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「戦いの中に充実感を得ようとするのは ヒーローの本質的に間違っている
人助けや世の役に立つことにこそ ヒーローの存在意義があるのではないか」
ヒーロー協会が誇る最高戦力・
S級ヒーローの1人であり、オールバックの金髪と左目に付いた3本の傷跡が特徴の男。
非常に寡黙且つ冷静沈着な性格で、自らのヒーローネームに違わぬ強者然とした雰囲気を醸し出している。
一方で、平時・有事を問わずヒーロー的なコスチュームは一切着用していないラフな私服といった出で立ちだが、
それが逆に彼の飾らないストイックさ、強者感をヒーロー協会の同僚らや一般人らに感じさせている。
その戦闘能力は謎に包まれているが、数多くの強豪の怪人達が彼が悠然と佇んでいる横で物言わぬ死体や、
時に死体としての原型すらない状態で倒されている事が、後に現場に到着したヒーロー協会関係者等の確認で記録されている。
S級での序列は7位と
その実力に反して中堅程度だが、これは協会の依頼を受けずに自らの判断で活動するためとされている。
少なくとも彼が数多の強敵を倒し、人々の平和を守ってきた事は間違いないと思われる。
人々の噂では
「宇宙創世以前から過去に飛んで世界を救ってきた」「世界中のあらゆる神話はキング誕生の伏線」
「月がクレーターでボコボコなのはキングが鍛錬のサンドバッグにしたから」
「地球に直撃するはずだった巨大隕石を今まで全てキングが粉砕し守ってきたから地球という星も人類史も続いている」
という
とんでもないスケールの噂も広まっている他、戦闘態勢に入った際に、
「ドッドッドッドッ」と
緊迫感のある重みを持った重低音を放ち(一説には
「敵を葬り去る為の予備動作」)、
それを聞いた怪人達を一瞬のうちに恐怖させる
「キングエンジン」と、
本領を発揮した際に使用可能な
あらゆる怪人を一瞬で葬る最終奥義「煉獄無双爆熱波動砲」といった能力を使いこなすという。
あくまで噂の範囲に過ぎず、キングが直接怪人を倒す瞬間を目撃した者もいないが、
読者の前では最強主人公であるサイタマと真剣勝負を繰り広げ、凄まじいハンデを負っていながら完全勝利を果たしており、
その風格から
民衆達はおろか、曲者揃いのS級ヒーロー達にも一目置かれている地上最強の男である。
「じゃあハンデとして俺は指2本しか使わないからさ」
「言ったな!? 今度こそブッ潰してやる!」
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キングの真実 |
(どうしてこうなった? 怖え…………怖ええよ………!)
(俺は強くなんてない 無職でオタクで引きこもりな駄目な29歳だ)
(キングエンジンってなんだよ!?馬鹿か? 人一倍…いや何十倍も臆病なだけだ!)
……しかし、彼の正体は顔面が強そうなだけで戦闘経験も無いただの一般人であり、本来の性格も本人が言うように人の何十倍もの臆病な引きこもり。
上記したキングエンジンもその恐怖心故に心臓の鼓動音が他人にも聞こえ、それを民衆達が戦闘態勢のサインと勝手に解釈しただけに過ぎず、
煉獄無双爆熱波動砲と言った技すらも、そこから派生して民衆達の思い込みででっち上げられた架空の産物に過ぎなかった。
周りに聞こえる程の心臓の鼓動は、それはそれで一般人なのかというツッコミはよくされる
そもそも現在の立場になれたのも災害レベルを問わず様々な怪人に出くわす場面に遭遇し(前述の片目の傷も怪人に襲われた際に付けられたもの)、
気が付いたら怪人は何者かに倒されており、その光景をヒーロー協会や民衆からキングが倒したと誤解されそのままヒーローに任命されたのがきっかけである。
キング自身もこの事をかなり後悔していたものの、それによって手に入れたとてつもない人気と莫大な名声に目が眩み後戻りできない状況にいた。
そんなある日、キングの名声を聞き付けたサイボーグ怪人が来襲。
彼に「負けても破壊されても(修理出来るから)問題ない、性能テストとしてキングとの戦闘データが欲しい」と手合わせを挑まれ、
さらに「1分遅れれば10人殺す」と釘を刺されたものの、偽りの名声で生き延びてきただけのキングが当然敵うはずもなく、
「本気を出したいからトイレに行きたい、便意があるまま戦ってもデータにならないだろう」と嘯いて一度トイレに引きこもった後に逃走
(ちなみに、件のサイボーグ怪人はそのまま通りかかったジェノスに倒された)。
そのまま実家に駆け込み、買ってきたゲームに耽って現実逃避していたが、
キングの動向を密かに見ていたサイタマが彼の実家に不法侵入し、怪人と戦わなかった事への疑問をぶつけられる。
しかし、そこへさらに新たな怪人が自宅を襲撃。どうしようもなくなったキングはサイタマに全てを打ち明けながらも死を覚悟するが、
サイタマは迫ってきた怪人を一撃で粉砕し、怯えるキングに告げる。
