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埋葬ポケモン

登録日:2010/12/01 Wed 23:04:09
更新日:2026/08/19 Wed 11:09:39
所要時間:約 10 分で読めます





もしかして→デスカーン または ハカドッグ


埋葬ポケモン とは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズにおいて、不遇を通り越えて対戦で活躍させることが困難を極めるポケモン達の総称。

主に特性が実質的に無意味であったり、能力値が異常に低い等の理由がある。

「長所こそあるが、環境クラスの強さには及ばない」という理由で採用率が伸び悩む「マイナーポケモン」とは似て非なる存在。
「対戦面を始め様々な点で不憫な扱いを受けている」という意味合いの「ネタポケ」とも部分的に重なっているが無関係。
当然ながら、間違ってもハカドッグのことでもない。

概要


『ポケットモンスター』シリーズには1000種類以上の個性的なポケモンが存在する。
しかし、対戦での強さはまちまちであり、とてつもなく強いものから、どうしようもなく弱いものまでいる。

その中でも「埋葬ポケモン」と呼ばれるポケモンたちの戦闘力は、「他のポケモンの劣化」だとか「一線級では使えない」だとかそんな生易しいレベルではない。
もはや「決定的な何かが全く足りておらず、よっぽどの深い愛が無い限り採用する理由が存在しない」というレベル。

ちなみに「不遇ポケモン」と呼ばれることもあるが、あちらは「ネタにされているかどうか」が比重として大きいため、ニュアンスが異なる。
そのため、よく不遇ポケモンと呼ばれるフライゴンクリムガン等は、十分戦える性能なのでここに載ることはまずありえない。あくまで相手が悪いだけである。
ここに記載されるのは、そこいらの弱ポケを軽く圧倒する(悪い意味で)異常な戦闘力を持っているポケモンなのだ……。

なお、忘れてはいけないのが「対戦での強さ」はポケモンを評価するうえでの指標の1つに過ぎないことである。
ポケモンはそもそもビデオゲームのキャラクターであり、対人戦で使うことだけがポケモンの楽しみだけではない。(もちろんそれが多くを占めるのもまた事実であるが)

デリバードアンノーンはシンボルやマスコット、あるいはネタ枠のような存在であり、元々バトル用として作られていないと思われる。

また、そもそもポケモンシリーズは1人用RPGでもある。
ストーリー中により強力なポケモンに乗り換えられることを想定したポケモンや、序盤や中盤の敵キャラとしても登場するよう設計されたポケモンについては対戦で活躍しやすいような性能を与えにくいという側面がある。*1

タイプごとの格差についても明らかに不遇なものが存在しているが、これもポケモンのタイプが動植物やその他自然物、伝承上の存在などをモチーフとしているため、そのイメージに反したタイプ相性の設定、極端な話くさほのおに強くするといったことが出来ないという事情があるため、これもある程度仕方のないことではある。

とはいえ、それで全て説明がつくわけでもないのも事実である。
バージョンや時間帯で対になっているポケモンや同時期に入手できるようになるポケモンと比べて明らかに弱いポケモンや、頼りにしていた技や特性が大幅に弱体化させられたり、イベントなど対戦外での役割を終えたりした後も何の救済もないポケモンもいる。

ポケモンを単にキャラクターとして好む人は「あのポケモンは埋葬ポケモンだ」というレッテル貼りや冷ややかな評価を嫌うこともあるので、ほどほどにするのが無難だろう。


当然の事ではあるが「埋葬ポケだから楽勝楽勝wwwwww」とタイプの相性や場の状況をろくに考えずに戦ったり、
アホみたいな行動を取ったりするとどえらいことなるので注意。
むしろ序盤で出てくるようなポケモンでも、他のポケモンとの差別化を気にしなければ相手に一泡吹かせられること自体が凄いことなのだ。

「雨降ってる最中に降臨したジュエル持ち
 ラブカス相手に
 耐久無振りヒヒダルマを交代出ししたら
 呆気なく落とされたでござる」

なんて失敗がないように。そもそもヒヒダルマは素のラブカスのドロポンすら乱1だけどね!

