ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
とは、【ニンテンドーDS】用のゲーム。
概要
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Pokémon Black Version 2 and White Version 2 (英語)
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【ニンテンドーDS】
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DSカード
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RPG
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ポケモン
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任天堂
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ゲームフリーク クリーチャーズ
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1~5人
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2012/06/23 (日本)
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4,571円(税別)
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CERO:A
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DSワイヤレスプレイ ニンテンドーWi-Fiコネクション 赤外線通信
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ポケットモンスターシリーズ
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約304万本(2バージョン合計)
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約781万本
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【ニンテンドーDS】向けに発売した、【ポケットモンスター ブラック・ホワイト】の続編。
パッケージには新たな姿となった2種類の【キュレム】が描かれている。
前作から2年の時が流れた新たなイッシュ地方を舞台に冒険する。
シリーズ初となる同一地方のみを舞台とする続編という建前だが、完全な新ポケモンはおらず、わざおしえの追加・育成や厳選要素の緩和・フォルムチェンジ追加など、実質的なマイナーチェンジ作品の形が取られている。
追加要素として映画撮影を楽しむような詰めバトル「ポケウッド」、歴代のトレーナー達と戦う「ポケモンワールドトーナメント」などが登場。
過去作品から出演するキャラクターや伝説のポケモンも多く、ストーリーも普通の勧善懲悪モノとなり、独自性の強かった前作と打って変わって「いつものポケモン」とファンサービスを強く意識している事がわかる。
もちろん、前作のキャラクター達の掘り下げも多く行われている。
2バージョンに分けて発売したものの、合計販売数はマイナーチェンジ作品である【ポケットモンスター プラチナ】よりやや多い程度だった。
※基本的なシステム・キャラクター・地名は【ポケットモンスター ブラック・ホワイト】を参照。
ストーリー
冒険の舞台は、『ポケットモンスターブラック・ホワイト』から2年後のイッシュ地方!
冒険の舞台を示す、凍りついた1枚の地図は、2年後のイッシュ地方に起きた異変と、どのような関係があるのだろうか。
今回の冒険は、「ヒオウギシティ」という街から始まる。イッシュ地方の南西に位置している街だぞ!
追加要素・変更点
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新ストーリー・新キャラクター
ストーリーは前作とはまったく異なるものとなっており、主人公やライバルも新キャラクターである。
更に一部のジムが別の町のジムに変更されており、【ジムリーダー】も別のキャラへとバトンタッチしている。
なお、前作の主人公はどこにも出てこない。
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イッシュ図鑑の増加
イッシュ図鑑に登録されるポケモンが301匹まで増加しており、クリア前から以前のポケモン達が次々と登場する。
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ポケウッド
主人公が映画スターとなって映画を撮影する施設。
内容としては詰めバトルであり、用意されたポケモンで台本の指示通りに撮影(バトル)を行う事でクリアとなる。
選択肢によって相手の行動も変化するため、映画の内容に合った正しい選択肢を選ぶ必要もある。
成功すると「GOOD END」、失敗すると「BAD END」となり、映画の内容が変わる。
どちらの結果でも映画はゲーム内で公開されており、自分で見る事が可能。見ると映画の内容と収入がわかる。
GOOD ENDであれば収入が多くなり主人公の「スターランク」が上がってファンから差し入れを貰える。
また、特殊な選択肢や戦術を取る事で「STRANGE END」と呼ばれる第3の特殊エンドに派生する事もあり、こちらのENDを迎えるとGOODよりも収入が増える。
映画は何かしらの映画のオマージュであるものが多く、「【レディアン】が喋って手持ちの人間をポケモンのように繰り出す」等、普通のポケモンでは見られないカオスな展開が多い。更にSTRANGE ENDでは凄まじい結末を迎えるものも存在する。
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ポケモンワールドトーナメント(PWT)
ホドモエシティの南(冷凍コンテナのあった場所)に追加された施設。
トーナメント式で3回のバトルを行う。レベルは固定される。優勝するとバトルポイントが手に入る。
左の受付では一般参加者が参加する「ホドモエトーナメント」、バトルファクトリーの代替である「レンタルトーナメント」、対戦前に互いのポケモンを1匹交換する「ミックストーナメント」、ニンテンドーWi-Fiコネクションでルールをダウンロードする「ダウンロードトーナメント」を楽しめる。
右の受付は殿堂入り後に解禁され、歴代のジムリーダーやチャンピオンと対戦できる。
バトルファクトリーとお祭り要素を兼ねており、バトルフロンティアをカジュアル化した後釜的な施設と言える。
