+ | 科学的に考証する一兆度 |
(摂氏1兆度=1,000,000,000,000℃)。
一昔前の科学の世界では、この宇宙に1兆度の温度が存在したのは ビッグバンから数ミリ秒(1秒の1000分の1)後の瞬間しかあり得ない とか、 そもそも1兆度にまで到達すると 火=「燃焼」という化学現象とは呼べない とか言われていたが、 現代の科学界では、2000年に欧州合同原子核研究機関(CERN)が約1兆5000億℃を、 2010年には再びCERNが推定数百兆℃の到達に成功。 と言ってもこれらは実験室という環境の中、かつ原子レベルの極小の世界でホンの一瞬だけ作り出した現象に過ぎず、 ゼットンのように数メートルもの1兆度の物体を数十メートル飛ぶほどの時間むきだしで保たせるのは やはり無理難題であるし本当にやろうものなら地球及び太陽系は確実に滅び 1兆度の物体が放つ激烈なガンマ線にて半径200光年以内の全生物( ゼットン自身含む )が確実に死滅する。
ちなみに「その1兆度の火球で作中やったことは
窓ガラスを数枚割った
だけ」と言われることがあるが、
これは両目の穴から放たれる「ゼットン光弾」もしくは「ゼットン火の玉」と呼ばれる別の技。 1兆度のほうは顔の黄色い部分から放たれ、回転しながらキャッチリングを放つウルトラマンの足元に数発撃ち込み、 大量の赤い煙を発生させキャッチリングを破った。 |
+ | 原作における経歴など |
前述のように、唯一ウルトラマンの命を奪った怪獣であることは有名。
しかしその後 無重力弾をぶつけられて一瞬で木っ端微塵になった のはあまり知られていない。 これはゼットンが弱かったのではなく、ゼットン星人によって対ウルトラマン特化の調整をされていた為、 想定外だった科学特捜隊の、それもデータに無い新兵器に対しては耐性が無かったから、という説が存在する。 実際に 等身大のバルタン星人の大群やゴモラの尻尾と角などを粉砕した マルス133が全く歯が立たない防御力を持っていたため信憑性は高い。 まあ、開発者の岩本博士は、それに先立ってゴジラも倒しているから無理もない*2。・・・・すごい漢だ。 また、脚本の初期段階では某隊長に倒される予定だった。
他シリーズで登場した際にもデータに入っていないイレギュラーの存在によって逆転、敗北するパターンが多い。
それでもウルトラマンを倒した怪獣ということで、以降のシリーズでもラスボス格の強力な敵として登場することも多い。
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+ | 這い寄る混沌氏製・初代ゼットン |
2008年11月1日公開開始。MUGENでは一瞬で木っ端微塵にされた汚名を払うかの如く、縦横無尽に暴れまわる。
原作(SFC版)より遥かに凶悪な性能とそれを活かす優秀なAI、それに原作(映像)故の要素が入っており、 敵の行動に超反応で対処するため、ぐずぐずしているだけで瞬殺されてしまう。
強さ的には、狂キャラ中でもトップクラスといえる強さ。
全体攻撃もガード不能攻撃も即死耐性も持っていないが、それに代わる多くの性能と優秀なAIにより SMH直下クラスの地位についている。初期の頃はワープで消えている時間が長かったが、更新後60フレームに短縮され快適度が増した。 また攻撃をキャンセルしてバリヤーを張るようになり、更に反撃の3WAY弾がダウン中にも 連続ヒットするようになる等の性能面での強化がなされている。 ちなみに最近のゼットンはCPU専用で常時AIオンになっている為、自分で操作したい場合は注意書きの最後に目を通すように。
以前のバージョンでは、ライフが半分以下の時半分まで驚異的に回復し
ファイナルビームを連発してくるようになっていた(大抵一発当たれば死ぬが)。 最新版(2013年06月29日更新版)ではファイナルビームはそのままだが ライフ回復が無くなった 。 が、代わりに大ダメージ攻撃を無効化するようになり、超必殺技がバーンフィールドからクイックムーブに変更されている。また、バリアが打撃もはじけるようになった。 相性にも左右されるが、かつて圧倒していた狂中位格の相手に倒される機会が増えた。