また、埋葬ポケモンをあえて使う対戦相手に敬意を払う為にも、容赦なく正攻法で闘おう。


彼らと彼らを愛するポケモントレーナーたちは、今も次回作で救済される淡い期待を抱いている…。
実際、かつて不遇だったポケモンが厨ポケと呼ばれるくらいの地位に大出世したという報告もあるのだから。
……が、この通り埋葬ポケモンたちはそもそも本編で出番がまるでもらえないパターンが多く、出番が無さすぎてそろそろ概念に陥りがちなやつもちらほらいる……


埋葬ポケ一覧


序盤鳥ポケモンの1匹にして、鳥ポケ最下層となるとまず名前が挙がるお方。
そんな種族値にもかかわらずなぜか「ブレイブバード」をいつまで経っても覚えないと言ういらん個性を引きずり続けている。
そのせいで四半世紀以上に渡って主力は「ドリルくちばし」であり、その火力は(同条件だと)ポッポの「ブレイブバード」以下と言う酷いレベル。

第5世代ではじめん技の「ドリルライナー」と隠れ特性「スナイパー」を修得し差別化自体はできたものの、耐久無振りジバコイルに撃ってようやく低乱数1発、ヒードランに至ってはHP防御の個体値が逆Vであろうと確定で耐えられるという始末。
しかもあいつは大概が耐久振りで「がんじょう」持ちだし、そもそも火力自体がないので武器を手に入れても使いこなせない。
さらに第7世代ではドードリオが教え技で「じだんだ」を習得し、「とんぼがえり」以外での差別化が厳しくなった。
その「とんぼがえり」も他の鳥ポケモンの多くが修得するため事実上差別化は不可能に近い。

第8世代以降、リメイク以外で全く音沙汰がなく将来は暗い。
それどころか第9世代で習得できる技のほぼすべてをドードリオが覚えてしまい、もはや存在意義すら怪しくなってしまっている……


名前の通りのカモ。オニドリルと並び鳥ポケ最下層な我らがおしょう。
鳥ポケにしてはレアな技も覚えるが、何しろスペックが致命的に低い。ネギの居合切り等効かぬ…。
一時期、マサムネギという新ポケに進化するという情報が流れたが、全くのガセ

バクーダと組み合わせていかりのつぼを発動させる「マークーダ」という構築も存在するが、トリプルでなければ運用が難しく、レベル調整が必要なので全てのカモネギが救われたわけではない。

一応第7世代で攻撃種族値が65→90になり、若干マシになった。
USUM』で「いのちがけ」や「であいがしら」、『剣盾』で「インファイト」と技は充実してきているのだが、この種族値がどうにかならないことには埋葬ポケモンからの脱出は遠い。

この世代では新しくネギガナイトが登場したものの、進化するのはガラルカモネギであり、原種カモネギとは関係のない話だった。
ネギガナイトのおかげで1世代とは言えランクバトルにも出られたのがまだ救いか。


こおりひこうタイプを持つポケモン最底辺なサンタ。鳥ポケモン多くない?
相手に勝利をプレゼントするサンタ。
おまけに『BW』にて与えられた隠れ特性の「ふみん」は通常特性の「やるき」と まったく同じ効果 である。

もうひとつの特性の「はりきり」でA特化した場合は種族値107程度の火力を得るが、素早さは75とニドクインヒードランと大差ない。それでいて耐久はサメハダー未満と問題だらけの種族値である。
タマゴ技や教え技で「ブレイブバード」や「トリプルアクセル」など高性能なタイプ一致技を習得でき、サブウェポンもそれなりに揃ってはいるのだが、
「はりきり」では命中不安が付きまとうし、かといって「はりきり」以外では種族値が足りず技の性能を活かすことができない。

