Mr.ゲーム&ウォッチ


「いつでもG&W♪どこでもG&W♪だれでもG&W♪」

+当時のCM

1980~91年に任天堂から発売され大ヒットした時計機能付き携帯型液晶ゲーム『ゲーム&ウオッチ』の登場人物。
当時は操作キャラからモブまで全部この「黒い人」だった為、「キャラクター」と呼べるまでの個性は無かった。

1980年4月28日に発売されたシリーズ第1作「BALL(ボール)」でデビュー。
プレイヤーはこの「黒い人」を操り、それぞれのゲームで任務を遂行。3回(ゲームによって違う)ミスするまでに何点稼げるか競うスコア型ゲーム。
「ファイア」「パラシュート」等の救助、宝探しの「オクトパス」の様なゲームの王道から、
漏れ出すオイルが引火しないようにバケツで受け止める 「オイルパニック」、脱走しようとするライオンと イスで戦う 「ライオン」、
ハンマーで殴り合う 「ジャッジ」など、危機的状況も多い苦労人。
ワイドスクリーン・マルチスクリーン等のシリーズも続々発売され大ヒット。
国内での発売が終了した後も海外でシリーズ化され、最後に発売されたのは第1作「ボール」をマリオでアレンジした「マリオジャグラー」。

元祖であるゲーム&ウオッチ「ボール」の発売年月日は1980年4月28日なのだが、
現在も登場し会社が現存するゲームキャラとしては彼の先輩は事実上存在しない
同じくらい古いキャラだと、辛うじてアーケード版パックマンが同年5月22日に誕生しているくらいのものである。
さらに言うならば今では任天堂を代表するマリオは1981年のAC版ドンキーコングがデビュー作なので、ゲムヲやパックマンの後輩にあたる。
昨今有象無象に存在するゲームキャラ達の、まさしく大先輩なのだ。

『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS/WiiU』では、同期のパックマン まさかの参戦。
パックマンの参戦PVラストに、同年に誕生したキャラクターとして 隠しキャラクターなのに Mr.ゲーム&ウォッチも友情出演を果たす
(ちなみに比較対象としてマリオとドンキーコングも頭の先だけ出てくる)。
これで最古参ゲームキャラ同士の共演が果たされることになった。

国内だけでも1287万個という記録的な売上を達成し、
任天堂がアーケード事業の失敗で抱えていた負債をあっさり帳消しにする という大成功を成し遂げている。
また、液晶パネルを2画面にした、いわば「ニンテンドーDS」の原型ともなった「マルチスクリーン」、
それに採用されて以降、任天堂のコントローラーの象徴となった「十字キー」をはじめて起用したのもこのゲーム&ウオッチからであり、
今日の任天堂のゲームデバイスや携帯ゲーム機の始祖として大きな影響を与えた。

そして意外なことに、このゲーム&ウオッチは元々のターゲット層がサラリーマン向けであり、
時計付きというのも、ゲームをしていても時間が解る・通勤時間の合間に遊べるというコンセプトで付けられていたものだった。
しかし予想に反して中学生に爆発的な人気となり、
ターゲット層もそれに合わせたゲームラインナップとなっていった。
ちなみにゲーム&ウオッチの発案者は、後のゲームボーイシリーズの生みの親である横井軍平氏。
元々は氏が、電車の中で電卓のキーを叩いて暇潰しをしているサラリーマンを見たことが、
「通勤中のサラリーマンでも手軽に遊べるような」携帯ゲーム機開発のきっかけとなっている。
まさに、「携帯ゲーム機」の始祖とも言える存在なのである。

その後、1989年には後継機と呼べるゲームボーイが発売するが、
1997年にはかつてのゲーム&ウオッチの人気作品を今風にリメイクした「ゲームボーイギャラリー」シリーズが発売されている。
また、それに限らず近年ではゲーム内のミニゲームとして収録されていたり、
ゲーム&ウオッチ自体がクラブニンテンドーのポイント引換プレゼントとして復刻されたこともある。
また、DSiウェアでも完全再現されて9タイトルが配信されており、現在でも遊べる機会は意外と多い。
ゲームの歴史上最年長に近い彼だが、これからもマリオやパックマンと並び、現役で活躍し続けることになりそうである。

+任天堂ミニクラシックス
ちなみに、海外では「任天堂ミニクラシックス」という、キーチェーンサイズの小さいゲーム&ウオッチが90年代頃に発売された。
任天堂から正式なライセンスを受けたいくつかのおもちゃ会社が販売しており、ミニクラシックスのゲームのタイトルには、
「ファイア」「オクトパス」「ドンキーコング」等といった本家ゲーム&ウオッチのゲームもあるが、
このミニクラシックス独自のゲームもあり、「ハリー・ポッター」「スパイダーマン」さらには「遊戯王」なんてものもある。
つまりMr.ゲーム&ウォッチはハリーやスパイダーマンに変身していた
・・・・すごい平面人間だ。

