「波導は我にあり!」
データ
図鑑No.448
分類: はどうポケモン
タイプ: かくとう / はがね
高さ: 1.2m
重さ: 54.0kg
特性: せいしんりょく(ひるみ状態にならない)
ふくつのこころ (ひるみ状態になると、素早さが1段階あがる)
せいぎのこころ(あくタイプの技でダメージを受けるとこうげきが1段階あがる/隠れ特性)
種族値
HP:70
攻撃:110
防御:70
特攻:115
特防:70
素早:90
任天堂の育成RPG「ポケットモンスター」に登場するポケモン。
獣人のような姿をしたポケモンで、犬科に似た頭部を持ち、体形はほぼ人間に近い。
手の甲と胸にトゲ状の角がそれぞれ1本ずつ付いており、後頭部には4つの房を持つ。 足の裏には肉球が3つある。
あらゆるものが発する波導(物理学の波動ではなく、
気やオーラの事)を感じ取る能力を持ち、
これで相手の行動や考えを読み取ることができる。また、人間の言葉を理解することも可能。
第4世代『ダイヤモンド・パール・プラチナ』で追加されたポケモンだが、
劇場作品の『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』に主役ポケモンとしてフライングで登場している。
映画版のルカリオはテレパシーのようなもので、人語を話し会話していた。
CVは
『戦国BASARA』や
『MUSASHI-GUN道-』など、
宮本武蔵に縁がある
浪川大輔氏。
TVシリーズでは、ポケモン担当でおなじみの
阪口大助氏が演じている。
映画版の主役を張ったので
伝説のポケモンとして登場すると思われていたが実際はそんなことはなく、
トバリシティのジムリーダー・スモモの切り札として登場した。
もっとも、新シリーズで登場する伝説のポケモンはストーリ中盤~終盤のネタバレ要素なので発売前は普通デザイン画のみで
主人公が使ったり、戦闘シーンは公開されないはずなのに『ダイヤモンド・パール』の発売前情報では
操作説明や主人公がルカリオを使用してたりと颯爽と登場していたりするので伝説のポケモンではないと言う判断材料があったのだが。
野生では出現しないレアポケモンで、進化前の「リオル」というポケモンが生まれる卵をイベントで入手できる。
このリオルのなつき度が高いときに昼レベルアップするとルカリオに進化する。
ストーリー上で使用するトレーナーはスモモ以外にも、こうてつじまと言う場所で上記の卵をくれるゲン、
ストーリー上の
ラスボス的存在であるチャンピオントレーナー・シロナの手持ちの1匹でもある。
余談であるがゲンは前述の映画でルカリオを扱うトレーナーのアーロンと瓜二つである。
さらに『プラチナ』では手から波導の様なものを出し、「きみたちから はどうを かんじる!」と言っている。
『ポケモン+ノブナガの野望』ではランマルのベストリンクポケモンとなっている。
原作での性能
格闘タイプの中でもダークホース的存在で、同タイプでも珍しいすなあらしの影響を受けず、弱点に格闘タイプが含まれるポケモン(他にはコバルオン、テラキオンがいる)。
攻撃、特攻、素早さが高く、それらを十分に生かす物理技と特殊技はもちろん、補助技も豊富かつ優秀。先制技だけでも4種類を覚える。
ただし鋼タイプにも拘らずHP、防御、特防が軒並み低く、鋼対策の煽りも受けやすい(ただし抵抗タイプもかなり多いので相手を選べば堅い)。
素早さが微妙に中途半端なのも問題点のひとつで、同じようなステータスで素早さの高いボーマンダや
ゴウカザルにお株を奪われがち。
「格闘が弱点で無い鋼タイプのポケモン」等に有効な、特殊炎技を上の二体と違って覚えないと言う事情もある。物理ならタマゴ技で「
ブレイズキック」を覚えられるのだが…
ただし素早さや耐久は持ち物で補うことができ、ルカリオ自体も弱いわけでは無く、中堅の部類に入るのでそこらへんは大丈夫である。
分類に恥じることなく「はどうだん」を筆頭に「りゅうのはどう」「みずのはどう」など「はどう」系のわざを多く覚えることが出来る。
中でも、映画でも使用した「
はどうだん」は必ず命中するわざの中でもっとも威力があり、
しかもルカリオはこれをタイプ一致で使える、コジョンドと並んで数少ないポケモンである。
他にも覚えるポケモンはトゲキッスやなど多くいるのだが、殆どは大会で禁止されている伝説クラスのポケモンだったりするので、ルールの存在する大会ならルカリオの専売特許だといえる。
ダブルバトルでは相手の「まもる」を無効化できる「フェイント」や特性を生かしたサポート担当として使われることもある。
さらに『ハートゴールド・ソウルシルバー』にてこのゆびとまれを習得し、サポート能力に磨きをかけた(相手の攻撃を受けるには紙であるが)。
『ブラック・ホワイト』では準伝説に同じ鋼・格闘のコバルオンが登場したがこちらは耐久向きの種族値をしているため棲み分けはされている。
同じく新登場したコジョンドは先述の通りタイプ一致で「はどうだん」が使えるがこちらは特攻でルカリオを下回り、
むしろ大きく上回る攻撃を生かした「とびひざげり」のほうがメインウェポンとしては採用されやすい。
ついでに「いやしのはどう」を覚えられる様になった。これを期に、本気でダブル・トリプル用に変わったかもしれない。