襷カウンターから「こおりのつぶて」や「みちづれ」など一対一交換を強要する戦法も取れるが、
どちらの戦法も相手の攻撃が前提であり、読まれると不発に終わるばかりか起点にされてしまう危険もある。
特にこの戦法は『剣盾』のダイマックス環境とは相性が悪く、前者は低HP故にダイマックス中の相手はH252振りでも倒せないことがほとんどで、
後者はそもそもダイマックスで無効化されるという始末だった。

「ねこだまし」や「こごえるかぜ」といった味方を補助できる技はある程度覚えられるため、ダブルでは使えなくもない…かも。
一応、グラードンとはHGSSGSルールにて相方候補となる程の躍進を見せていた。
これには浮いていて味方の地震が当たらない、特性「やるき」のおかげでドーブルの「ダークホール」で眠らない、といった長所での噛み合いがあったため。
ただし第七世代以降では、ドーブルがガラルから出禁&ダークホール禁止になった上、エレキメイカー&ミストメイカーで催眠対策が可能になるとんでもない逆風を受けた。
そして止めにORASにてグラードンに味方を巻き込まない全体じめん技「だんがいのつるぎ」が追加されたことにより、数少ない活躍の場からも退場されてしまうことになった。

後述するアンノーンのように、そもそも戦わせるためにデザインされたポケモンではないのでは?という説もある。
しかしその割に内定率が異様に高く、世代が進むごとに多彩な技を習得可能になり、じわじわと強化自体はされている。しかし種族値という根本的な問題は一向に解決される気配がない。
ゲーフリはデリバードを強くしたいのかしたくないのかどっちなんだ……。

SVではそっくりさんのテツノツツミが登場。
しかし、パラドックスポケモンは完全な別種扱いなので、デリバードには全く関係はなかった……
デリバードが強くなったような気分は味わえるが、クリスマスイベントでの出番を取られるというえげつないマイナスポイントもあるので喜ぶべきか難しい所。
なお技マシン化したアンコールは習得不可(テツノツツミは覚える)。

余談になるがこの反動か、『ポケモン不思議のダンジョン』では相手に即死級ダメージをプレゼントするテロリストと化し、本編の鬱憤を晴らしまくった。
更に漫画ポケットモンスターSPECIAL』では、ロクな指示をもらわずともホウオウとタイマンを張れる程の作中最強候補ですらある。


序盤虫最底辺なうえにまさかの多重劣化。
隠れ特性は「とうそうしん」とむしタイプで唯一ではあるが、これがなければ完全劣化は免れられない。完全劣化だが素直に「むしのしらせ」を使った方が強いのは内緒。
LEGENDSアルセウス』では15年越しに「エアスラッシュ」を習得し少しはマシに。通信対戦がないのが悔やまれる。

こいつも、第8世代以降本編作での登場が無い。
他と違いLAに出てくる分まだマシだが、ランクバトルには参戦不可が続く……


みずタイプ文句なし最底辺。
ママンボウの進化前にしてくれたらどれほど良かったことか...
ハートのウロコが本体でラブカス自体はオマケ扱いされる事もしばしば。ポケモン界のビックリマンチョコ
(ウロコを)乱獲される分、余計酷いかもしれない。
SM以降乱獲されることは減ったが、これはこれでラブカスの立つ瀬がない。
一応、特性「すいすい」を「なかまづくり」できるのは今でもラブカスしかいないが、他のポケモンで素直に「おいかぜ」した方が手っ取り早いのでほぼ無意味。

一方、『ポケモン不思議のダンジョン』では意外とバカにできない強さを持つなど、それなりに優遇されている。
『SV』ではタマゴ技消失により「なかまづくり」すら失ったため、いよいよ対戦での運用が不可能レベルに。
一応数値上は最速のメロメロ使い(メス限定)*2と言ういいのか悪いのかよくわからない立場ではある。

