「私は、魔女じゃない──」
アビゲイル・ウィリアムズとは17世紀にアメリカ合衆国マサチューセッツ州の開拓村セイレムで起きた「セイレム魔女裁判」の関連人物だが、
本項目ではiOS&Android用アプリ『Fate/Grand Order』(FGO)に登場する上記の人物モチーフにしたキャラについて紹介する。
担当声優は
大和田仁美
女史。
「Abigail」は聖書にも登場する由緒正しき女性名(また日本の「セバスチャン=執事」みたいなノリで英語圏では「侍女」の代名詞でもある)だが、
名前の語感が厳つい印象を与えるためか、『BASTARD!!』をはじめ日本の創作では男の名前にされる事も多く、
前例が居るせいで実装当時は男の娘疑惑をかけられた事があった
1.5部『Epic of Remnant』4章『異端なるセイレム』のキーパーソン。
配信直前の生放送にて「全てが謎に包まれた少女」として紹介される通り、サーヴァントとして実装される事は確定しつつも、
エピローグ公開日までは真名はおろかクラスすらも一切不明という異例の措置が取られた。
特異点となったセイレム村に潜入した
主人公達一行が初めて出会った現地人の少女達の一人で、
魔物に襲われた所を主人公一行に救われた後、自分を探しに来た叔父のランドルフ・カーターが現れて、
一行をアビゲイル本人も暮らす彼の自宅に招待。
ランドルフの厚意もあり一行は彼の家を拠点とすることになり、アビゲイルも同居人として主人公達と関わっていく。
やがて、史実通りセイレムにおいて魔女裁判が繰り広げられるにつれて悪夢にうなされるようになる。
ただし、セイレム魔女裁判とは一切関係のない小説のキャラであるランドルフ・カーターが登場するなど、史実とは乖離した部分も見られ……。
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ネタバレ注意 |
特異点「禁忌降臨庭園 セイレム」を作り上げたのは第一部で壊滅した 魔術王ソロモンの使い魔である七十二柱の魔神柱にして、
独立した存在と化した生き残り「特使五柱」の一角・ラウムであった。
ラウムは「人類の救済は“この宇宙“の存在では不可能である」との結論に至ったことで、
型月世界の宇宙に属さない「領域外」に棲まう高次生命、外宇宙の異常識そのものである「外なる神」の手でもって人類を終わらせることを画策。
彼らの王の弟子の一人であるブリシサン *1が預かったという禁忌の中の禁忌の「何か」を用いて、
とある一人の夢を見る作家が書き上げた 創作神話が、本当に外宇宙の高次生命達の在り方を言い当てた事を利用し、「外なる神」の降臨を目論んだ。
そして2017年現代の都市において、セイレムという土地そのものを触媒とし、
五万人の現地の市民を魔力元として膨大なる霊体群を降臨させ、過去のセイレムを擬似的に再現。
伝承と迷信とを重ね合わせ、理性と狂気の挟間及び近代の才知と中世の非科学的価値観が混じり合った特異の地と化した「セイレム」の性質を利用し、
自身はランドルフとして活動しつつ、セイレムの少女・アビゲイル・ウィリアムズに目を付け、
彼女を器にして作中世界で虚空とされる外なる神を現実のものとして降臨させようとしたのである。
伝承では最初に悪魔憑きの兆候を示した少女こそアビゲイルだったとされており、
セイレム魔女裁判の真相はともかくとして、型月のアビゲイルも本当に巫術者として稀代の能力を持っていたとされる。
先に述べた通り、クトゥルフ神話は型月世界でも架空の神話だが、クトゥルフ神話大系の生みの親であるラヴクラフトは、
作中に登場する架空の町アーカムの構想に実在の事件であるセイレム魔女裁判の影響を大いに受けており、
アビゲイル元々の高い巫術者の体質と、創作物の方のクトゥルフ神話のモチーフの一つという理由で邪神の依り代としてはこの上ない存在だった。
当初ラウムは忠実に歴史の再現を目指したがすぐにそれは逸脱し、
しかもゲーティアにとって不慮の行動を取った魔神柱へのセーフティが備えられていた「近未来観測レンズ・シバ」による妨害を受け、
思わぬ計画の妨害のせいで失敗を繰り返しながらも、ラウムは閉ざされた特異点の中で何度もセイレムの出来事をループさせて計画を遂行。
だが、共同生活を送る中でアビゲイルの在り方に感化される形で感情移入してしまい、
世界の救済から「アビゲイル個人を救済する(セイレムから解放する)」という第二の目的が芽生え、