また、ミニクラシックスには「数独」というゲームもあり、
任天堂公式かどうかは定かでないが、それのToymax版の説明書によるとMr.ゲーム&ウォッチは100歳らしい
・・・・やっぱりすごい平面人間だ。

性別、年齢、一切不明(Mr.だから男か?)。体は全身塗りつぶしたように真っ黒であり、完全な平面である。
また、声を一切発さず、身振りや電子音のみで意思の疎通をしている


大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるMr.ゲーム&ウォッチ

時を超え任天堂制作の対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の隠しプレイヤーキャラとして まさかの復活。
その際に複数ゲームの役割を統合され、「Mr.ゲーム&ウォッチ」の名前が付けられた。『X』以降にも登場する。
なお、元になったゲームは「ゲーム&ウッチ」だが、スマブラシリーズでは一貫して「Mr.ゲーム&ウッチ」表記である。
キャラデザインは同シリーズの『ファイア(ワイドスクリーン版)』がモデル。
余談ではあるが、シルバーシリーズ版ファイアの飛び降りる人はである。
名前が長くて呼びにくいためか、よく 「ゲムヲ」 という愛称で呼ばれ、スマブラの声援でも「ゲームウォッチ」とフルネームでは呼ばれない。

スマブラでは、変わった外見ながら(特に空中技全般に)オーソドックスな技を持ち、初心者にも使いやすい。
更に動きがコマ送りの為、モーションの始動が読みづらく、隙が全体的に少なめという隠れた利点もある。
その反面、体が小さいために間合いがかなり短く、体重も軽い。
このように別段高性能というほどではない強さながらも、『DX』のオールスターモードではラスボスを担当していて
(ただし『X』では年代順になっており、最初の相手)、
「Mr.ゲーム&ウォッチ軍団」として数の暴力を以て襲いかかってくる。
『X』以降は通常ワザの大半が性能が変更及び発生や威力が向上、大幅に強化された。

当然ながら、彼のワザは全て『ゲーム&ウオッチ』のゲームが元ネタとなっている。
『SP』では攻撃時に元ネタのゲームでの姿に変身する。
それが仇となって海外では横スマッシュでの姿が問題になり、発売前に急遽姿が差し替えられることになったが

+各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
  • シェフ(NB)
放物線を描くように料理を飛ばす飛び道具
ボタンを連打することで発射する数が増え(最大5つ)、軌道にはばらつきがある。
手に持ったフライパンにも攻撃判定が存在し、わずかに横方向に吹き飛ばせる。

  • ファイア(上B)
突如救助隊が出現し、トランポリンで上方に跳ね飛ばすワザ。
上昇中は無敵であり、上昇力も高いので復帰技としても優秀。
『X』からは使用後はパラシュートを開いて降下するようになった。
この状態は尻もち落下ではないため空中攻撃が可能。

  • オイルパニック(下B)
バケツで相手の物理系以外の飛び道具(ブーメランなどは不可)をキャッチして蓄積する防御技。
相手の飛び道具をこの技で3回キャッチし( Xではなぜか後ろからの攻撃でも吸収できる )、バケツを満杯にする事で蓄積したダメージや吹っ飛ばし力を、
一見飛び道具風だが打撃攻撃 のオイルでまとめてお返しする事が出来る。
威力の最も高い最大溜めPKフラッシュを拾えば余裕で即死級、ファイアボール辺り適当に入れても軽めに吹っ飛ばせる威力になる。
ただし、飛び道具を蓄積した状態で落下すると 蓄積数はそのままに蓄積したダメージや吹っ飛ばし力だけゼロになる と言う罠があるため
実際の所オイル攻撃の部分についてはロマンワザと考えてもらって差し支えない…が、タッグマッチ+チームアタックONの場合は話が別。
この状態になると全員の全攻撃が味方殺し技になるので、味方同士協力し合うと簡単にオイルが溜められるのだ。
ちなみに空中で出すとその場で静止した後に落下を始めるため、横方向への吹っ飛び緩和として絶大な力を発揮する。
ただし、3回キャッチした後では緩和できないので注意。
『SP』では物理飛び道具に対して反射出来るようになり、フォックスのリフレクターのような使い方が可能。

  • ジャッジ(横B)
ハンマーで相手を殴りつける。
ランダムに出る1から9までの数字によって威力が変化する博打要素の強いワザ。
1は自分に12%のダメージが及ぶハズレで、7はラッキーセブンということで回復アイテム出現。
5は電撃で連続ヒット、6は炎、8は低威力な代わりに凍結+上吹っ飛ばしの追加効果。他は基本的な打撃技となっている。
最大の9が出た場合、0%の相手でも即バーストできるほど強い。