「碧の仮面」でタマゴ技を一通り返してもらった*3ことに加え「藍の円盤」で「がむしゃら」も貰ったのだが、それで戦えるのかははっきり言って未知数……。


ノーマルタイプ最底辺におり、何らかの最弱を決める際は大体ラブカスと一緒に名前が挙がる可哀想なポケモン。
まず種族値が全てにおいて壊滅的に低く、第6世代まではHP・素早さの70が最高とまさかのデリバード未満。
第7世代で素早さが20上昇したが火力も耐久もない欠点を補い切れておらず、上昇後でも合計種族値はたったの400と全く救済が足りていない。
何より救えないのは進化した上でこれであること。下手したら未進化ポケモンと良い勝負できる程度の種族値で、である。

第4世代からは専用特性の「ノーマルスキン」を貰ったが、これまた欠陥だらけの仕様のせいで形だけの個性を成立させた非常に残念な特性になってしまっている。
他の特性は「メロメロボディ」、「ミラクルスキン」(隠れ特性)とエネコロロ本体の性能と全く噛み合っておらず、最早どういう型で育成すればいいのかすら分からない、八方塞がりの状況に陥りやすい。
何より、ノーマルスキンの場合はゴーストとの同時採用によるハメ技のコンボを警戒されているのか、「スキルスワップ」「なかまづくり」などを覚えないのはかなり痛い。

一番の絶望はこの性能でありながら進化に「つきのいし」を必要とすることだろう。
そのため旅パでも採用を憚れてしまう、とことん可哀想なポケモンである。

また、石進化のポケモンに追加進化が与えられた前例はなく、追加進化での強化の望みも薄い。
『Z-A』にも出られなかったせいで、メガシンカと言う道もものの見事に断たれた。

こいつも第8世代以降(ry


フォルムチェンジ特性の元祖にして、天候によってフォルムが変わる専用特性「てんきや」を持つポケモン。
効果だけ聞くと強そうだが、実際には基盤となるポワルンの種族値がALL70と低いため単タイプ・特性なし・器用ですらない貧乏のポケモンが天候に合わせて生まれるだけという拍子抜けなもの。
当然ながら各フォルム単位では他のポケモンの劣化となり、第7世代以前は「めざめるパワー」でポワルン独自の技範囲も概ね網羅されていたため、独自の性能を持つにもかかわらず事実上差別化点がないという状態に陥っていた。
劣化運用するにも厳しく、多彩な攻撃で4倍弱点を狙おうにもよっぽど耐久のない奴しか落とせない。
一応「おいかぜ」や「でんじは」によるサポートはできるのだが、わざわざALL70のポワルンでなくてもいい感が拭えない。

なお登場当初は「初のフォルムチェンジするポケモン」という生まれゆえかバグがあり、それを防ぐために色違いが存在しなかったが、その後第4世代から数えて「HOME」のリリースまで13年もの間放置された。ポワルンの不遇さを象徴するエピソードの一つである。

お察しの通り第8世代以降(ry

そんなポワルンだったが、なぜか『Pokémon Champions』で初期内定を獲得。
しかし、何を思ったかタマゴ技だった技ををことごとく没収され、代わりに得たのはしょうもない技と言う嫌がらせを喰らってしまう。なんで内定させた


種族値がALL60と、上述したポワルンより更に一回り低い。
「マイペース」+「あばれる」、「あまのじゃく」+「ばかぢから」を組み合わせて使えるという個性があるものの、そもそもの攻撃が低いので大したダメージが入らない。しかも後者は第6世代でカラマネロに取られてしまうという憂き目に遭う。
しかし最終登場作品のBDSPまでは「あまのじゃく」を「スキルスワップ」で味方に移せるという個性を維持していた。

ところが第9世代でその個性もより能力が高いカラマネロにまたもや取られてしまった。

と言うか、彼らの1番の不幸はとあるバグによりポケモンHOMEでのソフト間やり取りが出来ない事だろう。
その為、現在は第7世代以前の個体はBDSPに連れて行けないし、BDSPの個体はそもそもHOMEに入れられないという状態になっている。
ただしこれはBDSPにおける模様の内部処理が関係しており、他のソフトに持って行ったとき模様が変わるのを防ぐための措置である。
不自由を強いられてはいるが、約42億もある模様という「個性」を大事にするという目的から行われていることに注意。

