のび太の先生(ドラえもん)

登録日:2020/01/23 Thu 01:24:48
更新日:2025/04/21 Mon 11:53:08
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野比、廊下に立っとれ!!

のび太の先生とは、漫画・アニメ『ドラえもん』に登場するサブキャラクターである。


【配役】

  • 加藤修→雨森雅司(テレビアニメ第1作)
  • 沢りつお→加藤治→井上和彦→田中亮一(テレビアニメ第2作第1期)
  • 高木渉(テレビアニメ第2作第2期)
大山版の初期は複数人の声優が頻繁に交代しながら担当しており、中期以降は田中亮一となった。
日テレ版、大山版共にスネ夫のパパと同じ声優だった時期がある。

【人物】

本名は不明。恐らく40代前後と思われる恰幅のいい男性教師。
角眼鏡を着用しており、基本的にはスーツ(茶色が多い)を着ている。
夏場にはワイシャツ姿になっていた他、自宅では和服を着ていることも多い。
一人称は「私」「わし」若しくは「先生」だが、自宅で母親と会話する際には「僕」を使う事がある。

髪型はセンター分けで左右がピンと跳ねているなかなかユニークなもの。
「開いた本が下向きに乗っている」ような髪型である。

『ドラえもん』の登場人物ではありがちなことだが、設定は非常に不安定かつ流動的。
自宅の描写すら、アパートだったり和風の家だったり洋風の一戸建てだったりコロコロ変わっている。
一応徒歩で帰宅している描写があるので、小学校から徒歩圏内に在住していることは確かなようだが。
ただ、いずれにせよ私生活に関してはほとんど明かされていない。

現在のアニメ版の設定からは想像もつかないが、連載初期はまだキャラ設定が定まっていなかったこともあってか、常に丁寧語で話したり、口の形が3だったりなどのどこか気弱な物腰や、のび太たちからはバカにされたり良いように扱われるなど、どちらかというとうだつの上がらないダメ教師という節が強かった。
中期以降は現在の「鬼教師」という側面が強調されるようになっていく。

ちなみに教師と言うと、昨今ではブラックな職場っぽいイメージがあるが、彼の労働環境は超絶ホワイト。
なんと 児童と一緒に下校している 描写すらある。職員会議とか出なくていいのだろうか……?


【人物関係】

自宅では一人でいることが多く、家族が存在している描写はほぼ無いためどうやら独身の一人暮らしである模様。
一度だけ故郷の年老いたが登場したことはあり、田舎から出てきているらしいことはわかるが、それ以外の家族関係は謎である。

生徒からは基本的に恐れられているが、明確に嫌われているということはなく関係性自体は良好な部類である。
のび太としてもジャイアンのような「とっちめてやりたい」存在ではなく、「認めて欲しい」存在として認識されているようで、
ひみつ道具で褒められるように誘導したことはあっても報復しようとすることはほとんどなく(幽霊になって脅かそうとしたぐらい)、特に妄想の中などでは頻繁に褒められている。
ただし、家庭訪問を企画された場合は話は別で、先生が自宅に来ないように散々妨害している。
ジャイアンにとっても怖くも畏敬の念をもっている存在であり、先生の前では悪事を働かないか隠れて行っている。

卒業後も生徒のことは気にかけていたようで、劇場版「のび太の結婚前夜」でものび太に声をかけている。

異様なまでに道端でののび太とのエンカウント率が高い ことに定評がある。(『ジュニア空想科学読本』でもネタにされた*1
というか、放課後は基本的に町内をウロウロ歩きながら生徒に声をかけて回っているようである。
仕事熱心と言えなくもないが、大抵は「宿題をやりなさい」「こんなところで遊んでないで」と小言を言われるので、子供たちからすると鬱陶しい存在であろう。

彼以外の教師の存在についてはほとんど触れられておらず、小学校ということもあって図工や体育も彼一人が受け持っているので
他の教師とどのような関係なのかは不明である。
(TC33巻『いやになったらヒューズを飛ばせ』で髭モジャの体育の先生が登場したことはある、また、わさドラの『テストに一夜漬けダル』では若い女性の先生が出てきた)