この為動画では、ファイナルビームを使用すると「戦う資格がある相手と認めた」といった趣旨のコメントがよく見られる。
一時はスーパーメカ翡翠を倒せることから神キャラの地位にいたことがあったが、
最近では留まることを知らない強さのインフレで、スーパーメカ翡翠は狂キャラ上位クラスと分類される傾向にある。 なお、バージョンによってAIが変わり、現在では2008年12月1日のバージョンがバリアを多用する為、最強と見られている。 (最新版でもスーパーメカ翡翠を倒せる) また、最新版では3WAY弾とファイナルビームが飛び道具扱いでは無くなり、 Rare Akumaなど飛び道具無効のキャラとまともに戦えるようになったが、AIの調整によりバリアを張る頻度が 低下したことで大ダメージ耐性・即死持ちの相手は厳しくなった。 キングジョーは相手の防御面の特性上、かつては相性が悪かったが、現在はゼットンの更新によりキングジョーに勝つことが多くなった。
以上のようにMUGENの
まだゲームやってるキャラ
の中では最強クラスの実力を持つが、
空中食らいモーション中はテレポートが発動しないため高威力の空中コンボを持つキャラ、 自動回復速度を上回る威力の攻撃を連発できる凶上位のキャラなら熟練でのプレイヤー操作で 何とか倒せそうではある(望みはかなり薄いが頑張ればあるいは)。 以前はAI同士の場合、黒ドナルドや金ジョンスなどといった同じクラスの凶悪キャラをぶつけなければ勝ち目はなかった。
でも、これやこれでは散々な目にあってたりする。
先述したように まだ格闘ゲームをやっている連中では最強格 なのであって、 当然プログラムパズルと化したキャラには手も足も出ない。 むしろ、まだゲームやってるのにそのクラスの大会に出場させられること自体、とんでもない実力と言える。
現在は一般キャラでもAIが永久・10割コンボを使ったり特殊カラーで狂上位以上の強さを持つキャラが増加、
ファイナルビームも撃てず秒殺や撃っても無効化されたり無敵動作で回避される (ファイナルビームを除けば攻撃性能は凶~狂下位レベル)と、その地位はかなり下落した感はある。 それでもニコMUGEN黎明期からエルクゥらと並んで狂キャラの代名詞として 君臨してきたのは伊達ではなく、このWikiでスーパーメカ翡翠と並んで狂キャラの強さの指標であり続けている。
尚、MUGEN1.0以降には対応していないが、CNS内のDisplayToClipboardをコメントアウトか削除するか、
text=以降にある%lfを全て%fに直せば起動できる。 またゼットンに限らず、氏のキャラクターは全てこの処理を行えば1.0でも使えるようになる。
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+ | muu氏製作・2代目ゼットン、およびそのbakisimu氏改変版 |
2009年4月26日公開開始。もとは『対決!ウルトラヒーロー』に登場した2代目ゼットン。
初代やEXと比べると 全身から情けなさが漂うドット で、一目で二代目とわかる。 技の種類が少ない、動きが鈍い、低火力(ATKは111もあるが)と原作通り総合的な能力は低い。 しかし火球やゼットンナパームといった飛び道具がAI殺しで、周りに攻撃判定のついた電撃を纏わせる超必殺技は ノックバックが存在しないため、初段からヒットすれば自分が動かないかぎり相手を長く拘束でき、 更に火球やナパームとの併用も可能なので下手すればそのまま即死。 その後の更新にて、飛び道具の強さをいかんなく生かした中々の強さを持つAIも搭載された為強キャラとして仕上がった。やはり腐ってもゼットンか…。 ただ、GGキャラなど素早い相手にはやや相性が悪い。 2011年5月23日の更新で、12Pカラー専用の超必殺技「ゼットンファイナルビーム」が新たに追加された。
またbakisimu氏によってこの2代目ゼットンを改変した「帰ってきたハイパーサイバーEXゆっくりゼットン二代目(イマーゴ)」も存在する。