どちらにせよ、こいつも第8世代以降(ry


該当世代:第4世代~
俗に言う序盤虫ポケモンなのであまり強くないのは仕方ないのだが、その中でも最低クラスの能力しか持たないポケモン。
390しかない合計種族値の半分が特防と素早さに振られ、残りは雑にバランスよく振られると言う困った性能。
そのため火力と物理耐久は最底辺。特防だけは高いもののHPが低いのでトータルの特殊耐久は平均よりちょっとマシ程度。
それならせめて有用な特性でカバーしたいところだが、肝心の特性は火力アップ特性の「てつのこぶし」と「むしのしらせ」、眠り状態を防ぐ「はやおき」の3つ。まあどれも役に立たない。
特に攻撃35にして「てつのこぶし」なのは嫌がらせ以外の何物でもない

攻撃面は壊滅的だが、一方でサポート技は充実しており、恐らく公式はレディアンを平均的な素早さから味方をサポートさせる起点役と想定しているのだろう。
実際ポケモンの種類が少なく、全体的に能力の低いポケモンが多く特性のシステムがなかった第2世代のころはレディアンも壁を張れるバトン役として差別化自体は可能であった。当然のことではあるが当時から弱いポケモンであったため、対戦での実績は全くない。
さらに、後の世代で優秀なポケモンが多数登場したことでレディアンがサポート役として出てきても何かする前に即倒されてしまうようになり、さらにレディアンの上位互換に近い優秀なサポートポケモンも増えたことでレディアンを採用する必然性は皆無となった。その後、「カウンター」を習得し奇襲性は増したものの、今度はストライクが立ち塞がる。
総じて、低すぎるステータスが足を引っ張り、技自体は悪くないものの活躍できる場面がほぼないという結論である。ポケウッドでの大活躍はどこに行ったのやら。

こいつも第8世代(ry
なぜか第9世代を境に突然優遇が始まり出した相方・アリアドスとは対照的に、こちらは霊圧が消えつつある……
が、第10世代で無事内定を果たした。


チチチチチポォーウ!
第4世代における序盤虫の一匹。他の序盤虫の埋葬ポケモンと同様、種族値がかなり低い。第7世代以降、進化を果たしたポケモンでは合計種族値が最下位と言うヤバさである。その上配分も微妙で、かなりの鈍足低耐久。
辛うじて物理攻撃力だけは平均よりやや低め程度にはあるのだが攻撃技の通りの悪い単虫タイプであることが足を引っ張り、実質的な火力は数値以上に低い。
しかも種族値的には物理アタッカータイプなのに有用な物理攻撃技をあまり覚えられず、上手く活用できない高性能な特殊技をたくさん覚えられたりと種族値配分と覚えられる技にシナジーが薄い。物理攻撃力と特殊攻撃力の種族値が逆ならよかったが……
特性の「むしのしらせ」と「テクニシャン」も種族値配分や覚える技とシナジーがあまりなく、有効活用は難しい。

そもそもターン制コマンドバトル方式のポケモンでは鈍足低耐久というのは大きなハンデとなる。素早さが低いと自分が行動する前に相手に攻撃される上に耐久が低いと即座にやられてしまうので行動できる回数が極端に減ってしまうためである。
なので鈍足低耐久のポケモンはよほど強力な強みがなければ対戦では使いものにはならないのだがコロトックにそうした強みはない。
一応「ねばねばネットをまいてからのほろびのうたで相手に交代を強制する」、「テクニシャンとれんぞくぎりの組合せで大ダメージを狙う」、「テクニシャンととどめばりで火力アップを狙う」などのコロトックくらいにしかできない独自の戦法はあるのだがどれもそこまで強い戦法ではない上に鈍足低耐久のせいで成功させるのも難しい。
アタッカーとしてもサポート要員としてもこれといってできることがほとんどない上に速攻で叩きのめされてしまうという何とも使いどころのないポケモンなのである。