なお、登場頻度がそこそこ多い割にはドラえもんと直接交流したシーンがほとんどなく、ドラえもんをどのような存在として認識しているのかは微妙に謎。
のび太の友人なのか、家族なのか、教育係なのか、そもそも未来のロボットという存在をどのように受け入れているのかは不明である(まぁこの辺は『ドラえもん』のサブキャラ全般に言えることだが)。
大山版で登場した回ではジャイアン・スネ夫・のび太と揃って説教されたこともあり、友人同様の扱いなのかもしれない。
ドラえもんと交流することはほとんどなくても、ドラえもんのひみつ道具を悪用したのび太の被害に遭う確率は非常に高い。
特に家庭訪問を企画すると十中八九のび太の妨害に遭う。


【能力】

授業の指導能力に関して言えば特に良いとも悪いともハッキリくみ取れる描写はないが、純粋な教師としての能力には疑問符が付く場面が地味に多い。

  • 毎度おなじみ「廊下に立ってなさい!」を始めとした体罰の数々。とはいえ明確に暴力を振るうシーンは無い…と思うだろうが、一度だけジャイアンとスネ夫にげんこつをお見舞いしたシーンがある*2
  • 本気ではないだろうが、「宿題をやって来ないとぶん殴る」「幼稚園からやり直せ!」「あしたのテストが五十点以下だったら、二度と学校へくるな!」「1年生からやり直しさせる!」という教師とは思えない暴言
  • 宿題をやってきたというのび太の訴えを無視して「どうせやってきてないだろう」と決めつけた上に、ほんとにやってきたら発熱を疑う。*3
  • ジャイアンののび太やスネ夫に対するいじめ(というか暴力)をほぼ完全にスルー*4。しかし見て見ぬふりという事ではなく、いじめている場面に出くわしたらちゃんと説教はする。
  • 生徒に返却する前のテストを学校の外に持ち出し、自宅で採点したり学校の外で結果を伝えたり返却する。(個人情報保護の観点から問題である)
  • 大山版では、「テレビの上にみかんが1つありました。さてテレビの上にりんごはいくつあるでしょうか」や「君がここにいます。さて誰が何人ここにいるでしょうか」という日能研の車内広告にありがちな訳のわからない問題を出す。
  • 水田版では、7−4×4という、中学校で習うような問題をテストに出す。
  • 生徒が放課後に遊んでいただけで「そんなことをする暇があったら勉強しなさい」と叱責。
  • 成績が悪い生徒の場合、放課後に外出していただけでも厳しく説教。街中だろうが裏山だろうがお構いなし。公衆トイレで遭遇しようものなら用を足すことも許さず強引に連れ出し説教する(しかもすぐ連れ出したところ見るに手も洗っていない)(フォローしておくと、これはのび太が「悪魔のイジワール」という他人にイジワルされる薬を飲んだ結果生じた出来事で、実際はここまで酷くはない可能性はある)。
  • その一方での模範的と見た生徒を不用意にえこひいきする場合も。
  • 優等生を褒めるのはいいが、その生徒にヘイトが向かう褒め方をする。

体罰や暴言に関しては連載された昭和時代ではごく当たり前に行われていたということもあるので一概にダメとは言い切れないが、
生徒間のいじめ行為をほぼ全く認識していない(認識したうえでスルーしているならなお酷いが)のは明らかにマズイだろう。
説教についてもあまりに言い方が厳しすぎる時もあり、後述の「しずちゃんさようなら」では説教の後に思い詰めていたのび太を見て、普段は罰を受けている姿を笑い者にしているジャイアンとスネ夫ですら「かわいそうだ」とのび太に心底同情していたほどである。

あと、これは作品の演出上の都合と言うのもあるが、 異様なまでにテストの回数が多い *5。授業をちゃんと進めていられるのだろうか……?
ちなみにアニメスタッフのお茶目か、それとも本気でアニメスタッフも間違えていたのか、地味に「正解なのにバツをつける」という採点ミスをやっていたことがある。

またスネ夫のあからさまなをあっさり信じ込むなど、先生として以前に大人としてどうなのか、というシーンも見られる。

ただ、基本的には厳しいのも生徒のためを思ってのことで、何の理由もなく理不尽な罰を科したりすることはまずない。
生徒の親との交流も積極的に行っており、抜き打ちの家庭訪問も頻繁にやっている。
結果は別として、努力は努力としてちゃんと評価していることもあり「間違いだらけでも宿題をちゃんと最後までやってきたのは偉い」とのび太を褒めたこともある。特にのび太は結婚式に招待し、スピーチを依頼するなど、卒業後も恩師として慕っているようである。

わさドラ版以降は昨今の学校内での体罰問題等に配慮してか「廊下に立ってなさい!」*6などの発言は鳴りを潜め、かつての厳しい一面は残しつつものび太たちに教育者として快く相談や助言を送る等、人情派のベテラン教師という感じの人物に変更されつつある。


