【ニア(ゼノブレイド2)】

このページでは【ゼノブレイド2】のキャラクター、 ニア を解説する。
【ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT】?のキャラクターは【ニア(ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT)】?を参照。

プロフィール

ニア

他言語

Nia (英語)

性別

種族

【グーラ人】?
【ブレイド(ゼノブレイド2)】(マンイーター)

所属

イーラ→レックス一行

声優

大和田仁美

初登場

【ゼノブレイド2】

グーラ出身のドライバーである女性。秘密結社イーラに所属していた。
動物の耳を持つ【グーラ人】?らしく、猫耳が生えている。
バストサイズは控えめで上半身はスレンダーだが、下半身の肉付きはかなりどっしりというフェティシズム溢れるスタイルの持ち主。
その正体は【人間】ではなくブレイドであり、それも人間と融合したマンイーター。

別のすがた

ニア(ブレイド時)

ハイレグ姿に変わっている。耳が大きくなった。

作品別

【ゼノブレイド2】

登場時は秘密結社イーラのメンバーの一人。天の聖杯が眠る古代船の引き上げ任務を依頼した際にレックスと出会う。
初対面でこそレックスの立ち振る舞いを子供っぽいと馬鹿にしたため、言い争っていたものの、調査の最中にレックスと話すうちに、彼の人となりを感じ取り、すぐに打ち解ける。
そしてそんなレックスがシンに殺されるのを目撃したことにショックを受け、その後、ホムラと命の共有を果たして復活したレックスを尚も切り捨てようとするメツに対して憤慨。
以後、イーラを離脱してレックス達と共に楽園への旅に同行するようになる。

公式サイトで「レックスとは馬が合う喧嘩友達」と書かれているように、サバサバしつつも感情表現豊かで勝気な性格。
一癖も二癖もある一行の中では変に抜けたところもない常識人ポジションを務め、基本的にはツッコミ役に回る。
ホムラとは特に仲が良く、一緒にレックスの少年時代を探るキズナトークで盛り上がったり、寒冷地であるルクスリアでは「こうしてると暖かいんだよね」と言いながら彼女の腕に抱き着いていた。
そんな人当たりのいい彼女だが、イーラに所属していたことからもわかるように、所々で暗い過去が垣間見える表情を見せることも多い。

第7話で彼女自身もブレイドで、ヒトの細胞と融合したマンイーターである事が判明。
元はグーラの地方領主の領主である父親とその一人娘と共に暮らしていた(父親と娘、どちらと同調していたかは不明。娘が棺桶の中に横たわっている状況でもコアクリスタル化していないことを考えると父親のブレイドであったようにも見えるが、ニア自身の容姿はその娘に酷似しており【ラウラ】カスミのような関係だったようにも見える)。
ニアが語るところによると、領主の家の者としてマナーに厳しかったなどの不満はあったものの、その頃は人並みに幸せな生活を享受していたという。
しかしながら、領主の娘は生まれつきで病弱で、父親はそんな彼女を救うために多額の金を使い込み、ついには領主の座を追われてしまう。
病弱だった娘は根無し草の過酷な生活に耐え切れず他界。
父親はその悲しみを紛らわせようと、ブレイドであるニアに娘の一部を取り込ませて、彼女を新たな娘として扱うようになる。
領主の娘を取り込んだことでマンイーターと化すも、結局父親も間もなく他界。
その際父親の形見と思われるコアクリスタルに触れ【ビャッコ】と同調。
以後はアーケディアに「忌避すべき人食い」として付け狙われ、逃亡生活を送った末に捕まってしまう。
護送される直前にシンに助けられ、以後は彼をよりどころとしてイーラに加入した。

