【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】

ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー とは、【ニンテンドーDS】用のゲーム。

概要

ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー



他言語

Pokémon HeartGold and SoulSilver Versions (英語)

ハード

【ニンテンドーDS】

メディア

DSカード

ジャンル

RPG

発売元

ポケモン

販売元

任天堂

開発元

ゲームフリーク

プレイ人数

1~5人

発売日

2009/09/12 (日本)

値段

4,800円(税込)

レーティング

CERO:A

同梱物

ポケウォーカー

対応機能

DSワイヤレスプレイ
ニンテンドーWi-Fiコネクション
ダブルスロット
赤外線通信
ポケウォーカー

シリーズ

ポケットモンスターシリーズ

日本販売数

約392.4万本(2バージョン合計)

世界販売数

約1,272万本

【ニンテンドーDS】向けに発売した、【ポケットモンスター 金・銀】のリメイク作品。
【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】を準拠に原作を手直ししており、ストーリーに【ホウオウ】【ルギア】が絡むように若干内容が変更され、更にジョウト地方・カントー地方の乏しい箇所が大幅に拡張された。

【ポケットピカチュウカラー 金・銀といっしょ!】?の代用のようなデバイス「ポケウォーカー」を同梱しており、これに【ポケモン】を転送する事で現実世界で連れて歩けるのが特徴。
また、ゲーム内でもポケモンを連れて歩く事もできる。

【ポケットモンスター プラチナ】の後発タイトルと言うだけあって、地下通路やコンテスト以外のありとあらゆるものを詰め合わせた集大成的な作品となっており、リメイク作品でありながらダイヤモンド・パール世代における最終作品として仕上げられている。
このことはディレクターの意向が大きく、「欲張り仕様」であると述べられている。(参照)

