ミーア・キャンベル

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ミーア・キャンベル - (2019/03/19 (火) 17:21:44) の編集履歴(バックアップ)





  「あたしはラクス! ラクスなの!
                                  ラクスがいい!」

  プロフィール
  人種:コーディネイター
  年齢:17歳
  生年月日:C.E.56年7月2日
  血液型:O型
  身長:160cm
  体重:47kg

アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。声優は後述の事もあってか、ラクスと同じ田中理恵氏が演じている。

自分の行く先に悩み、再び「プラント」を訪れたアスラン・ザラの前に突然現れた少女。歌姫ラクス・クラインと同じ声・同じ顔を持っている。
その正体はプラント議長ギルバート・デュランダルがプラントの混乱を避ける為、
プラント市民の精神的支柱として用意したラクスの替え玉。
ラクス本人と殆ど同じに見えるその姿も、デュランダルにスカウトされ、ラクスそっくりに整形した結果である。
髪の毛の色も本来は紫が掛かった灰色である。
誤解されないように言っておくが、声色がラクスと同じであったのは生まれつきであり、歌唱力も本人の才能によるものである。
あと、オリジナルを遥かに超える戦闘力も天然。
名前もMeer(ドイツ語で海)、Lacus(ラテン語で湖)、と対比されている。
+ ミーアの素顔(ネタバレ注意)

…ま、遺伝子操作して生まれるコーディネイターの才能や容姿なんてダブる事もあらーな。
それにしても生来のコーディネイターのくせに整形前は凄く地味…素朴な顔付きである。
外伝には、容姿だけを選んで才能はナチュラルと大差無いコーディネイターがいるが、
彼女の両親(ミーアは年齢から考えて第二世代コーディネイターのはず)はその逆なのだろう*1
ただ見て分かるように顔の造形は整っているし、華やかさはないが楚々とした美人さんである。

+ ミーア・キャンベルの詳細(というか本編ネタバレ)
自らもラクスの大ファンであり、コンサートの際はラクスの持ち歌をアップテンポにアレンジしたものを歌唱することがある。
本人と異なり、髪飾りは星形で、ハロは赤くて英語を喋る。
またラクスよりややバストが大きく、アホの子天真爛漫で快活。
髪もウェーブがかかっておらず、ラクスよりも鮮やかなピンク色になっている。
またコスチュームも露出度の高いハイグ…ハイレグとなっている。

……本人のセンスじゃないのかもしれないけど、どちらにしろ風俗上品な恰好とは言い難い。
本編中で、個人的な事では全く感情を荒げる事がなかったラクスが珍しく露骨に不機嫌な顔をしていたのも無理はない。
それに、当のラクス本人は『SEED』以前から歌手として活動し、トップクラスの人気を持っていたという設定である。
『DESTINY』以前からのラクスファンがミーアを見ていて違和感を感じなかったとはとても考えにくい。
実際に劇中でも「雰囲気が変わった」と言われている。てか、胸増量しすぎてPAD疑惑湧くだろ、これ。
アスラン視点の外伝漫画でもアスランが心の中で突っ込んでいるし、
小説版に至っては、ミネルバのタリア艦長がラクスが安っぽいアイドルになったと感じていた。
他作品の話になるが、別人と思わんばかりにキャラが変わった娘というと…別にそう特別に珍しくもないか
芸能人がイメチェンを図る時(ラクス本人はそんなものとは無縁だったけど)などなおさらだろう。うん、そういうことにしておこう。

ディランダル議長の「平和のために、あなたのカリスマ性に頼ってしまうのを許してほしい」と言う話から、ラクスも当初は放置の予定だったが、
直後に「ラクス暗殺未遂事件」が起き、
「暗殺部隊はザフトの最新鋭機を使っていた」
隠遁しているラクスを暗殺して得をするのは、影武者(ミーア)の後ろ盾以外にありえない」
作品アンチによる自作自演説は、ラクス暗殺未遂の映像を世間に流して糾弾しないと意味が無いが、ラクスは身内以外には話した事が無い)
と言う状況証拠からラクスは議長を敵と見なすようになる(ミーアに関しては「利用されているだけ」)。

一方で、ラクスと婚約者同士であるアスラン(ラクスと婚約破棄したはずなのだが、いつの間にか無かった事になっていた)
に対し過剰なまでに大胆に振舞う事が多く、ミーア自身がアスラン本人に個人的な興味と憧れを抱いており、
ディオキア(黒海の沿岸にある街)のホテルで寝泊りしていたアスランに夜這いをかけキスを迫ろうとした事もある。
しかし、ザフトのアークエンジェル攻撃を機にデュランダル議長の方針に疑問を抱いたアスランが
ザフトからの脱走を試み、現状から彼女の立場を心配し、共に来るよう勧めた際は、
「ラクス・クラインとして存在している自分」に執着するあまり、彼の誘いを断っている。

