コロトック

登録日:2014/04/09 Wed 15:58:12
更新日:2022/07/27 Wed 02:07:20
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チチチチチチチポォーーーーーーゥ!!!!




■もくじ


■データ


全国図鑑No.402/シンオウ図鑑No.016
分類:こおろぎポケモン
高さ:1.0m
重さ:25.5kg
タマゴグループ:むし
性別比率:♂50♀50

タイプ:むし
特性:むしのしらせ(HPが1/3以下になると虫技の威力が1.5倍になる。野生ポケモンとの遭遇率が上がる)
隠れ特性:テクニシャン(威力が60以下の技の威力が1.5倍になる)


種族値
HP:77
攻撃:85
防御:51
特攻:55
特防:51
素早さ:65
合計:384

努力値:攻撃+2

コロボーシ→コロトック(Lv.10)


■概要


コロボーシの進化形。
第四世代における序盤虫ポケモンであり、やはり進化が早い。

こおろぎポケモン」という分類名を象徴するかのように、音や音楽に関する技を多く覚える。
身体がバイオリンの様な形をしていて、ナイフのような腕を交差させて音を出す。
変幻自在の鳴き声は体の中にある空洞で反響し、心地よいメロディを奏でるという。

ポケモン界きっての音楽家。
バイオリンのf字孔のようなヒゲがなんともダンディである。

かのぽわぐちょおんみょ~んと並び、その鳴き声の中毒性に魅了された人が後を絶たない。


■ゲームでのコロトック


コロボーシを進化させる事もできるが、野生でも出現する。主に夜、低確率だが朝にも出現。
DPtではビーダルやゴーリキーと並んで攻撃努力値の供給源だった。

進化前のコロボーシは、ダイパ当時では「なきごえ」と直接的に攻撃できない「がまん」の2つしか技を覚えられなかったので、進化するまでトレーナーにもかなりの我慢を強いてくる。
同じ序盤虫のケムッソと比較しても使い辛く、上手く「がまん」を発動しようにも数ターンは確実に要するため、コロトックに進化するまでは出して即交代やがくしゅうそうちを駆使してのレベル上げが半ば必須だった。
プラチナでは「むしくい」を習得したが、そのレベルはなんと16。余計にハードルが上がっている。

BWでようやく「むしのていこう」を習得し、XYでその技も強化されたため、だいぶマシになっている。

キャタピー、ビードル、ケムッソ等の例にもれず、わざマシン・ひでんマシンは使えず、タマゴ技も覚えない。
第五世代では「むしのていこう」のわざマシンがあるにもかかわらず、それが使えないという矛盾が生じていた。

こうして頑張ってコロトックに進化させてこれでもう一安心…かと思いきや更なる試練がトレーナーを襲う。
なんと進化直後に覚える技がダイパでは初期威力がたった10の「れんぞくぎり」、威力20の「きゅうけつ」とメチャクチャ貧弱なのである。
前者は連続使用で威力が倍増、後者はドレイン技とそれぞれ変わった効果を持つが、いくらなんでも火力が低すぎる。

ここから更に頑張って育てればレベル26で威力80のむし技「シザークロス」を覚えるので火力が大きく改善されるのだが、序盤虫の宿命かこのあたりのレベルから少しずつ力不足になり始めてしまい、終いには旅パから抜けてしまうことが多い。

プラチナでは「シザークロス」の習得レベルを何故か30に遅延させられるという嫌がらせ弱体化を受けてしまった*1
しかし先述の通りコロボーシのままレベル16にすれば威力60の「むしくい」を覚えられるため、このことを知っているかつ、暫く進化させない苦行をすることが前提になるが実は序盤での使い勝手は少しだけ改善されたとも言える。



