マリオカート7

登録日:2012/07/25(水) 12:36:44
更新日:2020/10/22 Thu 20:33:14
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『マリオカート7』は、2011年12月1日に発売された、ニンテンドー3DS用ソフト。
家庭用の「マリオカート」シリーズの7作目にあたり、シリーズでは初のナンバリングタイトルである。
ゲーム開発は任天堂とレトロスタジオが担当。3DSのゲームソフトでは、初のミリオンヒットとなった。


★本作の特徴

  • カートのカスタマイズ
本作ではカートのカスタマイズが可能。
カートはフレーム、タイヤ、グライダーの3つで構成されており、それぞれ好きなパーツを1つずつ選ぶことが可能。
パーツはコース上にある「コイン」を一定数集めるか、「すれちがい通信」の「すれちがいMiiカップ」で優勝することで、
持ってないパーツを1つもらえる(ただし「ゴールド」シリーズのパーツはもらえない)。


  • 陸・海・空を走る
本作から、陸だけでなく水中や空中も走行可能に。
水中に入るとカートの後ろにスクリューが出現し、陸地と同様に走行できる。
また、コース上の「グライダーボード」に乗るとカートの上部にグライダーが出現し、コースを滑空できたりするようになった。
滑空中は空中で移動でき、コースによっては滑空を利用したショートカットも可能。


  • 新コースと旧コース
本作の新コースは全部で16コース。さらに、旧作にあった16個のコースが本作用にアレンジされて収録されている。
半分が水中のコースや、一周するとゴールとなる全長が長いセクション制のコースなど、
さまざまなコースが用意されている。


  • コイン
本作から、コース上に「コイン」が配置されるようになった。
入手するとその枚数に応じてカートの最高速度が上昇し、1レースにつき10枚まで所持可能。
SFC版・GBA版のマリオカートと違い、相手カートと接触しても所持していたコインを失うことはなく、
自分のコインが0枚の状態で相手に接触しても、スピンしたりはしない。
「タイムアタック」モードでもコインが配置されているため、いかにコインを早く回収できるかも、
よいタイムを記録するためのポイントとなる。


  • インターネット通信、ローカル通信
DS版やWii版と同様に、インターネットに接続すると世界中のプレイヤーと対戦が可能。
また、ローカル通信で近くにいる人とも対戦可能。
本作では、ソフトを持っていない人も3DS本体があればダウンロードプレイ機能でローカル対戦に参加可能(使用できるキャラはヘイホーのみ)で、
DS版と違いダウンロードプレイで参加している人がいても、全てのコースをプレイできる。


★プレイヤーキャラ

今作は17名が登場。初期で使用できるキャラクターはSFC版と同じメンバー。
本作では、性能はキャラ別ではなく重量別に異なっている。
なお、ワルイージは本作では登場しない。


  • 軽量級
キノピオノコノコ、ヘイホー、ジュゲム
ヘイホーは『マリオカートDS』の一部のモードで使用可能だったが、本作で通常使用できるプレイヤーとして参戦。
ダウンロードプレイで参加する人は、ヘイホーの色違いでプレイすることとなる。
レーサーとして登場するジュゲムは、背中のコウラが赤色(審判役のジュゲムはコウラが緑色)。


  • やや軽量級
ピーチヨッシー、デイジー
ピーチは声優が変更された。


  • 中量級
マリオルイージ、Mii
Miiは体系に関わらず中量級に。


  • やや重量級
ドンキーロゼッタハナチャン
ロゼッタ様はチコがいなくなり、声優が変更された。
ハナチャンはWii版に出る予定だったらしい。


  • 重量級
クッパワリオ、ハニークイーン、メタルマリオ
ワリオはシリーズ初の隠しキャラ。
ハニークイーンは体が大分小さくなり参戦。それでもクッパより少し大きい。
メタルマリオの声はネタ。


★パーツ

上述のすれちがい通信か、レース終了時に所持していたコインの累積が一定値を超えた場合に獲得。
コインを5000枚集めればゴールド以外のパーツが集まる。
ゴールドシリーズの入手方法は特殊。
  • ゴールドカート:コイン20000枚かVR10000
  • ゴールドタイヤ:コイン15000枚か全排気量、全カップの評価が☆以上
  • ゴールドカイト:コイン10000枚かすれちがい通信100人以上


【パーツリスト】
  • フレーム
スタンダード
スケルトン
バナナバギー
コバルトセブン
ダンガンダック
H2O
クッパクラウン
サンドランナー
レトロまる
タルポッポ
エッグワン
Bダッシュ
ジェットサイダー
ワルビデール
マッハクイーン
バースデーガール
ゴールドカート