その後、所謂「死の商人」である軍需産業複合体ロゴスの代表ジブリールを巡って、オーブとザフトが戦った後*2
テレビ放送されたカガリの演説への対抗のため、ラクスとしてオーブを批判する演説を行うが、
本物のラクスが電波ジャックで乱入した事で状況は一変、ラクス・クラインが二人いるという事態に世界中が混乱する。
その結果、デュランダルによって「身の安全を守る」名目で月面都市コペルニクスで幽閉同然の生活を強いられる事になる。

その際に側近兼監視役として付けられたサラにラクスの暗殺を唆され、助けを求める手紙を付けた
赤いハロでラクスを誘き寄せる。
だが、予想外であったアスランの同行に動転したミーアはラクスに銃を向けるがアスランによって阻止され、
ラクスの言葉によって自らの行為を過ちと認識し、彼女達と和解する。

しかし、その場に乱入したサラ率いる暗殺部隊とキラ達との銃撃戦後、
瀕死の状態であったサラが放った銃弾からラクスを庇い、致命傷を負ってしまう。
最後は憧れていたラクスと、想いを寄せていたアスランの二人に看取られながら、静かに息を引き取る。

ミーアの死後、彼女の遺体はアスラン達によりアークエンジェルへと移送される。
ラクスは彼女の数少ない遺品の中から見つけた日記を読み、元々ミーアは歌手になる事を目指していた
普通の少女であることや、ラクスの身代わりになってからは真剣な気持ちで戦争を早く終結させたいと願っていた事、
ラクスを演じているうちに世界のために頑張っているのはラクスではなく自分(ミーア)なのだという葛藤を
抱えるようになったことを知ったラクスは、彼女の遺体の前で泣き崩れた。
ミーアがラクスに抱いていた複雑な想いは「EMOTION」の歌詞にも隠されている。
最後は、キラやアスラン達の手によってミーアの告別式が質素に行われた。
ミーアの死は小説版では「自分が『ラクス・クライン』としての役割から逃げた為にミーアを死に追いやってしまった」と、
ラクスの心境を一変させるほどの出来事となった。
この事からラクスは、戦いが終わった後プラントの総議長となり、自らを平和の旗印という偶像にしていく事になる。
(SEED終了後のラクスは表舞台で祭り上げられるのを嫌い、側近を使い平和が乱れる予兆を探る破壊工作諜報活動こそしていたものの、
自らはキラと共に世捨て人も同然の生活を送っていた)

+ 各種ゲーム作品での扱い
『連合vsZAFT』等のゲームにも度々出演しているが、非戦闘員という事でパイロットとして使用できる事は滅多にない。
例外は『Gジェネレーション』シリーズ位だろう。
しかし、彼女のライブ用ザク、通称『ミーアザク』はそのぶっとんだデザインからか、度々とんでもない性能を与えられて登場する事がある。
(ただし歌手がパイロットを兼任している『マクロス7』とは違い、ミーアザクはミーアの護衛やバックダンサー的な扱いであり、ミーア自身が操縦しているわけではない)

動画中の作品では、戦闘中にライブを開始する事により、自分の覚醒ゲージ(パワーゲージ)を
タッグを組む味方に分け与える事ができる。なお、ライブ開始時の衣装は、地上ではいつものライブ衣装で、
宇宙空間や水中では、オリジナルデザインのノーマルスーツで歌い踊る。…凄い乙女だ。
だがプレイヤーからはよくこんな目に遭わされる。

『Gジェネレーション』シリーズでは『ポータブル』で初登場。
コレクション率100%で使用可能になるミーアのハロをザクウォーリアに搭乗させることでライブザクウォーリアに変化する。
ただし性能はザクウォーリアのまま。
『ウォーズ』ではハロだけでなくミーア本人もパイロットに使用可能になり、ライブザクウォーリアの性能も変化するようになった。
通常戦闘能力自体は威力5000の「親・衛・隊☆」ぐらいしか見るべき点がないのだが、
このユニットのみMAP兵器「ラクス・クラインLIVE」で味方のテンションを上げる事が出来る。
オプションパーツで効果を上げ、ミーアとハロの2人でライブをやれば、たった1ターンで効果範囲内の味方全員をテンションMAXに出来るという極悪性能。
ただし『ワールド』ではハロが削除されたので、ライブザクウォーリアは1体しか投入できなくなった。
特にF91やデスティニー、ユニコーン、シャッフル同盟等はテンションMAXで機体性能が大幅に引き上げられるので、
戦局を極めて有利に進めることが出来る。
こんな事ができるのはライブザクウォーリアだけなので重宝したプレイヤーもいるだろう。
特にバナージなんか彼女が居ないとユニコーンの真価を発揮するの難しいし。
一気にテンションMAXにできるオプションパーツもあるし、ワールドでは最初から入手可能とか言わない。
消耗品だし所持限度数が少ないから、多数の味方をMAXにするのは無理だ。
実はルナマリアのザクよりこの人のザクに色が近いのは秘密だ。