彼女の望みに応じ、計画に必須ではなかった親友・ラヴィニア・ウェイトリー *2や魔女裁判の関係者をセイレムに用意し呼び寄せていた。
遅延のせいでリソースも枯渇しループの続行限界が見え始めていた頃に、ラウムは最後の一手として敵方であるはずのカルデアの利用を思いつき、
その策謀により起きたシャルル=アンリ・サンソンの処刑、魔女裁判における罪の告発、親友ラヴィニア・ウェイトリーの死を経て、
最終的にアビゲイルは 「全にして一、一にして全なる者」と呼ばれる外なる神の力をその身に宿すに至った。
「いあ、いあ! ふふふふ……」
アビゲイル自身は歴史に名を残しているとはいえ 英霊とは言えない存在であったが、
これにより疑似的なサーヴァントと化した。
作中の台詞や設定描写から、彼女が力を宿した神格は クトゥルフ神話の「ヨグ=ソトース」であると推測される。
ただし、型月作品内におけるクトゥルフ神話は、
上記の通り「ラヴクラフトが狂気のような偶然でクトゥルフ邪神群の在り方を言い当てた創作物」として扱われており、
厳密に言うと「旧支配者(クトゥルフ邪神群)と全く同じ性質を持つ、深淵に潜む名状しがたき冒涜的な何か」である。
ともあれ、アビゲイルはその神格の力を身に宿したことで銀の鍵そのものとなり、
彼女は窮極の門(ヨグ=ソトースの門)を通じてあらゆる空間にアクセスする力を獲得。
時空を歪ませ、物理法則すら書き換えられる文字通り「世界を書き換える力」を扱い、
異空間から冒涜的な触手を召喚して攻撃する事ができる。
ランク:EX、種別:対人宝具、レンジ:1~?、最大捕捉:1人
人類とは相容れない異質な世界に通じる“門”を開き、対象の精神・肉体に深刻なひずみを生じさせる、邪悪の樹クリフォトより生い添う地下茎。
効果対象は“鍵”となるアビゲイル個人の認識に束縛される。それゆえの対人宝具だが、本来ならば対界宝具とでも言うべき、際限の無い性質を有している。
再臨段階によって演出が全く別物になるという性質を有し、初期段階ではゆっくりと浮遊したアビゲイルの額が虹色に光り輝いた後、
眩い光が敵と周囲一帯を呑み込む。
その後にクリフォトの樹を思わせる十の煌めきが現れ、鍵穴らしき形状の光と虹色の輝きが遥か彼方へと消えてゆく神秘的な光景が広がる。
再臨後はゆっくりと浮遊したアビゲイルの額に向けて周囲の空間が収束していき、対象を詳細不明の暗黒の領域に引き摺り込む。
そしてアビゲイルの額に現れた鍵穴の中で邪神の瞳が覚醒、背後に開いた鍵穴の如き空間から顕現した深淵の邪神が敵を覆い尽くす。
降臨直後は狂気のままに行動するが、主人公や哪吒の活躍もあり沈静化。
エピローグにて、ラウム消滅により肉体を取り戻したランドルフ・カーターと共に、見果てぬ時空、宇宙の深淵へと旅立っていった。
しかし、生きながら疑似サーヴァントと化した事で英霊の座に登録され、座からアビゲイルがカルデアに召喚されることになった。
このため、『禁忌降臨庭園セイレム』に登場したアビゲイルと、カルデアに召喚されたアビゲイルは、
厳密には同じ容姿・同じ記憶・同じ魂を有した別の存在と言える。
また、サーヴァントとして呼ばれたカルデアの方の彼女は流石に能力に制約がかかるらしく、転移できる場所は限定される。
宇宙の深淵へと旅立っていった方のアビゲイルも特定の条件を満たさなければ『FGO』の世界線には来れないようだが、
「夢の世界」であればその限りではないらしく、夢を通じて主人公の精神世界に訪れている模様。
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設定面やシナリオでの活躍はさておき、『FGO』初出のサーヴァントとしては
全力でその手の層を狙い撃ちしにきたキャラクターと称されるロリキャラ。
未再臨の無垢ないい子さと、第三再臨以降の外宇宙の神と繋がった悪辣な淫靡さが混在し、清楚キャラもビッチキャラもこなせる魔性のロリ。
中の人も某昆虫相撲バトルゲームにて悪堕ち美少女キャラをこなした前歴があるため最早隙が無く、公式でもそういう枠としてプッシュしている節がある。
これで靡かないのはそれこそ巨乳爆乳お姉さん好きか、そもそも男性鯖の方が気になる女性ユーザー位なもんだろという話だが、
そっちはそっちで特化狙い撃ちな奴いるし
