クリス・レッドフィールド

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クリス・レッドフィールド - (2014/01/30 (木) 23:15:44) の編集履歴(バックアップ)


「俺には、やらなければならない事がある。」

カプコンのゾンビゲーム『バイオハザード』シリーズの主人公の一人。炎の運命とかナンバーワンではない。父親がこいつなわけもない。
ラクーン市特殊部隊S.T.A.R.S.(Special Tactics And Rescue Serviceの略)の元隊員。
部隊内でのポジションはPM(ポイントマンと読む。部隊の最前衛で、わかりやすく言えばカチコミ役)。
年齢:25歳(1998年当時)身長:181cm、体重:80.5kg、血液型:O型
過去には井上和彦氏、最近の作品では東地宏樹氏が吹き替えを担当している。

『1』の舞台である洋館事件に巻き込まれ、それ以来幾多のバイオハザードと戦い続けてきた、いわば対生物災害のプロ中のプロ。
その戦闘力は非常に高く、銃火器を用いた戦闘は勿論、ナイフや四肢を使っての格闘戦でもクリーチャーと戦えるだけの能力を持っている。
性格も仲間思いで勇敢、無骨な優しさと強い正義感を兼ね備えた逞しい人物であり、ラクーン市警時代から常に仲間からの信頼を集めてきた主人公らしい主人公。
S.T.A.R.S.にスカウトされる以前は空軍に所属していた関係からか、各種航空機の操縦にも通じている。
しかしそんな彼も『1』ではオープニングにて突如遭遇したクリーチャーからの逃走中に拳銃を落としてしまったり、
プレイヤーキャラクターとして再登場した『コードベロニカ』では敵に囚われた妹を救う為に崖を登っている最中、用意していた装備を落としてしまうなど、細かい所ではミスも多い。
近年ではそういった描写は薄れているし、同時にそのような状況をくぐり抜けるだけの実力を持っている事の証明でもあるのだが。

『5』では国連直轄のバイオテロ対策部隊「B.S.A.A.」に所属し、久方のプレイヤーキャラクターとして登場。
今作の舞台であるアフリカ・キジュジュ現地で合流したパートナーのシェバと共にバイオテロに立ち向かうことに。
まず、今作で何よりもプレイヤーを驚かせたのがその肉体であろう。
データ上で確認できるだけでもS.T.A.R.S.時代と比べ20kgの体重増加、見るからなマッシヴボディから繰り出される格闘は実にパワフルの一言。
前作『4』にて、初登場作品より遥かにスタイリッシュなアクションを見せた『2』主人公とはまた異なる意味で、パワーアップを遂げて帰ってきたのだ。
+ 『5』での終盤にて
宿敵アルバート・ウェスカーとの戦いでの一幕。最終決戦でクリス側を操作しているとパートナーと離れての行動になるのだが、
そこでステージギミックを動かして足場を確保する、という物がある。
ここでクリスは自身よりでかい大岩を純粋な膂力のみで動かしてしまう暴挙をやらかし、足場の確保に成功してしまう。
プレイヤー層にゴリスなどと言うなんとも筆舌に尽くし難い呼び名を付けられたのは言うまでもない。


『6』でもプレイヤーキャラとして続投、レオンとも共演したのだが、
記憶を失い病院を抜け出して酒に溺れる日々を過ごしているという衝撃の登場を果たした。
彼を探しにきた部下のピアーズ・ニヴァンスとともに記憶を取り戻し前に進むためバイオテロに立ち向かっていくが……。
ちなみにクリスは「B.S.A.A.」の創設者メンバー(オリジナルイレブン)のため相応の地位を持っていたのだが、
(『5』の時はオリジナルイレブンの権限で担当地域外だった『5』の舞台に出動している。)
6の時点では地位を捨てて後輩を育てるために実働部隊の隊長を務めている。
+ 『6』クリス編終盤ネタバレにより閲覧注意
ジェイク・ミューラーの救出のために海底施設にピアーズと共に乗り込み、巨大B.O.W.『ハオス』との戦いの最中、
またしても人外めいた事をやらかしている。
ここでは施設の脱出ルートを辿り、直接対決となる広場のスペースまではハオスを倒せない仕様なのであるが、
ここでクリスは(操作キャラがピアーズの場合、ピアーズが)、水圧シャッターを純粋な膂(ry
ウスタナクステゴロでボコボコにするジェイクといい、
クリーチャーをキックやタックルのみで殺すことのできる『アウトブレイク』の一般市民といい、バイオのプレイヤーキャラは人外しか居ないのだろうか。



また『PROJECT X ZONE』にはS.T.A.R.S.時代からの同僚にして相棒であるジルと共に参戦、こちらは『リベレーションズ』時代のクリスとなっている。

更にはジルに負けじと言わんばかりに『MARVEL VS CAPCOM3』で格闘ゲームにも参戦。この際のコスチューム・各種アクションは『5』準拠。

+ MVC3での性能
以下、調整版であるUMVC3での性能に準拠し記述する。

UMVC3での彼は、平均より高い体力・火力を持ち、代わりに機動力が低く空中制動が全く利かないという、典型的なパワータイプの シューティングキャラ 。格ゲーではやや珍しい性能だが、まぁ大体原作通りなので仕方がない(というか現実問題として、ただの人間が生身でシューティングなんてやるならこれぐらいの体格の方がむしろ自然なのだが)。