ちなみにダイヤモンド・パールのリメイク版であるブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールでは初撃威力40になった「れんぞくぎり」*4をひたすら振り回す兵器に。
さすがに終盤までは保たないが、「うたう」「みねうち」を両立できるので捕獲要員にはなれる。

SVでは「ねばねばネット」の習得者が一気に減ったのは一応追い風……だったのだが、「碧の仮面」で習得者が4種も増える始末。
一応「がむしゃら」を覚えるので襷と合わせて…と言いたいところが、教え技から外れ習得できなくなってしまった
いずれもなかなかの強さのむしばかりでコロトックの将来は暗い。アリアドスは別だが
ただ、正直本編とランクバトルに出られただけマシであったりはする。

一方「ProjectVOLTAGE」でむしタイプの代表に抜擢されている。すごいぞコロトック!


エネコロロに次ぎおそらくノーマルタイプビリ2のポケモン。
コロトックより少しマシな程度でしかない鈍足低耐久に、特性は効果が地味な「するどいめ」に対戦では役に立たない「はっこう」と2つが使いづらい特性という始末。最後に残った「アナライズ」も正直先手を取りたいミルホッグと相性がいいとは言えない。
「さいみんじゅつ」や「バトンタッチ」など結構いい技が揃ってはいるのだが、上述の性能で使えるかと言われれば…。
正直サポーターとしては実質的にほぼほぼドーブルと差別化不能に近いが、差別化点が仮にあるとすれば先制技1発で倒れない程度の耐久があるぐらいか。

ちなみに第9世代では「はっこう」にメスが入ったが、その効果は「命中が下がらない」というもの。既に持っている「するどいめ」と同じ効果である。何か上の方でも見た様な………

何より一番の不幸はこのページはおろかマイナーポケモンのページにもついこの間まで載っていなかったことなのかもしれない…。

こいつも第8(ry……だったが無事Z-Aで内定が貰えた。
最強アイテム「とつげきチョッキ」をゲットできるサブミッションで主役を張っていたため、プレイヤーの印象には残れた。別名「赤眼の監視者」
こちらではゲームシステムに救われている方であり、確定急所タイプ一致ギガインパクトでランクマ使用の実績を手にした。
Z-Aはバトルロイヤルかつアクションなのでミルホッグでも積む猶予を拾えるのである。
同じ型はガルーラでも可能だがあちらとは体格がダン違いなためあと元々こんな評価なので舐められるため狙われにくいという差別点もバッチリ。

そして、『Champions』でも初期内定をゲット。
しかし、やはり使えそうな技をことごとく没収されてしまう憂き目に遭う。


SVで初登場したダグトリオそっくりさん。種族値もダグトリオと全く同じ。
しかしダグトリオの強みである『ありじごく』はなく、特性は紙耐久と相性の悪い『ぬめぬめ』と『びびり』、砂嵐からタスキを守れる程度の『すながくれ』の3択。
技の面でも覚える物理技はたった4タイプという類を見ないほどの範囲の狭さであり、しかもそこに一致技との補完に優れるこおり技は含まれていない。サポートに使うならダグトリオ由来の「じならし」や「おきみやげ」くらいは覚えるが、それ以外は一致技で小突くよりは威力が出そうな「いたみわけ」を除きほとんどが汎用技。

早い話が「ダグトリオの強みをほとんど取り上げた挙句、競合の多いみずタイプに放り込んだような性能」である。
埋葬ポケモンの中ではまだ恵まれた種族値配分だが、正直何の慰めにもならない。
仮にも最新作のポケモンなのだが…。


グレーゾーン

攻撃以外の能力値が、特性、タイプともに同じであるチリーンの劣化。
というか「イカサマ」「パワーシェア」等を考えると攻撃の高さもむしろデメリット。
さらに覚える技は「めざめるパワー」のみ…