また、第二・第三再臨以降の恰好がジャック・ザ・リッパー並の黒のローライズに加えて上半身の露出度も彼女以上に際どいためか、
海外版では首から下は初期の服装のままという規制がかかってしまった。
…一方で、彼女を先駆けとしたサーヴァントクラス「フォーリナー」の設定面での実装については、ファンの間で少々物議を醸している。
というのも、明確に『
クトゥルフ神話』という(フリー素材ではあるが)他所様のコンテンツを『Fate』シリーズに組み込んできた事は、
『Fate/Zero』のキャスター(の
宝具)という前例自体はあったとはいえ中々にデリケートな問題だったのである。
とは言え、『Fate』シリーズそのものが「神話や過去の偉人はフリー素材」ってノリの作品群なわけだが
その後は期間限定イベント「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」において、
上記Zeroキャスターの口からフォーリナーというクラスに関する設定が明かされた事で沈静化したかに思われたが、
現在ではよりにもよって
グランドフォーリナーなる代物まで出てきてしまったので……。
原作中の性能
希少なエクストラクラス「フォーリナー(降臨者)」の一体で、
基本の七クラスに弱点を突ける
バーサーカークラスと、
第二部六章で実装されたプリテンダークラスに対して一方的に有利となり、
同クラス間はお互いに弱点、
アルターエゴには一方的に不利となる。
また、シリーズ初のフォーリナーだからなのか、他のフォーリナー達(特に二人目となる葛飾北斎)との絡みが多い。
また、霊基再臨させていくにつれて、外見や言動に邪神の依り代としての要素が強くなっていく。
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「降臨者」解説 |
アビゲイルの登場により『FGO』に追加された、この世界の外から来訪したとされる領域外の生命、外宇宙からの来訪者を指すクラス。
本来であれば英霊ではない、サーヴァントと性質が酷似している「何か」で、カテゴリ「人類の脅威」を持つ特殊霊基も多く該当している。
該当クラスが『FGO』になく「宇宙」繋がりでフォーリナーがあてがわれたボイジャーや宇宙ギャグ時空出身のヒロインXXなどを除き、
正規のフォーリナーは全員 「この宇宙」ならざる領域に座す高次生命の依代となった存在が実装されており、
ダブルクラスとして扱われている BBも含めて、
- 並行世界に散歩するようにアクセスする
- 時間を操りループ現象を起こす
など、地球とは異なった法則で、通常のサーヴァントの領域を遥かに凌駕する現象を操る力を持つ。
正規フォーリナーはイレギュラーなヴァン・ゴッホを除いていずれも史実で晩年や死地が不明瞭だったり、
死因がはっきりとしていない人物ばかりという共通点があり、これはあくまで項羽の推測だが、
型月世界に直接干渉できない邪神が、端末とするべく外宇宙から適正ないし波長が合う彼らに干渉して死体を調達し、
自分達の手先となるべく造り変えたためと考えられている。
邪神達が型月世界を観測したのはアビゲイルがフォーリナーと化した一件が発端とされているが、
型月世界では常識外な法則の力を行使できる邪神達にとって、過去に遡ることは散歩する程度の事でしかなく、
「禁忌降臨庭園 セイレム」より前の時代の歴史的人物達がフォーリナー化しているのもそのためらしい。
現在確認されている正規フォーリナーは生前から邪神に干渉されながらも何らかの要因で狂気を疑似的に克服できる者達ばかりであり、
力の大本である邪神が舞台となる型月世界に対して外側から干渉する端末となる可能性も生むため危険な存在ではあるが、
邪神の影響を受けてもその軍門に下らなかった彼らは、まさしく毒を以て毒を制すように、
狂気に耐えられる防波堤として邪神達の干渉を一手に引き受けてくれる形で、本格的な侵攻と脅威を瀬戸際で食い止めている存在とされている。
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スキルは、3ターン味方全体に宝具威力UPとNP獲得状態を付加する「信仰の祈り(C)」、
敵全体に3ターン恐怖状態と防御ダウンを付加する「正気喪失(B)」、
敵単体のチャージを1減らしつつ3ターン攻撃力をダウンさせる「魔女裁判(A+)」を持ち、