実は本編開始時点ではイーラに加入してから日が浅く、そもそもシン達が世界が滅亡を目指していることすら知らなかった。あっさり離反したのはそのため。
マンイーターとなってからの逃亡生活がトラウマになっており、自身の正体を誰にも明かすことができず、本来の自分の力さえ発揮できれば助けられたかもしれないヴァンダムファン・レ・ノルンが目の前で命を落としていくのを目の当たりにし、次第に後悔を募らせていく。
そんな中、第三の剣を求めて、ブレイドの体に悪影響を及ぼすエルピス霊堂を進んでいる中、自身がブレイドであることを隠している彼女の体は目に見えて弱ってしまい、引っ張られる形で一気に弱気になってしまう。
そんなニアを目の当たりにしたレックスは彼女の体の世話をしつつ
「何がニアを縛っているのかわからないけれど、もっと自由でいいいんじゃない?」
「こうと思ったらゲンコツでぶん殴ってでも自分の気持ちを押し通す。それがニアってキャラだろ?」と励ます。
その言葉に思うことがあったのか、エルピス霊堂最奥でレックス達が剣を守るアデルの幻影に追い詰められた際に「自分を隠すのも命を見過ごすのももう嫌だ」と言い放ち覚醒。
マンイーターとしての姿を現し、レックスに自らの想いを伝え、以後は彼のブレイドとして生きることを決意する。

ドライバーとしての性能はヒーラー寄りのキャラ。ビャッコやボールのブレイドと組み合わせてブレイク役と回復役に徹するのが基本。
序盤こそ彼女がいないとまともに戦えないが、中盤以降にメダル系のアクセサリーが揃ってアタッカーが素殴りで回復できるようになると、ブレイク以外のドライバーコンボに不向きな彼女は自然と抜けていく。
メダル系アクセの存在に気付かなかった場合は、クリアまで不動のレギュラーとして十分に活躍できる。
クリア後はアタッカーを増やすのが基本となるためアクセが揃った後は出番がほぼなくなってしまう。

ブレイドとしての武器はシミター(曲剣)でロールは回復。
レベル2必殺技の時点で既に回復ポッドを出せるようになっており、時間経過でも回復、オートアタック当てても回復、攻撃を受けても回復、と何から何まで回復に特化したスキルになっている。
最終話からレベル4必殺技を出す際にホムラとニアをエンゲージさせ、両者ともキズナが最高状態だと、ホムラの炎の剣とニアの水の剣の二刀流で繰り出す合体必殺技 通称重婚ソード が使えるようになる。
ニアエンゲージ状態で発動できる必殺技は「ネクサスフォース」。
自分の剣を握るレックスの手を取りながら「ここがアタシの居場所」と語る彼女は一見の価値あり。

マンイーターなので【ジーク・B・極・玄武】【メレフ・ラハット】とも自由にエンゲージすることも可能なはずなのだが(作中で描かれている範囲だと【ミノチ】が自身のドライバーではない【アデル・オルドー】とエンゲージしている)あくまでも自分がレックスのブレイドであるということに拘りがあるようで、エンゲージできるのはレックスのみ。オーバードライブを使うことも不可能である。

ドライバーとして過ごすときは正体を隠すため、コアクリスタルが隠れる様、黄色い布地のツナギを着こんでいる。
そしてブレイドとしての姿を現すと猫耳と髪が長く伸び、巫女服の意匠をこらしたとんでもないハイレグの衣装を身に纏うようになる。

ホムラとヒカリ不在時にレックスに告白をしたり、自身の正体を明かしてレックスのブレイドとして生きることを決めたりと、前述の「喧嘩友達」の一言で片づけるにはかなりヒロインとして踏み入ったキャラクターなのだが、
告白に関してはレックスに微妙にはぐらかされるような形に終わっており、エンディングでもホムラとヒカリと再会したレックスの背中を笑顔で押す形で彼女の出番は終わっており、前作の【メリア・エンシェント】の系譜を継ぐサブヒロイン…というか本編中の扱いや忍耐力スキルの解放条件(ホムラ/ヒカリと共闘)というあんまりな要素からメリアをも上回る負けヒロイン呼ばわりされていた。
しかしながら、アップデートで追加された2週目「アドバンスドニューゲーム」ではED後のタイトル画面(公式で旅を終えたレックス達の姿を描いたものとされている)ではなんと彼女用にムービーがあり