機体数が大幅減少した『3D』ではミーアは登場するがライブザクウォーリアは登場せず。
『オーバーワールド』ではミーアとライブザクウォーリアは登場するが、
今作の各種専用機は、生産できるようになった
そのためライブザクにラクスご本人やを乗せたりすることも可能になった。
(そもそも前述のとおり、原作のパイロットはミーアではなく名無しのザフト兵(男)
 しかも、LIVEの演出としてライブザクの掌の上にミーアを乗せたまま踊らせており、パイロットも割とノリノリ
 また、同一人物かどうかは不明だが、最終決戦にて(他に機体がなかったのか)武器をもったライブザクが出撃している姿が確認されている)。
なお専用機を生産するには、通常機と専用機と同じ色の機体が設計素材として必要になる。
例えばズゴックと赤色のセイバーガンダムやピンク色のライブザクでシャア専用ズゴックになる。
そしてザクウォーリアと赤やピンクのMS(ライブザク含む)でできるのはルナマリアのザク。
原作でパイロットをしていないことと、色と機体がルナマリアと被っていること、
どちらが原因なのかは不明だが、ミーアがザクに乗ってもライブザクにならなくなった。
結果的にミーアの能力値が魅力以外悲惨なので専用機では無くなったライブザクにわざわざ乗せる必要はないということになった…。
魅力は初期最大値の15で安値でスカウトできるが最初から既に魅力15のキャラが自軍にいたりする
逆に資金さえあれば200を優に越す人数から強いキャラを自由にスカウトできる
ちなみに一度に出撃できる人数は30人である。
無論、愛さえあればミーアをエースにまで育てることが可能。
一方のライブザクはどうなったかというと、複数生産できるので数機出撃させていきなり1ターンでMAXにできるという荒業が可能になった。
…が、一気にMAXにできる消耗品のOPが前作よりも安価になり、かつ所持限度数も増え、
そして一部のパイロットは一気にMAXにできるマスタースキルを所持し、
更には先述したMAXで性能が上昇する仕様がユニコーンとその2号機バンシィを除いてオミットされた(しかもバナージ達原作パイロットはマスタースキルでMAXにできる)ので、前作ほど重宝されなくなった…。
挙句に『ラクス・クラインLIVE』がENを全て消費する仕様になったために使えばENが空になり行動終了するので、
迂闊に敵が大量にいる所で使うと集中砲火で落とされる危険もあるために運用が難しくなった。
しかしマスタースキルはマスターにしなければ使用不可、取得には一定数の敵機体を撃破、そもそも取得できないパイロットを使うのであれば関係ないことであるし、
一部ステージのブレイクトリガーには「特定のゲスト機体が超強気以上で特定の相手を倒す」といった条件もあり、
さらにあるステージのイベントで全味方ユニット(戦艦、ゲスト機体も含む)のテンションの80%を奪われる鬼畜な展開もあるので
そういう編成・ステージではライブザクの真価を発揮できる。
後者のステージは戦艦に積み込んだユニットはテンション減らないのでそこまで見越せば結局いらないとか言わない
あとライブザクの設計素材はあの人のザク+インパルスガンダムなど。
ルナマリアのザクと区別する為かザクウォーリアは設計素材ではない。

『スーパーロボット大戦』シリーズでは『Z』と『K』と『L』に登場している。彼女にもスパロボ補正が適用されており、
『Z』では原作とほぼ同様の最期を遂げるものの、ラクスとしてではなくミーアとして歌う機会が与えられたり、
『K』ではラクスが偽者暴露なんて行動を取らなかったので、なんと最後まで生き残ることになり、
本物のラクス直々に不在時の影武者を依頼され、ラクス不在の間、「ラクス・クライン」として平和の為に歌い続け、
ある場面ではしばらく前まで連合軍と敵対していたザフトを率いて共通の敵と戦うために連合軍の作戦に参加させるなど、
本物のラクスも脱帽するほどの活躍を見せる。
『L』ではラクスが偽者の存在を世間に暴露するイベントこそあるものの、
その時点でメサイア攻防戦(ただし、自軍には中盤で既に暴露されている)だったので、最後まで生存する。
自分がやってきた事に対して苦悩するがラクス及びシェリル・ノームやエイーダ・ロッサら他作品の歌姫達の後押しを受けて
最後はラクスの影武者だったことをカミングアウトし、「ミーア・キャンベル」として再出発することになる。
……何故か整形した顔のままだが、気にしてはいけない。