宝具「光殻湛えし虚樹」は敵単体の強化状態を解除&クリティカル発生率をダウンさせるBuster攻撃となっている。
クラススキル「領域外の生命(EX)」のおかげでスター発生も良好で、全体的にデバフが多く強化解除宝具もあってサポーター寄りの性能だが、
「信仰の祈り(C)」の宝具威力UPの倍率がかなり高く、編成次第ではメインアタッカーもこなせる。
ただし、全スキルが高性能な代償にCTが長く単体ではスキルマでも最短で再発動に7ターンかかるのがネック。
2024年実装のアペンドスキル「CT短縮」で多少は使い勝手が良くなったが、回数制限があるので過度な長期戦には向かない。
また、補助に優れている反面防御系のスキルを持っていないため、敵の宝具攻撃にはチャージ減退で先送りにする程度しか対抗する術が無い。
後に2種類の強化クエストで「信仰の祈り(C)」は「深淵にて光となれり(A)」となりCT短縮とNP増加、
「魔女裁判(A+)」は「セイレムの魔女(A++)」となり1ターンの恐怖特攻状態を付与とNP増加が加えられ、
メインアタッカー性能は大幅に強化されたが上記の防御面の欠点はほとんど解消されておらず、
守りは完全に他のサポーターに任せて自身はとにかく他のアタッカーの攻撃面を補佐するか自身が敵を攻める割り切った性能となっている。
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他ユニット |
「黒猫とパンケーキ作るっ、みゃんっ、パンケーキに黒猫乗せるっ、みゃんっ、
黒猫のパンケーキ出来上がりっ、黒猫パンケーーキ、みゃんみゃんっ♪」
2020年夏イベント「サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~」では水着版が実装。
クラスは同じくフォーリナー。別ユニットが同じクラスなのは BBという前例がいたが、あちらと異なりレア度まで同じ星5。
「ノーシュ」と「ルタール」という二匹の名称し難き猫を使役している。
こちらではノーマル版とは逆で初期は邪神の依り代としての側面が強いが、再臨するにつれて地球の基準に寄った姿・人格に変わる。
マテリアルでは本質的にはあくまで同一の霊基・人物なのだが、再臨の段階に応じて多重人格のように性格や好みは複雑多彩に異なると解説されており、
第一再臨が姉妹でいえば長女で、恐ろしげな外見に反して大人びた諦念を呟くこともある意外にも常識派、
第二再臨が三姉妹でいえば次女で、真面目な性格で「清教徒の少女アビゲイル」に最も近く好奇心旺盛、勉強熱心、几帳面でしっかりもの、
第三再臨が三姉妹でいえば三女で、やや幼く天真爛漫だが「その純粋さ故に、狂気とも隣り合わせ」らしい。
イベントシナリオ上の立ち位置は「主人公の身の安全の為に人知れず守護」。
ただいささか過保護気味に暴走しており、中盤にてその方針で主人公らと衝突ののち事件解決の仲間入りをする。
こちらの宝具は対象をその境界を意識させぬまま夢の世界へと誘う「遥遠なりし幻夢郷(ドリームランズ)」。
編成次第でメインアタッカーもこなせたノーマル版と異なり、こちらはデバフ特化の妨害型サブアタッカーな性能。
特徴的なのが、特殊な行動不能状態「睡眠」を付与し、敵単体の強化状態を解除し、「睡眠」状態の敵の防御力を大幅に下げる「薔薇の眠り(B)」。
この睡眠は弱体解除でなくてもこちらがダメージを与えても解除されるのだが、併存する防御デバフの倍率が非常に高く、
行動阻害だけでなく一発限定だが大幅なダメージ増加が見込める。
ただし、バーサーカー以外で弱点を突けるプリテンダーはあまりクエストに出ることはなく、火力強化も自身のバスター性能アップとピンポイントで、
宝具「遥遠なりし幻夢郷」は全体攻撃かつ火力も優れているわけではないため、水着アビゲイルのアタッカー性能はそこそこの域を出ておらず、
防御デバフを活かすには水着アビゲイル単騎で殴るよりも、高火力のメインアタッカーと一緒に編成して戦わせた方が活躍できる。
また、こちらもスキルは高性能だがCTは単体だと最短でも6ターンと、ノーマル版アビゲイル程ではないがやや長い部類に入る。
2024年に開催されたクリスマスイベント「ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形」では配布サーヴァントとして サンタ版が実装
