ジェノサイドカッター

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ジェノサイドカッター - (2010/01/27 (水) 19:49:35) の編集履歴(バックアップ)







 「ジェノサイッ……カッタッ!」

ルガールを象徴する必殺技。飛び上がりながら片足を円形に振り上げて攻撃する。
'94では異常なほどの隙の少なさと無敵の長さ、
そしてパワーMAX時に喰らうと7割という桁違いの威力でプレイヤーにその名を刻んだ。
'95以降その威力はさすがに落ちたものの、より高く跳んだりもう一回蹴り上げてみたり両足を使ってみたりと改良に余念がない。
初期の頃はこれで止めを刺すと当たった瞬間の「ジェノサイッ」で画面が切り替わり、遅れて「カッタッ!」とボイスが入るため
龍虎の拳』の飛燕疾風脚フィニッシュのような独特のインパクトがあった。

本来のジェノサイドカッターは上GIF画像のように片足で蹴り上げる一段目のみ。
しかしオメガ・ルガールおよびゴッドルガールはセリフでは「ジェノサイドカッター」と言っているが、
実際はその強化版で左足でもう一度蹴り上げる「ダークジェノサイド」が正確な名称である。
製作陣もそれほど厳密に区別はしていないらしく、2002およびCVS2では技名もジェノサイドカッターとなっていた。

ただしCVS2では、ボスキャラではなく使用キャラの一人という扱いの為か、大幅に弱体化。
殆ど無敵がなくなっており、対空技としては余り信用できない(一応は飛び上がる際に
足元の判定がなくなっており、カウンターで相手の足払いに反撃する事も可能だが…)。
ゴッドルガールの使う強ジェノサイドカッターのみ、出掛かりに無敵時間が存在するが、
滞空時間、つまり外した際の隙も大きいという仕様。完全なる対空・割り込み専用技となっている。

息子(仮)のアーデルハイドはこの技にそっくりな「G・クレイス」という技を持つ。
また黒子(剣サム版)もこれのパロディ技を使える。
オロチも通常技でこれに良く似た蹴りを使う(98UMでは必殺技に格上げされ、無敵も付いた)。

なお、元ネタは『北斗の拳』でケンシロウが使用した蹴りだという説が一般的だが、
この蹴りはおそらくアニメ版第6話で使用した「北斗繰筋自在脚」のことと思われる。
が、格ゲー版北斗でケンシロウがこの技を使うことはなかった。
…まぁジェノサイドカッターはともかく、「北斗繰筋自在脚」自体はマイナーな技なので仕方ない話だが。
ちなみに「北斗繰筋自在脚」は飛び上がらない上に往復蹴りだったので、
見た目的に一番近いのは弱で出した「ダークジェノサイド」だったりする。

別名審査員カッター。空耳である。
ゴッドルガールAI審査員と呼ばれるようになったのはこの空耳から……かもしれない。
ちなみに 某所 ではルガールに「約束された勝利のジェノサイドカッター」と名付けられたり、
「最近は股関節にも響く」と嘆かれたりしている。

同人作品やMUGENでは瞬獄殺などと並んでアレンジやオリキャラに搭載されることが多い。
Mr.師範windドナルド?cv若本?やる夫ルガールBee?岡崎夢美など)
しかし、そのモーション故に女性キャラに移植された場合は目の保養やり場に困るケースが多い。
というか、意図的に移植しているキャラがいる気がしないでもない。
まあ中には前スリットミニスカートで蹴り上げてるのに1Fたりとも見せない鉄壁ぶりを発揮してる人スパッツで完全防備な人もいるのだが。

ニコニコ動画内では身長の低い相手に確定状況で空振って手痛い反撃を受ける場面がよくあり、視聴者を楽しませてくれる。
最近は超反応対空はあまり見られず、小足からのコンボに組み込まれることが多いようだ。
ネタ的にはギガンテックプレッシャー?の方が愛用されている。

G・クレイス


アーデルハイドの超必殺技
飛び上がりながら弧を描くように蹴り上げ真空刃を生み出す技。
弱と強で性能が異なり、弱はその場で、強はスライディングで前進してから繰り出す。
特に弱の方は割り込みや対空性能が非常に高く、対空能力の低い彼にとって文字通りの生命線となっており、
この技のために常に1ゲージ保持しておくのがセオリー。

MUGENではbad darkness氏のアーデルハイドや、jin氏のΩアーデルハイドなど
性能を下げてノーゲージの必殺技へとアレンジされているものがよく見られる。

ニコニコ動画内においては、技名を叫ばない上に親父(仮)と元技のインパクトが強すぎるため誰からも正式名称で呼んでもらえない。
しかしその信頼性は折り紙付きで、ここぞと言うときに繰り出される渾身の一撃は視聴者を魅了してやまない。
ちなみに 「クレイス」 とはドイツ語で「円」のこと。
また彼の必殺技は全て「G・」という接頭語がついているが、これが何を意味するのかは不明である。

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