【名前について】

原作では一度も名前が呼ばれたことがなく、本名は一切不明。
日テレ版では「我成(がなり)」という姓が設定されている。下の名前は不明。
大山版では姓が「先生(せんじょう)」、名前が「えいいちろう(字は不明)」とそれぞれ呼ばれた場面があるが、一貫した設定になっているのかは不明。

たまにネット上で「我成 栄一郎がフルネーム」とする書き込みが見られるが、おそらく大山版と日テレ版の設定を混同したものが広まったのだろう。
また、「えいいちろう」の字は大山版でも不明である。

ただし「我成 栄一郎という名前が公式で使用されたことはない」というのもそれはそれで誤り。
というのも2020年公開の映画『STAND BY ME ドラえもん2』のオンライン試写会企画「野比家 源家 両家結婚式」において、招待客リストに「我成 栄一郎」の名前が記載されていたのだ。
これについては「流石に結婚式の招待客リストで名前を出さないのは不自然なので、過去に登場した断片的な名前(に基づくネットで広まっていた名前)を拾ったのではないか」とも推測されている*7


【主なエピソード】

ああ、好き、好き、好き!(TC3巻)

のび太が女の子を「キューピッドの矢」で狙っていたのを見て「女の子をいじめてはいかん。」と叱り、没収する。
しかしアパートでキューピッドの矢を眺めるうちに「うふっ、おもしろそうですね。」と飛び切りの笑顔で遊び始め、
扉に的(恐らく自作)を付けて練習しようとするが運悪く集金のオニイチャンがドアを開けてしまい……。


ジーンと感動する話(TC9巻)

テストで0点を取ったから帰れないと放課後の教室に残り落ち込んでいるのび太を見つけた先生。
そんなのび太に先生は、「目が前向きについてるのは何故だと思う?前へ前へと進むためだ!」と励まし、その言葉で元気になったのび太は家路につく。

しかし、その感動を伝えたくなったのび太は、前後を省いて「目が前についてるのは何故でしょう。」
「目が前についてるのは前に進むためなんだよ。」とトンチンカンなことをいいはじめ……。

悪魔のパスポート(TC13巻)

どんな悪事も許されるひみつ道具「悪魔のパスポート」を手にしたのび太に道で遭遇し、
彼の「次のテストでカンニングします」宣言に笑顔で「おお。しっかりやれ」と返した。
道具の力によるものなので先生には全く非はないが、この一コマだけを抜き出してみるとのび太も先生もヒドイ人間に見えるせいでネタにされやすい。

本人ビデオ(TC23巻)

のび太が一人で教室を掃除していると、先生に「えらい! きみがそんなにまじめな子だとは、しらなかった」と褒められる。
嬉しい気持ちで家に帰ったのび太は、その事をドラえもんに話すも信じてもらえず、本当だと主張すると、
ドラえもんは「本人ビデオ」でその場面を再現し、ようやく信じた。
のび太は本人ビデオを使い、ママしずかちゃんにもその場面を見せる。同じ場面を3回も再現させられ、4回も言った先生はウンザリしていたが。
そしてラストで、会社から帰ってきたパパの前で、またあの場面を再現しようとするのび太であったが、ダイヤルを合わせ損ねて朝になってしまい、「また遅刻したな!立っていなさい!!」と怒られた。

百丈島の原寸大プラモ(TC28巻)

宿題のはかどらないのび太が、実寸大スケールの先生のプラモデルを製作。
それを後ろに置いておくことで気が引き締まり、のび太は宿題を進めることができたのだった。

また、スネ夫やジャイアンも、そのプラモデルの姿を見ただけで顔色を変えて逃げ出すなど、
のび太たちには先生の存在が仁王像か不動明王のような効果を持っているようである。

ジャイアンテレビにでる!(TC30巻)

寝る際にテレビを消し忘れていたのがアダとなり、真夜中に大ボリュームでジャイアンの歌を聴く羽目になってしまう。

テレビを消そうと何とか踏ん張るもあと一歩のところで気を失ってしまい、翌日学校を休む羽目になるほどの大ダメージを負った。

ためしにさようなら(TC31巻)