1.一週目クリア後同様ヒカリ・レックス・ホムラの並びで三人で手を繋いで空を眺めているとホムラとレックスが後ろを向いて手を振ってニアを迎え入れ、ヒカリ・レックス・ニア・ホムラの並びで手を繋ぐ
2.ヒカリ・レックス・ホムラが手を結んでいる所に後ろから勢いよくレックスを突き飛ばす。その後ヒカリとホムラの手を取って三人で手を繋いでレックスと向き合う
3.1と概ね一緒だが最後にニアがこちら(プレイヤー側)に一回だけ振り返ってにっこりと笑う

の3パターンも用意されている。いくらかの差異はあるものの、いずれも彼女がレックス、ホムラ、ヒカリに受け入れられ、手を取り合って共に過ごしていることを示唆している。
そのため(恋愛感情が受け入れられたかまでは不明だが)無事、メインダブルヒロインのホムラ・ヒカリと並んでレックスと共に暮らしていくというまさかのハーレムEDであった。これもブレイドとドライバーという立ち位置ならでは。

【ゼノブレイド2 黄金の国イーラ】のダウンロード開始・パッケージ発売と同時に発表された集合イラストでは両手をホムラとヒカリと手を繋いでいるレックスの肩に飛び乗った、仲睦まじい様子が描かれている。
本来のパートナーであるビャッコも忘れられているわけではなく、彼の背中にブレイド状態の彼女が腰かけている。

DLCで解禁された水着衣装「おしゃれ水着のニア」はスカート付ワンピース。
露出度は低めだが、スカートの中はやはりというかエグい角度のハイレグだったりする。
胸元にあるマンイーター特有の虹色のコアクリスタルがデカデカと見えてしまっているため、1週目ではネタバレ防止のために使用を制限される。
ブレイド状態にも「カンパニュラドレスのニア」「プリムローズドレスのニア」「マーガレットドレスのニア」の三種類の水着が用意されているが、ブレイド衣装のカラバリである ご丁寧に髪色まで変わる
胴体部分だけ見れば水着のようにも見えるが、ヒラヒラした大きな袖部分がそのままなので非常に泳ぎづらそうであり、名称も「ドレス」なので、恐らく水着として使うものではないらしい。

【ゼノブレイド3】

ミオ達が所属するアグヌスの女王として登場。
発売前に公開されたPVの時点で、仮面を付けた彼女らしきキャラクターがまるで悪役のように描かれていたこと、本作のメインヒロインの【ミオ】とよく似ていることが話題となった。
デザインは前作同様斎藤正嗣担当だが、全体的なキャラ画風の変化に加えてミオとのデザイン面での差別化もあってか、前作に比べて顔のモデリングが変わり、目がやや切れ長になっている。
また、耳が『2』のブレイド状態のように長くなっている一方、髪型は『2』ドライバー状態同様ショートカットになっている。
冷酷な女王としてウロボロスであるノア達を追い詰めるが、先に正体が判明していたメリアと同じく、日頃民衆に見せる仮面を付けた姿はメビウス達が作った機械人形だった。
『3』本編が始まるよりはるか前の時代、『1』と『2』の2つの世界が重なって消滅する直前にトラによって作られたオリジンによって世界を救おうとするも、ゼットの妨害により失敗。
ゼット達メビウスが支配する世界アイオニオンが誕生してしまう。
自身の力ではアイオニオンの理を司るゼットには太刀打ちできないことを悟り、オリジンの欠片と彼女の持つマンイーターのコアクリスタルを反応させることで、ウロボロスストーンを作成。
本編の1000年前にいつの日かメビウス達を倒せるウロボロスが現れるまで身を隠すことをエムに告げ、その記憶を継承したミオによってノア達と出会うことになる。

普段は女王らしく落ち着いた気品あふれる喋り方をしているが、生まれも育ちも王族であるメリアと異なり、完全に女王風のキャラ作りであり、人がいない場所や咄嗟の場面ではしょっちゅう『2』の頃のサバサバした口調に戻る。
メリアとはアイオニオン結成以前からの顔なじみであり、久しぶりに再会した際には「その口調まだ続けているのか?」と揶揄われた。

