【ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア】

ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア とは、【ニンテンドー ゲームキューブ】用のゲーム。

概要

ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア


他言語

Pokémon XD: Gale of Darkness (英語)

ふりがな

ぽけもんえっくすでぃー やみのかぜ だーくるぎあ

ハード

【ニンテンドー ゲームキューブ】

メディア

8cm光ディスク

ジャンル

RPG

発売元

任天堂

販売元

ポケモン

開発元

ジニアス・ソノリティ

プロデューサー

野本岳志
陣内弘之
鶴宏明
岩田聡(エグゼクティブプロデューサー)
石原恒和(エグゼクティブプロデューサー)

ディレクター

山名学

キャラクターデザイン

ヒロモト森一

プレイ人数

1~2、4人

発売日

2005/08/04 (日本)

値段

5,524円(税別)

レーティング

CERO:全年齢対象

対応機能

GBAケーブル

使用ブロック数

43

シリーズ

ポケットモンスターシリーズ

日本販売数

約35万本

世界販売数

約142万本

【ニンテンドー ゲームキューブ】向けに発売したポケットモンスターシリーズの1本。サブタイトルは「闇の旋風」と書いて「やみのかぜ」と読む。
【ポケモンコロシアム】の続編。「ダークポケモン」を捕まえる1人用RPGというコンセプトはそのままに、前作ではアウトロー気質だったストーリーや世界観および主人公を少年漫画風に一新。
面倒だった一部のゲームシステムに修正が入り、前作では高めだった難易度も控えめに抑えられている。
その一方で前作では小規模ながらも存在した対戦モードのCPU勝ち抜き戦は撤廃されている。

【ポケットモンスター エメラルド】より後に発売したため、殆どのポケモンやおしえわざが解禁されている環境となっており、本作でしか手に入らないポケモンは1匹も存在しない。
そのためか、本作のポケモンは「特別なわざを習得する」という特典が付けられている。(一応、第3世代では配信抜きで【ルギア】を唯一入手できる作品ではある)

【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】で初登場となる一部のポケモンが先出しされており、入手はできないが少しだけバトルで使う事もできる。

ストーリー

オーレ地方に、再びダークポケモンが現れた!
ココロを閉ざされたポケモンたちを救い出そう!