もしもボックスの効力でアメリカへ引っ越すことになったのび太の元を訪れ「日本人の恥にならないように」と激励し、「英語ができないと困るだろうから」と英会話のテープセットをプレゼントした。出発までに覚えるよう言われ、毎日テストすると言われたのび太は当然嫌がっていたが
アニメ版では出発前の見送りシーンでも登場し、クラスの皆に対して「泣いたらいかんぞ」と言いながら自分が真っ先に泣いているなど、何だかんだで生徒思いの教師であることが判る。

しずちゃんさようなら(TC32巻)

のび太を叱る際、「なんべん同じ小言をいってると思っているのかね。そんなんじゃろくな大人にならんぞ。先生は断言する」という本気で説教をした。
この言葉はのび太を酷く傷つけ、「こんな自分と結婚したらしずかちゃんが不幸になるから」と、本気でしずかに嫌われようとする事態に発展してしまう。

「恐怖のたたりチンキ」(TC40巻)

「宿題を忘れる」「遅刻をする」などいつもの素行ゆえ普段叱られていることへの仕返しをしようと、生霊を出現させて恨んだ相手を祟る「たたりチンキ」で先生をたたろうとしたのび太。
その夜、のび太の姿をした生霊は寝ている先生のもとを訪れたが、先生は怖がるどころか生霊だと気づかずのび太が夜遊びしていることに怒り説教開始。のび太の生霊は追い返され、のび太をたたるのであった。

ちなみにこの回では、「庭に立っとれー!」という迷言が飛び出した。

「やりすぎ!のぞみ実現機」(TC42巻)

元々悪かった成績がさらに落ちているのび太に対し、「もし明日のテストが50点以下だったら二度と学校に来るな!!」と明らかに教師失格の暴言を吐いていた。
明日のテストを受けたくないことを望むのび太はのぞみ実現機を使い、タイムテレビを見ると「マグニチュード9の大地震によりテストどころではなくなる」というとんでもない形で望みが叶っており、レベルを最低にした結果、寝坊してテストを受けられなくなるという結果に終わった。それでも先生は遅刻したのび太に対しいつも通り「廊下に立ってろ!」と叱って廊下に立たせたが。

ヒミツゲンシュ犬(TC+4巻)

遂にのび太が開校以来最多連続0点という輝かしき負の歴史を得るに至り、開始1コマで全てを達観したような顔
「これは新記録だよ。遅刻はする、宿題は忘れる。先生はもう呆れて…」と言いながら0点のテストを渡す。

ここまで言わしめるとなると、のび太にはある種の才能があるのではなかろうか。

未来を守れ!のび太VSアリ軍団

1999年おおみそか特番。原作中編エピソード「ガラパ星から来た男」を元にしたお話。

大晦日。大掃除をサボって、親達の目がないであろう小学校に遊びに来たのび太達だったが、校舎や教室の大掃除に一人でとりくむ先生と遭遇。
話を聞くと、終業式の日にもやった大掃除をやり直したかったわけではなく、
「1年間、立派に生徒達を雨風や暑さ寒さから守って勉強させてくれた校舎に感謝の気持ちとこれからもよろしくという意を込めて自主的に毎年掃除している」と語る。
感激した静香は掃除を手伝うことを申し出るが……。

事件解決後、何も知らずに掃除に取り組んでいた先生は、のび太たちを年越し蕎麦に誘うのだった。


ホンネミラー

大山版アニメ。作中では唯一と言っていい先生をメインキャラに置いたオリジナルエピソードである。母から「えいいちろう」と呼ばれており、母との会話では当然ながら普段の敬語を外して「僕」という一人称を用いる珍しい場面も。

のび太が連続遅刻の新記録を樹立しても、ジャイアンが教科書を忘れても怒らず妙に優しい先生。
静香が聞いた話だと、なんと他の学校へ転任するのだという。
その話を聞いて、のび太は「君たちに厳しく言うのは、立派に卒業してほしいからです。君たちの卒業までは担任を続けます」という言葉や
いつも厳しいながらも声をかけ続けてくれた先生を思い出し、その話を聞いてショックを受けたジャイアンやスネ夫も含めて先生の家に行くが、
先生は転任をまるで気にしないかのようなつれない態度をとる。

その態度が信じられなかったのび太は、本音を聞き出す「ホンネミラー」を借りる。

先生が転任を決めようとしていたのは、高齢の母を心配してのことだった。
しかし母からは「生徒が心配」という本音を看破されながらも気持ちを押し殺して転任を押し通そうとする。
そこにのび太が使ったホンネミラーの効果で、に映った先生が「今の担任に生きがいを感じている。転任したくない」
「学力を向上させたい子、不得意科目を伸ばしたい子、乱暴だが本当は優しいいい子、立派に一人前にしたい気持ちの優しい子、そんな子達と別れたくない」と本音を話し出す。
その様子をホンネモニターで涙ながらに見ていたのび太達。先生の母もその本音を聞いてそのまま担任を続けるよう諭し、先生もそれを受け入れ、「あの子たちを卒業させるまで担任を続ける」と決意するのだった。

