事などがあげられる。
飛び蹴りは画面端を背負っていると発生が早く追撃可能なので攻められている時の切り返しなどに使いやすい。
最大の特徴は帰る際にする
挑発。
何故か相手のゲージを吸い取る。
しかも大体1.5ゲージほども吸い取るので非常に強力。いかに凱を挑発まで守るかが、凱DARKを使う上での重要なポイントのひとつである。
「話になんねぇんだよ、弱すぎて」
MUGENでの凱
アッシュで修行
のコウ氏やAGGLI氏によって
AIが作成されている。
ニコニコMUGENで見られるのは主に前者の
AIを入れた凱で、
「ブリッジスウェー」「フロントステップ」や前方緊急回避からの投げや派生による揺さぶりを多用し、
ペースを握った後は「孤独のリング」や「タイマン勝負」による畳み掛けが強力。
かなり原作での基本に忠実な動きを見せてくれる。
ただし「タイマン勝負」によるシフト禁止の効果は当然MUGENでは全く意味をなさない。
ジョーのスプライトを改変したものだが、よく馴染んでいる。
まだβ版とのことで動きが固く、
必殺技2種類と
超必殺技1種類しか入っていない。
出場大会
出演ストーリー