※ストーリーやキャラクターは【ポケットモンスター 金・銀】を参照。

追加要素・変更点

  • ポケウォーカー
    ポケモンを連れ歩ける万歩計。こちらにポケモンを送り、コースを選択して実際に歩く事で様々なアイテムやポケモンが手に入る。
    ポケウォーカー同士で赤外線通信も行える。
    なお、本作のポケトレはポケウォーカーのみの要素となっている。
  • ポケモン連れ歩き
    先頭のポケモンを後ろに連れて歩ける。この世代に実装されているタマゴ以外の全てのポケモンに対応。
    自転車に乗っている時は引っ込む。
    大きいポケモンは特定の場所では連れて歩けない。
  • ストーリー・キャラクター変更
    クリスタル同様に【主人公】は男女から選べるが、デザインが変更され、女主人公は完全に別人に。選ばなかった方も出てくる。
    【ロケット団】の幹部たちにも名前がついて独自のデザインに。
    他にも【ミナキ】がクリスタルから若干改変された形で登場。
    【まいこはん】5人の役割が大幅に変わってホウオウ・ルギアを呼ぶ儀式イベントが追加。ストーリーに必須となった。
  • 拡大された地方
    ジョウト地方は新たに47~48番道路、ポケスロンドーム、サファリゾーンが追加。クリスタルで出たバトルタワーはバトルフロンティアに変更された。
    カントー地方は原作で閉鎖していた『赤・緑』のダンジョンがほぼ全て登場。実質的にカントー地方の4回目のリメイクとしても楽しめる。(無人発電所やポケモンタワーのような別物化した施設、ポケモン屋敷のように消滅している箇所は流石にない)
    もちろん、これに合わせて分布が変わったポケモンも複数いる。
  • タッチペンボックス
    ボックスはタッチペンの操作をメインにしており、摘んでスライドする事で簡単に整理できるようになった。
    その一方、キーレスポンスが低下しており、キー操作だとかなりもっさりしている。
  • ポケスロン
    自然公園に新たに作られた「ポケスロンドーム」で遊べるミニゲーム。
    スピード・パワー・テクニック・ジャンプ・スタミナの5コースから選び、それぞれのコースに設定された競技で競う。
    この競技のステータスは「パフォーマンス」という独自のステータスで設定されており、ぼんぐりから作る「ボンドリンク」を飲ませる事で強化できる。
  • サファリゾーン
    原作には無かったが48番道路の先に追加。
    本作では分けられたエリアに様々なブロックを配置し、エリア・ブロックの組み合わせによって出るポケモンが変わる。
    大幅なカスタマイズは殿堂入り後から解禁される。
  • ポケギア
    ポケギアは原作の機能を踏襲しつつ、電話登録が無制限となった。
    更に特定の曜日の時間帯に電話をかける事で必ず再戦ができるようになり、トレーナー再戦機能としては最も手軽なデバイスとなっている。
  • きのみプランター
    木の実は手持ちのプランターに植えて栽培する仕様へと変更された。4箇所しか植えられないが、いつでも水やりや収穫が可能である。
    これに伴い各地の木は全てぼんぐりの木に変わっている。
  • パワー遺伝
    「パワー○○」のアイテムを持たせたポケモンでタマゴを見つけると、生まれたポケモンが対応する個体値を100%遺伝するようになった。
  • かくとうどうじょう
    ヤマブキシティの格闘道場ではジムリーダーたちとの再戦を行えるようになった。
  • GBプレイヤー
    BGMを【ゲームボーイ】音源を再現したものへと変更するアイテム。
    実際に当時の音源を収録している訳ではなく、あくまでも当時の音源の再現である。そのためヘッドホンで聴くメロディと若干異なる。
    原作に存在しないBGMもGB風にアレンジされる。
    なお、同名のゲーム周辺機器とは特に関係ない。
  • ギザみみピチュー登場
    同じく映画で配信された色違いのピチューを送ると発生。
    ギザみみピチューが登場して加わってくれる。
  • セレビィイベント
    映画で配信された【セレビィ】を持ってウバメの森の祠に向かうと専用のイベントが発生。【サカキ】と勝負できる。
  • 原作からの変更点
    多いのでまとめて記載。
    • 基本的な要素はダイヤモンド・パール準拠。
    • 敵のレベルが高くなったり低くなったりと変更されている。全体的には強化されている。
    • 殿堂入り後はルビー・サファイア以降のポケモン達が登場。カントー地方のトレーナーたちの手持ちも変化・強化されている。
      • 『ファイアレッド・リーフグリーン』同様、四天王とワタルも強化される。
    • セキエイ高原にいた【ケーシィ】でワカバタウンへ転送してくれるジェントルマンが削除。
      • その代わり「そらをとぶ」で、ジョウトからセキエイ高原、セキエイ高原からジョウト地方へ飛べるようになった。
    • クリスタル同様にアオイのあいことばが登場。一日に出題される回数も増えた。
    • クリスタル同様にぼんぐりは1日でまとめて渡せる。
    • 電話登録の内容は基本的に『クリスタル』が基準。新しく電話登録できるトレーナーも増えた。
      • キャンプボーイのヨウイチやつりびとのヒデノリなど、『金・銀』のベースに戻されたトレーナーもいる。
    • ガンテツボールのバグが全て修正されてまともに働くようになった。
    • ランニングシューズが追加。
    • いかりまんじゅうはだいじなものへと変更された。
    • けぐつろいでコンディションの「うつくしさ」を上げられる。恐らく【ヒンバス】への配慮。
    • ゲームコーナーのカードめくりは廃止。
    • カントー地方のサファリゾーンがパルパークに変更。
    • バトルフロンティアはプラチナのものと同じ。
    • クラブとビリリダマ(NN:ビリー)を交換してくれるトレーナーの名前が「ゲン」から「ジン」に変更された。本作及び『ダイヤモンド・パール』『プラチナ』で同名のパートナーが登場した影響と思われる。
    • タンバシティのツボツボ(NN:ネッシー)を預けてくるポケモンマニアの名前が「セイジ」になった(原作の親名は「マニア」と名無しだった)。
  • プラチナからの変更点
    • パルパークの日数制限とペナルティが排除された。
    • 下画面にメニューが表示される。

キャラクター

追加・変更キャラクター

【ポケモン】

  • 【ラティアス】/【ラティオス】
    ダイゴとのイベント後、ハートゴールドではラティアス、ソウルシルバーではラティオスが徘徊する。
    配信アイテム「なぞのすいしょう」を手に入れると、徘徊して無い方がニビシティにシンボルで出現する。
  • 【グラードン】/【カイオーガ】/【レックウザ】
    ハートゴールドではカイオーガ、ソウルシルバーではグラードンが出現。
    捕まえてもう片方のバージョンに送って2匹揃えると、「もえぎいろのたま」が手に入り、レックウザも出現する。
  • ギザみみピチュー
    ダイヤモンド・パール・プラチナに映画で配信された色違いのピチューを送ると入手できる。♀固定で親はしょこたん。
    進化できない上に他のカートリッジに転送もできない。

関連作品

リンク

日本国外版

  • ゲームコーナーのスロットが無い。代わりに「VOLTORB Flip」というカードめくりゲームのみが存在する。ルールは【マリオストーリー】の『パネルでゴー!』に近いもので、【ビリリダマ】がいないカードをめくると数字の分の倍率がコインに賭けられる手に入るというもの。

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最終更新:2025年02月26日 07:59