ただしイベント面で優遇。
というか完全にイベント専用に作られている節があり、存在そのものがアイデンティティなので埋葬ポケに分類するかはグレーゾーン。
あと並べれば文通もできる便利っぷりも光る。

一応、第8世代以降は「めざめるパワー」が専用技になった。

  • ミツハニー♂、ヤトウモリ♂
同世代のミノムッチは♂♀それぞれ違う進化が出来るのに、ミツハニー♂は進化出来ない
しんかのきせき』を活かせる能力でもなく、リトルバトルですらもう少しまともなポケモンがいるため活躍はほぼ無理と言っていい。

特にミツハニーはわざマシンや遺伝でわざを覚えられないと悲惨。
特性も『はりきり』は悪くないが、特化でも71相当にしかならず、覚える物理技も通りが最悪のむしタイプのみ。
一応教え技で「おいかぜ」→「がむしゃら」が出来たため他の埋葬ポケモンとギリギリ肩を並べるくらいの性能ではあったが、
剣盾どちらも喪失。続くSVでも「おいかぜ」の技マシンが復活したのにビークイン共々習得不可という憂き目に。

『みつあつめ』はバトルでは役に立たず、それ以外でもあまり役に立たないが、
XYORAS環境ではミツハニー♂が群れバトル要員としての需要が高まった。
群れを狩って育てたいポケモンに努力値を降るときにお呼びが掛かる。
学習装置の仕様変更に伴い手持ち全員に経験値が割り振られるため、
どれだけ経験値を貰っても誤って進化する心配がないミツハニー♂は非常に心強い。
更にレベルが上がれば特性『みつあつめ』の発動率が上がるためなお美味しい。
…が、SMでフィールド技自体が没収され、『あまいミツ』もショップで買えるようになり、再び不遇という浮き沈みの激しさを見せている。
そればかりか続く剣盾では450円の換金アイテムと化し、SVではそこから更に半額に下方修正。

ヤトウモリもミツハニーと同じく♀のみがエンニュートに進化する。ビークインの悪夢再来。
マシン技やタマゴ技は普通に覚えるためミツハニー程悲惨ではないが、エンニュートの覚える「アンコール」は欲しかったところ。

ちなみにどちらも♂♀の割合は御三家イーブイと同じ7:1。実際のミツバチの♂♀の割合は逆。

しかしながらこの2匹は図鑑説明を補強するためのフレーバーテキスト的な存在であり、意図的に進化前相応の性能にされた可能性が高くグレーゾーン。

能力値は上記と比べるとかなりマシだが、オニゴーリと全く変わらない程度の能力。
なによりマナフィ完全劣化という残念な子。マナフィの卵から孵るのになぜかマナフィに進化することが出来ず、そのせいで輝石も使うことが出来ない。
なのに禁止級のいる環境にしか出られない。正に禁止級界の埋葬ポケモン。

オマケにマナフィの映画では言及されないどころか存在すらしない。
いわゆる「幻のポケモン」の中では主役作品及び関連作を持たない数少ないポケモンになっている。

ただ、そもそもマナフィの廉価版的存在として生み出さざるを得なかった可能性が高く、アンノーン同様存在自体がアイデンティティなのでグレーゾーン。
どういう訳なのかは本人(?)の項目に委ねる。


追記・修正は埋葬ポケの活躍を願いながらお願いします。

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最終更新:2026年08月19日 11:09

*1 よくネタにされる「A種族値ポッポ」ことイワークも、1人用RPGの最初のボスとして見れば「防御力こそ凄まじいが、攻撃力は道中の雑魚とそこまで変わらない」というあるある・お約束を上手く表現しているといえる

*2 オスのメロメロ最速はキチキギス・実質最速は『いたずらごころ』持ちのイルミーゼに取られてしまった

*3 「いやしのはどう」だけは何故か返して貰えなかった。

*4 「れんぞくぎり」自体は初登場から覚えるが、第4世代当時の初撃威力はたったの10でありまともに使えない