ノア達にアイオニオンの成り立ちを伝えた後、彼らに打倒ゼットの希望を託し、最終決戦時にはメリア同様戦いに参加。
ゼット撃破後、オリジンによってアイオニオンの時が動き出し、二つの世界が元に戻る直前、砦から飛び出してきたハナと共に勝利の喜びを分かち合いながら、
『2』のメンバーと共に撮った記念写真を眺めて「これから帰るよ」と呟いていた。
……しかしその写真に写っていた彼女というのが 「ホムラ・ヒカリと共に3人仲良くそれぞれの赤ん坊を抱きかかえながら青年に成長したレックスに寄り添う」 というとんでもないものであった。
ニアが抱いている赤ん坊はニア同様銀髪且つ猫耳である。

クリア後に天空の砦に行くとヒーロー枠でメンバーに加入。
加入後も「ケヴェスの統治者」としての側面が強く押し出され、女王として辣腕を振るうメリアに比べ、
アイオニオンを「本来の目的を果たせば二つに別離してしまう世界」として捉えている節がやや強く、『2』の世界を振り返る描写の方が多い。 帰ったら旦那もいるしね
メリアのクエストでは反乱を起こしたアグヌス兵の対応について頭を悩ませてる姿が描かれており、一応女王らしいこともしてはいる様子。
加入後は動きづらそうな女王の衣装ではなく、2のドライバー状態とブレイド状態の中間のような衣装を着ている。
『2』同様シミター(シミター(曲剣)と言いつつ真っすぐな刀身だった前作と違い、本作では反りの強い剣となっている)を振るって戦ってくれるが、その極めて高い回復能力は健在である。
また、戦闘時には背後に嫁仲間のホムラとヒカリの聖杯の剣をまるで翼のように展開する。
タレントアーツは前作のレベル4必殺技「ディバインソード」をレックス抜きで発動するが、前作同様自身のシミターで斬り付けた後に、二本の聖杯の剣を両手に持って水平に振り抜きながら攻撃するようになった。
戦闘中は「私に妙案があります」等、当初は女王風の台詞が多かったもののDLC第二弾のアップデートにて素に戻って一喜一憂する台詞が多く追加された。

発売前からミオとデザインが非常に類似していることが話題になっていたが、彼女のクエストを攻略していくと、ミオのことを 「誰よりもよく知る相手」 と呼んでおり、恐らくはミオ(のオリジナル)がアイオニオン形成以前に生まれた彼女の娘なのだと思われる。
容姿こそ似ているが バストサイズにおいては娘(?)に完敗している。
その一方、腰のくびれに関しては前作以上に強調されており、 スレンダーな上半身に反してヒップサイズは本作の女性キャラでもトップクラス という非常に スタッフの性癖 フェチズム溢れるビジュアルをしている。人妻強し

DLC第三段の新要素「ダイセンニンの大魔境」の報酬のミオのノスタルジア衣装が『2』におけるニアのブレイド状態の衣装を模したものとなっている。
……のはいいのだが、セクシャル判定のみでCEROCだった前作と本作では規制の基準も違うようで、あのエグい角度のハイレグで肌色面積が目立っていた下半身部分が黒タイツで纏われている。
そのせいで図らずも 「自分の昔の勝負服を貸し出す母とそのあまりの露出度から躊躇った娘」 というような構図になることに……

発売前はPVのニアに酷似したキャラクター(実際には機械人形)が発した 「塵一つ残らず消し去りなさい!」 という完全に悪役そのものの台詞により、
一部の事前評ではレックスにフラれて闇落ち展開が噂される等、公式によるミスリード演出が見事に炸裂した結果となっていたが、
蓋を開けてみれば上記の通り『2』で示唆していたハーレムエンドそのままに、ホムラとヒカリと共にブレイドでありながらレックスとの間に子を成し、しかもその子孫と深く縁のあると思わしき人物が『3』においてメインヒロインを担当する等、シリーズ集大成の象徴として重要な役割を担った。