のび太の結婚前夜

映画版に登場。
口ひげを蓄え、髪も大分白くなってきている。

のび太の結婚式ではスピーチを任されており、結婚前夜には一番手のかかった教え子に思いをはせながら夜空を眺めていた。

偶然前夜に出会ったのび太には、別れ際に「野比!明日は遅刻するんじゃないぞ」と久々に声をかけ、
のび太から寒さ対策にもらった上着に触りながら「ありがとう」とつぶやいた。
なお翌日のび太は遅刻しかけた。

【大長編】

保護者に分類されるポジションの為、冒険に同行することはないので、基本は現実世界の授業描写に登場する。だが、異世界での「のび太の学校の先生」として、登場することもある。

のび太の魔界大冒険

魔法世界で登場し、小学校1年生レベルの魔法を使えないのび太を叱る。
満月博士の屋敷がなくなり、助言を求めるのび太達に、魔界接近説は出鱈目、最近立て続けに起きている地震と台風も単なる自然現象に過ぎない、屋敷がなくなったのは、引っ越したからだと語り、一同に勉強するように促し、自身は屋根の修理に取り掛かった。

のび太と鉄人兵団

授業中に居眠りするのび太を叱るが、「世界を守るために、徹夜していた」と反論され怒る。終盤、のび太を居残りさせる。


のび太のパラレル西遊記

妖怪世界で、いつもの姿から牛魔王のような妖怪に変身する。

のび太と雲の王国

理科の授業で、生徒たちに雲について教える。のび太の、「天国がある、雲はどこにあるのか?」という質問に激怒した。
数日後、「宿題をするのを忘れましたが、居残りする時間がないので、廊下に立ってます!!」というのび太の発言に、「廊下に立っとれー!!」、と返した。

のび太とブリキの迷宮

考え事をするのび太を叱るが、逆ギレされた為、廊下に立つように命じる。しかも、二回。(最初は旅行について、二回目は行方不明のドラえもんについて、考え込んでいた)

のび太の創世日記

劇場版のスタッフロールでは、のび太たち4人(+監修ドラえもん)が共同の自由研究として提出した創世日記が全ページ公開されており、
最後のページには先生が花丸をつけて「大変よく出来ました。これからも力を合わせて頑張ってください。」と評価している。
小学生の夏休みの宿題の域を完全に越えた壮大な創世日記にもところどころ触れられる監修の人にノータッチで普通に評価をつける先生もまた大物ではないだろうか。

のび太の宇宙漂流記

眩惑の星にて幻影として現れ、のび太に百点の答案を渡す。その後、オチ担当として登場し、0点の答案を貰い「幻じゃない!!」と喜ぶ、のび太とドラえもんを叱る。

のび太の太陽王伝説

庭で、盆栽の手入れをしているところに、ドラえもんとティオ(のび太と入れ替わっていた王様)が飛び込んできて、鉢植えを壊された。

追記・修正は廊下に立たされないようにお願いします。


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最終更新:2025年04月21日 11:53

*1 その際には作者の柳田理科雄が「なんでこう、読者諸君は『ドラえもん』の重箱の隅をつつくような質問をしてくるのだ。これで筆者がてんとう虫コミックス全50巻を読み返すのは4回目だぞ!」と語っている。(残るは「しずかちゃんの入浴率」「のび太の0点率」「ジャイアンのリサイタル」である)

*2 これはジャイアンとスネ夫が悪質なトリック写真でイタズラをしていたことが原因なのだが

*3 但し、これはの中である可能性あり

*4 それ所か『実物立体日光写真』や『入れかえ表札』ではジャイアンと共に暴力を振るおうとしているような描写がある。

*5 少なくとものび太が「5回に一度の0点が10回に一度0点になった」と認識しているということは数十回単位でテストをやっているのは確実

*6 「廊下に立たせる」という処分は授業からの追放つまり日本国民が等しく受けられる権利の一つである教育を受ける権利の侵害行為と見られるようになったため。

*7 ちなみにこのリストでは安雄も大山版で呼ばれた苗字「田中」を使ってフルネーム表記されていた。