カットマン

「カットマン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

カットマン - (2010/05/16 (日) 17:52:55) の編集履歴(バックアップ)








長所:頭が良くきれる
短所:話を聞かない
好き:切り絵
嫌い:ジャンケン

「真っ二つの刑っす!」


カプコンのアクションゲーム『ロックマン』シリーズに登場する敵キャラクター。
初代『ロックマン』に登場する6体のボスのうちの一体。
紅白を基調としたデザインで、頭に大きなハサミがついている。

正式名称は「DRN.003」。つまりライトナンバーズの3体目である。
(厳密には4体目で、000のブルースが最初の一体目。)
001がロックマンで、002がロールであるため、6体のボスの中では最年長。
ボディはロックマンと同タイプの物が使用されている模様。
元々は森林伐採用にライト博士が作ったロボットで、特殊合金であるセラミカルチタンでできたカッターを使う。
そのため、身軽な上に風雨に対する耐性も高い。その代わり、衝撃には弱くなってしまった。
ステージはやや難しいものの、攻撃パターンは頭のカッターを投げつける技と体当たりのみ。
カッターのスピードは遅く、落ち着いてかかればそれほど苦労はしないので一番最初に倒したプレイヤーも多いであろう。
倒すと特殊武器「ローリングカッター」を入手できる。

弱点はスーパーアームの岩投げ。2発で撃沈するが、再戦時には岩がないため弱点無しで戦う事になる。
ちなみに、ロックバスターで3ダメージ入る唯一の敵だったりする。

ゲームボーイの『ロックマンワールド』にも登場したが、こちらではロックバスターのダメージ低下、アルゴリズムの変化、
バスターを当ててもひるまない、部屋(というか画面)が狭い、等の要因によりかなり強化されている。
ちなみにこちらではガッツマンとボンバーマンが登場していないため、弱点武器はファイヤーストームになっている。

性格はお調子者目立ちたがり屋
西を喋っていた時期もあるが、同時期に名古屋弁だったヒートマン同様、黒歴史である。

『ロックマンロックマン』では弟機であるはずのファイヤーマン達を兄貴と呼んでおり、ガッツマンをガッツの旦那、ロールを姐さんと呼んでいる。
アイスマンにだけは強気で、舎弟扱いしてる。

基本的にローリングカッターはスペアが無く、それ以外の攻撃手段を持たないことから、切り込み隊長(とも言う)として書かれることが多い。
コミックボンボンで連載されていた有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンメガミックス』では、
突然現れたフォルテに果敢に挑むもローリングカッターを投げ返されるなど、微妙な扱いだった。
ただ熱血漢キャラとして扱いやすいのか、続編の『ロックマンギガミックス』ではラッシュと合体してスーパーカットマンになるなど、
戦績こそあまり良くないものの見せ場は多い。
同じくコミックボンボンで『パワーストーン』等を連載していた出月こーじ氏のロックマン8でも、
「フォルテにローリングカッターを握り潰されて即退場」という悲惨な扱いだった。

『ロックマン8』にもSS版のみ隠れボスとして登場し、さらに『ロックマンX8』でもある条件を満たすことで
ファミコン時代のグラフィックのまま(横から見るとペラペラ)で隠しキャラとして登場する。
そしてこちらでもエックスの特殊武器「スクイーズボム(相手の弾を吸収するブラックホール)」をローリングカッターに当てると体当たりしかできなくなる。

上記の『ロックマンロックマン』ではローリングカッターがプレイヤー使用時にのみ、二発まで出せるようになった。
余談だがロクロクのワイリーマシーンは8ボスの特殊武器を使い、それに対応した弱点を持つようになる(要はコピーロックマンと一緒)が、
カットマンの弱点はスーパーアームなためブロックを生成できるガッツマンでないかぎり弱点を突く事はできず、
さらにローリングカッターはロックバスターを弾くため浮遊するワイリーマシーンには攻撃を当てにくい、と本家よりも鬱陶しくなっている。

欧米版のアニメ『MEGAMAN』ではなぜか腹話術の人形のような口になっている。

また、開発順が近いためか首から下はロックマンとよく似ており、有賀ヒトシ氏による『ロックマンズサッカー』コミカライズでネタにされた他、
同氏によるストーリー漫画では変身不可能なロックの救援に、首から上が見えない角度で現れたため
襲撃していたクラッシュマン達が一瞬ロックマンと誤認して驚くという演出がある。



MUGENでは

海外のInfinity mugen teamに所属するExcursion氏のものが公開されている。
MVC風に制作されており、原作にはない技を数多く持つ。
また、ストライカーとしてガッツマンを呼ぶこともできる。

原作通りカッターを投げつけて攻撃できるほか、地面から発生する「グラウンドカッター」などがあるため、遠距離での戦いに向いている。
また、上方に斬りつける「アッパーカッター」もあるため、空中の相手にも対応可能。
他にはウッドマンの「リーフシールド」と思われるバリアーも使用する。
この際に呼び出すのがライト博士じゃなくワイリーなのだが、これは海外だとワイリー制のロボットとして描かれているためである。
ドクターコソックのロボット達も然り。


超必殺技の「ハリケーンハイパー」は、高速回転しながら無数のカッターを投げつけるという派手な演出で、
攻撃中は無敵なので追い詰められたときの反撃としても便利。技の元ネタはジン・サオトメ

出場大会


国内でも制作されていたが、いずれも未完成のまま制作がストップしている。


カットマン.EXE

「い、今二ホンに向かっているシャドーマン隊長の強さは

 ボクなんて比べ物にならないよ…今のキミじゃ勝てな…ぐわーっ!」


ロックマン1のボスキャラ6体の中で唯一エグゼ1に出演できず、エグゼ2の3話のボスとして登場。
ゴスペル所属の自立型ネットナビで、アジーナ攻略部隊副隊長。
隊長のシャドーマンが壊滅させた国に生き残りがいないか調べるだけが仕事。
ストーリー的には前フリもなく登場していきなりバトル、まるでシャドーマンステージの中ボス。
以後出番なし。外部出演一切なし。無印版の彼に比べるとあんまりな扱いである。
アニメでもほぼ同様の軽い扱いで死んでいったが、弟達がカットマンブラザーズとしてそこそこレギュラー出演していた。

チョキを体現したかのようなキャラだが、固い鋏はパンチ系が効かないし岩をも砕く。
スピードは遅いが、鋏に阻まれて攻撃が当てづらい。
しかし100%こちらの行動に合わせて攻撃を仕掛けてくるので、パターンにはめやすい。


MUGENでは


雷光様の下僕、日暮野郎氏が作成したGBAドットのものがある。
ジャンプ中にピースする。
サプライズチョッキンは射程が短いが隙も短いため、間近でチョキチョキやってれば固めることが出来る。
ゲージ消費のブーメランは全段ヒットでほぼ即死。