ゲームシステム

※基本的な独自のシステムは【ポケモンコロシアム】を参照。

  • ダークわざ
    ダークポケモンだけが使える独自のわざ。普通のポケモンに対して「こうかばつぐん」となるが、ダークポケモンには「こうかはいまひとつ」となる。
    物理・特殊・変化の3つに分かれており、物理は単体攻撃、特殊および変化は相手2体攻撃となっている。
    命中こそ低いが威力と反動が絶大な「ダークエンド」や、相手2体の防御を2段階ダウンさせる「ダークダウン」、相手2体を逃げられなくする「ダークホールド」など後の世代でも類を見ない強力な性能を持ったわざもある。
    なお、前作に出てきた「ダークラッシュ」もダークわざに分類されており、こちらはそこそこの威力の物理わざになっている。
    ダークポケモンによって覚えているダークわざの数は異なる(2~4種類)がリライブが完了すると全て忘れ去り、通常のわざやとくべつなわざを思い出す。
  • リバース状態
    前作の「ハイパー状態」に該当する要素。ただしあちらと違ってメリットは皆無。
    プレイヤー側のダークポケモンが攻撃を行うと、攻撃後にこの状態になる事がある。
    この状態だと道具を受け付けなくなる他、ターン終了時に一定のダメージを受けてしまう。
    リバース状態中に攻撃を指示すると命令無視で他の行動をしてしまう事が多々あるのは、ハイパー状態と同じ。
    バトル中に「よびかける」か、コロンケースのかおりを使うと元に戻る。
  • リライブホール
    ゲームを進めると使えるシステム。リライブホールと呼ばれる場所の中央にダークポケモンを設置し、周りに普通のポケモン達を置くと、徐々にリライブが進行していく。
    周りに設置したポケモンたちのタイプ相性が矢印方向に「こうかばつぐん」の状態だと「テンポ」が増加し、リライブの速度が速まる。
    この機能を使えばボックス内のダークポケモンを最大9匹まで同時にリライブする事もできる。
    また、リライブホールを使わないとリライブが完了出来ないダークポケモンも存在する。
  • とくべつなわざ
    本作ではリライブを完了すると、当時の他の作品では覚えられないとくべつなわざを習得できる。
    「てだすけ」のように優秀なわざもあれば、「リフレッシュ」みたいに使い道がほとんどないものもあり、性能はピンキリ。まぁ大半は「リフレッシュ」なのだが
    大抵のポケモンは変化わざ1つだけだが、「トライアタック」【トゲピー】や「サイコブースト」【ルギア】など、とくべつなわざに攻撃わざを含むポケモンも少数存在。
    また、とくべつなわざとは異なるものの、本作のダークポケモン達は適当すぎた前作に比べると初期わざが改善されており、タマゴわざやわざマシン、わざおしえによるわざを覚えたポケモンが多くなっている。
  • ポケスポット
    本作で野生ポケモンを入手できる場所。オーレ地方には3ヵ所あり、出現ポケモンはどの場所も3種類ずつ。
    「ポケまんま」というアイテムを仕掛けておくと、それが尽きるまでの間、野生ポケモンが居座るようになる。「ポケまんま」は最大10個まで仕掛ける事が可能。
    たまに漢方屋が引き連れている【ゴンベ】が現れて「ポケまんま」を勝手に食い荒らしたり、【ウソハチ】捜索イベント中はお腹を空かせたウソハチが「ポケまんま」につられて現れる事もある。
  • バーチャルバトル(バトルディスク)
    「バトルディスク」というアイテムをラルガタワーに持っていくと遊べる要素。
    いわゆる「詰めバトル」のようなもので、予め用意されたポケモンを使ってバトルに勝利するのが目的。
    低レベルのカイリキーで相手ポケモンを倒したり、6匹のヌケニンをすべて1ターン以内を倒すなどと言った様々なお題が用意されている。
    全部で50問存在し、各地で入手することになる。
  • バトルDEビンゴ
    ラルガタワーで遊べるミニゲームの1つ。マスターボール2個とポケモンを受け取った状態で始まる。
    選択したパネルのポケモンを倒すか捕まえるかしてパネルをめくり、ビンゴシートでビンゴを狙う。
    ビンゴ数に応じてポケクーポンをもらえる。
  • さすらいのミラーボ
    本作の彼はシャドーを脱退しており、オーレ地方を自由気ままに旅している。
    一部のダークポケモンはミラーボから直接スナッチする事になるが、
    スナッチ失敗により取り逃してしまったダークポケモン達もミラーボが後から捕まえる形で手持ちに加えていくため、彼を見つけてバトルすればこれらのダークポケモンもスナッチ可能となる。

キャラクター

主要人物

シャドー

ポケモン総合研究所

アイオポート

フェナスシティ

パイラタウン

ONBS

アゲトビレッジ

他の人物

【ポケモントレーナー】

関連作品

リンク

余談

  • 本作で登場するダークわざのうち、後のシリーズに効果だけが引き継がれた物も存在する。
    • 「ダークミスト」は、第六世代以降で仕様変更された「あまりかおり」が同じ効果となっている。
    • 「ダークリムーブ」は、第四世代以降に登場した「きりばらい」が似たような効果のわざとして登場する。

コメント

  • 世界観が共通していることもあり前作のBGMもごく一部除いてほぼ収録、Nintendo Music配信の機会が来たらこちらが優勢されそう - 名無しさん (2025-04-07 20:29:27)

全てのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年05月18日 20:54