また、進化前のリオルがシナリオクリア後に野生で出現するようになったので入手が容易になった。
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しかし… |
それが災いして、今作では絶好の金稼ぎ場所であるブルジョワール家の自滅役に使われるという悲劇に。
理由としては
「今作ではバトルサーチャーなどの一般トレーナー再戦システムが存在しない」
「ブルジョワール家の連戦は途中で負ければ何度でも戦え、なおかつ最近のポケモンの全滅ペナルティは非常に減っている」
「そして、ブルジョワール家相手に楽に戦え、かつ自力で自滅技の一つ『いのちがけ』を覚えられるため容易に全滅できる」といったもの。
参考
毎回のように自滅させられ、ある意味 タブンネよりも悲惨な扱いなのかもしれない。
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『ブラック2・ホワイト2』では序盤でリオルをゲットすることが出来るようになった。
最初のジムはノーマルタイプのため頑張ってレベルを上げれば有利を取れる格闘技を習得できる……のだが、最初に覚える格闘技が反撃技の「カウンター」(レベル6)で、攻撃技(はっけい)はレベル15まで上げなければ覚えない。
このレベルになればリオルでなくとも最初のジムなら余裕でクリアできるので、ゲーム中でこのアドバイスを聞いた多くのプレイヤーがモヤモヤした気分を味わうこととなった。
なつき進化のため上手くいけば2つ目のジムまでに進化も可能。
鋼タイプが付くので毒も怖くない。
ストーリー上では、『ダイヤモンド・パール』ジムリーダーのスモモの手持ちのルカリオを最初に見ることになる。
自分の手持ちに入れるには、通常は手に入れたタマゴからのみの入手なので、イベントをこなして
卵が孵るまでひたすら走るとレベル1の進化前のリオルが孵り、
そこから進化して、ようやくルカリオとなる。もらえるようになる段階ではストーリーも終盤に差し掛かっているところなので、
もらったタマゴから孵ったリオルをルカリオにしてストーリーで役立てるには、結構時間が必要。
また、なつき進化の為、正確に狙ったレベルの進化は出来ないものの、
能力の高さと多くの攻撃技を覚え、抵抗も多いはがねタイプということもあって物語後半に多いあく、はがね、こおりタイプに優位に戦え、
特にミオジム、キッサキジム、ギンガ団戦では存分に活躍してくれる。
但しボスクラスの相手は技構成も巧みなため、こちらが弱点を突ける相手でも、相手もこちらの弱点を突いて来るポケモンも多い。
相手のレベルも高く、ルカリオの耐久も低めのため、先制一発勝負で勝たなければかなり危険。
前述のジムリーダーのスモモ、チャンピオンのシロナ戦で敵として登場してきたルカリオも同様に、相性で有利でも油断できない強敵になっている。
プラチナのゲンもしょうぶどころで切り札として使用するのだが、覚えてる技が物理技だらけで波導を一切使わない。
『ポケモン+ノブナガの野望』では高い能力値、耐性が多い鋼属性、移動力3と格闘タイプでも優秀なポケモン。
また、技の「はどうだん」が間接攻撃のため格闘タイプのポケモンが被害を受けやすいエッジアーマーなどを無視できる。
特性もこのゲームでは重要な移動力を強化する「俊足」、ひるむ無効化の「精神力」、直接攻撃回避の「太刀捌き」と優秀。
ただし格闘タイプとしては珍しく正面1マスを攻撃できない、出現するエピソードが少ないという欠点も存在する。
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そしてポケモンX・Yにて… |
最新作『ポケットモンスターX・Y』において、さらなる進化形態である"メガルカリオ"の登場が判明。
特定のポケモンが特殊なアイテム「メガストーン」を所持することで戦闘中のみ発動する「メガシンカ」によって進化する。
ルカリオの場合、「ルカリオナイト」なるアイテムを持たせることが必要。
攻撃・特攻・素早さが上昇している上に特性「てきおうりょく」によりさらに強力なアタッカーとして使用できる。
一方で鋼タイプの耐性が見直されたことで、以前の世代と同じ感覚で扱うと痛い目を見ることも。
作中でも、世界で最初にメガシンカが確認されたのがルカリオであることが言及されているほか、
主人公がメガシンカの手段を入手するイベントで使用でき、さらにそのイベントで「ルカリオナイト」を
持った状態で手持ちに加えることができるなど、優遇されている。
このルカリオはイベント時に入手できるポケモンとしては十分に活躍できるレベルであることに加え、
序盤のポケモンの中では珍しいメガシンカが可能な種類のため、攻略要員として大いに役に立ってくれる。
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スマブラXにも隠しキャラとして参戦。
性能的には前作『DX』の
ミュウツーに近く、全体的に発生が遅いうえに癖の強い技が多くて素の状態では攻撃力は低めだが
ダメージが増えれば増えるほど自身の攻撃力が上がっていく特性を持っている。
要するにこのキャラだけがオートハンデがつけられているようなものに近い。
その仕様からよくドMと言われるが違うよ!特性のふくつのこころを再現してるんだよ!
