「ざまあミソラシドってのよ!!」
1986年に松竹富士系映画館にて公開された創映新社製作のハチャメチャバイオレンスギャグアニメ『プロジェクトA子』の主人公。
「まがみ・えいこ」と読む。後に制作されたOVAでは「
魔
神英子」と表記されたことも。
原作アニメでは(一応)常識人だが、小説版ではガチレズな上に浮気性。
凄まじい身体能力を誇るが、普段は異様な重さのリストバンドでこれを封印している。
16年前に東京に落下した隕石の影響で超人になったとされるが、実は両親が
スーパーマンと
ワンダーウーマンらしい。
スーパーマンにとってのロイスとワンダーウーマンにとってのスティーブの立場はどうしたんだよ
まあ当然と言って良いのか、
DCコミックスからの
許可は取っていないので、匂わせるだけで
明言は避けている。
単にお父さんがクラークって名前でデイリープラネット誌を読んでて、
お母さんがダイアナって名前で星条旗柄のエプロンつけてて、
ふたりとも外国人というだけである。
なのに何故か名字は摩神(日本語)
そもそも題名からして『
プロジェクトA』のパロディというノリなので…。
先の学校で問題を起こしたA子は、親友のC子ともどもグラビトン学園へと転校してくる。
ところがグラビトン学園生徒会長にして財閥令嬢のB子は天真爛漫なC子に一目惚れ。
どうにかA子からC子を奪おうとするが、A子の怪力にはかなわない。
そこでB子は科学の粋を集めたパワードスーツを持ち出してA子に決闘を挑むのだが、
実はA子、B子、C子は幼馴染であった事が明かされ、そして地球には巨大な宇宙船が接近しており……。
と、ドタバタと破天荒なギャグ展開がハイスピードで繰り広げられていく。
また女の子同士のキャッキャウフフ描写も多く、特にA子とC子は
親友というか
それ以上というか……。
それもそのはずで、本作は元々『亜美』シリーズや『黒猫館』などで知られるアダルトアニメシリーズ『くりいむレモン』の一作として企画され、
百合作品も『エスカレーション』シリーズという前例があっただけあり、脚本の初期案ではばっちり濡れ場も予定されていた
(併映が『亜美』シリーズの完結編として(一般向けで)制作された『旅立ち 亜美・終章』だったあたりにもその名残が見られる)。
が、
「明るく、理屈の先行しない作品が観たかった」「押井さんや宮崎さんが絶対描かないような、超脳天気で頭がいたくならないものを」
という西島克彦監督の意向もあり一般向けコメディになったとの事(なお、当の宮崎駿氏はその話を耳にして「志が低すぎる」と一蹴したとか)。
その後、続編のOVAが三作作られ、物語も無事完結。小説やコミックなど所謂マルチメディア展開もしていたようだ。
MUGENにおけるA子
竜子の製作者oggy氏による手描きのものと、Majere氏による
春日野さくらをベースとしたものが存在する。
ニコニコではβ版からの製作動画がアップされていた前者の方が有名だろう。
なお、後者はDOS時代のキャラであるため、WinMUGEN以降では動かない点に注意。
oggy氏A子は原作には無いオリジナルの技や演出が盛り込まれ、
ストライカーとしてライバルのB子のみならず、
B子の手下の駆る巨大メカまで登場する等、
竜子に勝るとも劣らないほどのクォリティの高さを見せる。
また
超必殺技「真理」は、名前通り真理が出現し、原作通り
北斗百裂拳を繰り出す。
流石に一撃死はしないが威力は抜群である。
AIも搭載されており、出の速い
通常技をガンガン振り回して攻め込んでくる。
飛び道具に対するガードが少し甘いが攻撃性能はすこぶる高い。
特にストライカーとして呼び出せるB子は出現してからかなりのあいだ場に居続けて攻撃してくるため相手の行動はかなり制限される。
さらにB子がランダム確率で呼び出す巨大メカ「マジンA子839」も出てくると、合計3方向からの攻撃がてんでばらばらに襲ってくるため、
無敵移動持ちキャラでない限りほぼ完全封殺。
喰らい判定のあるB子の存在は
AI殺しになるのでAI戦も相当強い。
弱点としては、そのガン攻めすぎるスタイル故に起き上がりに当て身などを置いておくと勝手に手を出してくるのでそこから崩されやすいこと。
多少当て身を出すのが早くても、A子の攻撃の発生の異様な速さが逆に仇となってかかりやすくなってしまっている。
それと、足の速いチビキャラなら戦車投げの出だしに本体の懐に潜り込んでボコれる。あと、移動速度はやや遅め。
故に空中戦や高速戦闘になると少し分が悪いようだ。
ちなみにB子もMajere氏によってMUGEN入りしているが、A子同様WinMUGEN以降では動かない。
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最終更新:2024年11月16日 12:29