『新たなる未来』には彼女自身は登場しないものの、レックスがウロボロスストーンを指して、
「あれはアグヌスの女王ニアからお前たちに託されたものなんだろう?」
「なら絶対に守り通さなくちゃならねえ……何があろうともな」
とマシュー達に力強く訴えており、やはり妻 の一人 である彼女のことを大切に想っていることがわかる。

本編の回想にて過去にシティーで暮らしていたノアとミオの間に生まれた子供はゴンドウと名付けられており、
そのゴンドウの孫が本シナリオの主人公であるマシューとその妹のナエルであるため、ニアからすると 玄孫 に当たる存在である。
特にナエルはグーラ人特有の猫耳を持ち、使用武器は両手持ちの円形のブレイドだったりと、ミオ程ではないがニアの特徴を引き継いでいる。 バストサイズには雲泥の差があるが
またこのナエルも飢えの余り暴徒と化したケヴェス兵に日頃仲良くしていた子供たちを殺害されるわ、
その絶望とコアクリスタルによる適正に目を付けられたアルファに依り代として選ばれるわ
アルファにそそのかされた結果祖父ゴンドウを含めたシティーの住民の大部分が死亡する原因を作ってしまうわと、
メビウス・エムと化したミオに負けず劣らず散々な目に遭っている。
またゴンドウの子にしてマシューとナエルの親もメビウスの戦いで戦死したと語られる上にそのマシューの子孫にあたるゲルニカ・ヴァンダムも3の本編でメビウス・ディーの手により死亡している。
最終的に全てがリセットされた上でアルストに帰還したからいいものを、
なまじホムラの子供である【カギロイ】が本来なら10年で終わる寿命を大幅に延ばされた上でシティーの六氏族の一員として讃えられつつ80歳を超えて大往生したのに対し、
1000年間も封印され実の娘が延々と戦争に身を投じて死に続ける姿を見せられたニアや、
数百年にわたり世界の消滅を防ぐための依り代になったレックス含めて、アイオニオンにおいてこの二人の血統はどうにも長く辛い人生を送らされっぱなしである。

『新たなる未来』クリア後は本編においてもレックスがヒーロー枠で加入するため、ダイセンニンの大魔境限定ではあるが『2』同様、共闘が可能となった。
純粋なスペックだけ見ても二人ともアグヌス出身扱いなのでエンブレム強化がしやすいのに加え、レックス自体が全ヒーロー中屈指の高火力の代償として膨大なヘイト量を稼いで戦闘不能になりやすいキャラクターなので、全ヒーローでも屈指のスペックの回復スキルを持つニアは好相性。
また、ニア自体は高難易度大魔境必須のヒーローと言われる程強力なヒーローなのだが、彼女自身はコンボに使えるアーツを習得できないため、彼女を加入させるとコンボアーツ用の枠が一つ減るというデメリットがあるのを、レックスはダウンとライジングの二つのコンボアーツを単独で使用できる数少ないヒーローであるためそれを補えるという点でも好相性である。流石は夫婦。
なお『2』の頃は二人ともほぼ同じ身長だったものの本作では屈強な体躯で相応に年を取ったレックスが、 尻を除けば 細身で依然として少女感溢れる顔つきのニアより頭1つ半以上身長が高いため、改めて両者を並べてみると『2』の頃とは大分違った印象を受ける。
……正直夫婦としてはパッと見の犯罪臭が凄い。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

スピリッツとして登場。レックスに並ぶランク3のエース級と、他の仲間に比べて若干扱いが良い。
スピリッツバトルでは相手はニアのぼうしとニアのふくを着た【Miiファイター】で護衛にキルソードを持った【ガオガエン】がいる。
Miiファイターはミニ化している他、オート回復能力を持つ。
ガオガエンはビャッコの再現だと思われる。
スピリッツバトルで他の変身形態について触れられているハナと違い、ブレイド状態については完全に伏せられている。

ホムラ/ヒカリの参戦PV「ある日ホムラがいなくなった」ではホムラが消えて寂しがっていたレックスに寄り添い、ホムラ探しの旅に出かけるレックスの背中を押し、ビャッコと共に見守っていた。
同PVはシナリオもムービーもモノリスソフトが担当したとのことなので、『3』発売前の当時の時点でレックスがトラ達旅の仲間と別れることになったとしても、やはり彼女とビャッコはレックス達と行動を共にしているということを示すものであった。

