カエン

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カエン - (2010/05/31 (月) 16:04:56) の編集履歴(バックアップ)



「ちょう こうねつのほのおのあとには、はい ものこらんのだ。」

任天堂がファミコンで出したロボット格闘ゲームジョイメカファイト』のロボット。

ワルロボとしてステージ4の8体の敵キャラクターのうちの1体として登場。
イーロボ(プレイヤーキャラ)であるホノオのアッパーキャラである。
カエンに限らず、ステージ4のロボはすべてイーロボの上位互換版である。
倒しても仲間にはならないが、ハードモードをクリアするとSELECTボタンで対戦でも使えるようになる。
ホノオと同じく火の玉を模したデザインだが、若干顔の彫りが深く、カラーも青基調になっている。
赤い機体よりも青が優れているとは。
ちなみに赤い炎の温度が約900℃なのに対して、青白い炎は約1400℃に達する。まさしく灰も残らぬ超高熱である。
※ただし炎の温度と色の関係が成立するのは、星の光、白熱灯、ローソクといった「輻射」という現象のときのみ。
水銀灯やナトリウムランプのように成立しないケースもある。


性能はどんな相手でも対応できるホノオと同じでオールマイティ。
別次元の強さを誇るホウオウを除けば、間違いなくベスト3に入る。
まず通常技。
  • 強パンチ
発生が速く威力が高く持続が長くダウンを奪うという至れり尽くせりの技。
打点の関係でジャンプ防止技としても使えるため、相手はうかつに飛べない。
リーチではダチョーンワイのものに劣るが、比較対象が異常なだけで欠点とは言いがたい。
  • ジャンプパンチ
体を「く」の字に曲げて拳を突き出すようなフォームのため、くらい判定がかなり後ろに下がる。
さらにダウン誘発効果もあるので、空中戦ではほぼ無敵。発生も非常に速い。
飛び道具で相手を飛ばせてこの技で落とすと、相手の落下地点にちょうど飛び道具が重なるという恐ろしい状況になる。
そこからの連携・連続技がまた強い。

続いて必殺技性能。
モーションはホノオと同じだが、威力や速度がアップしており、さらにスキのないロボに仕上がっている。
どちらかと言えば迎撃とけん制が光る、待ちよりの万能キャラ。

丸めた体を燃やしながら、ゆるく弧を描いて相手に襲いかかる突進技。
←↓→Bボタンでも出すことができ、威力は同じだが軌道が大きく変化する。
速度も威力もホノオより優れており、しかも出がかりが無敵なので突進技のくせに突進技を迎撃できる。
そのうえ終わり際をガードさせれば(見極めが厳しいが)ガード中の相手に投げが確定。
あらゆる局面で使っていける万能技。場合によっては多段ヒットまでする。
  • セオイスープレックス 接近して横十字キー+A 13POW
相手を真上に持ち上げながら大ジャンプし、そのまま地面に向けて投げつける技。
技名がおかしいが性能はホノオのクウチュウセオイナゲと同じ。
  • レインボーフレア 18POW AB同時押し
カエンの前後1キャラ分に炎の雨が降らせる。例によって、ホノオのものより威力が高い。
カエン本体は炎の壁で守られていて近寄れないが、飛び道具に対してはまったくの無力。
出始めに全身無敵はあるものの発生は遅く、また攻撃判定が出る前に無敵が切れるので、対空技としては使いにくい。
  • レインボーウェーブ 10POW ↓+A
標準的な飛び道具だが打点が低く、スキもホノオより減少。見た目より判定も大きい。
これで相手のジャンプを誘い、ジャンプパンチやタックルで落とすのが常套手段。
このキャラに限ったことではないが、発射寸前に十字キー前or後押しで速度調節が可能。

基本性能が高く待ちが得意なため、プレイヤー操作でとことん強くなるタイプのキャラクターである。
双葉社の攻略本でも「各必殺技の若干のスキ以外これといった弱点がない」とお墨付きをもらっている。
この表現がジョイメカでは最強クラスに匹敵するものと解釈して間違いない。

MUGENでは

yamabe氏、たまご寒天氏が制作したものが存在。
yamabe氏のカエンはホノオのコンパチキャラとして同フォルダに収まっている。
たまご寒天氏のカエンは強弱、超必殺技が搭載しており非常に自然に現代格ゲーのシステムにアレンジされていて使いやすい。

カエンの貴重な大会出演動画である
決して投げオンリーが主体のキャラではない カエンは迎撃として有効な投げを選択しているだけ
投げられる相手が悪いのである
彼の活躍はMUGENにおいてどこまで伸びるか
14:55から

出場大会