そんなコロトックだが、BDSPでは一転序盤~中盤の切り札になると言う思わぬ立場になる事に。

理由は威力40始動で最高威力160になる「れんぞくぎり」を進化直後から振り回せるから。破格通り越してぶっ飛んでいる。
半減だろうがなんだろうがコロトックになます切りにされていく敵…。
これだけの為にメトロノーム持ちのコロボーシを必死に探すトレーナーもいるとかいないとか。
(そんな事をしなくてもトバリシティで手に入るけどね!)
さすがに終盤はきついが、なかなか抜けずにそのままチャンピオンになってしまった例も。

なお、「がまん」が廃止されたのでコロボーシも「はたく」を覚えるようになり、最初から殴れるようになった。

■対戦でのコロトック


序盤虫の例に漏れない低種族値で、その合計は歴代の序盤虫の中でも最低クラス。
攻撃はそこそこだが、耐久は紙同然でさらに鈍足。
一応HPはそこそこあり、実は虫ポケモンの中でも上位に食い込む数値だったりする。だからなんだというわけでもないが。

さらに覚えられる技が貧相で、ダイパ時代はレベルアップで覚えられる有用なメインウェポンが「シザークロス」のみであり、覚えるのもLv26まで粘らなければならないほどだった。
プラチナ版では先述の「むしくい」や、「きりさく」なども覚えられるようになったため多少改善はされたが、旧世代のバタフリーアゲハント等と違ってなかなか有用な技を覚えない点から早々にボックス送りにするトレーナーも多かった。

BWでは隠れ特性の「テクニシャン」を習得し、低威力の技を多く覚える点を逆手に取ることで一発逆転を狙うかとも思われた。
が、レパートリーはせまく、「むしくい」や「つばめがえし」等に止まり、第四世代から続く火力インフレの波にのまれてしまうことになる。
教え技では「さわぐ」や「ハイパーボイス」といった強力な音技を覚えられたが、全て特殊技という鬼のような仕打ちだった。
それ以外のサブウェポンも「かわらわり」「つじぎり」「おんがえし」程度と貧相なラインナップ。

実は何気に「ほろびのうた」を覚える。

そして第六世代では新しい虫技「ねばねばネット」を習得した。
この技は、相手が交代するたびに出て来たポケモンの素早さを一段階下げるという、なかなかいやらしい撒き技
この「ねばねばネット」と「ほろびのうた」のコンボにより、相手の交代を牽制&誘発するという恐るべき戦術を作り出すことに成功した。
現状でこの2つの技を両立できるポケモンはドーブル以外ではコロトックしかいない。

とはいえ耐久が低い上に鈍足なので、まともな対戦でこの2つの技を同時に決めるのは困難を極める。
まあ、元の能力がアレなポケモンなので「ねばねばネット」だけでも決められればそれだけで最低限の仕事は果たせたともいえるが…。
え?だったら他に適任がいるって?ハハハ、何をまた…。

第六世代に入り「れんぞくぎり」の仕様が変更となり、最高威力が160になる代わりに威力が40までアップした。
タイプ一致補正と「テクニシャン」の恩恵を受けることになり、また従来に比べて最高威力を叩き出せる確率がアップした。
MAXまでいけばその威力は320。不遇と言われた序盤虫で無双ができるのである。
え?前々からそういうのができる上位互換がいるって?いや、その…。

一方、タイプ一致テクニシャン「とどめばり」という唯一無二の個性を持っている。

いずれにしても、特攻覚悟の先発要員としての需要はかなり上がってきている。
虫ポケモンの火力インフレも顕著に表れつつある今、壁は多いもののうまく使えば面白いバトルを展開できるかもしれない。

…と思われたが、何を考えたかゲーフリは第七世代で「ねばねばネット」を使えるポケモンを大幅に増加させる暴挙に出る。
現状では対戦での使用率もほぼ皆無という有様であり、次回作以降での救済措置に期待するしかなさそうである。



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最終更新:2022年07月27日 02:07

*1 またレベル26での習得技が「きりさく」に差し替えられている