(サンタといいつつ バレリーナの恰好だが、これは作中でも使用された『くるみ割り人形』をはじめとしたクリスマスに関する演目がコンセプトであるため)。
こちらはクラスがフォーリナーではなくプリテンダーとなっている。
アビーの特性と 初代プリテンダーの前例から、実装当初は最後に邪神化するのではないかと予想されていたが、
フォーリナーの方と違って邪神の姿にはならず、過去に開催されたクリスマスイベントのような霊衣という形で悪役バージョンが登場するという事も無かった。
こちらでは同イベント実装のバーサーカー・ロウヒとの一頓着の後、フィンランド特異点の解決とサンタクロースとしての使命に奔走する。
シナリオ評価はユーザーからも良好で、心温まる物語である。
それだけに直後にサプライズ開始されたクリスマス延長戦&大晦日イベントが余韻を台無しにしたと非難の的になるのだが…
性能は戦闘時にサーヴァントを援護するマスタースキルの効果アップという他に例の無い特徴を持つアタッカー兼サポーター。
スキルは味方全体のNP配布や強化と自己強化があり、まずアビゲイルが率先して攻撃することでNPを稼ぎ、
宝具を回して味方も支援するというサポーターとしては変則的な動かし方が推奨される。
また、宝具の演出で主人公が登場するのもこのサンタアビーが初だったりする
(設定上だけなら水着版妖精騎士ガウェインが宝具時に従える大型消防車が主人公の運転らしいが)。
ただ、これくらいではFGOマスター強火感情勢としてはまだ他にも並び立つレベルのサーヴァント達がわんさかいるのがカルデアという魔境である…
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MUGENにおけるアビゲイル・ウィリアムズ
ゲーム実装前に公開された三台目氏製作の「Epic of Remnant」(現在は公開停止)で姿を見せていた事はあったが、
2024年にInSeph氏により『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.1以降専用の
ちびキャラが公開された。
ぬいぐるみや冒涜的な触手を振り回す近接攻撃や、額から発射するビームなどの飛び道具などを用いて戦う。
超必殺技「光殻湛えし虚樹」は全画面攻撃となっている。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
*1
魔術師達の総本山である魔術協会の三大部門の一つにして、時計塔の第六学部「伝承科」の設立者。
伝承科は時計塔設立時から最も生徒の少ない科目でこの世ならざる遺物──人類外の「天使と悪魔」を研究する学科。
太古から地球に点在し、どんな神話体系にも語られていない「未知の法則」を帯びた超遺物オーパーツ、
すなわち「人類の脅威」を発見・調査・保管することを主な活動としている。
他の学科はやり方はどうあれ人類に貢献するものだが、伝承科は人類外のものを隔離するためのもので、
時計塔の中では法政科の次に異端な存在と言える。
*2
セイレム魔女裁判に影響を受けたH・P・ラヴクラフト作品『ダンウィッチの怪』に登場する人物がモチーフと思われる。
マサチューセッツ州の僻地にある架空の寒村ダンウィッチと、同州アーカムのミスカトニック大学(同じく架空)を舞台に、
呪われしウェイトリー一族の引き起こした怪異の顛末を描く物語で、老父と二人で暮らすアルビノの女ラヴィニア・ウェイトリーが、
ある日父親の分からぬ子供を産んだ事が全ての発端となる。
そして、こちらも物語の核となるのは
外なる神ヨグ=ソトースであった。
ランドルフ・カーターもラヴクラフト作品に登場した人物で、ラヴクラフト自身をモデルにしたとも言われる有名なキャラクター。
実際、『FGO』作中に登場するランドルフ・カーターは写真が遺っているラヴクラフト氏の容姿に酷似している。
杉田智和氏に似てるとも言われてたけど。「『FGO』の杉田といえば魔神柱フラウロス、つまり……貴様、魔神柱だな!」と、
思わぬ方向からプレーヤーに即バレした件も話題になった
ちなみに、アビゲイルも勿論人気だが、『FGO』版のラヴィニア・ウェイトリーも内気で幸薄そうな異形の少女という事で、
一部でコアな人気を博していた。
こんな子が将来父親不明の子を妊娠すると考えると、下品なんですが…フフ…(以下略)
最終更新:2025年04月11日 18:20