  • タイヤ
ノーマルタイヤ
ワイルドタイヤ
ワイルドレッド
ウッドリング
スーパーキノコ
スポンジタイヤ
スリックタイヤ
リングタイヤ
ローラータイヤ
ゴールドタイヤ


  • グライダー
スーパーカイト
パラフォイル
バサバサカイト
ビーストカイト
フラワーカイト
ピーチパラソル
ゴールドカイト


ちなみに、パーツの組み合わせは1000通り以上。


★ゲームモード

本作では、タイトル画面で「ひとりで(1人用)」「みんなで(ローカル通信対戦)」「インターネットで(インターネット対戦)」を選んだあと、
以下のゲームの中から遊ぶゲームを選ぶ。


  • グランプリ
各カップごとに用意された4コースでレースを行い、総合順位を競う。
各コースの順位に応じてポイントがもらえ、終了後はその成績に応じてランクで評価される。
本作では、ランク評価が★なし、「★」、「★★」、「★★★」の4段階となった。


  • タイムアタック
「ひとりで」専用。ベストレコードを目指して1台だけで走るモード。
今作では「いつの間に通信」で世界中のゴーストや、「ゴースト7」で実力が近い7つのゴーストと走れる。


  • ふうせんバトル、コインバトル
6つのステージで遊ぶ、1~8人用のモード。
「ふうせんバトル」では、アイテムを使って相手のふうせんをわった数を競う。
「コインバトル」では、ステージ上のコインを集めた数を競う。
出現するアイテムの種類などのルール変更も可能。


  • VS
好きなコースやルール設定でレースをする2~8人用のモード。
本作では「みんなで(通信対戦)」専用となっており、「ひとりで」ではプレイできない。


  • マリオカートチャンネル
自分の成績やすれ違った人の成績を見たり、すれちがいMiiカップやタイムアタックで競える。
また、いつの間に通信で毎日4コースの世界中のゴーストを受け取れる。


  • インターネットで
インターネットに接続して世界中の人とレースやバトルで競えるモード。
「せかいのだれとでも」「フレンドやライバルと」「コミュニティで」の3つのモードから対戦相手を探し、最大8人で同時対戦できる。
当初は一部のコースで極端なショートカットができることが判明し問題となっていたが、
後に配信されたソフトの更新データにより、インターネット対戦で一部コースの極端なショートカットができないように修正された。
なお、インターネット対戦をプレイするにはソフトの更新データの受信が必須となる。


【せかいのだれとでも】
「VR(レート)」の数値が近い人とマッチングしてレースやバトルで対戦する。
対戦の結果に応じてVRが変動する。
VRの最大値は「99999」であり、最下位にならなければ基本的にVRは減らない。


【フレンドやライバルと】
インターネットで対戦中の「フレンド」と合流できたり、以前対戦したりすれちがったプレイヤーと合流できる。


【コミュニティで】
自分でコミュニティを作成して、オリジナルルールで対戦できる。
また、おススメのコミュニティに参加して対戦ができる。


★コース

【キノコカップ】
  • キノピオサーキット
キノピオが初の最初のサーキット名に。
初心者向けのサーキットコース。


  • デイジーヒルズ
風車や羊が印象的な、牧歌的なコース。
滑空中は空中の気球にぶつからないように注意。


  • プクプクラグーン
半分以上が水中を走るコース。水中に強いカートが有利。


  • ヘイホーカーニバル
アラビアン風の街並みを走るコース。
背景の夜空にうちあがっている花火が現実並みに綺麗。さすが3DS。


【フラワーカップ】
  • ウーフーアイランド
1周でゴールとなるセクション制のコースその1。
バグを利用してできるショートカットが多い。


  • マリオサーキット
シリーズでは恒例のサーキットコース。
今回は、桜並木の道やピーチ城の中を走る。


  • ミュージックパーク
楽器の上を走ったりガードレールが五線譜になっているなど、
音楽を強調した独特のコース。


  • ロックロックマウンテン
アップダウンが激しい山岳のコース。グライダーの使い方が重要。


【スターカップ】
  • パックンスライダー
スーパーマリオブラザーズ』の地下面をモチーフにしたコース。


  • ワリオシップ
水中が半分以上のコースその2。ワリオランドをモチーフにした船も特徴。


  • ネオクッパシティ
初のキャッスル以外のクッパ名義のコース。
雨が降っていて視界がちょっと悪く、中盤では難易度の高いコーナーがつづく。
BGMは「キノピオハイウェイ」の一部とWiiの「ルイージサーキット」の一部メロディがつかわれている。