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フェスミッション
ハイリンクで遊ぶ事ができるミニゲーム。用意された課題をクリアする。
一人でも複数人でも遊ぶ事が可能。
クリアするとデルダマが手に入る。
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ジョインアベニュー
主人公が作る事ができる自分だけの街。
通信をした他のプレイヤーが客として訪れ、街の施設の店員としてスカウトできる。
通行人を案内する事で店やジョインアベニューのランクが上がって行き、高くなればなるほど店の効果が上がったり良いアイテムが手に入る。
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ライブキャスターミニゲーム
ライブキャスターに映した顔を使ってミニゲームを遊べる。「バルーンキャッチ」と「バルーンスマッシュ」の2種類で、それぞれ撮影した顔が風船として出現する。
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メダルシステム
条件を満たすと手に入るメダルをコレクションする。いわゆる実績のようなシステム。
コンプリート難易度は凄まじく高い。
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キーシステム
条件を満たすと手に入る「キー」を使うと、ゲーム内容が変化するというシステム。
難易度変更、ブラックシティ/ホワイトフォレストの切り替え、【レジロック】の住む場所を【レジアイス】/【レジスチル】の住処に変えると言った事が行える。
手に入るキーはバージョンで異なり、他人に渡したり貰ったりする事もできる。なお、渡しても無くならない。
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おもいでリンク
ブラック・ホワイトと通信する事で前作キャラの2年の間のエピソードを閲覧できる。
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せいそくちリスト
ポケモン図鑑で場所ごとの生息ポケモンを確認できるようになり、その場所の全てのポケモンを捕まえて完成させるとアイテムが貰える。
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隠し穴
各地にポケモンの隠し穴があり、ポケモンやアイテムが手に入る。
ここに生息しているポケモンは必ず隠れ特性の個体となっている。
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伝説のポケモンたち
前作では手に入らなかった以前のシリーズの伝説のポケモンたちが何匹か手に入る。
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わざおしえ
今回はプラチナ同様にかけらを渡して覚える形に戻った。
「ふいうち」などいくつかのわざが無くなったり、新しいわざが追加されたりしている。
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図鑑の完成特典(おまもり)
イッシュ図鑑を完成させると「きょかしょう」と「まるいおまもり」が手に入る。
「きょかしょう」は「自然保護区」という追加マップに行けるアイテム。色違いの【オノノクス】が生息している。
「まるいおまもり」は育て屋のタマゴ発見率が上がるというもので、育成で非常に便利なもの。
更に全国図鑑を完成させると「ひかりおまもり」という、色違いポケモンの発見率が上がるアイテムも手に入る。
これらの内、2種類の「おまもり」は今後もおなじみの特典となった。
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その他変更点
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全てのトレーナーが出現時に動く。
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フォントやゲージのデザインが変更。
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ニンテンドーWi-Fiコネクションの対戦で切断対策が行われた。
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スプレー系アイテムの効果が切れた時に続けて使うかどうかの選択肢が出てくる。
キャラクター
追加・変更キャラクター
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【アクロマ】
行く先々で主人公たちを助ける謎の科学者。実はプラズマ団の新たなリーダーなのだが、ポケモンの強さを引き出す事に拘っているだけで善も悪も無いため、【ゲーチス】の事は嫌っている。
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【ホミカ】
タチワキジムのジムリーダー。どくタイプを使う。
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【シズイ】
セイガイハシティのジムリーダー。みずタイプを使う。
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【ハチク】
本作ではジムリーダーを引退し、ポケウッドのスターとして登場。
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【ナツメ】
カントー地方のジムリーダー。ポケウッドのスターとして登場。
※他の歴代のキャラクターたちは【ジムリーダー】と【チャンピオン】?を参照。
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【レジロック】/【レジアイス】/【レジスチル】
ヤーコンロード奥の地底遺跡でレジロックが出現し、捕獲するとブラック2は「くろがねのカギ」、ホワイト2は「ひょうざんのカギ」が手に入る。
それぞれのカギを使う事で他のレジも出現する。
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【ヒードラン】
リバースマウンテンにかざんのおきいしを持っていくと出現する。
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【ゲノセクト】
ふしぎなおくりもので配布された。映画では色違いの赤いゲノセクトが配布。
関連作品
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最終更新:2021年03月07日 05:08