発動と同時に巨大なタコに変身し、基本は体当たりで攻撃を仕掛けるがボタンを押すことで触手を伸ばして攻撃することも出来る。
触手を伸ばしていない時は本体、伸ばしている時は触手に攻撃判定が発生するようになっている。
発動時も自由に動くことができ、見た目は空中にいるように見えるが実際には地上にいることになっているためジャンプも可能。
ただし移動速度は極端に遅く、 発動中は方向転換が出来なくなる ため、後方への攻撃ががら空きになってしまうのが難点だがそれでも十分に強力な技である。
ちなみにタコなだけあって、水のある場所でも沈まずに泳ぐことが出来たりもする。
『SP』では変身系切りふだの廃止に伴い、相手を触手で捕獲して画面外に連れ去る技になった。
余談だが上スマッシュも同じゲームを元にしており、『DX』ではこの切り札と同じ名前であった(『X』から「オクトパスヘッドバット」に変更)。


『X』のアドベンチャー「亜空の使者」では、
「善悪の観念が無い」 「ストーリーの中軸となる影虫を無尽蔵に生み出せる」 「生み出した影虫を使って変身、分身などが可能」
などと、何気にトンデモない設定になっている。

スマブラでの再登場を受けてか、近年では彼自身が他のゲームにちょくちょくゲスト出演することも多く、
メイドインワリオ』シリーズのいくつかのミニゲームに出演してみたり、
最近では『ドンキーコングリターンズ』の工場ステージの背景でパイプを修理している姿が目撃されている。


MUGENにおけるMr.ゲーム&ウォッチ

分かる人にだけ分かる懐かしいネタキャラだけあって、そこそこの数が存在。……が、残念ながら大半は入手不可。
これらの内、GIF_Mr.T氏のものには強いAIがある。

+GIF_Mr.T氏製作 スマブラX仕様
  • GIF_Mr.T氏製作 スマブラX仕様
海外の製作者によるもの。
技構成は原作(スマブラ)に忠実に作られているが、操作方法や性能は別物である。
他にも、空中ダッシュとなっている「パラシュート」には攻撃判定が付属されていたり、 ジャッジの「9」は一撃必殺の威力 になっていたりと、
かなりのアッパー性能となっている。
ナギッを思わせる速さの突進攻撃、相殺はあまりできないが弾数や範囲の広い飛び道具、オリジナルの超必殺技も高性能。
コンボらしいコンボは特に無いのだが、画面端で打ち上げる攻撃→シェフの超お手軽永久が使える。他にも色々10割が狙える。
ただし、ショートジャンプからの緊急回避のタイミングによっては、音が出るだけで無敵が出ないという謎仕様があるため注意。
また、オリジナル技として、ベルを鳴らして自分の分身を大量に呼び出して踏み潰す技も持っている。
これは動作中完全無敵な上発生が早いので逃げ場が無い優秀な技。基本的に超必殺技は出掛かり無敵で性能も良い。

お家氏によるAIも公開されたため、今後の活躍が期待される。
通常技必殺技には無敵は無い為投げキャラ弾幕には少し相性が悪いが、凶キャラ位の実力はあるだろう。
最大設定だとマスターギースなどといった狂キャラも倒せることがある。
他にもハイパー猫氏がアナウンスを削除するパッチを公開していたが、現在は入手不可。

+オー氏製作 Mr.ゲーム&ウォッチ+
  • オー氏製作 Mr.ゲーム&ウォッチ+
上記のMr.ゲームウォッチを改変したもの。
技の動作等が原作寄りになり、性能も少しアレンジされている。
特殊カラーが存在し、11P~12Pカラーは神キャラになっている。

+ぼうし氏製作 手描きスマブラX仕様
  • ぼうし氏製作 手描きスマブラX仕様
操作はスマブラ準拠でやりやすく、そこそこのAIもある…が、ドット絵が黒一色なためステージによっては見にくい。
ちびキャラ故かあまり動画で見かけない。
現在はぼうし氏のサイトが消失したので入手不可能。

+4djouro氏製作 スマブラDX仕様
  • 4djouro氏製作 スマブラDX仕様
現在は入手不可。
4djouro氏は夭折しており、生前親交のあったCGL氏がドット絵周りで修正を加えた後、ハイパー猫氏が代理公開していた。
AIは未搭載だが、オイルパニックが使えるので弾幕キャラ相手には有利と思われる。

+CGL氏製作 スマブラX仕様
  • CGL氏製作 スマブラX仕様
こちらもハイパー猫氏が代理公開していたが、現在は入手不可。
上必殺技のファイアが異様に高く、ファイアからのコンボが決めにくいという難点がある。
ただし、シェフはガード不可能で当たれば必ずダメージを与えられ、しかも超必殺技ではオクトパスに変身できる。

出場大会

更新停止中
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