  • ウーフーアイランド2
セクション制コースその2。
別名「入水自殺の名所」バグショートカットはあまりにも有名。


【スペシャルカップ】
  • DKジャングル
『ドンキーコングリターンズ』をモチーフにしたジャングルと遺跡のコース。


  • ロゼッタプラネット
シリーズでは初の、ロゼッタ様のコース。
路面が氷で覆われており滑りやすい。


  • クッパキャッスル
「スペシャルカップ」恒例のクッパさまのコース。相変わらず難易度が高い。
今回は水中のエリアや滑空できる場所もあり、うまく走るにはそれなりのテクニックが必要。
BGMは『ダブルダッシュ!!』の「クッパキャッスル」のリメイク。


  • レインボーロード
「スペシャルカップ」のラストを飾る、マリオカートシリーズ伝統のコース。
歴代の「レインボーロード」でも最長の距離であり、1周でゴールとなるセクション制のコース。
宇宙空間に浮かぶ虹色の道を走るコースで、土星の輪や月面がコースの一部となっている。
コースアウトしやすい場所や滑空する場所が多く、難易度は高め。
BGMはサビが『マリオカート64』の「レインボーロード」のリメイクで、
ファイナルセクションではいきなりサビから始まる鳥肌ものの演出が用意されている。


【こうらカップ】
  • 64 ルイージサーキット
気球の下のアイテムボックスは普通に。青い部分も走れる。


  • GBA クッパキャッスル1
本作ではGBA版唯一のコース。
難易度が高いがバグショートカットがある。


  • Wii キノコキャニオン
コース中盤のトランポリンキノコのある洞くつ内の左側に、青いトランポリンキノコがあり、
それを踏むとグライダーが出現して滑空できる。


  • DS ルイージマンション
お化け屋敷を走るコース。
本作ではルイージの新コースがなかった代わりなのか、2つの旧ルイージコースが登場している。
バグショートカットが発見されたが、あまり有効ではない。


【バナナカップ】
  • 64 ノコノコビーチ
登場から15年後、やっとノコノコで走れるように。
ショートカットは昔よりも難しく、あまり差をつけられなくなった。


  • SFC マリオサーキット2
コース後半のジャンプ台はグライダーボードになっており、滑空できる。


  • Wii ココナッツモール
エスカレーターはどちら側が昇りなのか矢印が表示され、コース終盤にトラップとして配置されている一般車は2台に減った。


  • DS ワルイージピンボール
ワルイージ本人は登場していないが、彼のコースはとりあえず再登場。
DS版と違って下画面のコースマップにボールが表示されないので、注意。


【このはカップ】
  • 64 カラカラさばく
踏切前の近くのオフロードを通ればグライダーボードがあり、滑空して汽車を通過できるようになった。
なお、トンネルに入るとコースアウトとなる。


  • DS DKスノーマウンテン
2周目までは視界の見通しは悪い。
また、DS版にあった「ダッシュキノコ」か「スーパースター」しか出ないアイテムボックスは今回も登場。


  • GC デイジークルーザー
スタートしてすぐのプールはそのまま入ってもコースアウトとならず、走行が可能。
また、地下倉庫のようなルートは水族館になり、Mii達も鑑賞している。
最近バグショートカットが発見されたが、できるカスタムが限られている。


  • Wii メイプルツリーハウス
コース後半にあるバウンドする網の道はなくなり、代わりにグライダーボードが配置されている。
Wii版のバグショートカットと似たバグショートカットがある。


【サンダーカップ】
  • Wii ノコノコみさき
川の流れが速くなり、後半の巨大なドカンのトンネル内は水中になった。


  • GC ディノディノジャングル
コース中盤のショートカットは「ダッシュキノコ」無しでできるが、スピードが落ちるため、
後ろからキノコでダッシュしてくるカートには注意。
その後のグライダーボードは、スピードと高さがあればショートカットできるが、難易度が高い。


  • DS キラーシップ
最初のキラーが向かってくるところはマグナムキラーもたまに出てくる。
これらも下画面のマップに表示されないため、アイテムの「ゲッソー」の攻撃で視界がふさがれていると危険。


  • SFC レインボーロード
コース幅は広くなり「スーパードッスン」は少なくなったが、ドッスン巨大化しており、ヤッカイな位置に配置されている。
潰された場合はもちろん、触れただけでも転倒し、所持していたアイテムを落としてしまうので注意したい。
ドッスンが地面に落ちると、その振動で周囲の路面がうねりハンドルを取られやすいが、
これを利用してジャンプアクションを発動できる。




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最終更新:2020年10月22日 20:33