2015年11月15日に一般向け公開開始。 元はエイプリルフール用として制作されたためゆっくりボイスで喋ったり転んで攻撃する技などネタ的なものが多くみられる。 しかし昇龍拳のような動きと性能のゼットンアッパーや竜巻旋風脚のような回転飛び蹴りのゼットントルネードなど 格闘ゲームに近い動きの技も増えており案外しっかりと作られている。 華麗な連続攻撃を放つが一定確率で締めをミスるゼットン裂破や自爆技のゼットンダイナマイトなど、 格好よさとネタを両立した技が多い。 かわいらしく愛嬌のあるゆっくりボイスも魅力的で、ゆっくりボイスは設定で消すことも可能のため幅広い活躍が可能だろう。
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+ | 特異点氏製作 EXゼットン |
レギオンやイリスなどの製作者である特異点氏が製作した手描きのキャラ。2010年3月11日β版公開。
ゼットンの技であるトリリオンメテオ(一兆度の火球)やファイナルビームやバリアやテレポートは勿論、 特有の技である100トリリオンメテオ(100兆度の火球)やゼットンバックファイアなどの技を使う。 ファイナルビームで飛び道具属性の攻撃を吸収したりトリリオンメテオは設定通りにホーミング付きの火球を周囲に複数展開したり等、原作準拠な技性能になっている。 EXだからと言ってゼットンを圧倒する訳でも無く、1Pカラーなら普通のキャラでも倒しやすい。 ハイパーアーマーを持ち、ガードできない特性のためコンボキャラや投げキャラには強いが 単発火力の高いキャラと戦うと互角だったりあっさり負ける事も珍しくない。 また、吹っ飛んだりすることはないものののけぞりはあるため、吹き飛ばない地上コンボやロックしない多段技の類にも弱い。 よって相性差が非常に激しく、凶キャラを圧倒したかと思えば並~強キャラに負けたりする。
神クラスでも用いられるダメージキャンセルなどの耐性を持つ為、自然回復力が高くなる上位カラーはかなりの強さである。
また、12Pカラーではバルバトス・ゲーティアの12Pカラーを倒す等、 他の氏の怪獣キャラと比べると非常に高い攻撃能力を持つ。
更新により低位カラーの弱体化や演出強化が行われ、さらに使いやすくなった。
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+ | MUGEN動画における擬人化した姿での登場について |
MUGENキャラを配役したTRPG動画「劇団「死期」のクトゥルフ神話TRPG」にKP(キーパー、進行役)として登場。
動画中のコメントを切っ掛けに、おまけコーナーにて氏謹製の擬人化した姿で登場した。 全体的に黒を基調とした、ショートカットで中性的なデザイン。
この後、MUGENストーリー動画「S&S ~ようこそ、古明地探偵事務所~」にもこの姿で出演。(設定上は別個体らしい)
更に上記のTRPG動画の投稿者によるストーリー動画「稗田喫茶物語」にも、TRPG動画での設定を踏まえて登場している。 狂キャラとして名を馳せた初代ゼットンにとっての、MUGENにおけるもう一つの顔といえよう。 また、同ストーリー中ではガタノゾーアやデミウルゴスも擬人化して登場している。
ちなみに何の因果か、この後に円谷公式でゼットンを含むウルトラ怪獣の擬人化プロジェクトが催された。
こちらには2本の角や腕と脚の縞模様、顔と胸部の橙色部分といったお馴染みの造形が強く反映されており、前者との区別は容易。 |
+ | ゼットン(2代目) |
ゼットン(2代目)
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+ | おめでとう クワガタは ゼットンにしんかした! | imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (zton_story0.jpeg) |
+ | ネタバレ注意 |
これを見る限り相当ヤバそうに思えるが、グリッターティガとは本来周りからの希望の光がティガに集まってできるものであり、
このグリッターは主人公、カネゴン、キール星人のヴィットリオの3人だけの光で顕現したものであるため、 地球上の子供や古代のティガと同じ巨人の一族の希望の光で誕生したTV版最終回や劇場版ほどの実力はないと思われる。 とはいえその3人の光を受けただけでガタノゾーアを苦もなく撃破しているのでこちらも十分過ぎるほどに強いのだが。 |