DLC第9弾で配信されたステージ「アルストの雲海」の背景にも登場しており、パートナーであるビャッコと共に応援してくれる。

ヒカリのカラーバリエーションの一つに彼女の配色を意識したものがある。

おもなセリフ

  • ニア「ぷっ、ふふ!子供のサルベージャー?シン、今回の仕事って子供の遠足も兼ねてるんだっけ?」
    レックス「なんだよ。見た目が子供っぽいのはアンタだって同じだろ?」
    ニア「アタシはこれくらいの額でそんなバカみたいに悦んだりしないよ」
    第1話のレックスとの初めての出会い。後に不思議な絆で結ばれることになる二人だが、第一印象は最悪だった。
  • アンタ、悪かないよ……アタシと同じだな
    同じく第1話でレックスと語り合った後の一言。
    「皆が安心して暮らせる大地」として楽園伝説に望みを託しながらも、物心つく前に家族を失ってもなお前向きに頑張るレックスの人となりに触れ合い、打ち解けた。
    意外とデレるのが早かった。
  • そ、そうだな――よかったよかった――
    はぁ――レックスがホムラを――

    第3話に解禁されるキズナトーク「トラの悩み」において、文字通りトラの悩みが解決した際のセリフ。
    ドライバーに成りたてのトラは「ドライバーに大切なのはブレイドに対する愛」という持論を展開し「アニキはホムラを、ニアはビャッコを愛しているも」と述べた上で
    自分もハナをブレイドとして愛してはいるが、愛さえあればドライバーでいてもいいということにはならないのでは……という彼なりの真剣な悩みを相談していた。
    ……のはいいのだが、それを聞いていたニアはトラがさらっと言った 「レックスはホムラを愛している」 のフレーズが頭から離れなかった様子。
  • トラ「ラゲルト女王!スペルビアと戦争をはじめましょうも」
    ニア「急な話だな 右大臣よ」
    レックス「ニアーうまいぞー!」
    ニア「うっさい!やりたくてやってんじゃないんだ!」
    キズナトーク「トラとハナの演劇」にてトラ達に演劇に付き合わされてインヴィディアのラゲルト女王役をやらされた際のセリフ。
    恐ろしい程の棒読みだったためレックスにからかわれた。
    ……まさかこの時の彼女が後に本当に女王をやらされるとは思ってもみなかっただろう。
  • ニア「何だと- 誰がチビるかい この 亀頭 (かめあたま)
    ジークの「ワイらの気迫にビビっとんのか猫女」という挑発に対する返答。音読みしてはいけません。
    自分がド級の問題発言をしてしまったことには一切気付いておらず、レックスに「亀頭はちょっと…」とたしなめられた際には「は?なんで?」と答えていた。純な子である。
    日本語特有の言い回しなので海外翻訳は不可能…と、思いきや英語版ではジークの眼帯を指して「one-eyed monster」というほぼ同義のスラングで言い返している。
  • 自由でいいんだ
    わがままでいいんだよね レックス
    そうじゃなきゃ
    きっと生きてる意味なんてない
    教えてくれて ありがとう
    大好きだよ レックス