余談だが、彼女の名前の由来は『SEED』『DESTINY』の監督・福田己津央氏が大好きなロボットアニメ
『超電磁ロボ コン・バトラーV』に登場した、キャンベル星人に作られた女性型ロボット・ミーア
監督は『SEED』を『コン・バトラー』みたいなロボットアニメにしたかったのだとか。
『DESTINY』にとってスパロボ初参戦となる『Scramble Commonder the 2nd』では『コンV』と共演しているので
何か絡みがあるか…と思いきや、ミーアは両方とも登場しなかった。ナズェダッ!!
(この項目のほうの)ミーアが登場する『L』にも『コンV』は参戦しているのだが、
こちらは『コンV』が原作と違う展開になったため、キャンベル星人はそもそも地球に侵攻してこず、一切出てこない。


MUGENにおけるミーア・キャンベル

NSX-R氏製作のものが存在。生身で戦うなにゆえ。いや、確かにパイロットとして戦うよりは自然かもしれないが。
麻宮アテナをベースに作られており、
技もアテナと同様の物や、チョイの「真!超絶竜巻真空斬」っぽい技や上空からホンダの自動車「NSX」を落としたりする技もある。
ついでにカットインが微妙にジョジョっぽい。

またストライカーが6人もおり、アスランと銀様中の人繋がり)はともかく、
他がアルカード(未実装)、オニギリモナー、レン(PEACH-PIT著のラブコメ漫画のメインヒロイン。彼女ではない)、さらにはデーモン小暮閣下全く繋がりがない。
ちなみに閣下がストライカーなのは、氏がヘビーメタルバンド『聖飢魔II』のファンだからとのこと。

さらに、2ゲージ超必の「ミーアは大変なものを呼び出してしまった!!」では、
それはもう大変な数の素敵なエキストラ達を呼び出す。

+ ストライカー達の簡単な紹介
        おにぎりワッショイ!!
     \\  おにぎりワッショイ!! //
 +   + \\ おにぎりワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)

こ れ は ひ ど い 。
しかも出てくるのが遅れたり、稀に出てこないこともある。
一応、出てくるまでミーア自身は無敵なので、潰されることはない。
ネタ技…と思いきやオニギリが踊ってる間は地味に体力が回復する。
ヴァニラさんのストライカー・ミントに似た性質。
  • レン:スペースリパースティンギーアイズ
    • 相手に向かってレーザーを放つ。発生は遅いがまあまあな性能。
      ただし、発射位置が高い(目から撃つ)ので、ちびキャラ相手には立っていても当たらない。
  • 水銀燈:チェックメイトよ~ん(ゲージ1本消費)
  • デーモン小暮閣下:蝋人形の館(ゲージ2本消費)
    • やはり召喚すると相手を蝋人形にして動きを止めてくれる。
      全画面判定で追撃OKと非常に強力。流石は閣下。




「お前も蝋人形にしてやろうか?」

なお、ストライカーは技を発動した瞬間にゲージ消費のため、妨害されても安心。

さらに、勝利ポーズではこのメンバーによる寸劇が行われるため、全体的に長い。
特に閣下のライブステージに突入する勝利デモの場合、勝利デモだけで3分30秒かかる。
その為これまでMUGEN史上最長演出記録を保持していたが、遂に2011年10月にロビンマスクがその最長記録を塗り替えた。
しかし長い、凄く長い。

また、ゆ~とはる氏の初音ミク超必殺技『初音ミクwithニコニコオールスターズ』でも登場する。

参考動画。だからお前ら生身で戦うなって!

現在は公開サイト閉鎖により、正式な入手は不可になっている。
サクラカ氏がAIパッチを公開しており、トリッキーな動きで相手を翻弄する強AIとなっている。

出場大会

更新停止中

出演ストーリー



*1
念のため説明すると、コーディネイターは望み通りの容姿・才能を選ぶ事はできるが、実際にそうなる保証は無い。
本格的に戦争が始まる前の第一世代(ナチュラルから誕生)時期には、子供の容姿が希望と違うと言って医者に食い掛かる親の姿もあった上に、
体力・技術も本人の努力無しには得られないレベルなので、無限の才能を備えた何でも出来る新人類という訳ではない。
その辺には様々な事情があったりするのだがここでは省略する。

*2
この時、オーブは代表首長であるカガリが失踪し、その代わりに五大氏族(オーブで最も権力のある五つの一族)の
一つであるセイラン家が実権を握っていた。