シューティングキャラというだけあって銃火器を主体に戦う為遠距離で攻撃する手段には富んでいるが、実はその全てが地上水平~空中斜め下にしか攻撃出来ない為、ぶっちゃけ飛ばれるだけで何も出来なくなるという致命的な弱点を持っている。前述の空中制動の無さ、ゴリ押せる判定に優れた技が無い事などもあって、立ち回りはかなり弱い部類に入る。
その代わりとしてクリスの強みとなっているのが非常に高いコンボ火力。ダウン拾い効果のあるしゃがみCや空中波動「ガンファイア」の中版(サブマシンガン)や強版(マグナム)、発生が遅く繋げるのにコツがいるもののダメージ効率が良い4Cの「火炎放射器」などのコンボパーツを駆使する事で、様々な場面から非常に高火力なコンボを叩き込む事が出来る。
特に強いのが強制ダウンからでも容易にコンボに移行出来る点で、シューティング系キャラとしては屈指の高火力を誇る投げ・空投げ始動コンボの存在から弱点である対空もある程度は補う事が可能。さらにストライダー飛竜のバジュラアシとの相性の良さは全アシスト中でもトップクラスであり、苦手な遠距離空中の相手を叩き落せるという事からもクリスの相方として大将飛竜を当てるのは定番の構成とされている。まぁでもクリスで使うぐらいならグラサンや博士を当てる方が(ry

ちなみにクリス特有の動作として「プローンポジション」という一種の構え動作がある。これは使用してからジャンプで解除するまでの間ほふく状態となり、ガードが出来なくなる代わりに喰らい判定がゲーム中でも最低レベルまで低くなり、さらにこの状態で強攻撃ボタンを押すことで足元に向けて何発でも射撃する事が出来る。
この状態なら相手のアシストを含めたほとんどの飛び道具を避けつつ一方的に攻撃が出来るので、空中からの接近が弱くワープを持たないキャラを相手にする場合は結構鬱陶しい技だったりする。
解除自体はすぐに済むので、これで相手を飛ばせてバジュラアシで落とす、といった戦法も割と良く見られる光景である。

ゲージに依存せずに火力を出せる事(それが最大のアピールポイントでもある)、前述のアシストが無いと立ち回りが冗談抜きで死んでいる事、またクリス自身のHCの性能がお世辞にも良いとは言えないのでディレイドに向かない事など、様々な要素を考慮してほぼ先鋒として使われる。
一応Xファクター使用時の攻撃力上昇係数がずば抜けているという特徴がある為、大将に回った場合即死級の高火力投げコンを盾にゴリ押し(ゴリスだけに)という運用も出来なくは無いのだが、このゲームで大将に起用されるキャラはどれもかなりぶっ飛んだ強みを持っているので、アシスト性能もHC性能も平凡で目立った崩しが投げしかないクリスでは戦うのは厳しいと言わざるを得ないのが正直な所。

MUGENにおけるクリス

  • Riklaionel & Nestor氏製
海外製作者であるRiklaionel & Nestor氏による手描きのもの。
MUGEN1.0専用
『MVC3』での性能をもとに、オリジナルの攻撃モーションが多数追加され6ボタン制となっている。
格闘戦とナイフ、ショットガンやマグナム等の銃器を用いて戦う。
……のだが技の繋がり方が甘く一部の技は盛大にスカることが多い。
これは途中でダウン属性や受身可能設定にしているせいだろう。
スプライトのクオリティは高いが、性能に関しては少々詰めが甘いところが見受けられる。
AIは入っていないようだ。プレイヤー操作で楽しむのも一興。
『MVC3』でのハイパーコンボ「スウィープコンボ」を実装しており、人操作で決めると実に爽快。
サバイバルナイフ、スタンロッド、ショットガン、サブマシンガン、マグナムリボルバー、
ロケットランチャーの順に攻撃していく派手な技で魅せ効果も抜群なので狙っていきたい。
他に3ゲージ消費の「サテライトレーザー」も再現されているが、「グレネードランチャー」は残念ながら未実装。
海外サイト「mugen multiverse」で代理公開されている。

  • Magus & 5k0rX氏製
こちらも海外制作者であるMagus & 5k0rX氏による手描きのもの。
S.T.A.R.S.の制服を着たクリスで、ナイフや銃など様々な武器を使用して戦う。
また、クレアやバリー、レベッカ、ゾンビ、タイラントやS.T.A.R.S.の仲間などをストライカーとして召喚する。
完成度は50%のことだが、一通りの使用には問題ない模様。
AIは入っていないようだ。

出場大会