三角飛びやしゃがみ歩き、そして壁に張り付く事が出来る。ちなみに三角飛びのジャンプ力は全キャラ中最高。
アドベンチャーモード『亜空の使者』では
メタナイトと交戦するイベントがある。
奪われたハルバードが山の山頂ギリギリを飛んでいたのをいいことにハルバードに潜入しようと山を登ったら
そこにルカリオがいて、どういう訳か手合わせする事に(お互い武人気質ゆえに闘いたくなったらしい描写)。
勝負が付いた後は恨みっこ無しでハルバードに潜入。
途中、両者の気配に気づいて段ボール箱に隠れた(どう見ても怪しい場所にあるのでバレバレ)
スネークを波導探知で発見。一触即発の気まずい状態になったが、これもルカリオの波導探知で敵と見方を識別した。
その後、スネークとメタナイトで艦橋の
ゲーム&ウォッチ達を甲板へ吹っ飛ばした後、
甲板にいたお客さんや、
ルカリオ達が助けた後に「じっとしていろ」とスネークが静止したのを聞かずに勝手に行動した
姫様達と共に、ゲムヲたちが合体して出来た敵を倒した。
一方で、「
ええいこんなゾロマスクの犬はいい、ミュウツーを出せミュウツーを!」と叫ぶミュウツーファンもいたとか。
わざわざ変更されたのは
当時映画等で活躍してた話題のポケモンだったからしょうがない。
果たして次作に参戦するのは
現実で初メガシンカした方かゲーム中で初メガシンカした方かあるいは...?
タイプ:ワイルドにおけるルカリオ
格闘スタイル…アーロン流 波導拳法
性別…♂
ポケアシスト…アーロン様(師匠)・ピジョット(乗り物)・マニューラ(友達)
一言…私の名はルカリオ。
師と共に戦乱の時代からやってきた。
私達がなぜ呼ばれたのかは分からないが
この闘いの先に答えがあると信じている。
数百年前からこの時代に飛ばされたという設定。
オーソドックスな
波動昇龍キャラだが、どこぞの
中国拳法みたいなスタイル。
MUGENにおけるルカリオ
MUGENでは3体のルカリオが確認されている。
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Dshiznetz氏製作 タイプ:ワイルド仕様 |
Dshiznetz氏がフリーの格闘ゲーム「タイプ:ワイルド」に登場するルカリオを移植したもの。
設定身長が1.2mということで それなりに小さいキャラになっており、キャラによっては若干苦戦する。
肌の黒いCVSキャラで御馴染みのRajaaBoy氏製の優秀なAIがデフォで搭載されている他、
何故か氏の ダルシムとの特殊イントロがある。
ただしゲジマユだと3ゲージ技を使った際また3ゲージでキャンセルしつづけるので注意。
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木。氏製作 手描き |
ニコニコで製作状況をアップしていた手描きのルカリオ。
原作で持っていた技を どこかで見たような感じにアレンジして搭載しており、全体の完成度は高い。
突進してラッシュを仕掛けた後飛び上がり波導を浴びせる技は、演出の通り見事なまでの 味方殺し技である。
『スマブラX』での特性も再現されており、 体力が減少していくほど攻撃力が上がる
瀕死時の 超必殺技を絡めた コンボは強力だが、デフォルトでdefenceが90に落とされている。
基本的にリーチが短いものの、地上中K、J強K、屈強Kは判定が強めで
第1者と第3者はルカリオの技では比較的リーチがあるので地上戦の要になり、屈強Kはコンボの始動技としても使える。
11Pはブラック、12Pはゴールドカラーとなっていて性能が変化する。
デフォルトのAIはないが五右衛門氏と厨忍氏によるAIパッチが公開されている。
おすすめコンボ
(J強K>屈中K>)屈強K>はどうだん>しんくうはどうだん |
J強K>立中K>中ブレイズキック |
屈強K>はどうのあらし |
J強K>屈小P>屈中P>はどうだん>しんくうはどうだん>はどうのあらし |
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SpiderMew氏製作 グリーンランタンルカリオ |
- SpiderMew氏製作 グリーンランタンルカリオ
上記のルカリオの改変キャラクター。
グリーンランタンの力を手に入れたという設定らしく、
まだ開発途中なのか喰らいモーション中に棒人間になってしまう。
1分45秒頃から
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「満ちるぞ…この波導!」
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