    第7話、ホムラ/ヒカリを助けるために向かったエルピス霊堂の奥で、レックスのお陰で迷いを吹っ切ったシーンにて。
    トラウマから隠していた自身のマンイーターの本来の姿をレックスに晒しながら、抑えきれない彼への想いを告げる。
    そして大体のユーザーがそのとんでもないハイレグ衣装に驚愕する
  • レックス「俺も大好きだニア!」
    レックス「ニアのこともみんなのことも!だからもう絶対に立ち止まらない!」
    ニア「……あはははは!アンタらしいや!いいよそれで!」
    ↑の直後にレックスから「仲間として好き」と告げられるという大玉砕。
    大笑いすることで誤魔化しているが、笑い泣きをする振りして涙を拭っている。
  • ニア「にしてもずいぶん大人っぽくなったもんだねぇ」
    ジーク「何や羨ましいんか?」
    ニア「――その口二度と開かないようにしてやろうか?」
    「ハナの魔改造」でJDモードのハナを見た際のやりとり。
    慎ましやかなバストサイズへのコンプレックスのようなものはあるらしい。
  • レックス「ち、違う。俺はホムラと約束して──」
    ニア「ホムラぁ?」
    ニア「ふん ホムラ ねぇ――」
    ニア「ホムラ……」
    ニア「……ホムラホムラホムラ!!」
    ニア「いっつもそうだ!」
    ニア「あいつばっかり見て!他は何にも見もしないで!」
    ビャッコ「お嬢様がどれだけ自分を殺してきたか」
    ビャッコ「あなたは何もわかっていない あなたには何も見えていない」
    ニア「アタシはここにいるんだ!何で見えない!?」
    ニア「見てよ!」
    ニア「アタシを見ろ レックス!!」
    クラウスが見せた「自分が抱える恐怖の世界」の中で仲間とはぐれたレックスがニアとビャッコを相手にする一幕。
    いつものサバけた雰囲気は全くなく、レックスに対する諦めきれない想いと、ホムラに対する生々しい嫉妬心を激情のままにぶつけるその様は衝撃的。
    あくまでも「レックスがニアに抱いている恐怖」を具現化した存在なので、実際のニアの本性を暴いたものというわけではないのだが、担当声優の大和田仁美の迫真の演技も合わさって、当時は「ニア=報われない可哀そうなヒロイン」というイメージを多くのユーザーに印象付けてしまっていた。
  • レックス「ニア…あのときの答え、なんだけどさ…お、オレさ……」
    ニア「え…あー!あぁー!!っははは!なんだよこんなときにっ!い、今、ちょっと忙しいっ!その話は今度っ!!」
    戦闘終了時にランダムで発生する掛け合いの一つ。
    エルピス霊堂のやり取りではニアの好意にすっとぼけるような素振りを見せていたレックスだったが、実際にはちゃんと受け止めていたことがわかる。
    しかし今度はニアの方が逃げてしまうのだった。
  • ニア「ってて……あの野郎思いっきりぶっ刺しやがって――あと2セテリズレてたらヤバかったぁ――」
    ニア「あっ!……ごほん!あ、あなたたちは――」
    『3』で1000年の眠りから目覚めた際の一言。メビウス・ディーの攻撃で胸元を貫通されて暗殺されたかと思いきや、ブレイドの特性とマンイーターの回復能力で何事もなかったかのように起き上がる。
    回想シーン等では高貴でしとやかな女王様のように描かれていたため、『2』の彼女とは別人、あるいは別人のように変わってしまったのかと思わせていたのだが、中身は『2』の彼女のままだと初めて分かったシーン。
    完全に手遅れなタイミングで女王様キャラを演じ直すものの、ノア達からすると心臓を貫かれてもあっさり復活している異様な有様に誤魔化されたのかなんとかなった。
  • ニア「これから帰るよ」
    3のEDにて、アイオニオンが元の2つの世界へと再構築されている最中に、『2』のメンバーと共に撮影した記念写真を眺めながらつぶやいた一言。
    ここにきてやっと彼女も無事レックスと結ばれていたことが判明する。
    英語版だと「I will see you soon ,then.」(もうすぐ会えるね)と、よりストレートにレックスとの再会を待ち望む台詞になっている。

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余談

  • 【メツ】の担当声優である中村悠一氏はゼノブレイドシリーズのファンであり、ゼノブレイド3発売時に自身のYouTubeチャンネルでかなり真面目なプレイ感想動画を配信しているのだが、そんな中でも3のニアについては「(ミオやセナ達と)比べてみると体型が全然違うんだよね」とそのえげつない腰のくびれに言及していた。

コメント

  • まさか発売から3年越しにフィギュア化するとは - 名無しさん (2021-02-12 09:53:23)
  • 頭から何か生えててフラットなボディライン…錫華姫…?いや違うか - 名無しさん (2022-10-03 21:19:36)

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最終更新:2025年03月06日 18:12
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