「その話まじかよ 強い評判も戦歴も全部嘘だったって…」
「大丈夫か?」
その姿を見たキングはかつての境遇を思い出す。
そう、今まで自分を怪人から救ってくれたのは、趣味でヒーローを目指していた後、髪もフサフサだった頃のサイタマだったのだ。
こうして、彼によって再び命を救われたキングは今まで受けるはずだった名声を自分が奪った事に謝罪するが、
サイタマは彼の事を咎める事はせず、「(嘘をつき続けるのが嫌なら)強くなればいいんじゃね?」とアドバイスされ、
サイタマと友人となり、彼を「サイタマ氏」呼ぶほどの仲になるのだった。
……そんな彼だが、実の所 精神性においては立派にヒーローをやっている人物である。
見栄と虚勢から逃げられない状況に追い込まれてしまっているのもあるが、他のヒーローに頼られても逃げ出さず、
たった一人で敵地に潜入して子供を助けてきたり、自分より確実に強い他のヒーローを身を挺して庇う描写などもある。
もちろん怪人と戦闘になれば勝ち目など無いのだが、それをキングエンジンの威圧感と ハッタリ、でまかせ、相手の勘違いで乗り切っており、
今の所キングの真実はサイタマ以外にバレておらず、その意味でキングは嘘を真実にし続けている。
また、サイタマの真の実力を知っている事もあり、S級が複数人でも苦戦する怪人を的確に 挑発して誘き寄せサイタマのサポートをこなしたり、
サイタマの登場でなんとかなると確信し、他のヒーローを制止して被害を抑えるなどの連携を見せ、公私とも相性は良い。
また、実は生粋のゲーマーであり、それも、 所謂eスポーツ系の大会に出場しどの大会でも優勝を果たしたほどの超実力者。
得意ジャンルは 格ゲーはもちろん、 シューティングや 恋愛シミュレーション等多岐に渡り、 RTAや アイテムコンプ等もやり込んでいる程で、
とりわけ格ゲーではあのサイタマを、 キング自身は指2本しか使わない徹底的な縛りプレイだったにも拘らず完膚なきまでに打ち負かしている
(ちなみに、上記したサイタマとのハンデが云々と言ったやり取りもこの時のもの) *1。
また、サイタマの事を仲間に引き入れようとしている女性ヒーロー・地獄のフブキ率いるフブキ組とのゲーム対決の際は、
サイタマ達が敗北していく中で、持ち前のスキルでフブキ組で随一のゲーマーでもある幹部の1人を打ち負かし、サイタマのフブキ組入りを阻止した。
そのため作中最強キャラであるサイタマに対し(ゲームに関してのみでは)上回る事のできる、 サイタマにとって数少ない対等な友人の一人なのだ。
なおその後、 強くなるために修行したい、 自分は弱いから稽古をつけてくれと各地の道場を巡って頭を下げるも、
全て謙遜だと受け取られ、精神修行を紹介され、さらに達人からも勝手に認められて稽古をつけてもらえないという、
努力したくてもさせてもらえない状況に苦しむ事になるのであった。
そのため、最近はサイタマのアドバイスを頼りにジムを貸し切りにして筋トレに励んでいる模様。
「誰も受け入れてくれないというかまともに話も聞いちゃくれない…」
「俺の虚像どこまで巨大化しちゃってんの…」
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MUGENにおけるキング(ワンパンマン)
Justin kaiser氏による、『
JUS』風
ドットを用いて製作された
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが存在。
……と言っても、原作からしてまともに戦えないので自ら攻撃する技は存在せず、
その場で屈んで攻撃を防いだり、禍々しいオーラを放ちながらも攻撃されると遠くに逃げ出す回避技しかない。
では、そんな性能でどうやって戦えばいいのかと言うと、
常時
ゲージが回復するので、そのまま一定量溜まるのを待ちながら逃げ延びるという仕様となっており、
ゲージが溜まれば
超必殺技が使用可能になり、その内容もサイタマやジェノスを召喚し援護攻撃をしてくれるというもので、威力もかなり高い。
また、格ゲー繋がりで『
ストリートファイター』の
リュウを召喚する技もある。
是非とも、原作よろしく相手の攻撃から逃げ延びてサイタマ達に倒してもらおう。
「『最高のヒーローとは何か?』
その答えを見つけるまでは退屈してる暇などないはずだ
サイタマ氏が今後もヒーローとして生きていくつもりなら…ね」
「少なくとも俺はそう思う」
(漫画にもそう書いてあったし)
出場大会
*1
ちなみにキングはサイタマのプレイスタイルを
「動きが単純過ぎて読みやすい」と評しているが、
後にとある怪人がサイタマの戦闘スタイルに対して似たような指摘をしており、
ゲームという形ではあるものの、
規格外の実力を持つが故に戦闘技術が磨かれないサイタマを的確に表現していると言えなくもない。
最終更新:2026年08月10日 11:58